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伏木曳山祭

今日は,富山県高岡市の伏木曳山祭に行ってきました。伏木曳山祭には去年も行ったのですが,曳山同士がぶつかる「かっちゃ」が2箇所で行われ,去年は1箇所でしか見れなかったので,もう1箇所でも見てみたいということで出かけました。
伏木曳山祭は日中に飾り曳山が町内を巡回するのですが,それは去年見たので,ゆっくりと出かけることにしました。
金沢を15:40に出かけて8号線を利用して行きました。伏木へは1時間くらいで行くことができます。最近,高岡市では新しいラーメン屋さんが増えて盛り上がっているとの事でラーメンを食べようということで17:00でも営業している伏木に近いラーメン屋さん「元喜家」へ行ってきました。
そういう訳で伏木曳山祭の駐車場に着いたのは17:20でした。駐車場は混雑はしてましたが,適切な誘導があり,特に困ることも無くすんなりと駐車できました。
伏木支所前の案内書でパンフレットを貰って,目的地の本町広場へ向かいました。17:40に本町広場に着いたのですが,もう場所取りをしている人も多かったのですが,なんとか良さそうな場所を確保しました。本町広場のかっちゃ会場は,前回の法輪寺前の道路よりも広くて見やすそうでした。児童公園に本部席のやぐらが設置されていたので,どこで曳山がぶつかるのか,すぐにわかりました。
道路にはフェンスが設置されていたので最前列に三脚を立てて折り畳みの椅子(100円ショップで300円で売っている)に座って「かっちゃ」が始まるのを待ちました。
18:00になると良い場所はほとんど確保されていて,最前列で見るのは難しくなっていました。伏木曳山祭はフェンスがあり,フェンスより道路側に曳山の関係者が見学するので最善列の人でも立ってみることになります。ですから後ろの人はかなり見難くなります。ですから「かっちゃ」を見に来る人の多くは脚立を持ってきて見ています。
18:45ごろから提灯がつけられた曳山が本町広場を通って行きました。

18:50ごろから警察が大勢集まって警備をはじめました。
19:00にアナンウンスがあり,「かっちゃ」が行われる予定の時間の案内や割り込みなど迷惑行為があれば近くの警官に声を掛けてくださいと言ってました。お目当ての「かっちゃ」は19:30前から始まりました。「かっちゃ」は19:30頃と22:00頃の2回に分けて行われ,法輪寺前と本町広場とでほぼ同時に行われます。
本町広場の1回目の「かっちゃ」は町同士の対戦の組み合わせは4通りで20:50まで行われました。




何回かぶつかりあいをした後に,お互い話し合い,あと何回かっちゃをするか話し合い,最後にお互いの健等を称え握手します。曳山に乗っている人たちは踊りながら余韻を楽しみます。

今回はPentaxのK7だけを使って,レンズはPENTAX DA 14mm F2.8 ED,SIGMA シグマ AF 20mm F1.8 EX DG RF ASPH,PENTAX FA50mmF1.4を途中で付け替えて撮影しました。
人物や衝突の瞬間はPENTAX FA50mmF1.4でISO1600,F1.4,1/60~1/70秒で,三脚,リモコンスイッチ,焦点マニュアルで連射で撮影しました。焦点マニュアルのピント調整は液晶モニターを見て合わせます。
全体像はPENTAX DA 14mm F2.8 EDを使ってISO1600,F2.8,1/40~1/50秒で,三脚,リモコンスイッチ,焦点マニュアルで撮影しましたが,最前列だったので2台の曳山の全体像を撮るのは無理でした。
SIGMA シグマ AF 20mm F1.8 EX DG RF ASPHではISO1600,F1.8,1/60秒で,三脚,リモコンスイッチ,焦点マニュアルで撮影しました。
色は色調雅&ホワイトバランスCTEだったのですが,全体的に緑っぽく写っているようなので,やっぱり多少補正したほうが良いようです。
去年は2回目の「かっちゃ」も見たのですが,今年は満足な撮影ができたので1回目が終わってから帰宅しました。
21:05に駐車場を出て,途中渋滞もありましたが22:25には自宅に帰ることができました。

