2014年3月2日
6年前に1階の倉庫から水漏れが始まって、台所の排水の工事をしても治らず、時期的に必要だった天井防水、外壁もしたけど解決しませんでした。水漏れは冬だけに起きる現象だったのですが、結局原因がわからずじまいでした。家族の顔を立てて工事を頼んだ業者が、予定工事が終わってそれほど立たないときに倒産して、水漏れはそのままになって、段々酷くなってきました。最近では1日にバケツ1個分以上の水が落ちてきています。水道局に水漏れの水質を調べてもらったら、水道水の水漏れではない事が確認できました。
知人に高い脚立を借りたのを機に自分で調べてみることにしました。
点検窓から見ると、鉄骨に水滴がいっぱい付いていて、それが溜まって落ちているようです。2階からは水が落ちていないようです。ネットで調べると、どうも結露というものらしいです。なんで建設業者が見て原因が判らなかったのか不思議でしかたありません。
結露が起きている鉄骨は、台所の下に位置していて、しかも出窓がある2mくらいの範囲の場所だけのようです。そういう状況なので建設業者が台所から漏れてるかもしれないと言われれば、そうなのかなあと思ったり、出窓から漏れたのかもしれないと言われれば、そうなのかなあと思ったり・・・・・
結露が起きている鉄骨はむき出しなので冬に冷えてしまうと、湿った空気の水分が溜まってしまうようです。台所の湿気が影響している可能性はあるのかもしれません。
ちなみに他の階の鉄骨には発泡系のもので包まれて断熱処理がされています。
2014年3月14日
色々と対処方法を考えてみました。自分で対処するとすれば、天井の該当部分を外して、結露した鉄骨を何かで包む方法が一番簡単かなと思います。
何で包むかが問題なのですが、スプレー式の発泡ウレタン、毛布、プチプチなどが考えられます。
一応、100円ショップで布団干しのための布団ばさみを購入しました。毛布やプチプチを鉄骨に固定するのに役立つかなと思うのです。毛布やプチプチだと耐久性に大いに問題ありなんどろうけど、スプレー式の発泡ウレタンは上手にできるか疑問です。
ネットで調べると、スプレー式の発泡ウレタンはそれほど高いものではなさそうです。失敗してもたいした無駄遣いにならないようです。
2014年3月17日
スプレー式の発泡ウレタンを探して購入しました。発泡量30リットル1100円です。買った後で気づいたのですが1回使い切りになっていました。とりあえずは1本分を使ってみようと思います。使用上の注意として、目や肌に触れないようにとか、換気に気をつけるとか書いてありました。関係のないところにくっつくと、なかなか取れないようです。脚立につかないようにしないと。ゴーグルとマスクと100円ショップで買ったレインコートを身に着けようと思います。
2014年3月18日
よく考えたら眼鏡かけたらゴーグルを装着できない。マスクだけして、頭から大きい袋をかぶって作業しようかな。
2014年3月21日
とりあえず、水漏れのある部分の天井を外してみました。天井はネジ止めだったので、すんなり外せましたが、2枚の内1枚はボロボロになっていたので、そのまま元の状態に戻すのは無理のようです。
鉄骨は断面がH形(実際にはHを垂直にした状態)になっていて、水平に設置されています。実際に鉄骨を良く見ると、鉄骨の奥(外側)も過去に水漏れがあった様子が伺えますが現在は漏れていないようです。現在は手前のほうが漏れていて雫がぽとぽと落ちています。鉄骨の側面は濡れていないので結露では無くて上階より水が滲みているという感じです。
以前の工事の時、建設会社が2階の出窓の底面に穴を空けると大量の水が噴出したので、それが水漏れの原因だったということに結論づけられたのでしたが、そちらのほうは鉄骨の奥(外側)の部分の水漏れの原因だったのかもしれません。
そういう事からすると、今回の水漏れの原因は3階の出窓に水が溜まっているからなのかもしれません。3階の出窓の底面にも穴を空けてみようと思います。
2014年3月22日
3階の出窓の底面にも穴を空けてみました。水がたくさん出てきました。これで水漏れが無くなると良いのですけど。
やっぱり建物は単純なものが良いです。出窓など、変に凹凸をつけるとトラブルの元です。
3階の出窓の上部付近にも点検窓があるので確認しなくては
2014年3月23日
3階の出窓の底面の水を抜いたけど水漏れの量は減りませんでした。よく観察すると1階の天井は一面に鉄板で覆われていたので、最終的にどこから水が漏れているのか確認できません。ただ、天井の鉄板は凸凹があり外壁近くに水平に溝があるので、内側方向からの漏れでは無く、外壁方向からの漏れである事は間違いありません。
3階の出窓の上部付近の点検窓から覗いてみました。全体が発泡ウレタンで包まれているので、よく判らないのですが、上部からの水漏れは無いようです。出窓の取り付け部は全く見えませんでした。
これでは原因の調べようがありません。建設業者が原因がわからないと言うのももっともだと思います。
本当は2階の天井も確認したいのですが、素人ができることはここまでです。
