京都旅行の話」カテゴリーアーカイブ

京都に行ってきました。

2011年5月20日
昨日,仕事で京都に行ってきました。仕事にかかる時間は少なく,時間も自由な時間で良かったので,MKツアーランドの高速バス(往復4000円)を利用することにしました。
時間が余計にかかって無駄なのですが,読書するので苦になりません。ホームページを運営してると,なんやかやと時間がとられて本を読む時間が皆無の状況なので,こういう時くらいしか本を読めません。往復で4冊の本を読むことができました。
今回は京都名物のお土産について調べるのも目的にしていたので,真っ先にデパートの伊勢丹地下に直行しました。帰りだと売り切れの可能性があるので先に買っておいてコインロッカーに預けておこうという作戦です。
一箇所で購入するから,そんなに時間がかからないと思っていたのですが,どのブースで売っているかが判りにくく,かなり苦戦しました。やよいのちりめん山椒,満月の阿闍梨餅,緑寿庵清水の金平糖は店舗が独立していたので,なんとか見つけることができたのですが,洛匠のわらび餅と美玉屋の黒みつだんごの場所が判らなくて案内所で2回も聞いてやっと見つけることができました。洛匠のわらび餅と美玉屋の黒みつだんごは,京都名店という小さいブースにいろんな物が並べれれているので,お店を捜しても見つからないのです。ちなみに美玉屋の黒みつだんごは伊勢丹では木曜日と土曜日だけしか販売していなくて11:00からの販売になります。
美玉屋の黒みつだんごは当日中に食べてくださいということで,洛匠のわらび餅は要冷蔵で翌日までに食べてくださいということでした。夜中に帰るので,ちょっと不安でした。
昼食をとって,目的地までの地下鉄の券と,バス一日券(500円)を購入しました。
仕事は2時間半で済ませて,残りのお土産購入に出かけました。北大路バスターミナルからバスに乗って出町ふたばの豆餅を買いに行きました。
次にバスで四条河原町に行きました。四条河原町の京都高島屋でもいろんなお土産が買えるのですが,伊勢丹でかなり購入したので今回は京都高島屋へ行くのをやめました。
四条河原町では最初に村上重の漬物の本店に行きました。今回は柚子味噌大根と,昆布大根を購入しました。
次におうすの里で梅干と梅茶を購入しました。おうすの里は先日京都旅行をしてきた娘が梅干を買ってきてくれて,美味しかったので,他の種類の梅干も食べたいということで行ってきたのです。おうすの里では蜜な梅という梅干と梅茶を購入しました。
これで購入予定のお土産は全て購入できました。
まだ時間に余裕があったので祇園の花見小路通りを散策しました。京都へは何度も行っているし,祇園付近も何度も行っているのにお茶屋のあるところへは行ったことが無かったのです。花見小路通りは雰囲気のある町並みが残っていますが,金沢の茶屋街のほうが雰囲気が良いと思いました。
花見小路通りを散策しても,まだ時間に余裕があったので遊郭跡の島原に行くことにしました。学生時代に父親から京都に行ったら島原に行くと良いと言われていたのを思い出して訪れることにしました。
途中,急いでいてバスを間違えたりしましたが,バス一日券を買っていたので降りてすぐに逆方向のバスに乗り問題ありませんでした。島原の旧遊郭街は島原口バス停から,ちょっと離れているところに位置していた,前調べしてなかったので,地元の人に聞きながらなんとか目的地に着きました。島原には門が残っていて,ところどころに遊郭の建物が残っていました。でも,ぽつりぽつりなのでそれほど雰囲気は感じません。父親が,どこを気に入ったのか良く判りませんでした。
再び島原口バス停に戻って京都駅までバスで行きました。
夕方に行ってもお土産が買えるかの確認のため,再び伊勢丹地下に行って来ました。美玉屋の黒みつだんごはまだ売られていましたが,洛匠のわらび餅はもう売り切れでした。先に買っておいて良かったです。
最後に伊勢丹の10階にあるラーメンのテーマパーク「京都拉麺小路(ラーメンこうじ)」に行って来ました。18:00を過ぎていたのですが,客はまばらでした。もうすっかり開店時の勢いを無くしているようです。出店しているお店を見ても,ちょっとぱっとしません。その中で徳島の「ラーメン東大」に入りました。徳島ラーメン600円のを食べました。「ラーメン東大」の徳島ラーメンには甘辛く煮込んだ豚バラ肉が入っており,スープは豚骨ですがドロドロで味はすき焼きのような感じです。ちょっと経験した事のない味でした。
お腹いっぱいになったところで6:35にバスの停車位置に行くと,もうバスが着いていました。バスに無事に乗れて一安心しました。帰りの便も7割程度の乗車率で2人掛けの椅子に1人で座ることができました。金沢に着いたのは予定の23:10より20分も速く22:50に到着しました。当日までに食べないといけないお土産があったので早く着いて良かったです。

