「抵抗の拠点から 朝日新聞「慰安婦報道」の核心」青木理著を読みました。
朝日新聞の「慰安婦報道」についてのマスコミ各社の対応に、凄く違和感を感じていたのですが、改めて現在直面している問題点の深刻さを痛感しました。戦前のように着々と抑圧社会に向かっているという感じです。
最初に従軍慰安婦の事を記事にした朝日新聞の元記者について、高校生の娘の写真や実名をさらして「自殺するまで追い込む」なんて事をネットで投稿するようなネトウヨと呼ばれる存在も気色が悪いです。警察も万引きを装った動画を投稿するイタズラを組織をあげて検挙するより、こういう恐喝をなんとかすればどうかと思うけど。
安倍首相をはじめとする、朝日新聞を快く思っていない勢力が、朝日新聞をたたこうという意思のもと朝日バッシングを仕掛け、それに各マスコミが同調してお祭り騒ぎをするという構図が、学校でのイジメの構図と同一のように感じます。なかでも読売新聞の老害の影響が目に余ります。
朝日新聞は購読してないのですが、民主主義を守る姿勢を貫こうとしている唯一のマスコミとも言える朝日新聞には頑張って欲しいです。
戦争に反対することすら出来ない世の中にならないように・・・・・