城端曳山祭

今日は城端曳山祭に行きました。13:15に金沢を出発して国道304号線を通って森本,福光経由で14:10に臨時駐車場の城端小グランドに着きました。城端の市街地は通行止めなので,ずっと回り道をさせられましたが城端曳山祭の中心地に近いところに駐車できて良かったです。音が聞こえる方向に向うと端曳山会館前で庵唄披露をやっていました。

庵屋台と曳山の披露は15:00まで続きました。庵屋台の中は外から見えませんが若い衆が入っていて、笛、三味線の音色にのせて 「庵唄」を歌います。曳山は直角に角度を変えたり,からくり人形の披露なども行われます。端曳山会館前の庵唄披露では曳山や庵屋台の構造や特徴についての解説もあります。端曳山会館前の庵唄披露には座席も用意されていて,最前列は招待客で,その後ろは有料(500円)の予約席,その後ろは誰でも座れる一般席になっています。庵唄披露の昼の部は14:00からで20分も過ぎていたので満員で正面側にはたどりつけなく横から観客の頭越しに見学しました。
端曳山会館前の庵唄披露が終わって,近くで獅子舞をやっていたので見学しました。天狗と獅子舞とのかけあいで,途中天狗が観客の子供や女性をさらい,獅子が食べていました。獅子舞の胴体は3mくらいあって胴内に入れられてしまうのです。さらわれた子供たちは,みんな大泣きしていました。

獅子舞が終わり,臨時観光案内所へ行きました。城端曳山会館前の庵唄披露の夜の部の予約席の申し込みをしてあったので料金500円を支払い城端曳山祭のパンフレットももらいました。領収書には5の番号が書かれていて,椅子にも番号が記入されていたので,この番号は座席の番号ですかと聞くと,番号は関係ないので,空いている席に座ってくださいということでした。つまり良い席に座りたければ早めに着席することが必要ということです。
その後,庵屋台と曳山の町内巡回を追いかけました。庵屋台と曳山は,御神楽料献納の家に立ち寄り,庵唄を披露します。御神楽料献納の家には札が貼られているのですが,かなりの軒数なので巡回の移動は極めてゆっくりです。古い町並みの狭い路を通ったり善徳寺付近を通ったり,なかなか見所があります。


曳山の進行方向を180度変えるUターンは特に盛り上がっていました。ただ,単調なので,夜の巡回19:00まで見ているのは退屈だったので一時退却することにしました。
ちなみに城端曳山祭には露天も多く出てますし,食料品店もあるので食べ物の心配は無いのですが,人気のある飲食店は予約でいっぱいなので,当日に直接入ろうと思っても入れません。
16:00に城端を出て,カーナビの誘導に従ってヨッテカーレ城端に行きました。ヨッテカーレ城端は高速道路のサービスステーションと兼用の道の駅で,城端市街地から7分程度で行けます。ヨッテカーレ城端には城端の特産品が売られていて,おにぎりが美味しくてお気に入りです。お土産を購入して,夕食までにまだたっぷりと時間があったので駐車場で居眠りをして過ごすことにしました。こんなに時間が余るのならヨッテカーレ城端のすぐ近くにあるスパリゾートの桜ヶ池クアガーデン(600円)に行けば良かったと思いましたが,お風呂の用意をしていなかったので断念しました。タオル150円を買えば良かったのかもしれませんがもったいないですから。
1時間程度眠って,ヨッテカーレ城端でおにぎり(ホタルイカの沖漬け190円,ピリ辛高菜160円)を食べて18:10にヨッテカーレ城端を出発しました。ヨッテカーレ城端はこの時期は19:00までの営業です。
城端市街地に戻ったのですが,通行止めの範囲が広く,途中どこを走っているのか判らないような感じなのですが,カーナビに従って,なんとか城端庁舎の駐車場に入れました。
夜の巡回までに,まだ時間があったので城端曳山会館でビデオでも見て時間をつぶすことにしました。城端祭りの期間は城端曳山会館は無料開放されています。当然の事ながら曳山の展示はされていませんが,土蔵群「蔵回廊」(歴史博物館)は通常通りなので楽しめます。
そうこうしていると夜の巡回の時間に近づいたので曳山が集合している出丸町に向かいました。曳山には堤燈がかけられ良い雰囲気になっていました。19:00ちょうどに曳山が移動を始めました。

