権現山 柳滝巡り

9:00に「権現山 柳滝巡り」の登山口に着きました。
もう気温が30℃ありました。
途中、村の集落を通り過ぎて、交差できない狭い道路を通って駐車場にたどりつきました。

ちょうど福井ナンバーのグループの自動車が到着したばかりのようでした。
その他には自動車は停まっていませんでした。
駐車場にはトイレもありました。
長靴をリュックを入れて、長袖の登山服に登山ズボンで、いざ出発です。
ちょっと登ったところに、カタハ(ウワバミソウ)が生えていました。採取袋を持って来れば良かったと後悔しました。
5分ほど行くと、最初の滝「不動滝」が見れました。
いきなりの超迫力の大きな滝でびっくりしました。

もう少し進んだところで、登山靴を履き忘れたことに気づいて、駐車場に戻る事にしました。
登山靴を履いて、改めて出発です。
せっかく駐車場にもどったのに、採取袋を持っていくのを忘れて悔しい思いをしました。
疲れているのと暑いのとで頭の働きが鈍っていたのかもしれません。
カタハ(ウワバミソウ)は、リュックサックの長靴の中に入れる事にしました。
カタハ(ウワバミソウ)を探しながら、小さい歩幅で黙々と歩き続けました。
「不動滝」からさらに6分ほどで「お釜滝」がありました。
「お釜滝」は美しい滝でした。

「不動滝」から「お釜滝」の途中にも、ほかの地域だと名前を付けられているような滝がありました。
最初は、その都度撮影をしていたのですが、あまりにも数が多くキリがないのでやめました。
「お釜滝」から8分ほど進むと「布滝」がありました。
「布滝」も大きな滝でした。

「権現山 柳滝巡り」の道は、ほとんどが急坂の登山道で、かなりしんどいです。
「布滝」を過ぎたところで、スベリヒユを見つけました。
スベリヒユは雑草ですが、とても美味しいと聞いていたので、探していたのです。
どこにでも生えていると本には書かれていたのですが、今まで見つける事が出来なかったのです。
息も絶え絶えで歩き続けて「布滝」から30分ほどのところに「窓滝10m」と「こもり穴30m」の標識がありました。
窓滝の方向に10mほど進んで行ったのですが、落差のある小さい流れはあるけど、滝というほどの流れはでありません。間違いがないか何度か往復しているうちに、木の葉に隠れてうっすらと滝らしいものが見えました。よく見るとかなり大きそうです。
木の間に見えるので窓滝なのかもしれません。
近くに大きな滝があるのに気づくと、もう我慢できません。
行けるところまで近づくことにしました。
こもり穴に上がる鉄の鎖を利用して、岩を越えて、なんとか窓滝の全景が見えるところまで近づけました。

何枚か撮影して満足して戻ろうとしましたが、どの経路を通ってきたのか、分からなくなりました。試行錯誤して、なんとか鎖のある場所を見つけて戻る事ができました。
無事、「窓滝」の標識の場所まで戻れました。
最後の滝「夫婦滝」まで15分ですが、今までよりもっと急坂で狭いです。
途中何度も諦めて帰ろうと思ったけど、もう一生来ることが無いと思っていたので、我慢して頑張りました。
なんとか「夫婦滝」までたどり着きましたが、意外としょぼい滝でした。今までの滝が立派だったので拍子抜けしました。

駐車場から、ここまで2時間もかかりました。
普通は、松ヶ嶽神社の大モミから頂上を経て、裏参道を経て帰るのが一般的だと思いますが、もう登る気力は残っていなくて、来た道を戻る事にしました。
来た道は、狭くて急坂で滑りそうで、降りる時は危なそうです。
慎重に小さい歩幅でカタハを採取しながらカニさん歩きで下山しました。
下山は1時間かかりました。結局3時間滞在したことになります。
登山口まで誰にも会いませんでした。
駐車場には今朝見かけた福井ナンバーの自動車が残っていました。
汗で全身ビチャビチャなので、着替えをして帰る準備をしている内に、金沢ナンバーのバイクが来て、滝を目指して歩いて行きました。
ちょっと後で、石川ナンバーの自動車のご夫婦が来て、登って行きました。

帰って、家族にカタハを見せると、こんな細いの採ってきても、皮剥いたら食べるところが無いと言われへこみました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。