2010年京都紅葉旅行 醍醐寺 知恩院ライトアップ他

2009年12月10日
ちょっと早いですが,来年の京都紅葉の予定を立て始めました。

醍醐寺(9:00より 各所600円),勧修寺(9:00より 400円),随心院(9:00より 400円)

宝鏡寺(10:00より 600円 撮影不可),等持院(8:00より 500円京福電鉄 等持院駅より徒歩7分),大徳寺(9:00から境内は拝観自由,高桐院400円,興臨院600円 地下鉄鞍馬口徒歩15分),鷹峯のしょうざん光悦芸術村(9:00より 450円),妙心寺(9:00より 500円),京都御苑(入場無料 自由),仁和寺(9:00から 500円),妙覚寺(大徳寺と地下鉄鞍馬口の中間 境内自由 庭園は500円)

知念院ライトアップ(17:30より 800円)

午前中に醍醐寺とその近辺を周って,その後レンタサイクルを利用して京都中心部を見て周ろうという作戦です。

レンタサイクル 永原屋茂八 京阪三条駅近く 1000円 9:00から19:00まで
(醍醐寺の地下鉄東西線から行きやすく京都御所などから近いので便利)
レンタサイクル 京都見聞録 八坂神社近く 1000円 配達(200円)・回収(300円)可 8:00から20:00まで 
レンタサイクル京都見聞録なら知念院のライトアップ見た後に返却可能ですが八坂神社は地下鉄からは遠いです。

醍醐寺が9:00からなので,深夜高速バスで行くと2時間以上時間をつぶさないといけないので,朝一番は京都御苑に行こうかなと思います。京都御苑は京都駅から地下鉄烏丸線で行けるので,その後に醍醐寺に行くのも便利です。

今回は地下鉄と,レンタサイクルで全て周れるようなので,市営地下鉄1dayフリーチケット600円を購入します。

今まで四条河原町近辺の銭湯を利用してましたが,四条河原町から夜遅く京都駅に帰るのは交通の便数が少ないなどリスクが大きいのでこれからは京都駅近くの銭湯を利用することにしました。
都湯  24:00まで 徒歩8分 木曜日休 410円
白山湯  24:00まで 徒歩10分 水曜日休 410円 土・日・祝日は7:00から
東湯 24:00まで 徒歩3分 土曜日休 410円
タワー浴場 7:00から 750円 クーポンで600円

グラッチェガーデンズ(エルイン京都内) 7:00から朝食バイキング 800円

2010年10月30日
京都旅行の夜行高速バスのチケットをWEB購入しました。往復で6470円でした。
醍醐寺,勧修寺,随心院で時間がかかりそうなので,レンタサイクルはやめて地下鉄からそれほど離れていない紅葉の名所を周る事にしました。

