クムジュン

今日は射水のパキスタン料理のお店に行く予定をしていたのですが、称名滝を見に行くのに時間がかかってしまって、称名滝に行く途中で見たネパールカレーのお店「クムジュン」に入りました。「クムジュン」は山菜料理とネパールカレーのお店です。
「クムジュン」のメニューを見るとネパールカレーとして、クムジュンカレー900円、ダルカレー900円、チキンカレー900円、ネパールランチ(クムジュンカレー、モモ炒め物、スープなど)1150円、ダルバード(チキンカレー、ダルカレー、炒め物、スープ、ライスなど)がありました。
山菜料理としては、山菜ランチ(てんぷら、煮物など山菜が6品)1500円、山菜薬膳(てんぷら、煮物など山菜が10品)2200円などがありました。
今日はネパールランチ1150円を注文しました。ネパールランチではライス、チャパティ(ネパールの平焼きパン)、プーリー(油で揚げたパン)から選べます。今回はプーリー(油で揚げたパン)を頼みました。
ネパールランチには、クムジュンカレー(野菜たっぷりのスープカレー)とモモ炒め物(ショウロンポウみたいな料理)、じゃがいもの雑炊みたいなスープ、油で揚げたパン(プーリー)、キザミ大根の酢モノ、青菜の炒め物がついていました。
「クムジュン」の料理はネパールから嫁いで来た女性が作っているそうですが、それほど本場感は感じませんでした。日本人に合わせて味付けをしているのだと思います。それなりに美味しかったのですが、その点は物足りなさを感じました。

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閉店したようです

クムジュンの場所はこちら   富山県中新川郡立山町芦峅寺七姫平

富山県の滝めぐりをしてきた。

今年は「きまっし金沢」の総決算の年ということで富山県の観光地についても行けてない所は今年中に行くつもりです。とりあえず称名滝に行く予定をしていたのですが、滝を撮影するには新緑の季節の曇りの日が良いということで今日行く事にしました。ついでに富山県の主な滝(岩室の滝、神通峡の滝、宮島峡の滝)を周り、大辻のますの寿しを買って、射水でパキスタン料理を食べるのというのが今回の予定です。

7:30に金沢を出発し、高速道路を使って立山ICで降りました。今年までは土日祝日はETC半額なので950円で済みました。

最初に「岩室の滝」に行きました。立山町には「称名滝」という超有名な滝があるので目立たない存在ですが、なかなかりっぱな滝とういうので期待していました。
立山ICから県道5号線を立山方向に進行し、沢新交差点で左折すると、道は途中狭いところもありますが、不安に感じるような道路ではなく要所要所で岩室の滝への案内表示があるので安心して行けます。沢新交差点から10分程度で岩室の滝への遊歩道入口に着きました。岩室の滝へは金沢から1時間かかり8:30に着くことができました。
駐車場は無いのですが道路が広くなっている場所がありますので2台程度なら駐車できそうです。遊歩道入口から4分程度歩くと、岩室の滝にたどり着きます。岩室の滝への遊歩道は、よく整備されていて、いろんな角度から岩室の滝が見れます。岩室の滝は、滝つぼあたりの岸壁が削られていて洞穴のようになっています。それが岩室の滝の名前の由来のようです。岩室の滝は落差24mで水量は結構多いです。

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岩室の滝から称名滝へカーナビを設定して行ったのですが、新しい道路が出来たようでカーナビの地図と実際に走っている道路とが一致しません。
称名滝や立山アルペンルートに行き来する観光バスがかなり目に付きます。立山に行くには、バスで有料道路を通っていかないといけませんが、称名滝に行くには有料の道路は通りません。しかも完全に観光化されているので道路も広く安心して行けます。ただ道路の通行可能な時間(4月下旬から6月と9月から11月中旬は7:00~18:00、7月から8月は6:00~19:00)が決められています。雨が連続70mm、1時間当たり30mmの場合は閉鎖されます。
自動車は称名平園地(称名滝の展示資料)で駐車(無料)します。関係者以外は自動車で、これ以上奥には行けません。立山ICから称名平園地までは40分程度かかるので結構遠いです。
称名平園地のちょっと手前に「悪城の壁」という絶壁が見えます。高さ500m、長さ2kmのというのは一枚岩盤では日本一ということです。

