NEC MultiWriter 5000Nを修理した Brotherと部品の互換

LAN接続のレーザープリンターNEC MultiWriter 5000Nが印刷時に汚れるようになりました。
最初は1度に大量(20枚程度)のプリントをする時だけの症状だったのですが、段々症状が重くなって1枚印刷しても汚れるようになりました。

トナーが古くなったので、汚れるようになったのかなと思ってトナーを交換したら、しばらくは調子が良かったのです。でもしばらくすると、また調子が悪くなりました。
リサイクルトナーだから、不良品だったのかなと思って、またトナーを交換したのですが、症状が改善しません。
トナーが原因で無いとすると次に考えられるのはドラムです。
でもドラムって10000円ほどするんです。リサイクル品もあるのですが評判は良くないんです。
もし10000円で購入して、他に原因があったりすると目も当てられません。

NEC MultiWriter 5000Nの互換トナーを購入すると、BROTHERのトナーが送られてくるので、BROTHERのレーザープリンター(HL-2170W、HL-2140、MFC-7840W、MFC-7340、DCP-7040、DCP-7030」や富士ゼロックスのレーザープリンター(DocuPrint 2020)と部品の互換性があるような感じです。それらは全部、BROTHERで製造しているようです。
それで、メルカリで互換性のある機種の純正ドラムが出品されてないかチェックしていたんですが、メジャーな機種では無いようで、なかなかそれらの機種のドラムが出品されません。

しばらく待っていると、BROTHERのHL-2170Wのジャンク品(紙詰まりするけど400枚程度の印刷)送料込み3000円というのを見つけ購入しました。不要な部分を捨てるのが面倒なので、トナーとドラムだけを送ってもらいました。

さっそくトナーとドラムを取り付けてみようと思ったのですが、NEC MultiWriter 5000Nに挿入できません。
見た感じ同じなんだけどなあ。

でも、よく見ると若干違ったところがあります。
他のメーカーのトナーとドラムを購入しないようにメーカー毎に、形状を若干変えているようです。
画像の下のNEC MultiWriter 5000N用のトナーの裏側には突起物は無いですが、画像の上のBROTHERのHL-2170W用のトナーの裏側には突起物があるのです。リサイクルのトナーはBROTHERのトナーだけど突起物は切ってありました。

ニッパとカッターとやすりで、リサイクルトナーと同様に、突起物を削ったらNEC MultiWriter 5000N用のドラムにも使えるようになりました。

NEC MultiWriter 5000N用のドラムと、BROTHERのHL-2170W用のドラムでは若干形状が違っていて、NEC MultiWriter 5000の蓋が閉じれなくなっていました。
画像の上のNEC MultiWriter 5000N用のドラムは、下の画像の矢印の位置で、蓋の突起物が収まるようになっていて、画像の下のBROTHERのHL-2170W用のドラムだと、その部分が空いていないので蓋の突起物にぶつかるのです。

こちらのほうもニッパーとカッターで画像の下のDR-21Jを画像の上のPR500D-31の矢印のように削りました。ちょっと汚なくなりましたが大丈夫です。

NEC MultiWriter 5000Nに実際に設置しましたが、汚れもなく綺麗にプリントできました。

完全に修理成功です。やったね。

トナーの予備が増えたので、当分トナーを購入しなくても使えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。