23:00  金沢駅   5:10  京都駅
烏丸中央口近くにあるトイレが早朝に使える唯一のトイレ
八条口の道路の対岸にある24時間営業の「なか卯」で食事
市営地下鉄1dayフリーチケット600円か京都観光一日乗車券1200円を購入(市バス専用一日乗車券500円)
京都駅から地下鉄烏丸線で今出川駅下車 京都御苑(入場無料 自由) 九条池や仙洞御所近辺
丸太町駅から地下鉄烏丸線で烏丸御池駅 烏丸御池駅から地下鉄東西線で醍醐駅
(京都御苑は南側のほうが紅葉が美しいが早朝は暗いので,先に北側を散策して明るくなる時間に南側を散策)
醍醐寺(9:00より 各所600円2箇所つづり券1000円 三宝院は撮影禁止 伽藍エリア紅葉美しい),勧修寺(9:00より 400円),随心院(9:00より 400円)を周る
醍醐コミュニティバス4号路線は、200円 1日券300円、平土日20分間隔で、地下鉄醍醐駅と醍醐寺・隨心院巡る
小野駅から地下鉄東西線で烏丸御池駅 烏丸御池駅から地下鉄烏丸線で北大路駅
バスで大徳寺前下車
大徳寺(9:00から境内は拝観自由,高桐院400円,興臨院600円),妙覚寺(境内自由 庭園は500円)
鞍馬口駅から地下鉄烏丸線で烏丸御池駅  烏丸御池駅から地下鉄東西線で東山駅
(鞍馬口駅から地下鉄烏丸線で四条烏丸駅 バスで四条河原町)
原了郭でお土産 18:00まで
知念院ライトアップ(17:30より21:30 800円) コンサートは18:00から
東山駅から地下鉄東西線で烏丸御池駅 烏丸御池駅から地下鉄烏丸線で京都駅
京都拉麺小路(烏丸側 バスターミナル側) 21:30まで
都湯  24:00まで 徒歩8分 木曜日休 410円
23:20 京都駅発  5:54 金沢駅
持ち物
傘、デジカメ2種、ミニ3脚、お風呂用意、歯ブラシ、髭剃り、本、ヒートテックタイツ、ヒートテックシャツ、空気枕、アイマスク
携帯電話、携帯電話用イヤホン,眼鏡ケース、フリース、トイレの紙、セーター、小さいポーチ、マスク、耳栓、睡眠薬、ハンカチ

2010年11月3日
今年の京都の紅葉は特に美しいとの予想がされています。京都市内の紅葉の見頃は11月16日だそうです。
行く予定は10日後なので,予定を早めたほうが良いかもしれません。でも見頃は1週間ほど早めの時期であるとの発表がされるのが通常なので,10日後でもちょうどかもしれません。

2010年11月11日
京都新聞の紅葉情報によると,醍醐寺の紅葉は一部見頃になっています。神護寺はもう見頃になっています。このパターンからすると11月20から23のほうが紅葉観光には良いかもしれません。週末の紅葉情報を確認してから最終的な日程を決めたいと思います。

2010年11月13日
今日の朝刊を見てたら11月19日発の京都への深夜バスが満席になっていました。もう予定通り11月26日発の便にするしかないです。ちょっと遅いかもしれません。
京都新聞の紅葉情報を見ると,一部見頃や色づき始めになっているので11月27日でも見頃は続いていると思います。

2010年11月15日
京都紅葉新聞の15日現在の紅葉状況を見ても,行く予定の場所はまだ一部見頃なので27日でも大丈夫のようです。

2010年11月21日
京都の週間天気予報を見ると11月27日は,まずまずのようです。安心しました。

2010年11月28日
今年も京都の紅葉を見に行きました。
23:00に金沢駅を出発のJR深夜バスですが10分前にはもうバスが着いていました。バス内に持ち込むものを覗いて荷物を収納ボックスに入れてもらおうとしたのですが,京都駅までだと言うと,収納ボックスには入れないでドアの前に置いておくので,京都で降りるときに持って行って下さいと言うのです。イヤだったので何度もしつこく聞き直したら収納ボックスに入れてくれました。これから京都に行く前に何回も乗客の出入りがあるのにそんなとこに置いておけません。
夜は寒いのでヒートテックタイツ、ヒートテックシャツ,厚いシャツとフリース,薄いジャケットを着て行ったのですが,さすがにバス内では薄いジャケットは脱いで寝ました。睡眠錠を2錠飲んで,携帯電話で音楽を聞きながら眠りました。後ろはそれほど大きな人ではなかったので,椅子をかなり傾斜できました。アルバム2枚目の途中くらいで眠る事ができました。
途中休憩は1回だけで朝の準備のためにPAに停車するような配慮はありません。
5:00過ぎに京都駅に着き,烏丸中央口近くにあるトイレで朝の準備をすませ,八条口の道路の対岸にある24時間営業の「なか卯」で食事をしました。
京都駅の南北自由通路にあるミスタードーナッツ(カフェデュモンドJR京都駅ビルショップ7:30~22:30)の営業時間外にはテーブルを自由に使えるようになっているので早朝の時間つぶしに利用するのに便利そうです。
5:50には京都南警備詰所横(マクドナルドの前)のトイレも使えるようになっていました。
京都駅地下鉄乗場で市営地下鉄1dayフリーチケット600円と市バス専用一日乗車券カード500円を購入しました。京都駅地下鉄乗場近くの駅務室で市バス・市営地下鉄の路線図を貰いました。
京都御苑に行くのに,あまり早く出ても暗くて散策どころでは無いので6:20に地下鉄烏丸線に乗りました。今出川駅で下車したのですが,6:35でまだ薄暗かったです。今出川駅近くには松屋(牛丼他)がありました。

