福井県の観光地は、ほとんど見て周りましたが、先日、音海大断崖に行ったので、夜叉ヶ池が行ってない唯一の主要な観光地になりました。
今庄で蕎麦も食べたい、車中泊もしたいということで、予定をたてました。
当初10月27日に行くつもりでしたが、直前になって天気予報が悪くなったので、延期して11月3日に出発することにしました。
3連休に行くのは混雑が心配だったのですが、紅葉の時期の夜叉ヶ池を見たかったので、行く決断をしました。
3連休だという事で混雑を避けるため、敦賀に寄るのはやめました。
夜叉ヶ池は山の中(累積標高1022m)にあり初心者向きとはいえ、登山になります。
2時間の登山 下り1時間30分 程度はかかるようです。
登山口には数十台(十数台と言っているサイトもあり)ほど車が停められる広場ありますが、ダムを超えてから15分間は舗装してない狭い道だということなので、交差を避ける意味でも、早めの時間に行った方が良さそうです。
特に紅葉の季節10月中旬から11月中旬は混みあうようです。
それで前日に車中泊して早朝から行く計画をたてました。
道の駅は候補地が4か所あります
道の駅 南えちぜん山海里 7:00~22:00 食事は朝食無し19:45 L.O. 車中泊可能
夜叉ヶ池登山口まで42分
道の駅 越前たけふ 8:00〜22:00 車中泊容認
夜叉ヶ池登山口まで54分
道の駅 西山公園 9:00~18:00 車中泊容認 普通車 74台
夜叉ヶ池登山口まで1時間10分
道の駅 河野 8:30~19:00
夜叉ヶ池登山口まで1時間10分
道の駅 西山公園を5:40に出発して7:00に夜叉ヶ池登山口の駐車場に付きました。
広野ダムから夜叉ヶ池登山口への道は狭くて舗装もしていないとネットでは書かれていたのですが、ちゃんと舗装してありました。これで舗装してなかったら怖いだろうと思いました。
舗装していただいて、どうもありがとうございました。
夜叉ヶ池の駐車場には、すでに2台の自動車が駐車していました。
2台とも着いたばかりだったようで、登山の準備をしていました。
夜叉ヶ池登山口の駐車場には十数台の自動車が駐車できそうな感じです。
少し手前にも、駐車場として利用できそうな空き地があったので、両方合わせると30台程度駐車できるのかもしれません。
りっぱなトイレも整備されていました。
準備をするのに30分ほどかかり7:30に鳥居をくぐって登山の出発です。
しょっぱなから、急な段差のある斜面があり、たどり着けるのか不安になりました。その後も、片側はかなり高い絶壁の1m足らずの狭さの登山道が続きます。
登山道には落ち葉が大量に落ちていて、しかも濡れている箇所もあり、ちょっと怖いです。
登山靴は絶対に必要だと思います。
30分ほどして川の対岸に夜叉ヶ滝が見えました。
休憩がてら、撮影しました。
離れていたので、NDフィルター無しで、撮影できました。
ISO100、f4.5、シャッタースピード0.8秒で撮影できました。
さすがに三脚は必要でした。
その後も、段差の大きい急斜面や急なカーブの多い登山道が続き、なんでこんなとこに来たんだと後悔しました。
登山する度に、途中で後悔します。
40分程登って夜叉ヶ池まで2000mの表示がありました(8:08)。まだまだ先は長いです。
11分ほど登って、夜叉ヶ池まで1500mの表示がありました(8:19)。
それから、しばらく登りましたが、いつまで登っても1000mの表示がありません。
いきなり到着ってパターンなのかなと思っていたのですが、そんなに甘くは無いです。
25分ほど登って、やっと夜叉ヶ池まで1000mの表示がありました(8:44)。
ぎゃーって感じです。
まだ1000mもあるのかと絶望的な気持ちになりました。
さらに30分ほど登って、やっと夜叉ヶ池まで500mの表示がありました(9:16)。
16分ほど登って、夜叉ヶ池まで200mの表示がありました(9:32)。
5分ほど登って、夜叉ヶ池まで100mの表示がありました(9:37)。
途中、何度か休んで夜叉ヶ池に着きました(9:43)。
結局、夜叉ヶ滝の撮影時間も含めて2時間13分かかりました。
めちゃくちゃ辛かったです。途中で両足の太ももが痛くなりました(途中でおさまりました)
夜叉ヶ池はゲンゴロウの生育地として有名なようで、池の周りにはロープが張られていて立ち入り禁止になっていました。
夜叉ヶ池の周りは木の板の通路が設置されていますが、滑りやすい箇所もありました。
ベンチも整備されていました。
ベンチ側からは逆光で撮影に適していませんでした。
周りの樹木は落葉が進んでいました。紅葉目的には、ちょっと遅かったのかもしれません。
夜叉ヶ池は一周を周れるようにはなっていなくて、半周くらいしか回れません。
夜叉ヶ池のベストポイントは岐阜側を少し登ったところだと聞いていたので、もう少し頑張ってみることにしました。
夜叉ヶ池の岐阜側に出ると、右と左にT字路になっていました。
両方登る自信が無く、他の人に、どちらに行った方が景色が綺麗ですかと聞くと、右側の方がハート形に見えて綺麗だと言うので、右側の道に行きました。
急斜面の段差が多い岩場の登山道でした。
怖かったので慎重に登りました。
3分ほど登って、夜叉ヶ池の全景を撮影できました。
降りてきた人に、もっと登ったら、もっと景色は良いですかと聞くと、夜叉ヶ池の撮影に関しては、登っても一緒だという事だったので、もう戻る事にしました。
降りる時も怖かったです。
降りてから、夜叉ヶ池の周りの板の通路を歩いていて、滑って転びました。怪我しなくて良かったです。
夜叉ヶ池のベンチで少し休んで、下山する事にしました(10:20)。
少しでも負担を減らすため、カメラなど持ち物を全部リュックに入れて、杖を取り出しました。
下山は心臓にとっては負担が少なく楽なのですが、段差の大きい急斜面は足の負担が大きいです。
かなり慎重に、ゆっくりと下山しました。
杖を持って行って良かったです。下山に杖は必需品です。
登りの時には、夜叉ヶ池までの距離の表示は見落とすことは無かったですが、下山の時には随分見落としました。登る時と下る時では視野が違うんだと思います。
下山途中で湿ったところで滑りました。転ばないで良かったです。
下山には1時間10分かかりました。
登る時には、随分抜かれましたが、下山時には抜かれませんでした。
多分、せっかく登ったのに、すぐに下山する人は少ないのだと思います。
途中登る人に出会いましたが、11:00を過ぎると出会う人がばったりいなくなりました。
11:30に駐車場に着いたのですが、今から登ろうとしている4人のグループがいました。
若い学生風の人3人(男性2人と女性1人)と、ちょっと年齢差がある男性1人のグループです。
2時間で登れますかと聞かれたので、登れるけど途中で暗くなるかもしれませんと答えました。
登っていってから気づいたのですが、スニーカーを履いていました。杖も持っていませんでした。大丈夫かなあ?
ちなみに駐車場は、まだまだ駐車の余裕がありました。
夜叉ヶ池は駐車場の心配は必要なさそうです。
往復でスポーツドリンク500cc 2本飲みました。
荷物を片付けて、駐車場を11:45に出発しました。
さすがに、これから登ろうとする人はいないだろうという事で、交差の心配をすることなく安心して帰れました。