おひとりさま介護 村田くみ

介護にいたる経緯に関して参考になる本は無いかなと、図書館で探していたら「おひとりさま介護 村田くみ」という本を見つけて読んでみました。
母と2人での生活の独身女性が、母親の介護が必要になってからの経験について書かれた本です。

医療機関では一定期間で退院させられ、その後の生活についての配慮や、入院中の廃用症候群に対するリハビリなどの意識が欠如している場合が多いので、そういう事の知識が無く医療機関の言いなりになっていると、健康な高齢者が一挙に要介護になってしまうという事が再認識させられました。
ちなみに妻の母親も、まさにそういう感じでした。いつまでもリハビリしないので大丈夫かなあと漠然と思っていたのですが、医療機関やお役所が判断しての事だから、そんなものだと思っていたのですが、福祉住環境コーディオネーターの勉強をして、完全に判断ミスで必然的に起こった事だと後で気づきました。
とにかく入院初期のリハビリの重要性を認識していないと、酷い事になります。

介護サービスを受ける場合の費用は、世帯全体の所得によって決まるので、場合によっては世帯分離についても検討したほうが良いようです。場合によっては負担額が1/6から1/3になったりします。
世帯分離にはメリットとデメリットがあるので、よく検討するのが良いです。

要支援に認定されると、介護保険制度でショートスティを利用できるので、介護者の負担も随分軽減できるようです。

「24時間介護相談ダイヤル」や「介護者の会」やGPSで位置を確認できる「ココセコム」、居室内の見守りセンサーでの安否確認が行われる「あんしん入居制度」などが便利だそうです。

インターネット
http://www.wam.go.jp/
http://www.kaigo110.co.jp/
http://fukushi.com/
http://fukunavi.or.jp/fukunavi/
http://www.kaigokiki.com/
http://www.net-kaigo.com/

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