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あばれ祭 2010年

2010年6月24日

今年も天気が良かったら能登町のあばれ祭に行こうと思ってます。今年は一眼レフデジカメを買ったので,綺麗な写真が撮れるかなと思ってます。

持ち物はシュラフ,着替え(下着,靴下,上下服),予備サンダル,折畳椅子,お風呂セット,マスク,保冷BOX,パソコン,ACカーインバーター,デジカメ(K7,K100D,Optio M10,X70),デジカメリモコン,充電池,充電装置,予備メモリ,枕,アイマスク,ジャケット,リュックサック,カメラバック,三脚(クイックシュー),歯ブラシ,髭剃り,水,携帯電話用イヤホン,ティッシュペーパー,財布,メモ帳,ボールペン,名刺,ハンカチ,雨具,エアクッション,空気入れ,住宅地図,資料,睡眠薬,超音波虫除け

寄る所
能登やなぎだ荘,曽々木海岸・八世乃洞門トンネル,木ノ浦海岸・シャク崎,狼煙の金剛崎・能登二見,琴江院の庭園,小木漁港の御舟崎・金剛崎,九十九湾

PENTAX 18-55mmF3.5でISO1600,焦点距離18mm,絞りF3.5シャッタースピード1/15秒と1/20秒。薄暗い場合はシャッタースピードを自動。
PENTAX FA50mmF1.4でISO1600,焦点距離50mm,絞りF1.4からF2.4,シャッタースピード1/90秒。

花火撮影 IS100,F10,焦点∞,シャッターバルブ4~10秒

2010年7月1日
天気予報が,だんだん怪しくなってきた。1日目は,雨天のようなので2日目から行こうかな。
ぎりぎりまで待ってみようと思います。

2010年7月4日
あばれ祭,初日から行ってきました。
ちょっと遅くなって16:50に金沢を出発しました。その時間で気温が27℃なので,かなり暑い日でした。
能登有料道路を経由して,途中でコンビニで夕食のお弁当と,予備の食物を購入して,あばれ祭の駐車場に着いたのは18:50でした。
第一駐車場は満車だったので,少し戻って第2駐車場に駐車しました。
19:10に初日のメイン会場である庁舎前に着いたのですが,去年あって高台になっている堤防は無くなっていました。その分,広くなったような気がします。大雨注意報や雷注意報がでていたせいで空いていました。花火も撮影しやすいかなと思い,庁舎側に場所取りをしました。
庁舎の入口玄関の上にはマスコミがカメラやビデオを構えてました。前もって許可をとっておけば利用できるのかもしれません。
20:30に花火がありました。撮影してみましたが,なかなか綺麗に撮影できません。難しいです。
20:55にアナウンスがあり,21:00にキリコが入ってきて一部のタイマツに火がつけられました。去年は庁舎を背にして最左側の松明に一番最初に火がつけられましたが今年は庁舎を背にして最右側の松明に一番最初に火がつけられました。
22:00頃に短時間雨が降りましたが,23:00の終了まで,ゆっくりとキリコの乱舞を楽しめました。途中で観客が減ってきたので,反対側に場所を移動しました。庁舎側は背景がなくて良いかなと思っていたのですが,どちら側が良いかということではなくて好みかなと思います。後で見ると海側(庁舎側と反対側)から撮ったほうが綺麗に撮れてました。
終盤にはキリコのすぐ近くまで入って撮影することができました。
あばれ祭あばれ祭
祭りが終わって,駐車場に向かうときに酒屋さんがあったので自動販売機でビールを買おうとしたのですが,自動車免許証がないと購入できなくなっていて諦めました。

23:30に車中泊しました。今回はエアマットを持っていったのですが,初めて使って使い方がよくわからなくて途中で空気が抜けてしまいました。朝起きて調べると空気の入り口がいっぱいあって,全部オープン状態になっていました。空気が抜けるはずです。
睡眠薬を飲んだのですが,なかなか寝付かれませんでした。でも起きた時に,すっきりと起きれたので,疲労回復には効果があったのかもしれません。
4:30に起きたのですが,蚊が入っていて,かまれていました。超音波の虫除けをしておけば良かったです。
朝食を用意してなかったので町内にあるコンビニでお弁当を購入し,暖めてもらって,コンビニの駐車場で食べて,そのままゴミを処分しました。

能登やなぎだ荘の入浴時間(7:30から)まで時間があったので,柳田植物園の花菖蒲を見に行きました。早朝でも入場できました。花菖蒲のピークは少し過ぎていたようですが,まだたくさん咲いていました。柳田植物園の花菖蒲園はかなり広く見ごたえがありました。去年は大雨が降っていて,ほとんど見れませんでしたが,今年はゆっくり見れました。
柳田植物園の花菖蒲柳田植物園の花菖蒲

時間の余裕があったので,平等寺のアジサイを見てきました。去年も見に行ったのですが,小雨に降られて,今年も平等寺に入ってすぐに小雨が振り出しました。アジサイの植樹料として200円を入れると住職さんが,中に入ってお茶を飲んでいった下さいと言ってくれました。前回も撮影したのですが,アップの接写のほとんどがピンボケでがっかりしたのですが,今回は接写に強いX70でタイマー2秒撮影をしました。接写の場合は,ちょっとの距離差でもピンボケするので広い範囲での接写は難しいです。アジサイのアップは難しいです。
平等寺のアジサイ平等寺のアジサイ
能登やなぎだ荘で入浴して,髭剃りと歯磨きもして,朝刊をゆっくり読みました。お風呂の休憩室にいた客と話していたのですが,やっぱり,あばれ祭を見に来た観光客でした。関東から来たということでした。定年になってから,ご夫婦で全国を周っているそうです。能登やなぎだ荘のお風呂には早朝にもかかわらず次から次へとお客が入ってきました。早朝から入れる日帰り温泉って本当に助かります。去年買って美味しかったブルーベリーの飴を買いました。

