Temuで購入したPHテスター

2025年3月15日

家庭菜園で土壌のPH値が重要だという事を知ってTemuでpHおよび肥沃度分析器を購入しました。

pHおよび肥沃度分析器  437円
電地も必要ないし、充電の必要もないそうです。
何を動力に動作するのか不思議です。

届いたので使ってみました。
水でも熱帯魚の水でも土でも酢でも同じPHで表示されます。
全く使い物になりません。
返金処理をしました。すぐに返金処理がされました。返送は不要でした。

2025年3月23日

送られてきたPHメーターが使い物にならなかったので、返品処理をして、かわりに性能が良さそうなPHメーターを購入しました。

土壌テスター、デジタル表示 pH/温度/湿度  1415円
単4乾電池3個で動作します。

届いたのでさっそく使ってみました。
省電のため、すぐに電源が切れるような使用になっています。
同じ条件でも、値にかなりばらつきがあります。
最も参考にしたいPH値が酸性だったりアルカリ性だったりでは困ります。

水道水
PH 6.6   6.1     6.0
湿気 71   72   67
温度  15℃  14℃  14℃

熱帯魚の水槽
PH  6    6.6   6.7
湿気   83   77    77
温度  21℃  22℃   23℃

植木鉢の土
PH 7.2  6.1  5.9
湿気 77  69   72
温度  12℃  13℃  15℃

2025年3月29日

家庭菜園の畑で調べてみました。
野菜の場合は弱酸性が良い場合が多いようです。
レモンバーム 中性PH6.0~7.5が良い
ミョウガ 弱酸性PH6.0~6.5が良い
ジャガイモ 弱酸性 PH5.0~6.0が良い

玉ねぎの場所のPHは   7.9 5.8 5.7
大根の場所のPHは   6.8 5.0 4.5
ブロッコリーのPHは  8.1 7.6 7.3 7.0
ジャガイモの場所のPHは 6.6 5.9 5.6 5.4 5.3 5.2
ミョウガを植える予定の場所のPHは 7.3 6.7 6.5

以上のように、PH値は同じ場所で最初は高い値を表示しますが、何回か連続して計測すると、だんだん値が固定されていきました。
MOと温度は、ほぼ一定していました。
でも、同じ地点でもアルカリ性に表示されたり、酸性に表示されたり、なんのために測定するのかわからなくなります。

もう一度、水と熱帯魚と植木鉢で測定してみました。

水道水
PH 4.5   4.5     4.4
湿気 79   79   80
温度  12℃  13℃  13℃

熱帯魚の水槽
PH  4.2    4.2   4.3
湿気   87   85    84
温度  21℃  24℃   24℃

植木鉢の土
PH 5.1  4.6  4.5 4.4
湿気 82  82   81 79
温度  14℃  13℃  12℃ 12℃

植木鉢に埋め込んでしばらくしてから測定しました。
植木鉢の土
PH  4    4    4.1 4.2
湿気 75  78   78 79
温度  12℃  12℃  12℃ 12℃

PH値だけで値を整理してみました。

水道水
最初の日 PH 6.6   6.1     6.0
翌日   PH 4.5   4.5     4.4
水道水が基準値をはるかに下回るなんてありえません。

熱帯魚の水槽
最初の日 PH 6     6.6   6.7
翌日   PH 4.2    4.2   4.3
翌日には随分酸性寄りになりました。

植木鉢の土
最初の日 PH 7.2  6.1  5.9
翌日   PH 5.1  4.6  4.5
やっぱり翌日は酸性寄りになりました。

同じ植木鉢の土の同じ地点で刺してから時間がたってから測定
PH 4    4    4.1 4.2
さらに酸性寄りになりました。
返品のため測定しているところを撮影したら同じ植木鉢で同じ日にPH8.7でした。

いろいろ調べてみましたが、PHメーターって、どんなメーカーのものでも、元々精度が良くないそうです。
土壌用のPHメーターで液体のPHは測定できないそうです。
乾燥気味の土では測定できないそうです。
肥料が多い土でも測定できないようです。
土との密着度が大きくないと測定できないので、砂状や粒状(鹿沼土を多く使った土など)や繊維状(ピートモスを多く使った土など)の土でも測定できないそうです。
草の根が多い箇所もダメだそうです。
土壌のPHを測定する場合は、土との密着度を大きくするために、土に水を加えて柔らかくして泥団子状にして30分以上放置してから測定しないといけないそうです。
ちなみに、水道水のpH(ペーハー)の基準値は、5.8〜8.6 だそうなので、土に加えるのは水道水ではダメみたいです。
金属プローブと土の密着をするように、泥団子状の土を手で押し固めて密着させて測定しないといけないそうです。
測定する場合は新品以外だと金属の表面をよく磨かないといけないそうです。
プローブを土に10cmほど刺して、土と密着して最低1分くらいは待ってから測定するそうです。

なんか大ごとになってきました(苦笑!)
家庭菜園ごときで使うようなものでは無いようです。

2025年3月30日

雨がかなり降ったので、雨がやんでから計測しました。
かなり湿っているので水を加えなくても大丈夫そうです。
プローブを土に10cmほど刺して、土の奥の方も寄せて、1分以上待ってから計測しました。
値は再現性があり安定していました。
菊を植えてあった箇所はPH5.9(弱酸性PH5.5~6.5が良い)
玉ねぎを植えてある箇所はPH6.1(弱酸性PH6.0~6.5が良い)
大根を植えてあった箇所はPH4.6(弱酸性PH6.0~6.5が良い)
ブロッコリーを植えてある箇所はPH5.7(弱酸性PH6.0~6.5が良い)
ジャガイモを植えてある箇所はPH4.9(弱酸性 PH5.0~6.0が良い)
ミョウガを植えようと思っている箇所は2か所あって北側PH5.0と南側PH6.4(弱酸性PH6.0~6.5が良い)
レモンバームを植えようと思っている箇所はPH4.8(中性PH6.0~7.5が良い)
でした。

1か所ずつしか計測しなかったので、どれだけ確かかはわかりませんが参考にはなりそうです。

念のため、pHおよび肥沃度分析器437円でも試してみましたが、やっぱり動作しませんでした。

2025年3月31日

レモンバームを植えようと思っている箇所がPH4.8(中性PH6.0~7.5が良い)だったのが気になって、今朝も雨が降った後の晴天だったので、測ってみました。
今日はPH7.2でした。
全くあてになりません。

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