最近、岐阜・名古屋を中心とした地域の下道車中泊旅行にはまっていますが、今回は三重県まで足を延ばしました。
滝めぐりがメインなので、熊に出合わないようにと、お祈りしました。
三重県って熊が少ない地域のようです。
日の出 6:20 日の入 16:55 最高気温20℃ 最低気温10℃
2025年11月6日(木)
16:00に金沢を出発して「道の駅 藤樹の里あどがわ」に向かいました。
今回もスマートフォンのカーナビmovLinkに誘導に従って行きましたが前回の教訓でカーナビにも立ち寄り場所の設定をしておきました。
経由ルートにある飲食店をGoogleMapで検索し、夕食は越前市の「アリスの小さな森」に入りました。
ディナーのおまかせセットA(肉料理と魚料理が付いてくる)1,500円を食べました。
少し甘めに味付けされていて、とても美味しかったし、ボリューム満点でお腹いっぱいになりました。

あとは、ただひたすらに目的地の道の駅 藤樹の里あどがわを目指します。
途中、市街地で渋滞している地域もありましたが、ほとんどが信号のない道路で快適にドライブできました。
20:30に道の駅 藤樹の里あどがわに着きました。
「道の駅 藤樹の里あどがわ」は、国道沿いにありますが、大型車が完全に離れていて、それほど騒音が気になりません。コンビニが併設されていて、道路の反対側には平和堂(スーパーマーケット)もあり便利です。すぐ近くに、すき家、マクドナルトもあります。
50台ほどの自動車が車中泊していました。
睡眠薬を1錠飲んで、すぐ眠りましたが、2時間ほどで目が冷めたので、もう1錠飲みました。

2025年11月7日
4:00に起きて、準備をして「道の駅 藤樹の里あどがわ」を出発して、6:00前に鶏鳴の滝に着きました。朝食は買っておいたパンで済ませました。
鶏鳴の滝近くは、交差できないかなり狭い道だったし、手前を鹿が横切ってびっくりしました。
まだ暗かったので、明るくなるまで休憩しました。
駐車場にはトイレが設置されていました。
日の出の6:20から20分経って随分明るくなったので、出発する事にしました。
しょっぱなから「クマ出没注意!!」の看板が出ていて、ビビりました。
滝の石は濡れていて藻がこびりついている事もあるので滑りやすいです。
登山靴、登山服、ヘルメットを装着して行きましたが、2回転んで、1回は水たまりで転んだので、服がビチャビチャになりました。でも、すぐに乾いて平気でした。
最後の神有の滝(かみありのたき)まで1時間20分かかりました。
駐車場に戻ったのは8:30でした。1時間50分もかかったことになります。
綺麗な滝が多い鶏鳴の滝でした。
途中、誰にも会いませんでした。
帰りにスマートフォンのカーナビアプリmovLinkを立ち上げたらインターネットが繋がらないようで使えませんでした。
カーナビにも目的地を登録しておいて良かったです。

垂尾(しだりお)の滝

白神(しらがみ)の滝

鶏名(けいめい)の滝

白蛇(はくじゃ)の滝

白布(はくふ)の滝

岩しだれの滝

神有の滝(かみありのたき)
8:30に鶏鳴の滝を出て、9:50に赤目四十八滝に着きました。
赤目四十八滝は、宿泊施設や食堂、お土産屋さんが並んでいて、完全な観光地って感じでした。
鶏鳴の滝の入り口が水族館になっていて、そこで料金1000円を徴収される仕組みになっていました。
ひと通り見て周るのに5時間弱かかり14:30に戻りました。
滝と呼ぶにはおこがましい流れもあったし、標識が出ているけど見つけられない滝もありました。
途中で滑って川に片足落ちてしまいました。登山靴だったので、靴下を絞ったら特に不快感も感じなく大丈夫でした。
どっと疲れたし筋肉痛になりました。