9:15に能登やなぎだ荘を出発し,9:45に曽々木海岸に着きました。曽々木海岸では八世乃洞門トンネルのところの遊歩道(波の花遊歩道)がどうなっているのかを確認するのが目的でした。八世乃洞門トンネルも波の花遊歩道も全面通行止めになってました。波の花遊歩道に入ってみましたが,大きな洞穴(福が穴)は残っていて,石碑や仏像も残ってました。ただ,遊歩道には落石がいくつか見られ,通行止めの処置は仕方ないのかなと思いました。波の花遊歩道にはトンネル(洞穴)もありますが,「せっぷんとんねる」と名づけられていました
波の花遊歩道波の花遊歩道
八世乃洞門トンネルには千体地蔵への登り口もあるし,トンネルの反対側には垂水の滝もあり見逃せない観光スポットです。
垂水の滝垂水の滝
八世乃洞門トンネルを10:25に出発して,10:40に仁江海岸の逢坂トンネルに着きました。逢坂トンネルにも海岸線にツバ崎旧道があるのですが通行止めになっていました。逢坂トンネル付近には,奇岩の宝庫で尖った岩や渦の模様の岩などがあちこちにあります。観光名所である鯖尾岩もあります。ツバ崎旧道に入ってみましたが,こちらも落石が見られました。通行止めの処置は仕方ないです。
鯖尾岩仁江海岸
逢坂トンネルを11:00に出発して,すぐ近くの塩田と道の駅「すず塩田村」を,ちょっと覗いてみましたが曇り空だったので作業はされていませんでした。「すず塩田村」に行っていつも思うのですが,塩の資料館「揚浜館」の有料をやめればどうかとなあ。100円で誰も利用しないより無料で利用させて,他のものを買ってもらうほうがお得だと思うんだけど。
もうちょっと行くと,㈱珠洲製塩があり,通常のあげ浜式製法やくみあげたかいすいを1週間以上すだれや竹枝,ネットにスプリンクラーで散布し塩を作るところを見学できるようになていました。おかみさんが気さくな人で,いろんな話を聞かせてくらました。おかみさんは金沢出身だということでした。何種類かの塩を販売してましたが,焼魚やおにぎりに使うのに向いている塩を購入しました。
揚げ浜塩田㈱珠洲製塩
㈱珠洲製塩を出て数分後に,ゴジラ岩に着きました。ゴジラ岩の周りには,ニキビ跡のような穴がいっぱいあいた岩が,あちこちに見られます。
ゴジラ——>松井選手——>にきび跡   なんとなく関連性がありますね。
岩場を通ってゴジラ岩すぐ近くまで行けます。
ゴジラ岩ゴジラ岩近辺の岩
その後,数分で大崎に着きました。大崎にはボコボコ穴の開いた岩など変わった岩があります。大崎島内には神社があり,以前は大崎の島に歩いて渡れるようになってましたが,今は橋の脚部だけ残っていて橋がかかっていませんでした。
大崎島大崎島近辺の岩
木の浦海岸に向う途中の小浦出バス停付近には強風から家屋を守る間垣のある家もありますし,海岸には恐竜の頭の化石のような岩や,その他にも奇岩がいっぱいあります。
小浦出バス停付近の家小浦出海岸の岩
木の浦海岸にも寄ってきました。砂浜や岩場がある海岸ですが,透明度が高く海中公園になっています。過去に何度か寄っているのですが,行ってみて初めて来た事があることを思い出した次第でインパクトの弱い海岸です。
木の浦海岸木の浦海岸
木の浦海岸を少し越えた所にシャク崎に寄りました。数台の駐車スペースのあるところから,岬自然歩道木の浦を通って行くのですが,歩道は草刈もされていて整備してあったのですが,最終地点の展望台には樹木が茂っていて,風景は全く期待はずれでした。
岬自然歩道シャク崎の風景
狼煙漁港近くで駐車して,能登双見を見に行きました。能登双見は狼煙漁港からランプの宿方向に向かう途中の狼煙ポケットパークのほうからも見えるのですが,今回は近くから見ようということで,狼煙漁港から砂浜,草原,岩場を通って近づいて行きました。能登双見の手前には社が設置された岩もありました。
能登双見能登双見
能登双見を見てきた後に,近くにあるランプの宿がある金剛崎に行きました。国道からランプの宿のほうに入っていく道は狭く自動車が交差できません。行きも帰りも対向車に出合い交差するのに苦労しました。ランプの宿は宿泊しない人にとっても観光地として興味をもたれているようです。
ランプの宿は崖下の海岸沿いに建てられているのですが,崖の上に駐車場があります。駐車場には売店と展望台と金剛崎を見下ろせる場所へ行く橋が設置されています。展望台は普通の展望台の他に,崖に張り出している空中展望台があります。展望台と金剛崎を見下ろせる場所へ行く橋は有料で300円です。ちょっと高すぎです。金剛崎を見下ろせる場所へは橋を渡らなくても,50cm幅の目立たない道があるので無料で行けます。帰りに売店で鯛の煮干500円を購入しました。そのまま齧って食べても,お吸い物に入れても,鯛めしにしても良いとの事でした。家に帰って良く見ると,ランプの宿で作ったものではなくて,地元の業者がランプの宿のロゴを入れて作った物でした。1個,齧って食べましたが,乾燥が凄くてパリパリして骨まで全部食べることができました。そのまま食べても美味しくはありません。
金剛崎金剛崎
実は,行く予定の地点を全部,カーナビに登録してあったはずですが,実際に使ってみると,あばれ祭の駐車場の位置しか登録されていませんでした。操作ミスです。大まかな道路地図と珠洲・能登町の住宅地図を持っていったので,なんとかなりましたが,琴江院(きんこういん)への道がよくわかりませんでした。JAのお店があったので,買い物をして道を聞いたのですが,道を説明できないと言われました。琴江院(きんこういん)の事は知っていたので,説明が面倒臭かったのだと思います。
仕方が無いので,住宅地図を,詳しく調べて,なんとかたどり着きました。
琴江院は臨済宗のお寺です。文化財に指定されている古い鐘堂があり,欄干に龍の彫刻もあって,由緒のありそうなお寺です。清水寺の本尊と同じ作者の千手観音菩薩もあるそうです。庭はどこにあるのかなあって思っていると,住職さんが偶然出てこられて,お庭を見せていただけませんかと言うと,どうぞどうぞと寺の中の座敷に迎え入れてくれました。建物の中から見ることを想定してなかったので,恐縮してしまいました。琴江院の庭園は池があるりっぱな庭でした。きまっし金沢の名刺を出して,掲載させていただきますと伝えました。本堂も見ますかと言われたので,撮影しても良いのですか?聞くと,離れてなら撮影しても良いですよということだったのでお言葉に甘えました。
観光客とかが琴江院の庭園を見たいということであれば,許可をとって見せていただかなくてはいけないですかと聞いたら,横から裏に入って自由に見ていただいて良いですよということでした。でも一声掛けたほうが良いですね。
琴江院琴江院
あわただしく周ってきたので食事をする余裕も無かったのですが,15:00に食事することにしました。珠洲であちこちに広告を出している「レストラン浜中」へ行きました。中途半端な時間なので営業しているか心配だったのですが営業していました。店頭にメニューがわかるパネルがありましたが,定食が結構高く気軽に入れそうな感じでなかったのですが,はたはた丼(能登丼)1200円という貼り紙があったので,それを食べることにして入店しました。
レストラン浜中に入ると,どちらかというと,ちょっと広めの場末のバーといった感じのお店でした。
はたはた丼(能登丼)を注文すると,もう季節外れでやっていないと言うのです。能登丼は牡蠣貝の丼だと言うので,いくらするんですかと聞くと1800円のと2200円のがあるということでした。1人で昼食を食べるのに1800円を使う気にならなかったので,困りました。能登でハンバーグやトンカツを食べる気もしなかったので随分悩んだ末,海鮮ピラフを注文しました。かなり待って海鮮ピラフが出されました。海鮮ピラフには,魚と海藻が入った味噌汁と,お茶が付いていました。海鮮ピラフは,味付けが良かったのですがご飯が柔らかくピラフ向きではなく美味しく無かったです。味噌汁は美味しかったです。多分,味については良いお店なのだと思います。

レストラン浜中を出て,イカの干物を買おうと九十九湾のブルーウェーブに寄りましたが閉店してました。あばれ祭に参加するために閉店していたのでしょう。

16:30にあばれ祭の第一駐車場に着きました。駐車場は空いてました。さっそく業水産協同組合地方卸売市場近くで待機しました。17:00頃からダイドーのCM撮影がありました。17:15頃から場所取りをする人が増えてきました。最初から雨が降っていて,傘をさしながらの待機は疲れます。隣で待っている人が見ている資料は,どうも「きまっし金沢」のページをプリントしたもののようです。
酒垂神社の神輿を海に放り込む時間は予定では17:30でしたが実際には1時間遅れの18:30からでした。始まった時間は去年と同じでした。神輿を海に放り込むのを見るのは早々に引き上げ,焚き火の場所に向いました。こちらのほうも最前線に場所取りができたのですが,50mmF1.4の短焦点レンズでは距離が近すぎて,撮影には不向きだったようです。
あばれ祭あばれ祭
19:15に梶川橋のスポーツ店横の通路に待機しました。この場所は,見学するのにも良いのですが雨宿りにも良い場所でした。去年は,いろんな場所で待機する人がいましたが,今年はみんなスポーツ店横の通路に待機していました。話しているのを聞いていたら,ネットによると橋から神輿を落として,対岸から引き揚げるそうだと話していました。「きまっし金沢」のページで情報収集している人が結構いるようです。
21:00に合図の花火が上がって,キリコの巡回が始まったのですが,梶川橋には21:15に最初のキリコが通り,22:40に神輿が来ました。
あばれ祭あばれ祭
今回は松明の下で神輿と一緒に川の中に飛び込むのを撮影するのを諦めて八坂神社の焚き火での神輿の投げ入れの撮影を優先することにしました。23:00に八坂神社に着きました。八坂神社の焚き火の場所の神社側に1m以上高く壁になっているところがあったので,そちらで待機しました。八坂神社にお賽銭を入れました。23:50に神輿が入場し,焚き火の周りを周ったり,焚き火に神輿を投げ込んだり廻したり,その上に乗ったりして凄く迫力がありました。待機した場所は撮影には最適な場所でした。
あばれ祭あばれ祭
八坂神社から観音橋のほうに川沿いを通ると消防車が止まっていて,松明が燃えた跡もありました。松明の下での川に飛び込むのは2箇所で行われるようです。白山神社の神輿と酒垂神社の神輿は別々の場所で飛び込むようです。後日,調べたら,先に酒垂神社の神輿が巡回して,後に白山神社の神輿が巡回することに決まっているので,先に八坂神社に近いほうの川で火のついた松明下の川の飛込みが見られ,後に観音橋のほうに火のついた松明下の川の飛込みが見られるということのようです。八坂神社に近いほうの川のほうが観覧できる場所が広く,坂のほうから見ると上から見下ろせるので観覧しやすいのかもしれません。