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駐車場からは称名滝まで遊歩道を20分程度歩かないといけません。
遊歩道は広くきちんと整備されていますので、特別な靴を履く必要はありませんが、なだらかながら長い坂が続きますので歩きやすい靴を履いていくと良いです。
この時期は称名滝より落差のあるハンノキ滝も見え両方の滝でVの字を描きます。ハンノキ滝は雪解けのこの季節だけ流れているので称名滝が日本一の滝になるそうです。ハンノキ滝はかなり離れていたところから見ることができますが、称名滝は近くに行ってやっと見ることができます。
両方の滝が見えるくらい近づくと、滝の水しぶきが凄いので撮影する場合は、しょっちゅうレンズの水滴を拭きとらないといけません。称名滝は迫力がありますが綺麗な滝ではありません。
滝つぼに残っている雪は猪の顔のような形をしていました。

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駐車場に戻るともう11:30になっていました。

これでは神通峡の滝を見た後に射水のパキスタン料理は無理です。パキスタン料理は諦めました。そういえば通り道にネパールカレーのお店があった事を思いだしました。そういう訳で昼食はネパールカレーのお店「クムジュン」で食べました。

食事を終えて、「寿司工房大辻」に、ます寿しを購入しに行きました。最近富山に行った時にはいろんなお店で、ます寿しを購入してるんです。

次の目的地は神通峡にある「常虹の滝」と「小糸の滝」です。カーナビに目的地を設定すると50分ほどかかるという事です。結構遠いです。
国道41号線沿いに常虹の滝の看板が出ているので入って行くと、すぐキャンプ場のある駐車場に入る道と、流しそうめんに行く道に分かれます。どちらに行っても駐車場がありますが、流しそうめんの方向のほうが常虹の滝に近いようです。今回はいつものようにキャンプ場のある駐車場に入りました。常虹の滝への遊歩道は整備されていて歩きやすいです。5分ほど歩くと常虹の滝に着きます。
富山市のサイトによると右手に蛇歯見(じゃばみ)の滝、その下に五色の滝、正面に二筋の夫婦(めおと)滝、その上に大滝(不動滝)があり5つの滝を総称して常虹の滝(とこにじのたき)と呼ぶとのことですが、現地の看板によると蛇歯見(じゃばみ)の滝の事を常虹の滝と呼ぶと掲載されていました。
常虹の滝の階段を上がっていったところに流しソーメンのお店がありました。

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小糸の滝は、神通川の橋を渡った小糸の集落の奥にあります。駐車場は整備されていないので、集落の中で邪魔にならないところに駐車して徒歩で不動尊へ500mの標識に従って奥のほうに進みました。30cmほどの幅のコンクリートの橋を渡り熊が出そうな道を奥に進んでいくとやっと小糸の滝がありました。小糸の滝は不動滝と夫婦滝の2つの滝が並んでいます。不動滝は、なかなか美しい滝です。

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小糸の滝を見終わると、もう15時だったので予定していた宮島峡の滝を見に行くのは無理そうです。
せっかくここまで来たので、前回寄る事が出来なかった庵谷峠の展望台に行く事にしました。国道41号線を富山から岐阜方面に向かい道の駅細入を越えてすぐに右折して山の中に入っていきます。落石が多く対向車との交差が難しい細い林道を10分間進むと、庵谷峠の展望台の登り口がありました。庵谷峠の展望台の登り口には自動車が1台停まれる駐車場があります。駐車場のところも、かなり良い景色ですが、登っていくともっと見晴らしの良い場所がありました。展望台まで行くとどんなに良い景色が見られるのかと期待して登って行ったのですが、展望台からは2本の大きな木が邪魔をしていて全くの期待はずれでした。
神通峡では近くから岸壁を見ることができますが、全体を見晴らせる庵谷峠展望台からの景色は格別です。

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庵谷峠の展望台から、来た林道を戻るか、先に進むか迷ったのですが、先に進むことにしました。こちらの林道も落石が多く、対向車との交差が難しい細い林道です。庵谷の集落に入る前に水場があり滾々と水が流れていました。飲むための柄杓もおいてあったのでペットボトルに汲んできました。実際に飲んでみましたが残念ながら美味しくは無かったです。庵谷の集落を超えると国道41号線に合流する道がありましたが、鋭角で曲がる急坂で地元の人しか利用しない道路です。国道41号線に出ることは可能ですが、国道41号線から庵谷に入るのは場所も判りにくいので無理のような気がします。ちなみに庵谷峠の展望台からは10分程度で庵谷のほうから国道41号線に出られます。
これで今回の富山の滝めぐりはお終いです。カーナビに自宅までの帰路を登録したら、一般道路で2時間と表示されました。

