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どっちがお得? 定年後のお金 畠中雅子著 を読んだ

どっちがお得? 定年後のお金 畠中雅子著 を読みました。
最近、ネットでファイナンシャルプランナー関連の記事を読んだり、本を読んだりして知識が増えてきたので、目新しく感じる事は段々減ってきています。

65歳で退職するよりも64歳11カ月で退職して失業給付(基本手当)を貰った方がお得。ただし自己都合ではなく定年退職扱いにしていただけるのが条件です。基本手当は最大150日貰えます。65歳以上で貰える高齢者求職者給付金50日より有利ということです。

他には自分としては何も得るものはなかったです。

本には書いてなかったのですが、60歳で退職で再就職の意思がある場合は、失業給付(基本手当)より65歳までもらえる高齢者雇用継続基本給付金のほうが有利です。

ちなみに失業給付(基本手当)を受け取っている時にハローワークで申し込む公共職業訓練を受けると失業給付(基本手当)の期間が過ぎても延長されます。

高年齢求職者給付金は、何回転職しようが半年以上働けば、その都度支給されます。

高齢者施設 お金・選び方・入居の流れ がわかる本

高齢者施設 お金・選び方・入居の流れ がわかる本 太田差恵子著 を読みました。
後悔しない高齢者施設・住宅の選び方 岡本典子著と比べて施設の説明は浅いです。

福祉施設 
特別養護老人ホーム、老人保健施設、介護療養型医療施設、ケアハウス、ケアハウス(特定施設)、シルバーハウジング(民間の場合もあり)
民間施設
住宅型有料老人ホーム、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、介護型サービス付き高齢者向け住宅(特定施設)、グループホーム、小規模多機能型居宅介護施設

サービス付き高齢者向け住宅は入居一時金が不要

介護型サービス付き高齢者向け住宅(特定施設)は自由度が低く元気でも、入浴の回数や勝手な外出はできない  介護費用は一定額

グループホームと小規模多機能型居宅介護施設は地元の市町村の施設のみ入居可

小規模多機能型居宅介護施設は食事・宿泊料は別途必要ですが利用回数・時間に関わらず要介護度ごとに決められた定額料金

介護付き有料老人ホームでのオプション料金の一例(「平成25年度有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅に関する実態調査」全国老人ホーム協会)

規定回数以上の入浴介助 1回2000円
通院介助        1時間2000円
個別外出        1時間1600円
規定以上の買い物代行  1回1200円
規定回数以上の役所手続き代行  1時間1200円
おむつ代        1日900円
理容代         実費

マイホーム借り上げ制度の設定賃料は相場より10から20%安いのに加えて諸経費15%がかかる。1人目の入居者が決定した後は空室が発生しても空き室時保証賃料が支払われる。

有料老人ホームの契約は「利用権方式」が多く、何らかのトラブルが生じた場合には施設側から契約解除できる項目が設けられれている場合が多く、入居中に経営者が変わった場合に、契約内容は継承されません。

対人援助のための相談面接技術

対人援助のための相談面接技術 岩間伸之著 を読みました。

前回、高齢者援助における相談面接の理論と実際 渡部律子著を読んで面接に際しての話術の重要性を感じて、相談面接技術について特化した本を読んでみようと思ったのです。
相談面接技術というのは重要な事だと再認識しましたが、個人的に難しいと改めて感じました。相当なスキルを必要とします。
こういうのは読むだけでなく、訓練しないと、実際には実践できないなあと思います。
でも少なくとも、こういう事が効果的だと理解できただけでも有意義かなあと思います。

福祉用具で変わる介護のある暮らし

福祉用具で変わる介護のある暮らし 浜田きよ子/寺田和代著 を読みました。

紙おむつの事とか、福祉住環境コーディネーターの資格試験のために勉強したのに全く知らないことが多く、そういったことが判りやすく書かれていて、とても役に立ちました。
良い本です。
介護者のファッションも今後の需要が伸びそうだという気がしました。

介護保険の住宅改修費の支給は引っ越しした時や要介護度が3段階以上あがった場合には再度利用できる。
介護保険で介護ベットをレンタルしていて入院すると、介護保険でベットをレンタルできなくなる。外泊時に介護ベットを借りる場合は実費になる。

介護ベットの足上げ機能は、背上げ時の骨盤の固定と、足が少し楽になるためのもの
背上げには、背抜き(背中の圧迫を取り除く介護)も重要

ベットのマットレスはいろいろ試して自分に合ったものを選ぶ

介護ベットのサイドレールを手すりとして使ってはいけない。介助バーを使う。

ベットでテーブルを使う場合はベット昇降時にぶつからないように注意

円背の人の車椅子は背もたれの張りが調整できるものが便利

ベットから車椅子の移動が必要な場合はトランスファーボードを利用し、車椅子はアームサポートが脱着できるか跳ね上げられるタイプで、ブレーキレバーが座面より低く、レッグサポートが脱着できることが必須

着脱しやすい衣服とはトップスは大きなボタンの前開きタイプ、前開きで無い場合は、かぶりタイプで襟ぐりが伸縮性が高いもの。襟ぐりが広いものを着る際には首元にマフラーやスカーフ

浴室(浴槽も含めて)には滑り止めマット
お風呂の手すりは跨いで入る場合と座って入る場合は手すりの位置が違う

介助用車椅子の下り段差、急な下り傾斜は後ろ向きに降りる

大人おむつの大手3社はユニチャーム・花王・P&G(他の資料より)

後悔しない高齢者施設・住宅の選び方

後悔しない高齢者施設・住宅の選び方 岡本典子著 を読みました。
高齢者施設っていろんな種類があるけど、どこがどう違うのかテキストを読んでいても分からなかったのですが、なんとなくわかってきました。

介護付き有料老人ホーム・介護型で規則正しい生活をする事によって元気になると要介護認定で非該当になり退去になる場合もある。3カ月以上の入院で退去の場合もある。認知症で暴行暴力で退去もある。

有料老人ホームで契約日(または入居日)から90日以内なら入居一時金が返還される「クーリングオフ」の制度がある。
有料老人ホームの入居一時金は一生分の家賃の前払いなので、家賃の追加支払いは無い。

グループホームの退去要件は、「常時医療が必要になった場合」「長期入院」「感染症に感染」「暴力や暴行で共同生活に支障」など

サービス付き高齢者向け住宅は介護は外部サービスを利用(別契約) 死亡時に自動的に契約終了

シニア向け分譲マンションは年齢要件(60歳以上など)があるため相続しても住めないのに、管理費、修繕積立金、固定資産税を払い続ける必要がある。売却リスクもある

シルバーハウジングは介護は外部サービスを利用  重介護になると退去が必要

介護老人保健施設(老健)の入居期間は3カ月ですが、他の介護老人保健施設(老健)に移れば連続して3カ月の利用は可能

特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設のオムツは施設サービス費(1割負担分)に含まれる

特別養護老人ホームでは高度の医療では病院に入院 3カ月以上の入院で退去になる場合もあり