昼の巡回と同様御神楽料献納の家に立ち寄り,庵唄を披露します。

しばらく巡回に同行して19:50に城端曳山会館横にある庵唄披露の予約席で待機することにしました。まだほとんど誰もきてなかったのですが,立っているより楽なのでワンセグのテレビを見ながら待とうと思っていたのですが,城端はワンセグの電波が届かないようでテレビも見えなかったしFM放送も聞けませんでした。仕方がないので録音した音楽を聴いて過ごしました。歩いている時には感じなかったのですが,静かに座っているとかなり冷え込みを感じました。上下ヒートテック,集めのポロシャツ,フリース,カメラレンズ収納用ベスト,薄いジャケットを着ていたにも関わらず冷え込みを感じました。
座席は一般席でさえ20:20になってもガラガラで20:30頃から少しずつ埋まってきました。予約席は30席用意されていたのですが,結局半分しか埋まりませんでした。500円とはいえ厳しいご時世ですね。途中,予約席の領収書などは全くチェックされませんでした。元々,予約席が空いていれば一般の人も座ることができるのですが,さすがに一般の人で予約席が空いているから座ろうという人はいなかったようです。
招待客には富山県知事,綿貫元代議士,金沢市長などがいました。綿貫元代議士は気の良いおっちゃんって感じでした。金沢市長は他の招待客とコミュニケーションをとるわけでもなく,曳山祭りにも興味が無いようで退屈そうで,途中で退席していました。披露が終わった時には戻ってきたのですが,帰る時の他の招待客との挨拶の時だけ元気だったようです。まあ主催者側の配慮の足りなさも一因で,せっかく出かけた市長には可哀相な面もあったと思うのですけど。
城端曳山会館前での夜の庵唄披露は20:40から始まって1時間くらいありました。

夜の庵唄披露が終わってからすぐに帰ったのですが城端市街地が通行止めのため大回りして金沢に帰りました。ただでさえ城端から金沢への道はわかりにくいのでカーナビのありがたさを痛感しました。帰宅はは23:00頃でした。

福野夜高祭の引き合い

昨日は福野夜高祭へ行ってきました。福野夜高祭は毎年5月1日,2日に行われるのですが,2日目の深夜には行燈が道路をすれ違う際に,相手の行燈につかみかかり壊すという引き合いが行われます。去年も福野夜高祭に行ったのですが1日目だったので,引き合いを見たいということで急遽出かけることにしました。
夜は寒いので,ヒートテック上下,厚めのシャツ,フリース,カメラ収納用ベスト,薄めのジャケットを着ていきました。
夕食を食べてから19:20に出発しました。カーナビにしたがって森本,福光経由で福野市役所に着いたのは20:15でした。去年1日目に行った時は臨時駐車場は空いていましたが2日目の今回は混雑していて,ぎりぎり入る事ができました。やっぱり2日目は引き合いが行われるので人気があるようです。