6:50には随分明るくなりました。京都御苑のモミジやイチョウの紅葉はちょうど見頃でした。京都御苑では警備のためのパトカーが何台も巡回していました。撮影のために迎賓館の壁ギリギリまで近づいたら警報のメッセージのアナウンスがありびっくりしました。
京都御苑は南西部の九条池近辺が紅葉の一番の見所ですが,他にもモミジの紅葉の見所が多くてびっくりしました。無料で人もまばらでゆっくりと紅葉を楽しむには最適な場所だと思います。

京都御苑には8:05まで滞在して次の訪問地「醍醐寺」に向いました。京都御苑から醍醐寺には地下鉄で移動できるので便利なのです。でも醍醐寺は思ってた以上に遠くて醍醐寺の駅に着いたのは8:46でした。
地下鉄醍醐寺駅から醍醐寺まで醍醐コミュニティバス4号路線が運行(200円 1日券300円,紅葉時期の土日は10分毎に運行)していて、乗車しようと思っていたのですが10分毎というのは9:00以降の話で,9:00以前は20分毎ということで10分以上待たなければいけなかったので徒歩で行くことにしました。地下鉄醍醐寺駅から醍醐寺まで徒歩で10分超かかりました。醍醐寺に徒歩で行くには道路標識が全く無いので前もって詳しい地図を用意しておくのが良いでしょう。

途中ちょっともたついた事もあり醍醐寺に入ったのは9:10でした。醍醐寺境内(伽藍エリア)と庭園を見るつもりだったので2施設拝観料1000円を払いました。1施設では600円なので2施設が入るには共通券を購入するのが良いです。醍醐寺は山のほうの上醍醐(別料金)もなかなかのものだということですが,山道を往復2時間かけて歩く余裕が無かったので断念しました。
醍醐寺では三脚の撮影は可能でした(三脚は使いませんでした)。醍醐寺境内の池と弁天堂と池の紅葉の美しさは見事の一言です。これを見ただけでも醍醐寺に来たかいがありました。仏像もいろいろ見れました。

醍醐寺の庭園「醍醐三宝院」は撮影禁止ですが,せっかくここまで来た(もう一生訪れる事はないと思う)ので拝観することにしました。
醍醐三宝院は確かにりっぱな庭園で素晴らしいのですがモミジも少なく紅葉が目的ならば見る価値は少ないと思います。

10:20に醍醐寺を出て,徒歩で随心院に向いました。随心院には10:38に着きました。周辺は自動車の流れもスムーズで駐車場も空いていました。
拝観料400円支払って拝観しました。随心院は紅葉が美しく,一番の見所である池のある庭園はとても見ごたえがありました。観光客は少なく紅葉の美しい庭園を貸切状態で拝観できました。14mmの超広角レンズが役立ちました。

11:10に随心院を出て勧修寺に徒歩で10分超かかりました。勧修寺近辺も自動車の流れもスムーズで駐車場も空いていました。
勧修寺には拝観料400円支払って拝観しました。勧修寺のモミジはピークを過ぎていた事もあるのかもしれないのですが,勧修寺自体が紅葉目的では魅力に欠ける様な気がします。勧修寺の池の周りには「この先行かれるのは自由ですが大いに危険」の看板が立てられていました。一般の人にとっては危険ということは無いと思いますが,足に不自由な人には危ないのかもしれません。