霊蛇滝

不動滝

乙女滝

千手滝

布曳滝

竜ケ壷

陰陽滝

姉妹滝

柿窪滝

骸骨滝

斜滝

荷担滝

夫婦滝

雛段滝

琴滝

琵琶滝

岩窟滝
昼食は、駐車場近くの「見晴亭」でとりました。「見晴亭」では名張市の名物「牛汁」を食べられるということで入ったのです。
牛汁定食1300円を注文しました。
牛汁って、少量の牛こま切れと目玉焼きととろろ芋が入った醤油と生姜味のめった汁でした。
あまり美味しくなかったです。

15:00に「見晴亭」を出て、疲れをとるために「ラムちゃんパーク 榊原温泉 湯の瀬」に向かいました。なばなの里の中間地に位置し、年齢によっては平日350円で温泉に入浴できる施設です。
着替えもしたかったので、どうしてもお風呂に入りたかったのです。
16:30に「ラムちゃんパーク 榊原温泉 湯の瀬」に着きました。
お湯に入るとヌルヌルっとして、いかにも温泉って感じです。
露天風呂もサウナ風呂もあり、シャンプーやボディソープも設置されています。
疲れもとれて随分楽になりました。
17:00に「ラムちゃんパーク 榊原温泉 湯の瀬を出て、次の目的地「なばなの里」に向かいました。
ラッシュアワーにも重なって「なばなの里」には19:00になってしまいました。
駐車場は満車とまではいっていなかったけど、空きスペースを探すのに苦労する程度には自動車が入っていました。
入場料2500円(11月21日まで 1000円商品券含む 小学生以下は無料)を支払って入園しました。
なばなの里の入園料は、11月22日から12月22日まで3000円、12月23日から25日は5000円です。
入場チケットを購入するまでに30分待ちもあるので、コンビニで前売り券を購入するのが推奨って事でしたが、すんなりと入場チケットを購入できました。
入園前の会場外側も綺麗なイルミネーションでしたが、中に入ると、とにかく凄かったです。
プロジェクションマッピング風のLED照明もあったし、京都の紅葉庭園のライトアップを感じさせるイルミネーションなどもあって半端ない美しさでした。
入場料2500円にはベコニアガーデンの入館の料金も含まれているので、入ってみました。
ベコニアの匂いが凄くって匂いをかぐだけで幸福を感じられました。
翌日になっても服に匂いが残っていました。
こちらも綺麗でした。
1000円の商品券を無駄にするのも惜しいので、閉園間際にお土産店に駆け込みました。
イカの塩辛と大根と生姜・白瓜・紫蘇を細かく切って醤油漬けした漬物を購入しました。
レジの行列はかなり長かったです。イカの塩辛は美味しかったです。
「なばなの里」では、2時間滞在して、まだ見たりないくらいでした。
2500円の価値は十分あると思いました。
みんな同じ時間に帰るので、駐車場から出る時の渋滞が気がかりだったのですが、それほどでは無く安心しました。







夕食は、なばなの里近くの「佳美」を予定していました。
三重県名物のトンテキやとり肝たれ焼きが食べられるお店ということで、楽しみにしていたのです。
「佳美」に着くと明かりが消えていました。
当初、なばなの里には17:00に入る予定が19:00になってしまったので閉店していないか心配はしていたのです。ネットで調べると営業は21:00まででした。
他に、桑名駅前で夕食の候補地を2店設定していたのですが、疲れていて気力が残っていませんでした。仕方ないので、夕食は諦めて、前もって用意していたパンで済ませました。
21:40に車中泊の予定地「道の駅 月の里南濃」に着きました。
30台程度の自動車が車中泊していました。
「道の駅 月の里南濃」は2度目なので安心して車中泊ができました。
睡眠薬2錠を飲んで、すぐに眠りました。
2:30に一度目が覚めましたが、二度寝しました。
2025年11月8日
朝食は岐阜のモーニングを楽しみます。
4軒ほど候補にしていたのですが、海津市の「館」に行く事にしました。
「館」は6:30開店ですが、開店してすぐの時間に行きました。
すでに常連と思われる多くの人が入っていました。
実際の開店は、もっと早いんだと思います。
近所で農業をしている年配の人がほとんで、とても楽しそうでした。
毎日、朝食に知り合いと合って、おしゃべりするのが楽しみにしているんだと思います。
とはいえ、長居して、いつまでもだべっているわけでは無く、適度な時間で帰っていました。
こういう施設って、有意義でいいなあって感じました。
「館」のモーニングはバターを塗ったト-ストとジャム、ナポリタンスパゲティ、ゆで卵、コーヒー、デザート(みかん)が付いて400円でした。
新聞も、さっと読めました。