24:00に松明の下で神輿と一緒に川の中に飛び込む場所の観音橋に行ったら,雨天のせいもあり,それほど混雑はしてませんでした。今年は道路との対岸には特にロープがかけてなく,どこへでも自由に入れるような感じでした。結局最後までどかされる事も無く,対岸のほうで撮影できたようです。毎年状況が違うようです。
神輿は25:30に到着し,10分程度火のついた松明の元で川の中で神輿を担いだり,逆さにしたりしてました。
あばれ祭あばれ祭
このあと八坂神社へ行っても人がたくさんで見学は無理そうなので,駐車場へ戻ることにしました。
駐車場に戻ったのが3:00になったのですが,疲れていた事と2日連続車中泊だったこともあり,あっというまに熟睡できました。ただ,駐車した場所が漁船から荷物を引き上げる設備のすぐ横で,その作動音で目が覚めてしまいました。宇出津の町のスーパー(カクダストア)が早朝から開いていたので,お寿司とか売ってないかなと探したのですが,さすがに早朝からは売っていなくて,パンを購入しました。

弁天島,千畳敷,姫漁港,小木漁港の御舟崎・金剛崎を見てきました。
千畳敷ではサーキュラーPL(円偏光)フィルターを使ってみました。海面の光の反射を軽減できて良い感じでした。
千畳敷千畳敷
小木漁港の御舟崎は基本的には近くに行くことはできません。小木漁港の御舟崎は能都北辰高校小木分校へ行く坂道の途中から見えるところがありました。住宅地図を見ると能都北辰高校小木分校の敷地から海のほうへ降りる道もあるようですが,未確認です。
小木漁港の金剛崎は岬のことを言うのかなと思ってたのですが,地元の人に聞くと小さい丘の上に建つ神社のことを金剛崎と呼ぶのだということでした。
御舟崎小木金剛崎の海岸
途中眠くなって仮眠をとったりしながら金沢へ帰りました。夜8時には眠くなって翌朝まで熟睡しました。

今回は観光地はX70で撮影をして祭りはK7で撮影しました。やっぱりライブビューは良いです。ファインダーを覗きながらの撮影は肝心の祭りが楽しめません。

となみ夜高まつり

2010年5月30日
6月11日12日に砺波でとなみ夜高まつりが行われるということで調べてみると,福野の夜高祭と伏木曳山祭の良い所を合わせたような祭りだということが判り,行きたくなりました。となみ夜高まつりの時間や駐車場の場所やクライマックスの場所を調べました。
三脚での撮影は,どうも出来そうもないし,座って見る事も出来ないようです。
夜高突き合わせ 20:45から23:25  富山第一銀行砺波支店前 と 北陸銀行砺波支店
駐車場はジャスコ,砺波総合病院,カーマ

PENTAX K100DとPENTAX K-7でレンズPENTAX FA50mmF1.4とPENTAX 18-55mmF3.5とSIGMA 24mmF2.8(フィルムカメラで使ってた広角レンズ)を使って撮影してみようと思います。

土曜日なので早めに出かけて城端の水車ウオッチングロード(善徳寺近く)・桜ヶ池公園,井波の瑞泉寺・井波美術館や,砺波散居村(となみ散居村ミュージアム,鉢伏山の散居村展望台)も寄ってこようかと思っています。

城端の桜ヶ池公園近く(JA直営ヨッテカーレ城端)におにぎりが美味しいと評判の「THE むすび」というお店があるらしい。砺波近辺には美味しいお店が見つからないのでおにぎりで2食すまそうかな。城端の井波屋のプリン大福というのも人気らしい。

城端には善徳寺横に無料駐車場があるようです。
井波では道の駅「井波」や交通広場が駐車場として利用できるようです。

ヒートテック上下,フリース,デジカメ(K7,K100D,X70),三脚CX444,充電池,デジカメリモコン,クーラーボックス,携帯電話,ティッシュペーパー,財布,リュックサック,折り畳み椅子,メモ帳,ボールペン,名刺,ハンカチ,本,資料,雨具,チリ紙,折り畳み自転車

2010年6月13日
昨日,となみ夜高まつりに行ってきました。
9:30に金沢を出て,カーナビの指示に従って国道359号線,国道304号線を経由して1時間で桜ヶ池公園に着きました。桜ヶ池公園は子供が小さい時に泊まった事があるのですが,随分雰囲気が変わっていました。子供の遊具広場は人気がありましたが,その他はスケートパークを楽しむ若者と釣りをしている人がいるくらいで寂れた感じがしてました。ボートも陸に上げられていました。自遊の森ではブルーグラスのコンサートがあったようです。
持参した折り畳み自転車で一周しましたが,結構広い池で徒歩で周るとかなり時間がかかると思います。桜ヶ池公園には他にバーベキューの施設やキャンプ場,コテージ,温泉があるようです。
桜ヶ池桜ヶ池

桜ヶ池公園のすぐそこに桜ヶ池クアガーデン,JA直営のヨッテカーレ城端があり,結構人気があるようで,たくさんの自動車が駐車していました。昼食はヨッテカーレ城端にある「THE むすび」で食べました。とろろこんぶ120円,ピリ辛高菜160円,ほたるいか(沖漬け)190円を食べました。「THE むすび」のおむすびは暖かくて確かに美味しいです。海苔はそうでもないのですが,やっぱり米が美味しいのだと思います。特に,ほたるいか(沖漬け)のおむすびは絶妙な味でした
THE むすびTHE むすび

12:00にヨッテカーレ城端を出て12:15に城端の町の無料駐車場に着きました。公営の無料駐車場は城端善徳寺の前方と後方にありますが,前方の善徳寺前交差点近くの駐車場(えびす商店街駐車場)のほうが城端町散策に便利ですが,ちょっと狭いです。城端善徳寺後方の駐車場はかなり広いです。
城端善徳寺と城端曳山会館裏の 「蔵回廊」を見た後で,折り畳み自転車で古い町並みと水車ウオッチングロードを周りました。水車は昔から使われていたままの状態であるのかなと思っていたのですが,水車は昭和30年ころには使われなくなっていたそうです。平成3年熟年仲間四人が居酒屋談議で盛り上がって水車を設置したのがはじまりということのようです。
城端の古い町並み城端の蔵回廊
水車ウオッチングロード城端善徳寺

13:50に城端を出て井波町に向いました。10分程度で井波町の無料駐車場に着きました。井波町の無料駐車場は広いのですが半分ほどはバス用になっていて,バス用の駐車スペースはたくさん空いていたのですが,自家用車の駐車スペースは満車状態でした。駐車場には瑞泉寺周辺の地図が置いてあるので貰ってくるのが良いです。
それでもなんとか駐車できました。瑞泉寺の参道には木彫のお店が多く,作業している様子も見る事ができます。瑞泉寺の参道には看板や表札,バス停の時刻表などにも井波彫刻が利用されています。サーキュラーPL(円偏光)レンズで木彫のお店の作業している様子を撮影したのですが,びっくりするほどガラスの反射を抑えられました。道具って使ってみるものです。
井波町の町並み井波町の町並み

瑞泉寺は以前拝観した事があるのですが,改めて拝観しました。瑞泉寺は建物の中は撮影が禁止です。でも瑞泉寺の外から見える欄干の木彫も見事なので撮影してきました。瑞泉寺の参道から少し入った所にある黒髪庵も見てきました。井波美術館も無料化されたので見てきたのですが,以前は木彫の展示だったと思うのですが今は木彫にこだわらず,地元の芸術家の展示のための美術館になっていました。
瑞泉寺瑞泉寺の欄干

その後,駐車場に戻って,いなみ木彫りの里に寄って鉢伏山の散居村展望台に向いました。
鉢伏山の散居村展望台は夢の平スキー場近くにあり,井波町の瑞泉寺から20分程度で行けますが,井波町から行くと途中,交差ができそうもないような細い林道もあるので砺波方面から行くほうが無難です。砺波から行くと散居村展望台は夢の平スキー場を少し越えたところにあり,もう少し先に進むと散居村を一望できる駐車スペースもあります。せっかくなので両方の場所から散居村を見るのが良いでしょう。
ただ,昨日は晴天でしたが気温が高く,田んぼから湯気が出ていたのか,靄がかかってよく見えませんでした。残念でした。
散居村展望散居村展望