勧修寺には40分ほど滞在し,10分ほど歩いて東西線小野駅に行き地下鉄東西線で北大路まで行きました。小野駅から北大路まで35分かかりました。
昼食は北大路でとろうと思っていたのですが,適当な飲食店が目につかなかったのでマクドナルドに入りました。マクドナルドは随分久しぶりだったのですが,最近チキン関係のメニューが充実しているということなので入ってみました。チキンのカルボナーラとシャカシャカチキンとチーズハンバーグとバニラシェークを注文しました。かなりカロリーの高い食事です(笑!)。カルボナーラはなか美味しくて満足しました。

北大路バスターミナルから市バスに乗って大徳寺に行きました。北大路バスターミナル付近は紅葉の時期でも道路の渋滞が無いので安心してバスを利用できます。大徳寺を通るバスも便が多いので,すぐに乗車できました。

大徳寺は,それほど多くの人がいませんでした。大徳寺の境内は無料で拝観できます。大徳寺の参道にはモミジが綺麗そうなお寺がいくつもありましたが,いずれも拝観禁止になっていました。予定では興臨院と高桐院に拝観するつもりでしたが,何故か興臨院は拝観禁止になっていました。工事をしていたのでそのせいだったのかもしれません。
高桐院は拝観したのですが,とにかく凄い人で行列も長く,玄関は靴の置き場所も無いくらいでした。400円を支払って拝観したのですが,高桐院は建物も庭園もそれほど広くもなく,靴の数からして,よくこれだけの人が入りきれたなあという感じです。
高桐院の庭園はモミジよりドウダンツツジの紅葉が中心です。庭園にはスリッパを履いて入ることができます。それだけに庭園の撮影には観光客が入ってしまいがちなので撮影が困難です。しかも一番の見所のドウダンツツジを背景に記念撮影をするひとが多いです。記念撮影をする人は撮影にも時間がかかるので人物無しの写真を撮ろうとすると,かなりの忍耐が必要になります。

その他にも,大徳寺の境内を散策して大徳寺には1時間滞在しました。
大徳寺の本堂と黄梅院と芳春院は拝観可能でしたが紅葉が目的だったので拝観しませんでした。黄梅院は写真撮影が禁止されていました。

大徳寺を14:30に出て次の目的地の妙覚寺まで徒歩で10分程度かかって行きました。妙覚寺は紅葉の名所として隠れた人気があるということでしたが拝観しようとすると写真撮影だけが目的の人の拝観は禁止との掲示がありました。今回の拝観は写真撮影だけが目的という訳でもないのですが写真撮影が主な目的だったので迷ったのですが,拝観を諦めました。ネットでは妙覚寺の紅葉を掲載した画像があちこちに見られますが,写真撮影だけが目的の人の拝観は禁止という情報はどこにもありませんでした。
外から塀の中のモミジの紅葉が少しだけ窺い知る事ができましたが,綺麗な色のモミジでした。

2箇所の目的地が拝観できなくて,時間がまだ早かったのですが,妙覚寺付近から交通の便が良くて紅葉が美しい場所が思いつかなかったので,祇園でお土産を買いに行くことにしました。妙覚寺は地下鉄鞍馬口駅が近いのですが四条河原町は地下鉄だと都合悪いので市バス専用一日乗車券カードフを利用してバスで行くことにしました。足も疲れていたのでできるだけ歩かないですむようにということでした。小刻みにバスを乗り継いで行くつもりでしたが,一回の乗換えで四条河原方面まで行けました。乗車時は空いていたのですが,四条河原町に近づくに従ってバスも混み合ってきて,道路も渋滞していました。やっぱり四条河原方面に行くのは鬼門です。