7:00に「館」を出て、上小田井駅近くの駐車場に7:40に着きました。
地下鉄駅から近くて24時間まで800円なので便利なのです。
今回は24時間(翌日の同時刻まで)地下鉄全線乗り放題券760円を購入しました。
地下鉄は3回乗って、総額750円ですが、いちいち切符を購入する手間を考えると、地下鉄全線乗り放題券のほうが楽です。
早朝で時間つぶしをするために名城公園・名古屋城に寄りました。
8:30に名城公園に着きました。名城公園にはIGアリーナ(イベントやスp-ツなど多目的アリーナ)や複合遊具などがありますが、普通の公園です。
花が植えてあるフラワープラザは9:00からなので、まで見れませんでした。
11月は名古屋城の本丸以外は無料化実証実験で無料で公開するって企画をやっていたので見に行きました。
早朝開放もやっていましたが、ほとんどのスポットは9:00からの入場でした。いろいろ見て周りましたが、補修工事中という事もあり、池に水も入っていない状態だったので、見るべきものは何もありませんでした。
兼六園を見慣れているせいもあったのでしょうが、とても有料で見せれる代物では無かったです。
無料で当然って感じです。
名古屋城周辺の道路は両側に駐車している自動車でびっしりでした。
名古屋城に駐車場はあるのですが、無料駐車場のスペースは少ないし、有料駐車場は高いんです。
ちなみに有料駐車場はガラガラでした。
係員がいたので、この道路の両側は駐車しても良いのですかと聞くと大丈夫と答えていました。

結構歩き回って完全に疲れたし、筋肉痛もひどいです。
昼食は栄の「酒津屋中店」でとりました。
「酒津屋中店」では、メイン料理を13品から2品選べて990円というセレクトランチがあるのです。
「酒津屋中店」をGoogleMapで登録して探したのですが、地下は電波が届きにくく、しかも名古屋の地下街は通路が平行に複数あって。しかも複雑なので、見つけるのに苦労しました。
その間、スマートフォンの電池容量はみるみる減っていきます。
GoogleMapのナビは本当に電池の消耗が激しいです。
やっと見つけて、味噌カツと牛すじどてのセレクトランチを頼みました。
牛すじどては甘くてまあまあでしたが、味噌カツは薄いカツに市販の味噌ソースをかけただけみたいなもでした。ちょっと期待外れでした。