取立山の水芭蕉と大滝

今日は福井県勝山市の取立山に行きました。元々、今日行く予定をしていたのですが大滝を周るコースが残雪のため立入禁止になっている事が判り、行くのを中止していたのです。
ネットで調べていたら、先週、立入禁止になっている大滝を周るコースを通った人のブログが見つかって、駐車場から大滝までは問題なく行けるようだったので取立山へ行く事にしました。
6:45に自宅を出て、8:02に国道157号線から東山いこいの森行きの林道に入りました。途中、対向車との交差が難しいところがあったりしますが朝は取立山へ行く自動車はあっても取立山から帰る自動車はないので安心です。道路は途中で舗装が途切れているところもあります。林道の途中で駐車場の利用料金500円を徴収されました。
取立山の駐車場まで7分程度で着きました。駐車場にはすでに20台以上の自動車が駐車してました。でも、まだまだ駐車できるスペースはあります。100台くらいは駐車できそうです。
いろいろ準備して駐車場から上り始めたのは8:30でした。
駐車場のところに取立山の地図が掲示されています。地図のすぐ後ろから大滝経由で取立山に向かう登山道と直接取立山へ行く登山道の分岐点がありますが、大滝への登山道は立入禁止になっていました。
取立山へ行く登山道は登りの坂が続きますが広くて歩きやすいです。チゴユリ、スミレ、ヘビイチゴなどの野草の花がいっぱい咲いていたので、その都度撮影してなかなか登れません。
途中からは花があまり咲いていない場所が続き1時間ほど歩くと狭くて急な登山道になりました。やっぱり最後まで散策路という訳にはいきません。
登るのに飽きた頃からイワウチワが咲いているのが見え出して少し元気になりました。
1時間30分歩いて取立山の頂上にたどりつきました。

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少し休憩して水芭蕉群生地に向いました。急坂を降りて行くのですが大滝コースが閉鎖されているので、また同じ道を戻らないといけないと考えると気が滅入ります。
途中に沢があったので手にすくって少し飲みましたが冷たくて美味しかったです。コップを持ってこなかった事を悔やみました。取立山の頂上から20分ほどで水芭蕉群生地に着きました。水芭蕉群生地には特に看板とかの表示もないので、誰もいなかったら気づかずに通り過ぎてしまいそうな所にあります。水芭蕉群生地の湿原に入っていくと雪の残っているところがあちこちにありました。水芭蕉は見頃という感じでしたが規模はそれほど大きくはありません。

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水芭蕉群生地を一周して、このまま戻ろうか、こつぶり山まで行こうか迷っていたのですが、他の人に聞くと、こつぶり山から見える白山は格別だというので行ってみる事にしました。もう来る事はないだろうしホームページに掲載するからには一応見ておく必要があるということで頑張りました。
水芭蕉群生地からこつぶり山頂上までは急な傾斜もありますが、7分程であっけなくたどり着きました。こつぶり山頂では多くの人が休憩をしてたり食事をしてました。白山が綺麗に見えました。来ただけのことはありました。

