ビール数本でアルコール基準値以下?

2014年2月13日

北国新聞の朝刊を見てたら、石川県警公安課の巡査部長が同僚数人とビール数本飲んだ後、乗用車を運転して帰宅途中に、民家にぶつかって塀を壊して当て逃げしたという記事が載っていた。1時間半後に呼気検査したところ基準値を下回るアルコール分しか検知されず、逮捕を見送ったということでした。
同僚が、どうやって帰宅したかも興味深いですが、ビール数本飲んで呼気検査したところ基準値を下回るアルコール分しか検知されなかったというのは、どういう方法で検査したのか不思議でなりません。夜にお酒を飲んで、朝に運転して、酒気帯び運転で検挙されたって話も聞くのに、ビール数本飲んで運転して酒気帯び運転にもならないとは・・・・・・・・

2014年3月1日

朝刊に関連記事が出ていました。
道交法違反(事故不申告、安全運転義務違反)の疑いで書類送致して停職6ヶ月の懲戒処分になって、依願退職したそうです。なお、ビールはコップ2~3杯を午後7時から10時まで飲んでいて、午後10時15分に事故を起こしたということです。
それだけ長い時間かけてビール飲んでいて、基準値を下回るアルコール分しか検知されなかったというのは、検査官のテクニックは凄いです。アルコール分検知検査って、検査する人のテクニックによって、どのようにもなるんですね。
ちなみに、記事には巡査部長の実名は掲載されていませんでした。

2014年4月9日

金沢地検は、当て逃げ事故を起こしたとして道交法違反(事故不申告)の疑いで書類送検された元石川県警公安課の巡査部長を嫌疑不十分で不起訴処分、事故を起こした同法違反(安全運転義務違反)容疑は起訴猶予としました。

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