12:30に上小田井駅に戻りました。
残った地下鉄全線乗り放題券は、乗車券を購入しようとしていた子供に「よろしかったらお使いください」と差し上げました。
鉄道会社にとっては迷惑な話でマナー違反なのでしょうけど、誰かが幸運を感じられるんならいいかなって感じました。
あとは金沢へ向かって運転です。
金沢へ帰る下道ルートは揖斐川池田町ルートと九頭竜ルートと南砺ルートがありますが、いずれも同じくらいの時間(5時間30分)で帰る事が出来ます。
今回は南砺ルートで帰る事にしました。
まずは、道の駅 美濃にわか茶屋を目指しました。
前回、道の駅 美濃にわか茶屋で車中泊させてもらったので、買い物をして恩返しをしたかったのです。
徒歩のナビで使ったせいで、スマートフォンのバッテリーが83%まで落ちていたのですが、システムダウンするような音がして、マートフォンのカーナビmovLinkの誘導が滅茶苦茶になりました。画像の指示はそれほど酷くないのですが、声のメッセージが嘘ばっかりなのです。
仕方ないので、5km道なりになった時に、スマートフォンの電源を切って、充電専用にしました。その間はカーナビでの誘導です
道の駅 美濃にわか茶屋は、かなり駐車場が広いのですが、駐車スペースを探すのに苦労するくらい混雑していました。
道の駅 美濃にわか茶屋では、ニッキ寒天と十割そばと、しその葉ちびっこ胡瓜(漬物)を購入しました。柿がいっぱい売られていました。
ちょっと眠ろうとして横になりました。10分ほど意識が飛んで仮眠できました。疲れも随分とれて、頭もすっきりしました。

次の目的地は、郡上名物けいちゃんが美味しいと言われる「佐古尾商店 五石の鶏ちゃん」です。
16:10に「佐古尾商店 五石の鶏ちゃん」に着きました。
「佐古尾商店 五石の鶏ちゃん」は基本的には予約が必要だと知っていましたが、ネットの口コミで予約が必要なのはご飯を炊く必要があるからで、御飯が無くてもよければ予約しなくても大丈夫と言う感じだったので予約しなかったのです。
店頭に、食事は予約制11:00~14:00と掲示されていました。こりゃヤバイと感じでお店の人に聞いてみたのですが、やっぱりダメでした。
仕方ないです。
今回の旅行は食事に縁が無いです。

次はジビエ料理の「味処 高千代」に向かいました。
「佐古尾商店 五石の鶏ちゃん」で、けいちゃんを食べても、「味処 高千代」には行くつもりだったのです。
郡上から、ひるがの高原あたりの国道沿いの紅葉が見事でした。
まさに見ごろという感じでした。
白山など石川県の山の紅葉って黄色とかオレンジ色がほとんどで、赤はほとんど無いので、ぱっとしませんが、郡上~ひるがの高原は結構赤い紅葉が目につきます。
意図的に楓を植えてあるのかもしれません。本当に息をのむくらいの美しさでした。
この時期、夕方5時ぐらいから暗くなって、白川郷から金沢までの道路って、狭くて曲がりくねっているのに街灯は無いし、怖いんです。
しかも皆さんスピードが凄いです。
先頭を走っていて後ろにつかれるとプレッシャーがかかるので、なるべく路肩の広い場所に停まって、追い越してもらうようにしてるのですが、その後をついて行こうにも、制限速度50キロの道路で70キロで走っても引き離されて見失ってしまうんですからびっくりです。
これって今回だけの事では無く、前回も同様でした。
なんとか18;00に「味処 高千代」に着きました。
明るい看板もないし、店内もほのかな灯りがついているだけだったので、お店やってるか不安だったのですが、ちゃんと営業していました。
今日はジビエの鍋を食べようと思っていたので、ジビエの鍋はどれが一番おすすめですかと聞くと熊鍋(2300円)が一番人気があるということなので熊鍋を頼みました。追加300円でおじやもできるようです。
熊鍋も期待にたがわず、とても美味しかったです。熊肉も硬いだけでなく脂ものって美味しかったです。
つい最近捕れた熊の肉で、やっぱり新鮮な肉は美味しいのだそうです。ラッキーでした。
俊は珍しもの好きなのでジビエがあると、つい食べたくなるのですが、ジビエの肉が美味しいと思ったのは初めての体験でした。

金沢には20時過ぎに帰宅しました。
後片付けは、ほとんど後回しにして、風呂に入ってビール飲んで寝ました。
翌日は、手すりにつかまなければ階段を降りられなかったです。