四条京阪で下車し,原了郭で原了郭(はらりょうかく)で黒七味と香煎(3種2袋ずつ)購入してきました。原了郭は18:00に閉店しますし,何度か前を通ったのですがビルの少し奥まったところにあるのでお店が見つからなかったのです。昔はもっと見つけやすかったのです。ネットで調べたら京都駅の伊勢丹(20:00まで)や四条河原町の髙島屋(20:00まで)でも入手できるようです。次回からは時間の都合が悪い場合はデパートで購入しようと思います。

まだ早かったのですが,「熟成細麺 宝屋」へ行きました。「熟成細麺 宝屋」は京都では有名なラーメン屋さんです。そしたら貼り紙がしてあり,「熟成細麺 宝屋」は日中の営業は休止して17:00からということでした。まだ30分以上もあったので,すぐ近くの三条大橋の河原に行くと路上(?)ライブをしていたので,時間つぶしで聴いていました。なかなか上手なライブでした。

時間になったので再び「熟成細麺 宝屋」へ行きました。開店時間5分前でしたが少し行列ができていました。結局3分ほど遅れて開店しました。

食事を済ませて,次の予定の知恩院のライトアップに向かうことにしました。できるだけ歩かないで済むようにということで三条京阪からバスに乗ることにしました。三条京阪から知恩院までは乗り換え無しで行けるのです。バスはそれほど待つことなく到着し,バスもそれほど混んでいなかったのですが,知恩院や祇園に向かい道が凄い混雑していて思っていたより時間がかかりました。18:00から知恩院でライブもあるので,その時間に間に合いたくてやきもきしていたのですが,ギリギリ間に合いました。

青蓮院門跡への拝観の行列は凄かったのですが,知恩院への拝観はそれほど待つことなくすぐい入れました。知恩院のライトアップは,人気のライトアップスポットでもある青蓮院門跡や高台寺にはさまれて,ちょっと損している感じです。知恩院の入口では,さかんにPRの声掛けをして拝観の呼び込みをしていました。
800円の拝観料を支払って拝観しました。
知恩院のライトアップでのライブは土日祝日のみの日替わりなのですが博多のCICCAROLLというグループでした。時間を少し過ぎてから演奏が行われました。
CICCAROLLは本来は4人グループのようですがボーカルの女の人とアコースティックギターの男の人の2人での演奏でした。ライブは入口近くの三門で行われ観客は三門前の階段に樹脂製のスポンジを敷いて座って聴く事になっていました。ライブはとても良く最初から最後までライブを楽しみました。無料ライブということですぐに席を立つ人や,階段を通路として通って行く人がいたりして落ち着かなかったし,演奏している人にも少し可哀相な気がしました。

ライブが終わって,いよいよ知恩院のライトアップの拝観です。最初に友禅苑の庭園の拝観です。大きな池のある庭園でモミジの紅葉が見頃で美しかったです。池に反射した紅葉はどこで見ても美しいです。
知恩院では三脚の使用は禁止されていませんでしたが,三脚は使用しませんでした。知恩院の隅から隅まで散策しましたが,あちこちに紅葉が見られました。
方丈庭園でも池のある庭園に見頃のモミジの紅葉が見られ,とても美しかったです。
仏像も堪能できましたしライブも楽しめ,紅葉の美しい庭園のライトアップも見られ大満足でした。結局知恩院には2時間30分滞在しました。800円の拝観料は高く感じませんでした。知恩院のライトアップはお奨めです。

知恩院前から地下鉄駅まで行くバスに乗ろうと思っていたら,四条烏丸を通るバスが来たので乗車しました。乗車した時には,バスは空席もあったのですが,祇園から乗る人が人が多く,満員状態で道路も混雑していました。四条烏丸で降りて地下鉄烏丸線で京都駅に行きました。