しばらく,あちこちで見学していたのですが21:30に上町通りの銀行四つ角にある観覧ステージで撮影してました。

しばらくすると観覧ステージの人が減りだして他の人も別の方向を見ているようだったので,観覧ステージを降りて,そちらのほうに向いました。
福野夜高祭の引き合いは銀行四つ角では見れないようです。
銀行四つ角から上町通りを福野駅寄りに行くと石動証券から100mの範囲に4台の大行燈が並んでました。地元の人に聞くと,この4台の大行燈は移動しなくて銀行四つ角方向から来る3台の大行燈を待ち受け,道路をすれ違う際に大行燈によじ登った人達同士がつかみかかり相手の行燈を壊すということでした。大行燈の真横だと引き合いが見れないので待ち受けの大行燈から少し離れた位置に待機することにしました。大行灯が見える角度から判断しイノハラスポーツ店の前で待機することにしました。
引き合いが始まるのは23:00ということでしたが10分前くらいに警察が来て,この場所は大行燈がすれ違い危ないので移動するように言われました。建物を保護する防護板が取り付けられている場所は,板より道路側は確実に移動させられます。
移動するようにと言われても,人がいっぱいで移動する事自体が困難な状況です。仕方ないので石動証券の駐車場のところまで行ったのですが人がいっぱいで撮影に適した場所を確保できません。
そういう状況ながらも,なんとか撮影できそうな場所を確保しました。
23:00ちょうどから引き合いが始まりました。大行燈に何人もの人がよじ登って,よじ登った人同士がつかみかかり相手の行燈を壊す迫力は,なかなかなものです。福野夜高祭の大行燈は高さがかなり高いので,乗っているだけでも怖いのに,その高さで引っ張り合ったり行燈を壊したりするのですから見ていてはらはらします。上の方だけではなく,下のほうでも,つかみかかり相手の行燈を壊したりしていました。途中大行燈からずり落ちたり,本当に喧嘩になったりするハプニングもありました。



待ち受けている大行燈4台が,すれ違う3台の大行燈と引き合いを繰り広げるのですが3台の大行燈がすべての大行燈と引き合いを行うわけでは無く,途中通り過ぎる場合もあるようです。引き合いが行われる上町通りは狭く大行燈がすれ違うとほとんど空間が残っていません。また待ち受けている大行燈の真横では大行燈の陰になって引き合いが見られません。そういう訳で福野夜高祭の引き合いを見られるベストポイントというのは極めて少ないです。
石動証券前に待機している最初に引き合う大行燈は必ず3台の大行燈と引き合いを行いますし,壊れていない大行燈と引き合いを行うので一番見ごたえがあると思います。帰りに待ち受けてた他の大行燈を見たのですが,それほど壊れていなかったので,やっぱり最初に引き合う石動証券前が一番見ごたえがあるのでしょう。
石動証券横の駐車場はそういう意味で福野夜高祭の引き合いを見られる数少ないベストポイントだと思います。撮影に最も良いと思われる場所は石動証券横の駐車場の看板の後ろです。この場所は警察が来ても下げられる心配はありませんし,看板の高さが高く後ろからは引き合いを見る事ができないので,後ろに見ている観客の邪魔になりません。但し看板の高さが高いので高めの脚立が必要です。
福野夜高祭の行燈は結構明るくてPENTAX K-7とPENTAX FA50mmF1.4の組み合わせで感度ISO1600,絞りF1.4ではシャッタースピード1/60秒でも充分撮影できました。ピントはマニュアルでライブビューで画面を見ながらリモコンでの撮影です。前に観客がいたので3脚を地面に立てて撮影することは難しかったのですが,引き合いは行燈の高い位置で行われるので3脚をアーム代わりにして観覧者の頭越しに撮影しました。
PENTAX K-7では夜祭り(キリコ)撮影での色が気に入らなかったのですが,今回は色合いを雅,ホワイトバランスをCTEでしかも色温度をA側M側に補正して撮影しました。今回PENTAX K-7で初めて気に入った色で撮影できました。

福野夜高祭の引き合いは30分くらいで終わりました。この後,引き合いをしたもの同士が手打ちをするのですが,お目当ての引き合いを堪能できたので,帰る事にしました。23:50に福野を出発し,自宅に着いたのは24:40でした。