水漏れを一箇所に集めてバケツかなにかで受け取るようにするくらいしか出来ません。
2014年3月26日
鉄骨の広範囲で水滴を受けるものを取り付けるのが難しそうな構造になっているので、鉄骨に水路を作って一箇所で水を受けるようにすることにしました。
ホームセンターに行って、水に解けない粘土のような素材が無いか聞いてみたのですが、ちょうど良いのものは無く、鉄骨に水路をつくるのですと相談したら、セメントしか無いですねと言われました。狭くて手がやっと届くような位置なので、セメントじゃ作業できないと思い、諦めかけたのですが、いろいろ探し回ってみるとセメント粘土というものがあって、粘土のようにして補修箇所に押し込むような物です。60分くらいで硬くなるというので使えそうな感じです。60分だとすぐなので、少しずつ粘土状にして作業しないと使っている途中で固まってしまいそうです。
1300gで798円でした。
2014年3月29日
気温が高くなって、急に水漏れがおさまってきました。来年の冬の為に鉄骨に水路を作って一箇所で水を受ける作業をすることにしました。あまり水滴が多すぎるとセメントが固まらなく、乾いているとセメントが割れてしまうといゆことなので、ちょうど良いの時期かもしれません。
100円ショップでステンレス製のロートと6mm角の角材(1mが3本入り)を購入してきました。ステンレス製のロートには持ち手がついていたので、持ち手の上下2箇所(一直線に位置する場所)に4.5mmの穴をあけました。下の穴はドライバを入れるためのもので上の穴はボルトで固定するための穴です。上の穴にM5用のタップを切りました。
鉄骨に4.2mmの穴を開けて、M5用のタップを切りました。それでステンレス製のロートを鉄骨の端に固定しました。M5のボルトなので、かなり丈夫だと思います。
6mmの角材を水路の壁の位置(2本でV字型)に置いて、角材の手前にセメント粘土を盛りました。セメントを盛って作った壁を水路にして2mの範囲の水滴を1箇所に集めてステンレス製のロートでキャッチするという作戦です。角材はあくまでもセメント粘土を直線状に綺麗に盛るためのガイドで壁の役目をさせるためのものではありません。見えなくて手がなんとか入るような狭い所だったのですが、なんとか作業できました。センメント粘土は水は少なめに入れて足りなければ補充したほうが良いです。水が多すぎるとベチャベチャ
になって作業がしにくいです。
ステンレス製のロートにビニール製のホース(内径9mm外径11mm)を接続してバケツの中に入れました。ステンレス製のロートにホースの重さがかからないようにホースは途中で固定しておきました。ホースを固定するにも鉄骨に穴をあけました。
2014年3月30日
角材は翌日に、すんなりと外れました。盛ったセメントは高いところがあったり低いところがあったりでデコボコで効果が心もとないので水漏れ用のコーキングで内側を補強することにしました。
たまたま雨天で少しの水漏れがあったんですが、盛ったセメントの壁からの漏れも少しあったので、コーキングは必要だったようです。セメントでも、いろいろ汚しましたが、コーキングでもいろいろ汚しました。やっぱり、ちゃんとした作業衣で、汚れ防止のシートもかけとかないといけないです。
近いうちにセメントのデコボコを補正しようと思います。
2014年3月31日
消費税が上がる前にということで天井の部材を購入してきました。9mm厚の192cm×91cmの石膏ボードで330円でした。これで3枚分とれます。あまりにも安くてびっくりしました。ホームセンターで2箇所切断の料金が200円で総額530円です。消費税がどうこうというレベルでは無かったです。
2014年4月3日
センメント粘土のデコボコを補正して全体的に十分に盛りました。
2014年4月4日
内側の水漏れ用のコーキングをしっかりと補充して、全体的に十分な量をコーキングしました。
もう大丈夫だろうということで、石膏ボードを天井に取り付けました。固定のネジをかなり紛失してしまったので、足りない分を。もともと持っていたネジで固定してみたのですが、うまくいきませんでした。どうも木工用のネジだったようです。ホームセンターで金属用のタップネジを購入して使ったら、スムーズにできました。これで完成です。
今のところ。水漏れは一箇所に集まって、ホースを通ってバケツに入っています。作戦成功です。
2015年12月3日
水漏れの時期がやってきました。
バケツに水が集まっていますが、他からも少し漏れています。完全に成功とはいかなかったようです。残念
2015年12月23日
水漏れは初期と後期は傾向が違うようです。すぐに漏れるのと、蓄積して徐々に溜まって漏れるのがあるようです。すぐ漏れるのは天気が良くなると漏れなくなるようですが、徐々に溜まって漏れるのは天気に関係なく漏れ続けるようです。
前回は徐々に溜まって漏れる事に対する対処だけだったので、今回はすぐ漏れる場所の対処をしました。
3.6リットルのポリ容器に鉄骨に引っ掛けるアームを取り付けて、底にホースを接続する金具を取り付けて水を集める作戦です。3つ作って設置しました。