福井県勝山市の「大師山清大寺 越前大仏」に訪れました
福井の観光地は、ほとんど訪れているのですが、「大師山清大寺 越前大仏」は馬鹿にして行かなかったのです。今回は昼食の時間までの時間つぶしのために寄ったのです。
「大師山清大寺 越前大仏」は、1987年にタクシー会社の創業者多田清氏により観光施設として創建されましたが、1996年から納税が困難になり、2018年に勝山市は滞納市税約40億円徴収する事をを諦める決定をし、土地、建物を勝山市が管理するようになったそうです。
それと同時に2002年(平成14年)臨済宗妙心寺派の寺院となり宗教法人となったことで無税になりました。
拝観料は当初、大人は3000円だったのですが、現在は500円にまで下がっています。
9:45に「大師山清大寺 越前大仏」の駐車場に入りましたが、日曜日なのに超広い駐車場に左右の端に数台ずつの自動車しか停まっていませんでした。
入り口が左右のどっちに近いのか分かりません。
しばらく待っているとタクシーが入ってきたので、そっちのほうに駐車しました。
案内表示には雲海特別観覧1000円って掲示されていました。
1000円払ってまで見たいと思わなかったのですが、ネットで確認すると500円になっていました。入口に行って1000円だったら帰ろうと思っていました。
参道がそれなりに長いのですが、完全なシャッター街って感じです。
営業しているお店も、観光客相手というより地元の人のための施設って感じです。
料金所に行くと入場料が500円だったので入る事にしました。期間限定で早朝と夕方だけ雲海が生じるショーが開催されるという事のようです。
「大師山清大寺 越前大仏」の施設の中にはトイレがないので、入る前に済ますよう説明がありました。
大師山清大寺 越前大仏は大仏殿と5重塔と日本庭園が主な見どころになっていますが、観光のために建造された施設ということで見ごたえはあります。
大仏もりっぱですが、とにかく仏像が多いです。
五重塔は内部に入ることができます。エレベータで上ることもできますが、階段を使って各階の見どころを見て回りました。
日本庭園は熊が出たとのことで立ち入り禁止になっていましたが誰もが気にせず入っていきます。
日本庭園は手入れが行き届いていないのが気になりました。
とはいえ、総合的には素晴らしい施設で500円出して見る価値は十分あります。
800円以上だと入る価値があるとは思えません。妥当な価格設定だと思いました。
駐車場に戻ってトイレに行こうと思って案内地図に記載されたトイレの場所に行くとトイレがありません。
駐車場にある大きく手洗いの文字が書かれた建物にも行ったのですが、閉鎖されていました。
案内地図に記載されたもう1つのトイレに行くと、やっとトイレがありました。
トイレを廃止したのなら、案内地図のその部分にガムテープを貼るなりの配慮ぐらいあってもよいのでは思いました。そのトイレに行って初めて気づいたのですが、「大師山清大寺 越前大仏」にはもう1つの巨大駐車場がありました。かつては、両方の駐車場がいっぱいになるくらい観光客が来ていたこともあったんだなあと感慨深かったです。
「大師山清大寺 越前大仏」には1時間30分滞在しました。
大師山清大寺 越前大仏の場所はこちら 福井県勝山市片瀬50−1−1