散居村展望台から,となみ散居村ミュージアムまで20分かかりました。
となみ散居村ミュージアムには散村農家を再現した伝統館があり自由に入る事もできます。旧小学校校舎の一部を移設した民具館は農家の道具や地元の人の作品が展示されていました。両館とも無料で入館出来ます。伝統館の入館は17:00までです。
散居村ミュージアム散居村ミュージアム

となみ散居村ミュージアムの近くにアピタがあり,その敷地内にらーめんの「まるたかや」があったので夕食をとることにしました
19:30に「まるたかや」を出て砺波市立総合病院の駐車場には17:42に着きました。通常の駐車場は17:00に施錠されると書いてあったので,夜間駐車場に入れました。となみ夜高まつりの日は通常の駐車場でも夜間施錠はしないようです。ただ,となみ夜高まつりの駐車場であるとは掲示されていませんでした。ちなみにパンフレットを見ると,砺波市立総合病院とサンキュー新冨店の駐車場が,となみ夜高まつりの無料駐車場と掲載されていました。
砺波市総合病院の駐車場から,となみ夜高まつりのメイン道路へは,それほど遠くはないです。同じ通りの北陸銀行前と富山第一銀行の前が,突合せの行われる場所ですが近くでは露店もたくさん出店されていました。となみ夜高まつりのメイン道路周辺を散策して,日中の曳山の写真を撮ってきました。となみ夜高まつりではトイレは見当たりませんでした。
北陸銀行の前の駐車スペースに段になった観覧席が準備されていたので,この場所が一番の見所だと思い,18:30に場所の確保をしました。19:00にはまだ良い場所はいっぱい残っていたのですが,19:30には少し混んできました。19:40頃から北陸銀行前にも曳山の巡回がありました。20:00にはだいぶ混んできて20:10にはロープの中で見学している人は,突合せの時にはどいてもらいますというアナウンスがありました。その時間になると,もう良い場所は確保できない状況でした。
予定通り20:45から突合せが始まりました。最初に2つの町の曳山が向かい合い,掛け声とともに踊り,ホイッスルが鳴るとお互いに突進してぶつかります。ぶつかった時には大きな音がして曳山が大きく揺れます。その後先端を大きく持ち上げ相手の飾りにぶつけ,飾りを壊します。ぶつかった時には引き手同士の小競り合いもあり,みんなで声をかけながらロープを引いて曳山を上下前後にゆらします。しばらくすると勝ったほうが万歳をしながら喜びの踊りをします。それを数回続けて,2つの町の突合せが終わります。
突合せは違う町同士で23:30頃まで8回あります。
となみ夜高まつりは見所が長く続き,威勢がよく,観客も多く盛り上がります。道路も広いのでロープ前最前列にいても撮影が可能でした。ロープ前に脚立を置いて観覧すると撤去されます。時々,曳山の引き手がロープを越えてきますので,その時には迅速に下がらなければいけません。三脚を立ててファイダーを覗いていると逃げ切れません。ぶつけられるのが必至です。今回は三脚を最前列で立てられましたがライブビューで撮影していたので曳山の引き手がロープを越えてきても迅速に退避できました。となみ夜高まつりは警察官の人数も伏木祭りほどでは無く,祭りを監督する年配者の人数も少ないので観客が見難いということはないです。
観客は富山第一銀行前よりも北陸銀行前のほうが多いようです。北陸銀行前でも道路の北陸銀行側は混雑が酷く,移動すら出来ない状況のようでした。北陸銀行の向かい側は少しは通路も確保されていて,観客の入れ替えも多少はあるようでした。少し遅れてきた場合は富山第一銀行前か,北陸銀行の向かい側で見るのが良いようです。
この時期は,日中は暖かいですが夜になると寒くなるので,上下ヒートテックに薄いシャツに薄いジャケットを着てリュックサックにフリースの上着を入れておいたのですが昨日は最低気温が20℃あったのと熱気で暑くて,途中ジャケットも脱ぎました。
となみ夜高まつりを充分堪能したので23:00に帰ることにしました。
となみ夜高まつりとなみ夜高まつり
喉が渇いたのでファミリーマートに入ると,となみ夜高まつりのパンフレットが置いてあったので貰って来ました。
帰りもカーナビの指示に従って帰ったのですが,かなり複雑な道を通って小矢部から8号線に入って帰ってきました。1時間で帰る事ができました。

今年は富山の祭りで高岡御車山祭,福野夜高祭,伏木曳山祭,津沢夜高行燈祭り,となみ夜高まつりに行きましたが,となみ夜高まつりが一番良かったです。

撮影した写真を見るとPENTAX 18-55mmF3.5のレンズでは三脚を使ってリモコンでシャッターを切ったのですがフラッシュ無しではISO1600,焦点距離18mm,絞りF3.5シャッタースピード1/15秒が綺麗に撮れています。PENTAX FA50mmF1.4のレンズでは手持ちでリモコンでシャッターを切ったのですが,ISO1600,焦点距離50mm,絞りF1.4,シャッタースピード1/90秒が綺麗に撮れています。ただしPENTAX FA50mmF1.4で,この条件だと,距離が離れている部分はピントがぼけていて綺麗に撮れません。絞りを絞ってシャッタースピードを長くしないといけないのかもしれません。

小矢部の津沢夜高行燈祭り

2010年6月2日
今週6月4日,5日に小矢部の津沢で大行燈のぶつかりあいのある夜高行燈祭りがあるようです。
金曜と土曜と同じような内容で行われるようです。
駐車場は・津沢小学校の体育館横・ゴールドウィンなど十分に確保されているそうです。
JR石動駅から会場まで ジャンボタクシー(無料)も運行されているようです。
ぶつかりあいは21:00から決まった場所で順序良く行われるようで,津沢商工会前の道路で行われるそうです。大行燈は7つの町から出てくるそうです。行燈の巡回は19:00からのようです。
小矢部市の観光協会に問い合わせをしたら,5日(土)は混み合うので4日(金)がお奨めですということでした。
天気良さそうなので行ってこようかな。

2010年6月5日
昨日,津沢夜高行燈祭りに行ってきました。
金沢を17:00に出発しました。念のためにコンビニでパンを買っておきました。カーナビに逆らって8号線経由で津沢を目指したのですが,金沢から出た後は,津沢の町中も含め,道路沿いには飲食店がほとんどありませんでした。パンを買っておいて良かったです。
小矢部クロスランドのあたりから津沢夜高行燈祭りへの案内看板があり,分かりやすかったです。駐車場もゴールドウィンの駐車場を利用できるのですが,すぐにわかりました。ゴールドウィンの駐車場まで一般道路で50分強で行けました。本当に近いです。
駐車場から祭りの中心地への案内看板は無かったのですが,予め付近の地図をプリントしてあったのと,祭りの演奏の音(録音したもの)が聞こえていたので,すんなりとたどり着きました。会場の横にはあんどん広場があって,地元の人の出店した飲食ブースもありましたし,近くの道路沿いには露店も出店してました。
18:00に会場につきましたが,見学者はほとんどいなくて空いていました。曳山がぶつかる場所の周りはロープがかけられていました。曳山がぶつかる場所は商工会,消防署,NTTにはさまれた道路になります。地元の人に聞くとNTT側が一番迫力があって良いということなので,さっそく場所取りをしました。曳山は最初は町内を巡回するけど,すべての曳山はこの場所を通るので,この場所で待ってるのが一番良いということでした。
曳山がぶつかる場所ではロープがかかっているので,ロープぎりぎりのところに三脚を立てたのですが,他の人の邪魔になりそうだったので,ちょっと悩みました。ロープはドラム缶にくくりつけられているのですが,ドラム缶の上なら3脚をそれほど広げなくても置けるということで,ドラム缶の上に設置する事にしました。そのほうが高い位置にカメラを設置できるので良かったのですけど。
当日は最低気温が15℃程度だったのですが,さすがに夜の外は冷えます。下着の上にヒートテックを上下に着て,厚めのシャツとフリースと薄いジャケットを着てちょうど良い感じでした。
トイレについては商工会の後ろ側に外から直接入れるトイレがありました。街中でもトイレ使えますの貼り紙がしてあるお宅もありました。

