ファミリーコンピュータの復活

アンパンマンが大好きな幼児に、ファミリーコンピュータのアンパンマンゲームをさせてあげようと30年ぶりにファミリーコンピュータを起動させようと思いました。

ファミリーコンピュータって、どうやってテレビに繋げるんだったっけと調べてみると、基本的にはアナログ放送のチューナにアンテナ経由で入力するんでした。

さすがにアナログチューナー付きのモニターって今の時代には発売されていないです。
地デジに完全移行したのが2012年3月なので、入れ以前のテレビがあれば使えるという事で探してみました。

予備に置いてあったシャープの液晶テレビLC-19K5が大きさもちょうど良いし、アナログチューナーも付いているので使えそうです。
PIN入力、パソコンのアナログ入力、HDMI入力があって、USBでハードディスクを接続すると予約録画もできるという優れものです。

さっそく繋いで、カセットを入れて電源を入れると、なんの反応もしません
ファミリーコンピュータには電源が入った時に表示するパイロットランプが無いので、電源が入っているのか入っていないのかも分かりません。
テレビはチャンネルを合わせても、シャーっという音とノイズが出るだけで全く映りません。

長い事使っていないため、アンテナ(RFスイッチ)やACアダプタの接続の金属部分が汚れていたので、紙やすりやピカールや接点復活剤でクリーニングしました。
カセットの接触部分も、ピカールと接点復活剤でクリーニングしました。
でも状況は変わりません。

ACアダプタをテスターで調べましたが、定格はDC10Vですが、13.6Vでした。
多分正常なのだと思われます。

ネットで調べるとファミリーコンピュータの基盤にあるヒューズの断線かコンデンサの破損が原因である可能性が大きいということなので、分解する事にしました。
底にあるプラスボルトを外すと簡単に分解できました。でもヒューズは無かったです。

製造の年によってヒューズがあったり無かったりするようです。
6.3V1000μFのコンデンサが付いていたので、パーツ屋さんで購入して交換しました。
でも、状況は変わりません。

アンテナへの接続のRFスイッチも分解して点検しましたが断線は無いようです。

これで修理は諦めて、中古のファミリーコンピュータを入手する事にしました。
でも、ほとんどが動作未確認のものばかりで、動作確認品は結構高いのです。
地元で受け渡しできるフリマ(ジモティ)に動作未確認で本体だけ1500円というのが出品されていてました。
ショップ出品だったので、付属品やモニターを持って行くので、動作確認したうえで購入する事は可能かと聞くとOKだということだったので、お願いする事にしました。
お店に行って繋いでみると、やっぱり状況は同じで、シャーっという音とノイズが出るだけで全く映りません。
お店の人が、2台で3500円のファミリーコンピュータもあるので、動作したら1台1500円で良いですよと言ってくれたので、確認してみました。
でも、やっぱり状況は同じで、シャーっという音とノイズが出るだけで全く映りません。
2台で3500円のセットにRFスイッチが1個付いていたので、使ってみましょうかと言ってくれたので、試してみようとしたのですが、形状が違っていたのでテレビに接続できませんでした。

そういう訳で、お店の人にお詫びして諦めて帰る事にしました。
ファミリーコンピュータ本体は壊れていないという前提で、家に帰って、いろいろ試行錯誤しました。
ひょっとしてと思って、アナロク放送のチャンネル設定を確認してみたら、1チャンネルの設定が55CHになっていました。
液晶テレビLC-19K5も随分前に中古で購入したものだったのですが、アナログチューナなんて使ったこと無かったので気が付かなかったんです。
1チャンネルの設定を1CHに戻したらバッチリ映りました。
やったね!

ちなみに、いろいろ親切にしていただいたお店はアクトサービスという会社で、改めて報告とお詫びをしておきました。
今度、アクトサービスで何か購入してこようと思います。

 

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