ひがし茶屋街で越中八尾おわら踊り

今日,ひがし茶屋街で越中八尾おわら踊りが開催されていたので見に行きました。2009年から浅の川園遊会が中止になっているので,その代りに,ひがし茶屋街での越中八尾おわら踊りということのようです。
ひがし茶屋街での越中八尾おわら踊りは19:30からだったのですが,母親を連れて行ったので,ひがし茶屋街に着いたのは19:30を過ぎていました。すでに多くの人が集まっていて,とても撮影できるような状況ではありませんでした。撮影をしたいのでしたら19:00ころから待機する必要があると思います。
ひがし茶屋街で越中八尾おわら踊りは,1つのグループだけで,ひがし茶屋街のメインストリートの奥のほうから少しずつメインストリートの入口の方に向ってきて入口のほうに来るのは20:00くらいでした。演奏は生でしたが唄は録音だったようです。
時間がたってくると待ちくたびれた人達が帰っていったりして,前から3列目くらいまで入っていけたのですが,越中八尾おわら踊りのグループが近づいてくる少し前に,係の人が前で座って見ても良い人は前に出てくださいというアナウンスをしていました。でも,前の人を押しのけて,前に出て座れる雰囲気では無く,最終的には前の人2列の人が座って見る事になって運良く撮影のベストポジションにつくことができました。
でもひがし茶屋街は暗く,特別な照明をしてある訳ではないので撮影としては条件が悪いです。これは八尾でも同様です。フラッシュを禁止されてた訳ではないですが,八尾では禁止だったのでフラッシュなしで撮影しました。今日はK7にFA50mm1.4Fの固定レンズを取り付けて感度ISO1600で三脚を一脚にして,リモコンでシャッターを切りました。条件はいろいろ変えて撮影しましたが絞り1.4Fシャッタースピード1/20秒が一番綺麗に撮れたようです。ピントはオートフォーカスだとそれほど焦点が合わなかったので,マニュアルフォーカスで撮影しました。他にFA20mm1.8FのレンズをつけたK100Dも持って行ったのですがケースから出して入れ替える余裕がありませんでした。
20:30くらいから一般の人も混ざっての輪踊りになったので帰ることにしました。ひがし茶屋街で越中八尾おわら踊りは予定では21:20まであるので,その後再びメインストリートの奥のほうに向うのだと思います。他の人が持っていた予定表によると裏道には行かないようです。帰る時には見物客は随分少なくなっていました。



アジア民族音楽フェスティバル

今日は岩間温泉噴泉塔を行くのをやめて,ケーズ電気のオープニングセールに行く用事も無くなったので,アジア民族音楽フェスティバルに行ってきました。去年も民族音楽のフェスティバルがあったのですが,法事で行けなくて悔しい思いをしていたのです。去年はアジア全体のいろんな音楽を聴けたようですが,今年は日中台韓の4カ国だけの公演でした。
今日はアジア民族音楽フェスティバルもすべての公演を聴く事ができるフリーチケット3000円を購入しました。フリーチケットは首掛式になっていて首に掛けていれば,その都度チケットを出さなくても入場できます。アジア民族音楽フェスティバルのフリーチケットを購入している人はかなりいました。フリーチケットには公演のスケジュールが掲載されています。
フリーチケットを購入しない場合は石川県立音楽堂の邦楽ホールの公演(4公演各1時間)は1500円,交流ホールの公演(5公演各30分)は500円です。
その他には,金沢駅のコンコースでの無料公演(4公演各15分)と石川県立音楽堂のやすらぎ広場での無料公演(10公演各20分 日舞,津軽三味線,琴や三味線の箏曲,二胡)がありました。
アジア民族音楽フェスティバルのやすらぎ広場の公演
今日は,邦楽ホールの公演と交流ホールの公演の有料公演のすべてを見てきました。おのおのの公演前には,その公演のアーティストの紹介や予定曲目が掲載されたプログラムが配られました。
交流ホールの公演では撮影ができましたが,邦楽ホールの公演では撮影禁止でした。撮影禁止とはいえ,主催者側は公演中もカメラのシャッターをバシバシ鳴らして,その音はかなりジャマでした。交流ホールでは観客が撮影している姿をちらほら見ましたが,フラッシュをたくことなく,シャッター音も消してマナーは良かったと思います。

