福祉用具で変わる介護のある暮らし

福祉用具で変わる介護のある暮らし 浜田きよ子/寺田和代著 を読みました。

紙おむつの事とか、福祉住環境コーディネーターの資格試験のために勉強したのに全く知らないことが多く、そういったことが判りやすく書かれていて、とても役に立ちました。
良い本です。
介護者のファッションも今後の需要が伸びそうだという気がしました。

介護保険の住宅改修費の支給は引っ越しした時や要介護度が3段階以上あがった場合には再度利用できる。
介護保険で介護ベットをレンタルしていて入院すると、介護保険でベットをレンタルできなくなる。外泊時に介護ベットを借りる場合は実費になる。

介護ベットの足上げ機能は、背上げ時の骨盤の固定と、足が少し楽になるためのもの
背上げには、背抜き(背中の圧迫を取り除く介護)も重要

ベットのマットレスはいろいろ試して自分に合ったものを選ぶ

介護ベットのサイドレールを手すりとして使ってはいけない。介助バーを使う。

ベットでテーブルを使う場合はベット昇降時にぶつからないように注意

円背の人の車椅子は背もたれの張りが調整できるものが便利

ベットから車椅子の移動が必要な場合はトランスファーボードを利用し、車椅子はアームサポートが脱着できるか跳ね上げられるタイプで、ブレーキレバーが座面より低く、レッグサポートが脱着できることが必須

着脱しやすい衣服とはトップスは大きなボタンの前開きタイプ、前開きで無い場合は、かぶりタイプで襟ぐりが伸縮性が高いもの。襟ぐりが広いものを着る際には首元にマフラーやスカーフ

浴室(浴槽も含めて)には滑り止めマット
お風呂の手すりは跨いで入る場合と座って入る場合は手すりの位置が違う

介助用車椅子の下り段差、急な下り傾斜は後ろ向きに降りる

大人おむつの大手3社はユニチャーム・花王・P&G(他の資料より)

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