FP俊のお得な話」カテゴリーアーカイブ

全国住みやすさランキングでかほく市が4位

全国814市区を対象とした東洋経済新報社の全国住みやすさランキングで、かほく市が4位、野々市市が5位、能美市が9位に入ったそうです。
金沢市は86位だったそうです。
ちなみに、安心度、利便度、快適度、富裕度、住居水準度が判定基準になっているそうです。
川北町など、郡になっている町は含まれていませんので、ちょっと片手落ちな気はするのですが、それにしてもベスト10に3市が入っているのは価値がある事だと思います。

こんなにおもしろいファイナンシャルプランナーの仕事

ファイナンシャルプランナーの資格をとって、ファイナンシャルプランナーの仕事について興味がわいてきて、「こんなにおもしろいファイナンシャルプランナーの仕事/青野雅夫・荒川誠著」を読んでみました。

青野雅夫さんというのは、FP2級の講義DVDで出演していた講師でもありました。
どちらかというとFPの資格をとった人が読む本というよりも、今からFPの資格をとろうとしている人やFPに興味を持った人向けの本でした。

それでも興味をもった部分もあって参考になりました。
ファイナンシャルプランナーの報酬について、1時間当たりの報酬は平均6800円で5000円未満というのも3分の1だということです。
それで、1カ月あたりの相談件数は9件が平均で、1件が3分の1で、2件を含めると全体で半分くらいということです。
通常1回に2時間の報酬だと考えると9件で12万円にしかならないです。
ファイナンシャルプランナーの報酬で一番おいしいのは顧問契約なのですが、平均1カ月15000円というのが平均のようで、顧客保有数の平均は43人で、10人未満のファイナンシャルプランナーが半分以上という事です。
結構きびしい業界です。食っていくのは、かなり厳しいようです。
独立当初の売り上げ予想としては
6800円×2時間×9件+15000円×17人=38万円
というような感じのようです。

独立当初の売り上げ予想といっても、最初からこんなにうまくいく訳ではなく、ほとんどの場合は保険の契約で生計をたてたり、不動産業をするのと同時にするというのが多いようです。

ちなみに、ファイナンシャルプランナーの資格をとった人が、同時に持っている資格は、生命保険募集人、証券外務員、損害保険代理店、宅地建物取引士、DCプランナー、税理士、社会保険労務士、マンション管理士、行政書士、証券アナリストの順位だそうです。

お客を獲得するには書籍の出版や雑誌への寄稿が有効だそうですが、誰もができることでは無いですよね。手軽にできるのはネットでの発信かなと思います。
住まいと保険と資産管理をテーマに情報発信や相談に応じるのがファイナンシャルプランナーのわかりやすい業務ですが、「保険の見直し方」「保険を正しく見直す方法」などニーズに合った保険を使う事によって保険料を安くするというのが喜ばれるようです。
保険のコミッション収入を得るには、複数の保険会社を扱い、顧客に公平な情報を提供するのが良いとの事です。

ちなみに金融関係の会社に就活する場合はファイナンシャルプランナー2級の資格」は必須だそうです。
普通の人が、日常生活に必要な「お金」や社会の仕組みに関する知識を得ようとするにはファイナンシャルプランナーの3級の範囲で十分だということです。

火災保険の話

自宅の火災保険が満期になって更新をどうするかという相談がありました。
元々、そういう事には無関心だったので親任せにしていたのですが、ファイナンシャルプランナーの勉強をして資格もとったので自分で検討することにしました。

母から話を聞くと、JAの10年満期の火災保険で100万円が戻ってくるというのです。そのお金を預けたままにしておいて、火災保険を継続するという話のようです。10年単位の保険だというので、そのまま10年間は100万円が戻ってこないという事なんです。
100万円が10年間も戻って来ないのは感覚的に一番嫌でした。最近は満期の定期があってもすべて普通貯金にしているのです。最近は金利が低いので、定期預金の金利が普通預金の10倍あるといっても全体の額からすると誤差範囲です。一定期間使えない不便さを考えると定期預金を利用するのは馬鹿げています。
100万円を受け取った後に、掛捨ての火災保険にしたらどうなるのかも知りたかったし、古い建物の割には建物の査定価格(時価)が異様に高く設定されていたので不思議に思っていました。建物は古くてぼろいので家財に保険をかけたほうが良いのではないかとか、地震保険が実際に必要かどうかも検討した方が良いと思いました。
別に電話で相談しても良かったのですが、説明に来ると言うので、JAの担当者に会う事になりました。