最初に交流ホールでの二胡と洋楽器のコラボレーションでした。朝9:45の開演でしたが満席でした。なかなか良い演奏で楽しめました。
アジア民族音楽フェスティバルの二胡と洋楽器のコラボレーション
1つの公演が終わると,公演の場所が変わるので移動しないといけません。その間隔が15分なのですが,会場は満席状態なので,会場を出るだけでも時間がかかり,それほど時間の余裕はありません。
中国大黄河雑技団の公演は,失敗も多く雑な演技でしたが,それなりに楽しかったです。体の柔らかさを生かした演技は良かったです。
再び交流ホールに戻ってコリア伝統芸音集団「風花」の演奏と踊りでした。
アジア民族音楽フェスティバルのコリア伝統芸音集団「風花」
ちょっと時間オーバーだったので,ハオチェン・チャン ピアノリサイタルの公演が行われる邦楽ホールに行くのに焦りました。
ハオチェン・チャンはヴァンクライバーン国際ピアノコンクールで盲目のピアニスト辻井伸行氏と同時優勝した中国のピアニストです。さすがに素晴らしい演奏なのですが,性に合わないのはどうしようもありません。すごく退屈で,1曲目(と言っても30分以上あった)が終わった時に会場を出て,昼食をとりました。
公演がずっと続きますので,全部の公演を見ていたら昼食はとれないんです。
再び交流ホールに戻って,加賀市の日本元気劇場に所属しているHIROZのパフォーマンスでした。HIROZは若いイケメン揃いのグループで,テレビにレギュラー出演している人もいるということで,会場の前のほうにはファンの若い女の子が陣取ってました。隣には親子連れがいまして,母親のほうが夢中になって写真をとりまくって娘が退屈しているというのな風景も見られました。この公演だけは他の公演と違う一種独特な雰囲気でした。メンバーは侍姿で踊りや演技をしていて,なかなか楽しめました。
アジア民族音楽フェスティバルのHIROZのパフォーマンス
次は米良美一の公演でした。米良美一は知名度が高いので入場できないのではと心配していたのですが,満席だったのですが入場できないということは無かったです。それにしても,どの会場も満席に近かったのですが,入れないという事は無く,よくこれだけちょうど良い人数が集まるものだと思いました。フリーチケットの発行枚数を決めているのかなあ?
米良美一の一番の聴きどころは,やっぱり,もののけ姫のアシタカ聶記でした。

本当はここで帰る予定でしたが,せっかくなので全部見ることにしました。
次は地元の大正琴演奏チーム「ラ・ヴェルタ」の公演でした。
アジア民族音楽フェスティバルの大正琴演奏チーム「ラ・ヴェルタ」

ちょっと時間が長引いたので次の台湾独奏室内楽団「台湾懐郷曲」の公演です。
「台湾懐郷曲」の公演は男性歌手の曲は親しめませんでしたが,女性歌手の曲や歌手の無い演奏の曲はとても良かったです。最後まで見ることにして良かったです。
今までは交流ホールの公演と邦楽ホールの公演が交代にあって両方とも見れたのですが,最後の公演だけ,両方のホールで同時に演奏されたので,片方しか見る事が出来ないと思っていたのですが,台湾独奏室内楽団「台湾懐郷曲」の公演が終わってからもミニオペラ「河童譚」の公演も少しだけ見れました。
アジア民族音楽フェスティバルのミニオペラ「河童譚」

さすがに朝9:45から夕方6:00までずっと聴きっぱなしだったので少し疲れました。全体的に,それぞれ興味深かったのですが,インパクトを感じた公演はありませんでした。来年もアジア民族音楽フェスティバルがあれば良いですが,来年は日中台韓だけではなく,バリやインドやアラブの音楽を聴けたらもっと良いです。