赤いバラのドライフラワーに挑戦

娘が赤いバラの花束を貰って、記念に残したいと言うのでどうすれば良いのか調べてみました。

本当はブリザードフラワーにすれば、花の色も残せるし、長期保存もできるので最善なのですが、業者に頼むと高いんです。
ブリザードフラワーの制作キットというのもネットで入手できるのですが、それでも5千円ほどするし、取り寄せしている間に花が劣化するとまずいので、ドライフラワーにすることにしました。
ドライフラワーは永遠に保存できるわけではなく1年もてば良いほうだそうです。乾燥が不十分だとカビが発生するし、色も変色していくそうです。

ネットで調べると、赤いバラは変色するので、そのままの色で保存というわけにはいかないようです。
ドライフラワーの作り方はいろいろあるようなので、3種類の方法を試してみることにしました。

一番簡単なのは、紐で縛って逆さにして日の当たらない風通しの良い場所で自然乾燥する方法です。
その時によって最適な場所に移動できるようにと、ハンガーに吊るす事にしました。


簡単で良いのですが、色がかなり黒っぽくなりますし、花びらの形も劣化感があります。

シリカゲルで急速に乾燥するという方法もあります。シリカゲルはドライフラワー用のものが良いです。ドライフラワー用シリカゲルは一般のものと比べて粒が細かいので、花の隅から隅までシリカゲルを入れる事ができます。
ホームセンターで1kg880円のものを買ってきました。

シリカゲルで急速に乾燥する方法には何種類かあるようです。その内の2つの方法を試してみました。

1つは、バラの花の部分だけ切ってシリカゲルで埋めて電子レンジでチンする方法です。
電子レンジにかけても大丈夫で、ちょうど良い大きさの容器を探したのですが、100円ショップで購入したスープカップがちょうど良かったので利用しました。
スープカップに少しシリカゲルを入れて、茎の部分を埋めます。それから匙を使って少しづつ花の隙間にも入るようにシレカゲルを入れて最終的には、バラの花をすべて埋めてしまいます。電子レンジで600Wで2分間チンすると出来上がります。
シリカゲルは何度も使えるので、何度も繰り返せば、たくさんのドライフラワーができます。
高温をかけるので、熱による変形は多少ありますが、色の変化は比較的少ないです。

もう1つの方法は、バラの花の部分だけ切って、全体をシリカゲルで埋めて、密閉してそのまま2週間ほどで乾燥させる方法です。シリカゲルの量にちょうど良くて、密閉できる容器を100円ショップで見つけました。1度にできるドライフラワーの数は限定されるので、それほど多くのドライフラワーはできません。
花の色は赤黒くなってしまいますが、花の形は美しいまま保存できます。

2種類の方法で作ったドライフラワーの色の違いは、こんな感じです。

飾り容器にシリカゲルを敷いて、シリカゲルでの2種類の方法で作ったバラを入れると違う色のバラが混ざって綺麗になりました。

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