京都駅に着いたのは思っていたより遅くなったのですが,銭湯に行く時間くらいはありそうだったので,徒歩で都湯へ行きました。バスで行くと待ち時間がかかるし,どの路線で行けば良いのか判らなかったのです。都湯は東本願寺の渉成園(しょうせいえん)の近くで徒歩で8分程度ということだったのですが,10分以上はかかりました。大通りに面していないので都湯を探すのに少しだけ回り道をしました。410円を支払って入浴しました。お客は誰もいなく浴場は貸切状態でした。都湯には深い浴槽と浅い浴槽とサウナ(?)と水風呂がありました。お風呂にゆっくり入ると疲れがとれます。
都湯の近くにバス停があったので帰りはバスで帰る事にしました。バス停は七条河原町という停留所で京都駅との路線は205号,17号,4号でした。次回からは京都駅からバスで来ようと思います。都湯を出たのが22:20で深夜バスの発着時間に間に合う便は何便もあったのですが,紅葉の渋滞の影響が心配でした。30分待ってもバスが来なければ京都駅まで徒歩で行こうと思ってたのですが,ちょっと待って京都駅行きのバスがきました。バスも空いていたし,交通の便もスムーズだったので心配する事は無かったようです。あっという間に京都駅について,駅のコンビニでお土産の「おたべ」とビールを購入しました。駅のコンビニには「おたべ」のニッキ味だけの箱入りが売っていないので,5枚入りの袋入りをあるだけ全部購入しました。
金沢行きのバス乗り場でビールを飲んで,空き缶を購入したコンビニに持っていくと,空き缶を捨てる所が無いと言うのです。ここで購入したビールの空き缶はどう処分すれば良いのですかと聞くと渋々受け取ってくれました。自分のお店で売っておいて処分する方法を考えていないというのは困り物です。

ほどなく金沢行きのバスが発着の10分前に到着して,睡眠薬を2錠飲んで携帯電話で音楽を聴きながら眠りました。後ろの席の人がすでに座席を倒していて眠っていたので安心して座席を倒せました。金沢へ到着する寸前まで,ぐっすりと眠ることができました。

金沢に着くと寒くて雨が降っていたので,予備に持っていった傘とセーターをはじめて使いました。今回は坂道や階段が少なかったので,足がガクガクになるほどの事は無かったです。

原了郭(はらりょうかく)の黒七味と香煎

2010年11月28日
京都の紅葉を見に行ったついでに原了郭へ行って竹筒入りの黒七味(7g840円)と袋入りの香煎を購入してきました。香煎はスタンダートな御香煎(14g347円)と青紫蘇香煎(17g347円)と志そ香煎(17g347円)を2袋ずつ購入しました香煎は随分前に1度買った事があるのですが気にいっていたのです。
原了郭は18:00に閉店しますし,何度か前を通ったのですがビルの少し奥まったところにあるのでお店が見つからなかったのです。昔はもっと見つけやすかったのです。ネットで調べたら京都駅の伊勢丹(20:00まで)や四条河原町の髙島屋(20:00まで)でも入手できるようです。

原了郭の場所はこちら   京都市東山区祇園町北側267

2010年12月2日
志そ香煎を飲んでみました。量が少なかったせいかもしれませんが,ちょっと味が薄かったです。次回はもうちょっと濃くしてみようと思います。
黒七味を煮物につけてみました。山椒の香りがして良い感じです。

熟成細麺 宝屋 先斗町本店

昨日,京都に紅葉を見に行った時に「熟成細麺 宝屋」へ行きました。「熟成細麺 宝屋」は京都では有名なラーメン屋さんです。
そしたら貼り紙がしてあり,「熟成細麺 宝屋」は日中の営業は休止して17:00からということでした。まだ30分以上もあったので時間をつぶして16:55に再び「熟成細麺 宝屋」に行きました。少しだけ列になっていたので待つことにしました。「熟成細麺 宝屋」は3分過ぎに開店しました。
「熟成細麺 宝屋」にはカウンター席とテーブル席がありカウンター席に案内されました。すぐに冷たいお茶と紙のオシボリが出されました。テーブルにはお替り用のお茶のピッチャーが置いてあり自由に飲めるようになっていました。オシボリは手を拭くとぬるぬるしたネバツキを感じました。オシボリには消毒の液が入っていたのかもしれません。BGMはジャズでした。
「熟成細麺 宝屋」のメニューを見ると,ラーメン600円(小500円大700円),宝ラーメン650円(小550円大750円),チャーシューメン730円(大830円),トロ肉チャーシューメン880円(大980円小780円),すましラーメン850円の他に焼き餃子,玉子かけ御飯,宝プリンなどがありました。
今日は宝ラーメン大盛を注文しました。宝ラーメンは麺は細麺で,チャーシューは薄く味も薄かったです。スープには背脂がたくさん入っていましたがコッテリ感はそれほどありませんでした。宝ラーメンは美味しかったのですが全体的にそれほどインパクトは感じませんでした。遠方からわざわざ行って食べるほどのものではありません。

