海外旅行での携帯電話・電源アダプタ

2013年1月27日

娘が海外旅行(フランス)をするということで、高額請求で問題になっている携帯電話について調べてみました。日本の携帯電話を海外に持っていくと、電源を入れておくだけでもメールを自動受信して高額請求されてしまうという事を聞いているので、海外旅行での携帯電話について調べてみました。
スマートフォンの場合は、データローミングの設定をOFFにしておくとメールの受信など海外のプロバイダ経由でのデータ通信を防げるようです。これで高額な請求は防止できるようです。データローミングの設定をOFFにしても通話は出来ますしWi-Fiも使えます。
iPhoneの場合は機内モードをONに設定すると通話、メールを禁止できます。機内モードをONにしてもWi-Fiは使えるので安心です。機内モードをONにすると緊急の電話も出来なくなるので少し不安です。

最初、日本でプリペイド携帯電話を購入して、海外に持って行けば、想定以上の料金がかからないと思っていたのですが、日本で購入したプリペイド携帯電話は海外では使えないようです。海外でプリペイド携帯電話を購入して使うというのは通話料も安くて良いようなのですが、外国人にプリペイド携帯電話を売ってくれるお店がかなり少ないようです。言葉の不自由なところで、なおかつパック旅行でプリペイド携帯電話を買うのは難しいようです。

現状では日本で海外旅行用の携帯電話をレンタルして使うというのが一般的のようです。テレコムスクエアとJALエーシービーの2社が有名です。

テレコムスクエアは成田空港、関西国際空港、中部国際空港、羽田空港、福岡空港で受け取れて成田空港、関西国際空港では精算もできるそうです。料金は基本料金は通常630円/1日+通話料です。通話料は1秒単位での料金設定ですが1分間では発信300円、着信246円です。
海外携帯電話レンタル比較ナビからテレコムスクエアの申し込みをすれば基本料が無料になり通話料だけの負担で済むということなので利用することにしました。2月特割キャンペーンということですが実際には他の月も対象になっているのかは不明です。
テレコムスクエアには海外で使えるWi-Fiルーターのレンタル(1日間1200円)もあるようです。これを使えばグループ全員がどこでもスマートフォンでのWi-Fiを追加料金無しで使えるようです。無料通話アプリを使えば、日本との通話も無料でできます。

JALエーシービーはレンタル料(250円/1日)と通話料が必要で1秒単位での料金設定ですが1分間では発信、着信ともに270円です。空港への宅配料が5台まで750円かかります。空港での精算はできないようです。

モベルのワールド携帯電話というのもあって専用の携帯電話(2000円から)を購入するという選択もあって、月額基本料金、ミニマムチャージも無料で、最低契約期間も無いとの事です。
通話料は受信160円/1分、同国内での通話140円/1分、ワールド携帯電話同士の通話300円/1分ということです。友達と一緒に行って、友達同士の通話が主なので割高になります。

海外でデジカメや携帯電話などの充電するには電源の変換アダプタが必要ですが、充電装置などの電化製品は、ほとんどが240Vにも対応しているんですね。そういう訳で変圧器は必要なく、形状を変換するアダプタだけ用意すれば良いようです。国によって電源の形状は違うようですが、行く地域が限定されれば、1つのアダプタを用意すれば大丈夫な場合が多いようです。ちなみにアダプタは200円程度で入手可能なようです。
100Vしか使えない日本の製品を使う場合は、変圧器が必要ですが国によって電圧が違うので、行く国の電圧に対応する変圧器が必要です。どちらにしても海外旅行で持っていく変圧器は対応のW数が少ないので用途が限られます。
ちなみに娘はカールヘアアイロンを持っていくということで変圧器で対応しているW数を超えていたので、海外で使えるカールヘアアイロンを1980円で購入しました。変圧器を買うより安上がりでした。

2013年2月14日
飛行機の出発が23:45だということなのですが、テレコムスクエアの空港受付が21:00までなので空港での受け取りは困難な事が判明しました。時間前には空港に着くようには予定しているのですが、ギリギリだと何がおきるかわかりません。
レンタル携帯電話は宅急便で送ってもらうことにしました。
ちなみに携帯電話をレンタルする際の申し込みには出発する航空機の便と帰国する航空機の便も記入しないといけません。

2013年2月16日
娘はパリにHIS(激安海外旅行)を利用して4人で行くのですが、旅行日程表を見て笑いました。航空機はドバイで乗り換えですがドバイ空港では行き2時間15分、帰り3時間の滞在時間があります。凄い無駄です。
パリ到着後、ホテルまで送迎を予定しているのですが、航空機が遅くなって2時間以上遅れたら、送迎が無くなり各自でホテルに行くようになっていました。
ツアーに含まれるパリでの旅行はルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、シャンゼリゼ通り、エッフェル塔、凱旋門をバスの中から覗く(1時間45分)だけということです。ルーブル美術館とかをバスから覗いても意味が無いような気がするけど。朝食はパンとコーヒーだけだそうです。1泊はモンサンミッシェルに行くのですが、そちらの費用は含まれているようです。
帰りはホテルから空港まで各自移動するということです。さすがに激安旅行です。初めての海外旅行で、言葉の全くわからない国に、激安旅行社を利用して行くとは大胆さに呆れます。

2013年3月1日
娘がパリから帰ってきました。航空機が遅れて、乗る列車の時間を考えるとテレコムスクエアで清算する時間の余裕が無くて、レンタル携帯電話は返却ボックスに返却してきたそうです。決済はカードになります。レンタル携帯電話は一度も使わなかったそうです。基本料金が無料ということですが本当に無料だったのかなあ?
帰りのパリのホテルから空港までは現地の旅行社(日本語が通じる)に送迎と手続きなどを頼んだそうです。1人5000円くらいだったそうです。
パリ旅行はとても楽しくて、地下鉄を利用して食べたいところや見たい場所をあちこちに周って楽しんだそうです。ほとんどトラブルもなく、夜の風景も楽しんだということでした。意外にしっかりしてると驚きました。ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、シャンゼリゼ通り、エッフェル塔、凱旋門は改めて地下鉄などで行ってきたので、バスの中から覗くパリ旅行は無くても良かったと言っていました。そりゃそうだ。
ちなみに1泊はモンサンミッシェルで素晴らしいホテルだったようですが、パリのホテルは風紀が良くない地域にあって、2人でダブルベット1台の部屋だったそうです。しかも何度も停電が起きたということでした。激安旅行は安いだけの理由があるようです。でも、そんな事は気にならなくて楽しいことばかりだったようです。
無理やり持たせた日本のコンセントタップや折りたたみのボストンバックは、とても役になったと感謝されました。貸したデジカメも使いやすかったそうです。

2013年3月7日
テレコムスクエアからレンタル携帯電話の使用料の通知書が来ました。本当に無料でした。

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