女性が2人で説明に来られたのですが、説明を聞くと、母親が理解していた事と内容が全然違う事が判ってびっくりしました。保険の担当者が悪かった訳ではなく、母親が勝手に違うふうに理解していただけなのですが、あまりの事に唖然としました。

母親が思ってたのでは、満期の100万から少しづつ、保険料を取り崩し、最終的に10年後に一定の満期金が返ってくるというのでしたが、実際には、満期の100万円を預けた上に毎年、火災保険料を27000円程支払い10年後に100万円が戻ってくるというものでした。100万円を預けないと毎年4200円程払わないといけないそうです。ちなみに火災保険料27000円というのは継続に限定した特約なので、満期が終わると契約できないということでした。
なお、JAでは地震保険を含まない火災保険だけの掛捨ての保険は扱っていないそうです。
ちなみに火災保険の満期まで数日しか残っていなかったので早急に結論を出さないといけません。

建物の査定が異様に高いのは、今回の補償は火災時に建物がどれだけの価値があるので、その分を補償するという内容ではなく、新たに建て替えるだけの金額を補償する実損補償なので、そういう査定になるということでした。
提案されていた火災保険実際は、建物が4000万円程度で保障額が1000万円に設定し、全損と半損で1000万円の補償がされるという内容でした。
補償対象は火災の他に、地震(500万円まで)、台風、噴火、豪雪、洪水、盗難なども含まれる内容になっていました。

最初、家財に保険をかけようと思っていたのですが、よく考えると、家財も古い物ばかりだし、客観的な価値があるものは無いので、無駄かなとも思って取りやめました。

保険が切れるのは数日後と時間の余裕は無かったのですが、自分で調べる事が出来る事は調べてから、改めて返事するということになりました。

とりあえず掛捨てで調べてみようと、県民共済に問い合わせしましたが、県民共済では地震保険は扱っていなくて、地震時にはわずかの金額の見舞金が出るだけだということなので断念しました。

ふと、友人が保険を扱っている事を思い出して電話してみました。すぐに来てくれて、今までの経緯と疑問に思っている事を改めて聞いてみました。
火災保険の場合は、保険会社が保険料を算定する場合の元となる建物の価値は、建物の査定は建物の構造と規模とで判断するのが一般的ということで、建物が古くても高額な建物として算定するのが一般的ということでした。
火災保険を建物にかけないで、家財にかけるとどうなるかということも聞いてみましたが、家財は家財の現在の価値を判断して補償するのでは無くて、新たに同じものを入手するのにかかる金額を補償するので、古くても十分な補償を受け取る事ができるという事でした。
ただ、建物にかけるのが一般的で、建物にかけないで家財だけに火災保険をかけるメリットはあまり無いということでした。
とりあえず、JAが提出した資料を渡して、早急に提案をしてくれるということで話がまとまりました。

次営業日に返事が来たのですが、提案された火災保険は、あいおいニッセイ同和損保の住まいの保険「ワイドプラン」で、5年契約が年額2万円程度で、同じ内容の補償ということでした。もちろん100万円を預けなくても良いです。

JAの保険が民間の保険より高いというのは信じられない事なのですが、JAの火災保険より勝ることはあっても劣るところは無いというので契約しました。

保険の見直しって大切なことだと実感しました。

かほく市で第2子の学童保育無料

かほく市で第2子以降の学童保育が無料になるようです。所得制限はありますが2017年4月に遡って対象になるとの事です。

所得制限はありますが、第2子以降の病児保育の助成も始まるそうです。

能美市とかほく市は、子育てについていろいろ頑張っていますね。