19:00からあんどん広場で開会式が始まりました。開会式の挨拶で夜高はヨータカと読むことを知りました。子供太鼓の演奏もありました。
19:30に津沢夜高行燈祭りがスタートということのようですが,19:40から商工会に曳山が通るようになりました。20:30頃になると人も増え始め,撮影に適した場所を確保するのは難しそうでした。それでも2日連続の初日の金曜日ということで,それほど大混雑というほどでも無く,見る分には苦労せず見える場所を確保できる状況でした。
21:00ちょうどから商工会前で曳山のぶつかいあいが始まりました。何ヶ月もかけてつくられた造り物がぶつかって壊されます。地元の人に,造りものが壊れたら翌日はどうするのですかと聞くと,造りものはいくつも造られていて,壊れたらパーツ交換のように入れ替えて,再びまっさらになって再登場って感じのようです。
ぶつかる時には,見ていても危険な感じで迫力がありました。ぶつかって途中で,曳山が燃え出すトラブルもありました。
NTTにはさまれた道路と消防署の駐車場のT字の区域がロープでかこまれていますが,ぶつかる場所は消防署とNTTにはさまれた道路です。消防署とNTTの前を中心に道路の両側から2台がお互いに向かっていきぶつかります。消防署前の駐車場は方向転換するために使われていました。
津沢夜高行燈祭り津沢夜高行燈祭り

NTT側が一番迫力のある場所ということだったのですが,確かに一番迫力があって良い場所なのですが,道路が狭いので,見る場所から曳山があまりに近くて撮影はしにくい感じでした。撮影なら,消防署側のほうが良いかもしれません。
超広角レンズSMC PENTAX-DA 14mm F2.8 ED(IF)が欲しくなりました。
22:00を超えると観客も減ってきますので,途中で商工会のほうに移動すれば全体像を撮れたのにと翌日の朝刊の写真を見て後悔しました。
24:00に予定通りに祭りは終了しました。富山の祭りは時間がきちっと決まっています。

帰りは,カーナビにしたがって行きましたが,どこを走っているのかわからない状態で峠とかを越えて50分弱で到着しました。確かに行きより早く着きました。後で調べると国道359号線で帰ってきたのでした。

伏木曳山祭と瑞龍寺と海王丸パーク

2010年5月3日
今回,高岡の御車山祭や福野の夜高祭に行って気づいたことは,金沢から行くと能登より近いって事です。一般道を利用しても1時間で行ける手軽さがあります。

そういう訳で,高岡市の伏木曳山祭に行ってみようかと思います。毎年5月15日に開催されるのですが今年は土曜日なので行きやすいです。
昼間は昼は花笠や彫刻類、神座の大人形で飾られた花山車が町内巡回し,夜は飾りを外され,山車に大量の提灯を取り付けられて,その提灯を揺らしながら山車がぶつかり合う(カッチャ)ようで,別名けんか祭りと呼ばれているそうです。
昼の部は10:30から16:30,夜の部は18:30から2:00まで行われ,カッチャは19:15と22:30に本町広場と伏木支所前で行われるようです。

ついでに瑞龍寺500円も行こうかなと思っています。
海王パーク(入場無料 海王丸 乗船400円 イルミネーションは日没から午後8時)も近いです。

お昼は高岡のレストランオータニ(高岡市民病院近く)のクリームコロッケにしようかな。
伏木では精肉くぼた伏木店のコロッケが美味しいらしい。夕食はコンビニ弁当持参でコロッケと一緒に食べようかな。コロッケの連荘になってしまう(笑!)。お土産分も買おうかな。

伏木曳山祭に近い銭湯は2軒とも,たまたま当日休みのようです。10分ほど歩くことをいとわなければ不動湯という銭湯があるのですが。今回はお風呂はやめます。
昼の部と夜の部の間の2時間をどうするかが課題です。速めに待機して特等席を確保かな?花山車の飾りを外され,山車に大量の提灯を取り付けるのを見学という選択もあります。
伏木曳山祭の範囲にはコンビニは無いようです。
伏木曳山祭が終わったら,すぐに金沢に帰る予定です。

PENTAX X70の絞り最開でISO200と400と800,シャッタースピード1/10,1/20,1/60秒で試してみようと思います。

ヒートテック上下,セーター,デジカメ(X70,K100D,Optio M10),三脚プレート,大きい三脚,充電池,デジカメリモコン,クーラーボックス,携帯電話,ティッシュペーパー,財布,リュックサック,折り畳み椅子,メモ帳,ボールペン,名刺,ハンカチ

2010年5月16日
昨日,瑞龍寺と海王パークと伏木曳山祭に行ってきました。

9時過ぎに金沢を出発してカーナビの誘導にしたがって瑞龍寺には1時間10分で到着しました。
大きい道路側にも大きな無料駐車場がありましたが誘導員に従って瑞龍寺前の無料駐車場に入りました。こちらにも誘導員がいて案内してくれました。
受付で参拝料500円を払って瑞龍寺の境内に入りました。瑞龍寺は有料のお寺には珍しく,横の道からだとノーチェックで入れそうな感じでした。
瑞龍寺の広い境内には建物の他には樹木など存在しなく1色の真平らな地面(総門から山門までは石が敷かれていて,山門から入ると芝生が敷かれている)で独特な空間をかもちだしています。参拝者が少なかったせいもあり,別世界にいるような錯覚にとらわれました。

瑞龍寺

瑞龍寺では係の人や,お坊さんが参拝者を見つけると,瑞龍寺の施設や歴史について丁寧に説明してくれます。短い法話も聞かせてくれます。それが観光化されたお寺の通り一遍の説明という感じでなく,心のこもった説明で好感がもてましたし印象的でした。
仏殿ではお坊さんが説明していて,鐘(磬子)を鳴らしてくれたのですが,ドーム型の仏殿に響いてなんともいえない音色を響かせていました。

瑞龍寺

瑞龍寺に一時間ほど滞在し,その後,瑞龍寺の真ん前800mほどのところにある前田の墓所に行ってきました。前田の墓所には数台程度の駐車スペースがあるのですが,前田墓所以外の目的の自動車で埋まっていたので,近くで駐車して10分程度見学してきました。

前田墓所

11:50に高岡市民病院近くのレストラン オータニに入りました。結構お客さんが入っていて,その後も次から次へと入ってきました。人気のあるお店のようでした。日替わりランチは12:00からでしたが土曜日はやっていないようで後から入ってきた客も日替わりランチを頼んでいませんでした。
今日はカニクリ-ムコロッケ定食を注文しました。美味しかったのですが,感動するほどではなく家で食べるクリームコロッケのほうが美味しかったです。

レストラン オータニから20分で海王丸パークに着きました。
海王丸パークは無料駐車場が大きく,波の形をしたロープの網の遊具施設や迷路花壇などがありました。富山湾を周る遊覧船も運航されています。帆船海王丸は帆を掛けるのは1ヶ月に1度程度決まった日だけなので,その日以外は,ごく普通の船なので,外から見るだけだと,あまり有り難味はありません。でも400円で船内を見学できるので子供には喜ばれるかもしれません。レンタサイクルもあったので,近隣に整備されているいろんな施設を周ってみるのも良いかもしれません。

海王丸パーク

海王丸パークから伏木港に向う途中の新湊の町では獅子舞のお祭が開催されていました。
伏木の祭の巡回路にはコンビニがないので新湊のローソンに入りましたが,ローソンってお弁当の種類が極めて貧弱なので,結局パンを購入することにしました。     

実際に存在する橋がカーナビに表示されていなくて,何処を走っているのかわからなくなりましたが,伏木曳山祭の駐車場への案内表示に従って迷うことなく駐車場へ着く事ができました。
伏木曳山祭の駐車場(万葉埠頭)は伏木曳山祭の巡回路からは徒歩ですぐ近くに位置して,とても便利です。伏木曳山祭当日には高岡駅から17:00発が始発で30分毎で6本(最終便19:30),伏木駅前から高岡駅へ始発21:00で30分毎で6本(最終便24:00)無料のシャトルバスが運行されています。
伏木祭の駐車場(万葉埠頭)から伏木の町に入ったすぐの所に高岡市役所伏木支所がありますが,伏木曳山祭の案内所になっていて,現在の進行状況や今後の予定とかを掲示してありますし,いろいろ説明もしてくれます。伏木曳山祭のパンフレットも貰えます。パンフレットにはトイレの位置も掲載されていました。
パンフレットを貰って,どこに行けば曳山が見られるか教えてもらい,音のする方向に向って行きました。何台もの曳山がところどころにありました。昼の部の曳山は操り人形や花傘やだしで飾られています。曳山は固まって列をなして進行するという感じではなく,間隔をとって進行するようです。最初に綺麗どころの女性達がロープをひっぱり,その後ろに男性達がロープを引っ張ったり曳山を押したりしています。かなり狭い道で方向転回が必要になりますが,そのあたりも1つの見所になります。

