今日は、久しぶりに一里野音楽祭に行ってきました。今日は息子と2人です。息子はユーロビートやアニメソングばっかり聴いているので、少しはまともな(?)心がこもった音楽を聞かせようという作戦です。今日のお目当ては千寿と泉谷しげるです。
10:10頃に自宅を出て、途中、100円ショップと親戚に寄って、一里野温泉スキー場である会場に着いたのは11:50でした。道路は思ったほどの混雑もなく、駐車場も会場から近い場所を確保できました。
当日は、金沢駅9:30発、会場11:30着、会場16:30発、金沢駅16:30のバスも運行されていたようです。ちなみに往復1600円でした。
日焼け止めを塗って、帽子をかぶって、クッション式のシートを持って、飲み物を持って、万全な体制(?)でいざ会場へ。
それなりに観客は集まっていましたが、いくらでも絶好な位置を確保できる状態です。ステージは屋根がありますが、観客席はまともに陽が当たる芝生です。出演者を近くで見える絶好な場所より、木陰がある後ろの方が観客が多いような状況でした。
無料コンサートなので、主催した地元に、お金を落とさないといけないということで、クッション式のシートを確保した場所に置いて、グルメブースで食料を調達です。焼きそば、うなぎ丼、鶴来うどん、冷やし担々麺、クレープ、焼き鳥、ソフトクリーム、かき氷、イワナの塩焼き、鶏の唐揚げ、フランクフルトなどが売られていました。
とりあえず、2人とも冷やし担々麺を食べました。なかなか美味しかったのですが、麺が柔らかく量が少なかったのが残念な気がしました。せめてコシの強い麺を使えば、ずっと満足度が高かったと思います。惜しいです。
その後、焼きそばと焼き鳥を食べました。焼き鳥は5本で400円と安くてびっくりしました。焼き鳥って、スーパーで焼いてないのを買っても1本80円くらいするみたいです。客席は暑いので、温泉センター天領のロビーで食べました。やっぱり建物の中は涼しいです。
プログラム(出演順)が公表されていなかったので、千寿が何番目に出演するのか知らなかったのですが、会場に出演順と時間が掲示されていました。オープニング12:45、千寿12:50、noid13:20,奥華子14:00、泉谷しげる14:50、金城大学ダンス部ダンスパフォーマンス15:30です。つまり千寿は一番最初です。
全く知らなかったのですが、今日の音楽祭はMROラジオで生中継されているとの事でした。そういうことであれば、時間もピッタリに進行されるのだと思います。生中継されるのなら予約録音しておくのだったと後悔しました。
会場ではCDの販売ブースもあったので、自分が持っていない千寿のCDがないかなと覗いてみたのですが、販売しているのは奥華子と泉谷しげるのものだけでした。
20分前には確保した客席に戻りました。暑いながらも、適度に風が吹くし、時々日差しが雲に隠れたりと、思ったほどの苦痛ではありませんでした。
予定より少し遅れてオープニングが始まりました。千寿さんは、ひょっとして浴衣で登場かなと思っていたのですが、赤いドレスでした。真夜中のハイウェイから始まって4曲の演奏がありました。いつもながら千寿の歌は良いです。30分なので、あっというまに終わってしまいました。
noidの演奏は個人的にはピンと来なくて、かき氷を買いに行くついでに、控えのテントのところに行くと千寿さんがいました。それで千寿さんと少しお話ができました。千寿さんは、ファンの人ひとりひとりに丁寧に応対して記念撮影とかもしていました。
かき氷は3軒のブースで売られていたのですが、ライブが始まる前は、1軒が250円で2軒が300円だったのに、300円だった2軒のうち1軒が200円に値下げされていました。そうなれば200円のブースで買っちゃいます。
かき氷を食べたのは久しぶりだったのですが、鼻と額の間のところが、何度もツーンときました。
奥華子はインディ時代に、路上ライブとかでCDを手売りで1年で2万枚売ったという事でした。CDを手売りで2万枚売るというのは凄い事です。最初は、パソコンで焼いて販売していたそうですが、さすがに2万枚はパソコンで焼けないという事で業者に制作を依頼したということでした。奥華子のライブについては、声は自分好みでは無かったのですが、良い曲ばかりで、とても良いライブでした。
この時間になるとスタート時間と比べると随分と観客が増えていました。
いよいよ、泉谷しげるが登場したのですが、最初から泉谷しげる独特の毒舌のオンパレードです。客席に向かって帰れコールや、客席に向かって、水をかけたり、キャップを外した水入りのペットボトルを客席に向かって投げつけたりやりたい放題です。もちろん、観客は泉谷しげるらしさを楽しんで、のりのりです。
最初の方は、最近の曲を中心に演奏されていて健在ぶりを披露していました。泉谷しげるは元気いっぱいで、こちらまで元気を与えられました。気合の入った演奏とは裏腹に、だるいので面倒くさいとかの毒舌を交えながら、頑張っていました。期待しながらも、まず演奏されるはずないと思っていた「黒いカバン」も演奏されました。
途中から、泉谷しげるの指示でステージ前のロープを外して、観客にステージの前まで来るように煽って、それからは興奮のるつぼです。観客もスタンディングでジャンプあり、踊りあり、大声で叫んだりです。泉谷しげるのほうから、年寄りはジャンプしなくて良いから、写真を撮ってろってメッセージ。どんどん撮って、ネットにアップしろって叫んでました。
代表曲の春夏秋冬も歌われたり、最後には、泉谷しげるが観客席の方に来て、歌いながら歩き回るなどサービス満点のステージでした。この短い時間にこれだけ盛り上げる力量は凄いです。
泉谷しげるのライブが終わって、観客が続々帰っていったのですが、最後に金城大学ダンス部のダンスパフォーマンスが残っています。観客が少ないと寂しくなって可哀想かなという気もして最後まで見る事にしました。泉谷しげるを最後にしなかったのは、帰る人が集中すると渋滞が激しくなるので配慮したっていうこともあるのかなあと思います。ユニフォームは、もうちょっと工夫があった方が良かったかなあと思いましたが、なかなか楽しめました。途中で雷の音がしてびっくりしました。
一里野音楽祭に参加して、自分はとても楽しめたし満足できましたが、息子も楽しめて満足できたと言っていました。連れて行って良かったです。
帰る時に、雨が降り出しました。