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ちょうど良い時間になったので食事をとりました。コンビニでパンを買っていったのですが、やっぱりおにぎりのほうが良かったです。
山の景色には興味がないので、早々にこつぶり山頂上を後にしました。
こつぶり山頂上では、大滝に向かう登山道に立入禁止の札がかかっていませんでした。どうしようか迷ったのですが、朝は立入禁止になっていたし、元々危険を伴うコースなので、初心者で1人での登山でリスクを犯すのもどうかと思い、来たコースを戻ることにしました。
こつぶり山頂上から取立山頂上に向かう途中で「えちぜん鉄道」主催の取立山トレッキングツアーの団体と遭遇しました。60人の大所帯です。本当は最初はこの企画に参加しようと思っていたのですが、集合が勝山の市街地なのでやめたのです。ちなみに「えちぜん鉄道」主催の取立山トレッキングツアーの参加費用は2800円で弁当や飲み物は別途自己負担です。
こつぶり山から駐車場までは写真を撮る事も少なかったので1時間40分で着きました。かなり足にきていました。12:40でした。
朝には大滝ルートが通行禁止になっていましたが、もう通行禁止が解除されていました。こつぶり山頂から大滝ルートで戻ったほうが良かったかなあと思いました。
改めて駐車場の自動車を見ると関西圏からも随分来ているようでした。
駐車場で休憩してから大滝を見に行こうと思っていたのですが、休憩できる場所がなかったので、すぐに滝に向かいました。大滝への道はなだらかで広いです。
チゴユリ、スミレ、ヘビイチゴなどの野草がたくさん咲いていました。直接取立山へ行く登山道よりも花の数が多いです。しばらく歩いていくとジロボウエンゴサク、ミヤマカタバミ、サンカヨウ、ネコノメソウなどが見られました。山野草を見るなら大滝までの登山道は絶対にはずせません。
大滝に近づくと上り階段と急な下り道がありました。
大滝は、落差約30mのなかなかりっぱな滝で、すぐ近くまで行けます。ただ近くに行くと滝と近すぎて全体を写せなくなります。階段の途中で滝を撮影できましたが、やっぱりもうちょっと近くからの撮影がしたいところです。川を渡れば撮影できそうでしたが、万が一のことを考え、やめました。歩いているとそうでもないのですが、撮影などで立ち止まるとムシがたくさん寄ってきてかなりうっとうしかったでした。

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大滝のすぐ横に、もう1つの滝(急斜面の沢?)があります。その急斜面の沢を登って行くのが大滝コースになります。急斜面の沢にはロープがかけてありますが怖そうです。呆然としていると親子連れが沢から降りてきました。平然としていましたが、初めての人が1人で通るのはやめたほうが良さそうです。
大滝を堪能して駐車場に戻ると14:00でした。駐車場から大滝まで1km20分ということなのですが往復で1時間20分もかかりました。花や滝を撮影するのに40分もかけていたようです。
取立山にはトイレはありません。登山前には、東山いこいの森キャンプ場のトイレで済ませておくのが良いでしょう。今日は福井県の最高気温が30℃と暑い日だったので水分もたくさん飲みましたが、汗もかいたので6時間トイレ無しで大丈夫でした。

 

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ツルキンバイ   チゴユリ
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ウリハダカエデ雄花  ウリハダカエデ雌花  
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ウリハダカエデの鱗片 アオダモ 
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ナガバモミジイチゴ タチシオデ
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 アオイスミレ  タチツボスミレ
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エゾイタヤ サワハコベ
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イロハモミジ モミジ 
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ツルシキミ イワウチワ 
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ショウジョウバカマ  ミヤマカタバミ (白) 
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ウワミズザクラ マイズルソウ 
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 コマユミ バイカオウレン 
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バイカオウレン  エンレイソウ 
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ヤマエンゴサク サンカヨウ 
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ミヤマカタバミ  ネコノメソウ 
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ニシキゴロモ ムラサキヤシオ 
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 タムシバ ムシカリ(オオカメノキ)
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マムシグサ  

 

『ジオツアー』直海谷川渓流、二輪草群生の隠れ滝トレッキング

今日は白山市観光ボランティアガイド協会主催の『ジオツアー』直海谷川渓流、二輪草群生の隠れ滝トレッキングに参加しました。10:00集合で15分前にはふるさと保養センター清流の駐車場に皆さん集まっていたようです。申し込みしたのは自分以外は全員女性の人でした。テレビ金沢の取材も入っていて、最初に撮られたら困る人はいますかと聞かれたので、真っ先に大きく手を上げたら、全員手を上げて、テレビ金沢の人は困っていました。
主催者の意向もあったので、自分だけ離れて映らないようにする事にしました。本当は説明を聞けなかったので惜しかったのですけど。
最初に2輪草の群生地とコンソリ川の隠れ滝を見に行きました。三角の形のロッジのあるところからコンソリ川の上流に向かって登山道(遊歩道?)を登って行きました。二輪草の見頃は過ぎてしまったとの説明があったのですが、最盛期は過ぎてしまったはいえ、二輪草はまだ残っていました。