伏木曳山祭

曳山が町内を巡回した後,本町広場を通って15時を過ぎた頃におのおのの曳山は山倉に入りはじめます。狭い道では曳山の全体を見渡す事がなかなかできなかったのですが,本町広場ではロープを引く人も含めて曳山の全体をカメラに収める事ができます。

伏木曳山祭

山倉では飾りを解体して,四方に大量の提灯を取り付けられます。いよいよ曳山の「かっちゃ」の準備です。解体や提灯の取り付けは大掛かりでクレーン車も利用してました。

伏木曳山祭

しばらく曳山の解体や組み立てを見て,こちらも「かっちゃ」を見るための準備です。
本町広場から伏木駅に向って線路をすこし越えたところにある精肉くぼた伏木店へ夕食用とお土産用のコロッケを買いに行きました。精肉くぼた伏木店のコロッケは美味しいと評判なんです。前を歩いていた人も精肉くぼた伏木店へ入っていったのですが,なんでも今日はコロッケが無いということのようでした。伏木曳山祭で大勢の人が訪れたので売り切れてしまったのか,伏木曳山祭で忙しくてコロッケを作る時間が無かったのか,どちらにしても残念でした。
高岡市役所伏木支所前のけんか山ロードには多くの露店が出店してました。
かっちゃは本町広場と高岡市役所伏木支所近くの法輪寺前で19:15から同時に行われるのですが,16:30の段階でちらほら場所取りしている人を見かけました。
駐車場へ戻って自動車の中で食事して,上下ヒートテックを着てセーターを着て夜のための防寒の準備をしました。
夜のためのデジカメとレンズと三脚を持って,高岡市役所伏木支所近くの法輪寺前に向かいました。17:00に法輪寺前に着きましたが,随分場所取りをしている人が増えてました。なんとか前に障害物のない場所の最前列を確保して折り畳み椅子に座って「かっちゃ」が始まるを待つことにしました。
17:30には大勢の警察官が道路の両側3m間隔で警備を始めました。
18:00には最前列は埋まり,良い場所を確保するのは無理な状態でした。時々,割り込みなど迷惑行為があれば警察に申し出て下さいとアナウンスがありました。アマチュアカメラマンの割り込みはできそうもないので,そういう意味では安心です。アマチュアカメラマンってマナー悪いしね。
隣で待機していた人は,キャンピングカー仕様に改造したライトエースに乗って夫婦で祭を見るために全国を周っていると言ってました。いつも道の駅で車中泊をしているそうです。その人は富山の祭と四国の祭が好きだと言ってました。

夕方になるとかなり寒くなります。周りの人も防寒衣を着てましたが,下着の上から上下ヒートテックを着て,その上に厚めのシャツを着てセーターを着て,そのうえに薄いジャケットを着ても,まだ着足りないような感じでした。
「かっちゃ」が始まる19:15近くになると大勢の人が集まり歩道を通ることもできなくなっている状況でした。
予定の19:15ちょうどに1回目の「かっちゃ」が始まりました。「かっちゃ」は同じ場所で19:15からと22:30からとで2回行われます。
「かっちゃ」は曳山が1対1で行われます。
曳山の真ん中に電信柱みたいな柱が飛び出ていているのですが,50mくらい離れたところから突撃してお互いに柱の断面と柱の断面がぶつかります。その際に提灯は大きく揺れるし凄い音はするし,曳山は破損したりします。

伏木曳山祭

基本的には3~4回ぶつかりますが,途中で代表者が曳山の破損具合を見て,後何回ぶつかるか相談して決めます。最後には代表者同士で握手します。
これで1回戦が終了です。
2回戦は1回戦の片方の曳山が残り,次の曳山と対戦します。2回戦も1回線同様「かっちゃ」が進められます。
4回戦が終わると1回目の「かっちゃ」が終わります。1回目の「かっちゃ」が終わったのは20:50でした。
1回目の「かっちゃ」が終わると曳山は再び,町内を巡回します。
1回目の「かっちゃ」は最前列の場所を確保したのですが,警官が前に立ちますし,祭の長老達も前に立ちます。結局,観客は最前列にいても立たないと祭を見れません。写真を撮る人は身を乗り出して撮影しますので,結局は三脚は役に立ちません。曳山の高さもそこそこありますし,距離も近いので条件としては決して良くはありません。しかも伏木曳山祭の見所は瞬間的にあらわれますので撮影が難しいです。撮影が目的ならば最前列は決してベストショットではありません。
見学する人も,最前列の人が立ち上がるので後ろの人は祭をほとんど見る事ができません。祭は観客のためのものではなく,祭をする人が主役なので仕方が無いと言えば仕方が無いのですが,工夫の余地があるのではないかと思います。

2回目の「かっちゃ」は22:30から始まりました。
1回目の失敗を教訓に今度は法輪寺の塀のようなところを確保しました。1m程度の高さで幅60cmくらいの傾斜した場所で「かっちゃ」が始まるまでは座っていて「かっちゃ」が始まってからは立ち上がって見学しました。まさしく撮影のベストスポットでした。

伏木曳山祭

「かっちゃ」で撮影するには観客の最後部の高い所が理想的です。高めの脚立を最後部に置いて撮影するのも良いです。
この場所は撮影にとってはベストスポットだったのですが,撮影に失敗しました。絞り最開でシャッタースピード1/60秒,感度ISO800を基本に,いろんな条件で撮影するというのは良いのですが,オートフォーカスにしていたので撮りたいタイミングと実際に撮影したタイミングがずれてしまいベストショットをたくさん逃してしまいました。
途中,マニュアルフォーカスに変更してからは撮りたい時にシャッターを切れるようになりましたが,もうすでに遅しという感じでした。

伏木曳山祭

2回目の4回戦で,ぶつかろうと走っているときのアップの撮影をしようと思っていたのですが,トラブルがあったようで,2回目の「かっちゃ」は3回戦で終わってしまいました。2回目の「かっちゃ」は23:30に終了しました。
「かっちゃ」が終わって帰ることにしましたが,帰りの道路は渋滞していました。金沢に着いたのは1:20でした。

福野夜高祭と高岡御車山祭(たかおかみくるまやままつり)

2010年4月11日
ゴールデンウィークに高岡御車山祭(11:00から18:00)と福野夜高祭(18:30から行灯の町内練り廻し 大行灯は23:00まで 19:00から21:00まで上町交差点から神明社が要チェック)に行ってこようかなと思っています。高岡御車山祭の前日はライトアップがあるそうです。
せっかっくなので砺波のチューリップフェア(8:30から)1000円や高岡の瑞龍寺500円,古城公園も寄ってこうようかなと思っています。
車内泊にも対応できるように準備万端で行く予定です。
折り畳み自転車,シュラフ,お風呂セット,デジカメ,三脚,充電池,充電装置,デジカメリモコン,パソコン,カードリーダー,LEDペンライト(デジカメ条件設定用),USBメモリ,車内ACアダプター,枕,クーラーボックス,眼鏡ケース,アイマスク,マスク,ヒートテック,フリース,携帯電話,下着,ティッシュペーパー,髭剃り,歯ブラシ,防寒シート,財布,リュックサック,折り畳み椅子,雨具,サンダル,メモ帳,ボールペン,名刺,ハンカチ

高岡の美味しいカレーうどん屋さん(吉宗 11:00から)とか,福野のラーメン屋さん(らーめん真太17:00から)とか食べ物も下調べして。
お風呂は24:00まで営業の福野駅前の銭湯(まるたかゆ)350円とか,朝6:00から営業している城端の温泉(桜ヶ池クアガーデン)600円もチェックしました。
福野駅前にインターネットのフリースポットやコンビニもあるようなのでチェックしました。
Yショップ福野駅前店 06:00~23:00 フリースポット 0763-22-8231 ID:FREESPOT

道の駅砺波  9:00-18:00

パソコンでカーナビでの目的地登録もしておきました。

富山の観光のページも少しは充実するかも

2010年4月29日
砺波のチューリップフェアの入場料は結構高いのですが,Yahooオークションでは招待券が安く出品されていますね。もっと早く気づけば良かったなあ うっかりしてました。

デジカメPENTAXの一眼レフデジカメK100DとPanasonicのDMC-FZ28で,いろいろ試してみたい事もあるので楽しみです。
DMC-FZ28は絞りF2.8感度ISO200での撮影と,絞りF2.8シャッタースピード1/60秒,1/10秒での撮影
K100Dは絞りF1.4シャッタースピード1/60秒での撮影

