今日は、百万石まつりに行ってきました。前回、百万石まつりに行ったのは10年前くらいだったと思います。今回は金沢城内で行われる入城祝祭を見学することにしました。金沢城に百万石まつりの行列の先頭が入場するのが16:00ということだったので、1時間前に入ることにしました。
自転車に乗って行ったのですが、百万石まつりの行列の通らない道を選んだので遠回りになりました。自転車をどこに停めたら良いのか心配していたのですが、黒門口のところに駐輪場がありました。百万石まつりの金沢城の催し物は三の丸広場で行われるのですが、広場の芝生の中央が行列の通り道になっていて、その両側が観客の観覧スペースになっています。
15:00に三の丸広場に着いたのですが観覧スペースの最前列は残り少なくなっていました。撮影するには最前列が良いので場所を確保しました。ステージでは太鼓の演奏が行われていました。三の丸広場の周りには加賀百万石「盆正月」も行われていてジオラマ、みずひき&ラッピングなどの展示や、玉入れ、投扇興などの体験ができるようなブースもあって観客を飽きさせない工夫がされていました。
ただ、新聞には、加賀百万石「盆正月」が大勢の来場者でにぎわうとの事で写真が掲載されていましたが、あれは百万石まつりの行列が終わって、観客が帰るところの画像で、実際には加賀百万石「盆正月」は15:00から18:00までに関しては閑そうな感じでした。加賀百万石「盆正月」は18:00までなので、それほどにぎわっていた時間があるとは思えません。新聞の報道ってこんなもんなんだなっと納得しました。
場所を確保してから、すぐに小雨が降りだしました。でも、それほど強い雨にならず、すぐにあがりました。
石川門から金沢城へは一般人の出入りは禁止されているので、行列を追いかけて金沢城に入る事はできません。
金沢城内への百万石まつりの行列の入場は予定通り16:00に始まりました。最初にバトントワラーや音楽隊の行進があり、ミス百万石が通り、その後に獅子舞がありました。獅子舞は多くの町会から出ているので、どの場所でも楽しめました。次は加賀とびの演技です。こちらも多くの消防団が参加しているのでどの場所でも楽しめました。加賀とびの演技は何回見ても楽しめます。
その後は、いよいよ武者行列です。尾山神社の行列から始まり、珠姫の行進、顔に赤い化粧をした大人奴、お松の方の入場、武者の入場、利家の入場になりました。
お松の方と利家は最近は有名俳優が扮しているのですが、芝生の広場に馬や自動車は入れないので、お松の方と利家の入場は徒歩になります。早足であっという間に通り過ぎました。しかも護衛の警察官(?)が一緒に通るので、ベストショットの撮影を逃してしまいました。
利家の入場が終わるとステージで短時間のアトラクションが行われますが、芝生の広場の通路は立入禁止のままですので、正面からは誰も見れません。アトラクションを見れる人は本当にわずかな人だけです。俳優を見るのを楽しみにする人は、金沢城より道路の行列のほうが良いかもしれません。
金沢城で俳優を見る場合は、お松の方の入場がはじまると、一番前のステージの近くに移動することをお奨めします。本当は、最初からステージの近くで広場の通路沿いの場所を確保すれば一番良いのですが、一番先に場所取りをされるので、相当早めに場所をとらないといけないようです。
入城祝祭は予定通り、16:00に始まって18:00に終わりました。
今年から行列の進行具合をGPSを使って管理して、遅れているグループには急いで行進するように連絡して途中で待ち時間が長くならないようにしていたそうです。効果はてきめんで、途中間延びすることなく、飽きる事無く行列を楽しめました。百万石まつりの行列には新聞によると2500人が参加して40万人の観客がいたそうです。
金沢城では18:30から子供狂言などがあり、19:00から百万石薪能があるのですが、18:00から南町から片町、広坂通りで百万石踊り流しが行われているので、そちらを見に行くことにしました。この時期、18:00というのはまだ明るいです。
金沢に、これだけ踊る人がいるのかというほど大勢の人が踊っていて圧倒されました。ネットで調べると1万人以上の人が踊っていたそうです。
百万石踊り流しを少し見学して、いもり坂口から金沢城に戻りました。いもり坂から玉泉院庭園が見えました。かなり整備されていました。19:00から再び金沢城で百万石薪能を見学しました。
暗くなってからの百万石踊り流しも見たかったので、百万石薪能を30分ほど見て、再び百万石踊り流しを見に行きました。やっぱり夜の踊り流しのほうが美しくて見応えがありました。踊り流しの一番のベストショットはアトリオ前の交差点です。踊り流しは20:00までということだったのですが5分前には終わりました。コンテストで入賞者を発表するのに早めに終了するみたいです。
夜の百万石薪能も見たかったので、急いで金沢城に戻りました。結構歩きました。
夜の百万石薪能は衣装も豪華で美しかったです。
今回、百万石まつりで以前には無かった入城祝祭、加賀百万石「盆正月」、百万石薪能、百万石踊り流しを見てきましたが、百万石まつりの進化は著しいものがあります。これに加えて兼六園と金沢城のライトアップも一緒にやっているので、本当に魅力満載です。一度にすべてを楽しむ事は、とてもできません。贅沢すぎです。
百万石まつりは、とても良い祭りになったと思いますが、唯一の不満はお松の方と利家の金沢入場のあっけなさと、お松の方と利家のステージの見難さです。もっと大勢の人が楽しめるように改善したほうが良いです。
今回は、三脚にPENTAX K-5を取り付けて、その上にソニーのCyber-shot DSC-HX50Vを取り付け、静止画の撮影と動画の撮影をしました。
百万石まつりに行ってきました
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