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途中、いろんな野草も咲いていて山菜の説明などもありました。狭い坂道も少しはありましたが、それほどの苦も無くコンソリ川の隠れ滝にたどりつきました。滝には近くまで行け、間近で撮影してきました。

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コンソリ川の隠れ滝から、再び来た道を戻りました。後から聞いたのですが、コンソリ川の隠れ滝近辺は熊がよく出る場所らしくて、一人では行かないほうが良いようです。
次に、おぼく水と内尾道場に行きました。おぼく水は、スキー場のリフトのあるところの横の大きな道路を150mほど登っていったところにあります。

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おぼく水のすぐ近くに内尾道場がありました。
おぼく水はこんこんと水が流れていました。持って行ったコップで飲んでみましたが美味しかったです。おぼく水のところから再び戻って、ふるさと保養センター清流の前を通って直海谷川沿いの遊歩道を上流に向かって行きました。途中、山菜の説明があり、座禅草も見ることができました。

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ヘビに遭遇しました。ヘビは嫌いです!!!!!。上流の吊橋を渡って、林道を下ってふるさと保養センター清流の駐車場まで戻りました。

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保養センター清流の駐車場に戻ったのは予定通り12:00でした。有意義な時間を過ごせました。参加者はみんな満足していたようです。
説明員の人は10mほど離れたところからウドを見つけるなどベテランの凄さを感じました。数は多くないもののワラビやゼンマイ、コゴミ(もう大きくなりすぎていた)、カタハなど多くの山菜と出合えました。

今日の天気予報では夕方までは雨が降らないということでしたが、少し雨がおちてきました。
『ジオツアー』二輪草群生の隠れ滝トレッキングが終わった後に近辺の滝を撮影しなおそうと思っていたのですが、板尾不動滝の撮影が終わったところで雨が強くなってしまいました。三坂の三ヶ滝と綿ヶ滝と辰口の七ツ滝の撮影は諦めました。滝の撮影も曇りの日が良いので絶好な日だったのですが残念です。

そうそう、『ジオツアー』二輪草群生の隠れ滝トレッキングの集合地に行く途中で廃棄物業者(Sのマーク)が樹木を伐採したものを大量に川に廃棄しているのを見かけました。あまりにも大胆でびっくりしました。

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加賀東谷伝統的建造物群保存地区

2013年4月23日

今日は加賀で時間の余裕ができたので、加賀東谷伝統的建造物群保存地区に出かけてきました。加賀東谷地区は昭和前期まで炭焼きを業としていた荒谷、今立、大土、杉水の4つの集落には赤い瓦の屋根と煙出しが特徴の民家が数多く残っていることで平成23年11月に伝統的建造物群保存地区に選定されたということです。
おおまかな場所を調べておいたのですが、下調べが足りなくて、荒谷地区と今立地区だけ見てきました。
県道39号線沿いから、赤い瓦の屋根と煙出しの民家がちらほら目に付きました。
国道153号線を山に向かって行くと荒谷地区に入りました。確かに赤い瓦の屋根と煙出しの民家があちこちにありましたが統一感は感じられなく、全体を見下ろせるような場所は見当たりませんでした。

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もう少し進むと今立地区に入りました。こちらのほうも赤い瓦の屋根と煙出しの民家があちこちにありましたが統一感は感じられなく、全体を見下ろせるような場所は見当たりませんでした。

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地元の人が歩いていたので、話を聞きました。地元の人も集落って感じしないでしょって言って、全体を見下ろせるような場所は無いし、これといった見所もないって言うことでした。山のほうから流れている小川と桜の咲いている所が個人的に気に入っている場所だと言っていましたが、確かに美しいスポットでした。

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奥のほうに集落が無いか進んでいったのですが、集落がありそうでは無かったので帰ることにしました。後で調べると、今立地区から国道153号線をずっと奥に進んで行くと杉水地区の集落があり、今立地区を過ぎて国道153号線に進まなくて分岐点を真っ直ぐ行くと大土地区の集落になるようです。両地区ともかなり荒谷地区や今立地区と離れているようです。
ちなみに加賀東谷伝統的建造物群保存地区として写真が掲載されているのは大土地区の集落のようです。今度、時間ができたら杉水地区と大土地区にも行ってこようと思います。
荒谷地区や今立地区までの道路は特に狭いところもなく安心してたどりつけました。