2010年5月2日
福野夜高祭と高岡御車山祭に行ってきました。
金沢を9:45に出発しました。カーナビを高岡古城公園目的地,一般道優先で指定して出かけて行きました。高岡の町に入ると高岡御車山祭関係の交通規制にあって渋滞していたので,渋滞を避けるため,目的地を高岡市民病院へ変更して横道に入って行きました。どこを走っているかは判らなかったのですが,無事,11:00高岡市民病院に着きました。当初,古城公園で駐車しようと思っていたのですが,古城公園に行くまでが大変そうで,病院は土曜日休診なので,駐車してもそれほど迷惑では無いかなと思って・・・・・・ ごめんなさい。

高岡市民病院のすぐ近くにあるカレーうどんが美味しいという吉宗はどこかなと見回したら,駐車場のすぐ横にありました。吉宗は11:00に開店なのですが,すでに半分ほど席が埋まっていて,11:30には満席状態でした。凄い人気です。
吉宗のカレーうどんは,カレーの味は辛すぎもせず,程よい甘さで隠し味にピーナッツを使っているそうです。うどんもまあまあ美味しかったです。とはいえ,これくらいの味で人気店になるはずもなく,人気の秘密は煮込んだ鶏肉です。この煮込んだ鶏肉がなければ,これほどの人気にならなかったと思います。

自動車に入れておいた折り畳みのミニ自転車で高岡の市街地に出かけました。高岡市民病院近くには万葉線も通っているので市街地に向うのに便利ですが高岡御車山祭は毎年5月1日に開催され,必ずしも土曜日ということでは無いので高岡市民病院に駐車するのはお奨めしません。一応,古城公園の駐車場を見てきましたが満車状態で管理人の人もいますので高岡御車山祭の駐車場として利用するのは無理のようです。
通常は高岡駅近辺の有料駐車場を利用しますが,交通規制があるので道に詳しくない人はたどり着くのが大変かもしれません。高岡まで自動車で行って,公共交通機関で高岡御車山祭へ行けるようにな場所に臨時の無料駐車場を設置してもらえると良いと思うのですけど。

高岡市街地は10:00から14:00までは幹線道路も交通規制されているところがあって,古城公園に向う広坂交差点から中心部が通行止めになっていました。坂下交差点あたりで自転車を駐輪して徒歩で片原交差点(北陸銀行高岡支店前)へ向いました。
takaoka

片原交差点では7基の御車山が勢揃いしてました。
12:00頃に片原交差点で勢揃式が行われていて高岡市長の挨拶などがありました。とにかく凄い人で撮影する場所を確保するのに苦労しました。
高岡御車山祭

その後,関野神社近くで1基ずつ御祓いを受けて町内を周ります。こちらのほうは,それほどの混雑では無くてベストショットを確保して撮影しました。
高岡御車山祭

それからは高岡市の市街地を巡回します。角を曲がる際には前の車輪を持ち上げて方向を変えます。御車山が通ったら他に人が入れないようなとても細い道に入って行ったり,電線よりも御車山が高いので電線を棒で持ち上げたり,御車山を傾けたりして通ったりもします。
高岡御車山祭

通町に高岡御車山祭の案内所のよなところがあってパンフレットをいただいてきました。
博労町には,細い道で周りに養名丸本舗などレトロな建物があるベストショットの場所がありました。電信柱の陰に場所を確保して何枚も撮影しました。他の人は危ないからと退かされましたが電信柱の陰は大丈夫で余裕で撮影できました。
高岡御車山祭

このまま特に盛り上がりも無く淡々と祭が続きそうだったので14:30に退却しました。
高岡御車山祭ではトイレできそうなところが目につかなかったのでトイレには少し苦労するかもしれません。

せっかく高岡に来たので高岡大仏を見に行く事にしました。銅製の高岡大仏は,なかなかりっぱで高岡大仏の内部は見学できるようになっています。高岡大仏の内部の中央は仏像が祀られていて,その周りは通路になっていて仏画や地獄絵などが展示されています。入館は無料で各自判断して賽銭を入れるシステムになっています。財布に入っていた小銭を一握り入れました。
高岡大仏

高岡大仏のすぐ近くが古城公園の入口になっていたので15:00に入ってみました。自転車でも入場できたのですが,自転車を駐輪して歩いて周ることにしました。古城公園は周りはお堀になっていて,お堀から噴水が出てたり,美しい橋や滝や島などもあり,なかなか見所の多い公園です。
高岡古城公園

子供が遊べる児童公園もありますし,芝生公園もあります。途中,階段とかもあって徒歩で周って良かったです。
お堀には有料の遊覧船が運航しています。古城公園には動物園や博物館もあるとのことで見てきました。動物園にはペンギンや猿や羊,オウム,うさぎ,馬,狐,狸などがいて入場料も無料でした。博物館も無料でした。ゆっくり1時間かけて散策しました。
高岡古城公園

16:20にカーナビを南砺市庁舎に設定して高岡を出発しました。砺波市に入るとチューリップフェアへの誘導看板があちこちに立っていました。途中,吉野家も見かけたので朝食の候補としてチェックしておきました。南砺市にはコンビニが少ないので,砺波市のコンビニに入りました。美味しい弁当があれば朝食に買っておこうと思ったのですがローソンには美味しそうなお弁当が無く,パンも好きなものが無かったのでがっかりました。トイレを借りた事もあったのでチューリップフェアの前売り券を購入することにしました。店員の人が最初1000円だと言っていたのですが前売り券は900円ではないですかと聞くと,900円ですということで900円で購入しました。それから酒屋さんの小さなコンビニを見かけましたが南砺市ではコンビニは見かけませんでした。

17:20に南砺市庁舎に着きましたが,道路をまたいである大きな駐車場には,ほとんど自動車が入っていなくてガラガラでした。車中泊もできるように道路から離れた奥の方に駐車しました。
福野夜高祭は5月1日,2日に行われるのですが,行ったのは初日です。2日目の深夜には道路をすれ違う際に,相手の行燈につかみかかり壊すという引き合いが行われるのですが,初日は行燈が巡回するだけなので2日目と較べると観客は少なめなのです。
福野の町は17:00から24:00まで交通規制が敷かれていて,通行止めの道路がほとんどでした。まずは福野駅前のらーめん真太と銭湯「まるたかゆ」と,フリースポットの「クリムゾンテふくの」とテナントに入っているはずのコンビニの状況を確認しました。
「クリムゾンテふくの」のコンビニはもう営業していませんでした。「クリムゾンテふくの」の看板や案内図には,まだコンビニが掲載されたままになっていました。福野の町にはコンビニは存在しないようです。
「クリムゾンテふくの」を案内図を見たらトイレがあったので確認してみたのですが,関係者以外は使用禁止になっていてモニターで監視してますの脅しも書かれていました。「クリムゾンテふくの」は感じの悪い施設です。ちなみにトイレは福野駅に隣接されて設定されています。

福野駅の前に臨時案内書が設置されていて,夜高祭のパンフレットを貰いました。夜高祭の経路などは前もってネットで情報を収集してましたがパンフレットのほうが判りやすいです。トイレの場所とかミニチュア行燈の展示している場所が掲載されているので便利です。ただ,経路については行燈によって,まちまちなのでちょっと判りにくいです。

らーめん真太と銭湯「まるたかゆ」は営業していたので安心しました。そういう訳でらーめん真太に入りました。らーめん真太にはつけ麺とコク旨醤油らーめん(豚骨),あっさり醤油らーめん,塩そばがありますがでコク旨醤油らーめんを食べました。とても美味しかったです。

福野駅から,ちょっと歩いた所に,福野夜高祭の中心地である銀行四つ角に行きました。交差点の角に銀行が集中している銀行四つ角は福野夜高祭の最高の観覧所で,すべての行燈が通りますし,方向転換も行われ,また何度も行燈が通って揃いますので,ずっとこの場所にいても楽しめます。銀行四つ角では18:30から24:00まで何度も行燈を見る事ができ,福野夜高祭を満喫できます。
福野夜高祭

途中,レンズが足りないことに気づいて南砺市庁舎の駐車場に向いましたが,駐車場ではまだ自動車が駐車できるような感じでした。福野夜高祭の1日目の駐車場については,それほど心配することはないようです。
南砺市庁舎の駐車場から再び福野夜高祭を見るために,笛と太鼓の音がする地点を目指して福野駅とか,いろんな地点で福野夜高祭を楽しみました。
福野夜高祭

