2025年6月2日
備蓄米が放出されて人気を集めてるそうですが、備蓄米放出で倉庫の会社が困っているって報道されていた。
それで、倉庫会社に支払っていたコストをそのまま倉庫会社に補助するって話もあるということです。
そういう事なら、今ある備蓄米をどんどん放出して、コメを輸入して備蓄米として保存すれば良いんじゃないって気がする。
有事のために、コメを備蓄するって必要な事だと思うんですよね。
今後も、コメが余るって状況は考えにいので、備蓄米は全量輸入米で賄っても良いんじゃないかと思う。
今みたいに何年も昔のコメを残さないで、ブランド米と標準米を明確に分けて、標準米は安い定額制で販売して、ブランド米のコメの価格は完全に市場に任せれば良いんじゃないかなあ?
輸入した備蓄米は標準米に混ぜて2~3年程度の保存で流通させてしまえばと感じます。
2025年6月9日
デイリー新潮の記事によると、備蓄米を預かる倉庫のうち、かなりの数をJAが運営しているそうです。
JAが備蓄米の相当量を保管しているのだから、中には「JAが倉庫に保管していた備蓄米をJAが落札した」というケースもあったかもしれない。その時にJAが急いで手元の備蓄米を卸に流してしまうと、倉庫の保管料は減少してしまう。
それで、最初の備蓄米の放出で市場に出回るのが遅れた面もあるそうです。
「JAが備蓄米制度に強い影響力を行使した問題は他にもあります。例えば備蓄米の保管方法は2011年に『回転備蓄』から『棚上備蓄』に変更されました。『回転備蓄』は備蓄米を数年保管した後、主食用の古米として市場に売却します。『棚上備蓄』は数年保管した後、飼料用など非主食用として売却します。
コメの価格安定を求めるJAが棚上備蓄にすべきと圧力をかけたことで棚上備蓄に変更になってそうです。
回転備蓄での財政負担は年150億円程度なのに対し、棚上備蓄は700億円が必要とのことです。
もし現在も回転備蓄を行っていたら、保管に使われる国民の税金は5分の1で済んだ可能性があります。しかも農水省の試算で保管期間は3年でしたが、今の制度は5年保管です。
農水省の試算では3年の保管期限を過ぎた「古古古米」は60キロ3万円、つまり5キロ2500円で売却できる。
棚上備蓄に変えれば古くなった備蓄米は非主食用として売却され、人間の食用としては出回らないのでコメの価格に影響しない。
つまり米の価格が安くならない事と。JAの倉庫保管料の収入を得るために棚上備蓄に変更させたの事です。
ちなみに備蓄米の「適性備蓄水準」を農水省は100万トン程度だが、備蓄米が放出された事例としては、2011年の東日本大震災と2016年の熊本地震が知られている。
その量は東日本大震災が4万トン、熊本地震が90トンだった。
2025年5月10日
文春オンラインによると、確認できる2009年以降だけで、28人の農水省職員がJAの関連団体に再就職していることが判明。
随意契約による備蓄米販売を断行した小泉進次郎農相に対して「自分で決めて自分で発表してしまう」と苦言を呈し、物議を醸していた野村哲郎元農相は、JA鹿児島県中央会出身の議員であるが、過去10年分の収支報告書もよると、JAとその関連団体から総額7000万円近い“JAマネー”が注入されていた。