2013年5月14日

今日、福井に行く途中で時間の余裕があったので、加賀東谷伝統的建造物群保存地区の大土(おおつち)地区に行ってきました。
Googleの地図を頼りに大土地区を目指したのですが、途中工事中の表示があり通行できるかどうか判らない状況だったので今回は断念することにしました。せめて杉の水地区を見てこようと進んでいくと、大土(おおつち)の標識が見えたので入っていくことにしました。県民の森に向かっていくと大土(おおつち)への分岐地点がありました。その分岐点から大土(おおつち)への道は急に細くなり、まさしく林道って感じの道で対向車があった場合には交差に苦労しそうな感じです。
そうこうしながらも奥に進んでいくと大土地区の集落が目に入ってきました。これぞ加賀東谷伝統的建造物群保存地区の集落という感じの集落で美しいです。集落の入り口のお墓の所に砂利の空間があったので自動車を停めて集落に入っていきました。事前情報では、ほとんど人がいないと聞いていたのですが、あちこちに住民が見えました。向こうのほうから声をかけてきて、市役所の人ですかと聞かれました。いいえ違いますと答えて、どこから来たのですかと聞かれて金沢からと答えると、いろんな事を話してくれました。
集落の奥に入っていき、住民の人に、見晴らしの良い場所はないですかと聞くと、親切に説明してくれて、その場所に行く道まで案内してくれました。その道を登って行くと、見晴らしの良い場所は、樹木が伐採してあり集落全体を見下ろせるように整備されてました。本当に美しい集落です。美しい集落を堪能して戻っていくと、また声をかけてくださり、せっかく金沢から来たのなら、竹の樋(トイ)から出る生水を見ていったらと案内してくれました。豊富な水量が流れていました。この水は、この集落の人達の大切な生活水にもなっているようです。喉が渇いていたのでありがたかったです。とても美味しい水でした。その後も、いろいろ声をかけて下さりました。大土地区の人達は皆さん本当に親切な人達ばっかりです。

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加賀東谷伝統的建造物群保存地区を見学するのでしたら、大土地区は絶対に外せません。大土地区は加賀東谷伝統的建造物群保存地区の本丸だと思います。大土地区が無かったら、この地域が加賀東谷伝統的建造物群保存地区に指定されることは無かったと思います。

大土地区の集落を堪能して、せっかくだから杉の水地区も通ろうと思ったのですが、道を間違えて(?)山道で峠(立杉峠)を越えてしまいました。どの辺を走っているのか判らなく不安だったのですが、道路の整備をしている人にこの道は山中温泉に行く道で良いのですかと聞くと、そうだというので安心しましたが随分遠回りしたようです。でも結果的に杉の水地区を通ることができたので、良かったです。杉の水地区は、こじんまりした集落で、加賀東谷伝統的建造物群保存地区という意味では、見所はありません。加賀東谷伝統的建造物群保存地区の見学が目的ならば杉の水地区は行く必要は無いと思います。

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我が谷ダムを通って、丸岡経由で福井に行きました。

家に帰って、地図を見たら、Googlemapとは感じが全然違っていました。Googlemapは国道は狭くても、りっぱな道路として表示してあるので、そのつもりで通ると、とんでもないところに入り込んだりするようです。ちなみに国道153号線は杉の水地区に行く最短距離の道路ですが、冬季は通行止めになりますし、地図では途中から無いに等しい細い道になっているので通らないほうが良いかも知れません。
今回通った経路は大土地区の集落と杉の水地区の両方を見るルートとしては間違っていなかったようです。
今度時間があれば、最短距離で行くことができる国道も通ってみようと思います。

2013年5月16日

加賀市の観光協会に国道153号線について問い合わせしました。国道153号線は冬は積雪で通行できなくなることもありますが、今の時期は何の問題もなく通れて、対向車と交差できないようなところも、それほど無いようです。

2013年5月21日

国道153号線がどんな状況か確認してきました。「この先通行不能箇所あり 通り抜けできません」との看板が立っていました。地元の人に聞くと、自動車では1年中通り抜けが出来ないということでした。加賀市の観光協会はいいかげんな事言ってるなあ・・・・・  ネットの地図は過信できません。