町では行灯のミニチュア模型などが飾られたギャラリーがあちこちに設置されていました。ギャラリーでは,地元の人にいろんな事を聞くことができるようです。
福野夜高祭

福野夜高祭を充分満喫したので22:30に福野駅前の銭湯「まるたかゆ」に入りました。最初に貴重品をロッカーに入れて(100円入れますが後ほど返ってきます)。貴重品のロッカーの鍵は腕輪のようになっていて便利です。履物もロッカーに入れて,入浴チケットを自動発券機で購入(400円)し,番台に渡し,男湯に入りました。脱衣場にも鍵付の木製ロッカーがあるのですが,鍵に紐がついていないので都合悪かったです。
まるたかゆの浴槽は,普通の浴槽の他に,薬湯のジェット浴槽と,座って足や腰や肩にジェット噴射ができる浴槽があり,その他にサウナ,冷風室,うたせ湯がありました。普通の浴槽の湯はかなり熱かったです。ケロヨンの洗面器を使っていました。ゆっくりお風呂に入ったら足の疲れがとれてリフレッシュできました。

銭湯「まるたかゆ」を出ると,笛と太鼓の音が聞こえてきて,再び福野夜高祭を楽しみたくなり,音のする銀行四つ角に行きました。そこには大行燈が揃っていました。この時間になると観光客やカメラ愛好家は,ほとんどいなく,思う存分,福野夜高祭を撮影して楽しみました。24:00になると大行燈が銀行四つ角から各町会に戻って行きました。
福野夜高祭

南砺市庁舎の駐車場に戻ると,駐車している自動車はほとんど残っていませんでした。予定通り車中泊をしたのですが,夜中の2時過ぎまで笛と太鼓の音が聞こえていました。
4:40に起きて,電動髭剃りで鬚をそって,凍らせたペットボトルの溶けた水で歯磨きをしました。イオン歯ブラシなので歯磨き粉は必要ないのです。前日お風呂で使ったタオルで顔をふいて準備万端です。
シュラフは寒くなくて,ちょうど良い感じでした。枕も持ち込んで,デミオのシートもほぼ平らになるので熟睡できました。
トイレをしなくてはいけないので,福野駅に行きました。駅前のJAに駐車して,福野駅のトイレに入りました。トイレには紙はありませんでした。トイレットペーパーを掛ける金具自体も無かったので,いつ行っても紙は無いのだと思います。
「クリムゾンテふくの」はフリースポットに登録されているので試してみました。無線の検索をしましたが,微弱な電波をキャッチしましたがパスワードがかかっていて,全く使えませんでした。「クリムゾンテふくの」にはがっかりされっぱなしです。

5:40に福野を出発し,カーナビで砺波チューリップフェアを目指しました。途中で吉野家で朝食をとろうと思っていたのですが,経路が来る時と違っていたせいか,見落としたのか見つからなかったです。それでカーナビで砺波の吉野家を検索してなんとか6:00にたどり着きました。

6:30に砺波チューリップフェア会場に着いたのですが,駐車場は入れないようで当惑しました。道の駅を目指した手前に,チューリップフェア用駐車場と書かれていてゲートもあいているのを見つけて無料駐車だと思い,駐車することにしました。オートスペースリカバリーという会社の前の駐車場でした。
折り畳みミニ自転車に乗って,再びチューリップフェアに行きました。会場の横には,観光チューリップ畑もありました。
観光チューリップ畑

チューリップフェアの会場(東門方向)の前には私たちの夢歌壇というのがあり,チューリップの鉢の優秀作品や,歌壇の優秀作品の展示とかもあり楽しめました。
砺波チューリップフェア

隣接する砺波市美術館の浦手あたりには,水車などがある水車苑歌壇があり,とても美しかったです。
砺波チューリップフェア

砺波市美術館の横にはフラワーロードで八重桜並木が満開でチューリップとの組み合わせが見事でした。
砺波チューリップフェア

砺波市美術館の前には,4m角のくらいの大きさのキャンパスにチューリップの花で作られたアニメなどの作品(デコレーションパネル)が並んでいました。
砺波チューリップフェア

さらにチューリップ四季彩館付近にはオランダ風車の歌壇やチューリップ500品種歌壇とかもあり,これほどのもがが無料で見れたなら,わざわざ有料施設を見るほどの事も無いと思いました。まあ今回は取材のためということもあり,前日にチケットを購入している事もあって有料地域も見ることにしました。
砺波チューリップフェア

無料地域をすべて見終わって時間がまだあったので,チューリップ畑の探索に出かけました。会場の人にチューリップ畑の場所を聞いて春日町方面に行きましたがチューリップ畑は見当たりませんでした。春日町の畑で作業している人に改めて聞くと,この辺にはチューリップ畑は無く,大門の北陸自動車道沿いにチューリップ畑があると教えてくれました。そちらのほうに行くと確かに巨大なチューリップ畑がありました。写真を撮っている人が数人居ました。
砺波市には多くのチューリップ畑があるようですが,チューリップ畑では球根を収穫するのが目的なので4月上旬から花が咲いて,花が咲くと2日程度で花を切ってしまうようなので地元の人以外がチューリップ畑に咲いたチューリップを見る機会は少ないということのようです。
砺波チューリップフェア

チューリップ畑を楽しんだのでチューリップフェアの会場に戻りました。
チューリップ500品種歌壇でチューリップを見ていた人は,係の人から開会時間に近づいたので,退場して欲しいと言われていました。無料区域だと思って見学していた場所は,実は有料区域で早朝は全体の一部だけ無料開放さていたのでした。その時は自転車で通れていた道路も開会時間の8:30には,すべてゲートを閉鎖されチケット無しでは入場できなくなるようです。
早朝にチューリップフェアの早朝開放区域に入っていて,そのまま係員に見つからなければ全部の施設を無料で見学する事も可能な感じでした。

8:10に北門に並んだのですが,その時間には大勢の人が列に並んでいました。

8:30まで待ってやっと入場できました。チューリップフェアの一番人気は北門前のチューリップタワー(展望台)ですが,すでに長い列になっていました。結局,最上階までたどり着くまでに30分かかりました。チューリップタワーの最上階ではチューリップフェアの全体を見渡す事が出来,大花壇に描かれた花模様も見る事ができます。チューリップタワーの階段は下から見えるので,スカートで行くことはお勧めしません。
砺波チューリップフェア

チューリップタワーから降りた後に,チューリップフェアの会場をあちこち見て周りました。いろんな種類のチューリップを見れるのも良いのですが,違う種類のチューリップが混ざって植えられている歌壇も美しいです。水上歌壇やフラワーヒルも見逃せません。チューリップフェアの会場内にはSLのある児童公園や1日数回あるアトラクションを楽しめるステージもあります。
砺波チューリップフェア

チューリップ四季彩館では,武者兜の人形とチューリップとのコラボレーション(増山城戦国花絵巻)や室内花壇など見るところが満載です。これだけ隅から隅まで見て周ったのに,後からパンフレットを見ると,砺波市美術館や多肉植物の魅力展をやっている富山県花総合センターもチケットで見学できたようですが,見損ないました。
砺波チューリップフェア

10:30にチューリップフェアの会場でて駐車場に戻ると,そこは有料駐車場になっていました。チューリップフェアの駐車場は,どこも有料で400円のようです。近くの道の駅すら有料駐車場になっていました。入口近くの一番目立つところに駐車していたので,出るときに何か言われるかと思っていたのですが,特に何も言われませんでした。入場料1000円と結構高いのに,公営の駐車場で400円も徴収する必要は無いと思うのは自分だけなのかなあ?

チューリップフェアのパンフレットを見るとチューリップフェア入場当日に限り砺波市出町子供歌舞伎曳山会館が無料(普段は200円)で入館できると書いてあったので寄ることにしました。カーナビで検索しようと思ったのですが登録されていなかったので諦めました。
でも金沢へ帰る時にカーナビに誘導された道路に砺波市出町子供歌舞伎曳山会館への案内があって入る事ができました。砺波市出町子供歌舞伎曳山会館は結構新しい建物で,入館者は他に誰もいませんでした。観光目的の有料施設として存在し続けるのは無理があると感じました。
砺波市出町子供歌舞伎曳山会館

砺波市出町子供歌舞伎曳山会館から一般道路を利用して金沢の自宅まで1時間で帰れました。