今日は,湯涌温泉に行く用事があって,たまたま「氷室の雪詰め」があって見学してきました。
竹久夢二館と湯涌総湯の間にある坂をあがっていくと足湯があって,それから階段をあがっていくと薬師寺境内に藁葺きの氷室小屋がありました。スコップやスノーダンプで藁葺きの氷室小屋に雪を入れるのですが,一般の観光客も雪詰めに参加できます。
氷室は冬に貯めた雪で氷や食物を保存する天然の冷蔵庫の役目をするものです。
「氷室の雪詰め」は江戸時代に将軍家へ献上するための氷作りを再現した行事で,毎年6月30日には氷を取り出す「氷室開き」が行われます。金沢では7月1日には氷室開きにちなんで氷室饅頭を食べる習慣があります。
竹久夢二館の広場にはソリの滑り台とか,氷室饅頭,温泉たまご,柚子サイダー,めった汁,朱鷺の湯回数券などを販売しているテントがありました。
当日の予定は
9:50 ふれ太鼓
10:10 清めの儀
10:20 仕込み始め (一般客仕込み体験)
10:30 めった汁販売開始
10:45 太鼓の演奏
11:30 イベント終了
です。
「氷室の雪詰め」は毎年1月の最終日曜日に行われるのですが,今年は例年にない賑わいだったそうです。
現在,氷室の雪詰め(仕込み)小屋は暫定的に薬師寺境内に設置されていますが,玉泉湖の湖畔に戻す予定になっています。
氷室の雪詰め(仕込み)
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