京都の紅葉 2009年

2009年10月19日
今年も紅葉の京都へ行くので11月の連休の高速夜行バスの予約をしました。
今年は西山方面の金蔵寺、大原野神社、正法寺、勝持寺、十輪寺、善峯寺に行きたいです。できれば光明寺にも行きたいです。
ライトアップは青蓮院門跡か嵐山の宝厳院に行こうと思います。

プラン1
バスが京都に5:10に着くのでJR東海道線で向日町駅へ。7分間170円。
JR向日町駅から阪急バス65番南春日町行き(最初の便が6:52発)20分間 灰方下車7:12着 240円
灰方から善峯寺まで徒歩で行く(1時間程度)のが一番効率の良い散策のようです。 善峯寺見学 500円
善峯寺発の最初の便9:51で小塩まで(150円) 十輪寺見学 400円
十輪寺から金蔵寺まで徒歩(かなり距離有り) 金蔵寺見学 200円
金蔵寺から正法寺まで徒歩(かなり距離有り) 正法寺見学 300円
正法寺から大原野神社まで徒歩 大原野神社見学 無料
大原野神社から勝持寺まで徒歩 勝持寺見学 400円 

プラン2
朝1時間歩くのを避けるとすると
バスが京都に5:10に着くのでJR東海道線で向日町駅へ。7分間170円。
JR向日町駅から阪急バス65番南春日町行き(最初の便が6:52発)23分間 南春日町下車 270円
大原野神社を散策 無料
金蔵寺へ徒歩で1時間 金蔵寺見学  200円
金蔵寺から正法寺まで徒歩(かなり距離有り) 正法寺見学    300円
正法寺から勝持寺まで徒歩 勝持寺見学    400円
南春日町から灰方までバス  3分(9:15発 各時15分)   150円
灰方(9:35 各時35分  13時から各時20分 )から善峯寺へバス 170円  善峯寺散策  500円
善峯寺から小塩までバス(150円)十輪寺見学   400円
小塩(各時41分最終便16:41)からバスで宇ノ山へ 150円
徒歩で光明寺(午後4時受付終了) 500円
JR行き1時間に2本(00分 30分) 170円 
こちらのほうが良さそうです。

最終プラン
金蔵寺から善峯寺へ徒歩で行ける事がわかったので予定を少し変更しました。
バスが京都に5:10に着くのでJR東海道線で向日町駅へ。7分間170円。
JR向日町駅から阪急バス65番南春日町行き(最初の便が6:52発)23分間 南春日町下車 270円
金蔵寺へ徒歩で1時間 金蔵寺見学  200円
金蔵寺から善峯寺まで徒歩で1時間  善峯寺散策 500円
善峯寺から小塩までバス(12時まで各時42分 13時から各時27分 150円) 十輪寺見学 400円
十輪寺から正法寺まで徒歩で 正法寺見学    300円
正法寺から勝持寺まで徒歩 勝持寺見学    400円
大原野神社を散策 無料
南春日町から宇ノ山までバスもしくは徒歩 4分(9:15発 各時15分)   150円
徒歩で光明寺(午後4時受付終了) 500円
光明寺からJR行きバスが1時間に2本(00分 30分) 170円 
どちらにせよ,たくさん歩かないといけません。

善峯寺は午前8時から500円 JR向日町駅から阪急バス66番善峯寺行
   (最初の便が9:14発9:47着) 
十輪寺は午前9時から400円 JR向日町駅から阪急バス66番善峯寺行
   (最初の便が9:14発)小塩で下車近く
金蔵寺は午前9時から200円 JR向日町駅から阪急バス65番南春日町下車
   (最初の便が6:52発)徒歩約60~70分。
大原野神社は時間無し 無料 JR向日町駅から阪急バス65番南春日町下車
   (最初の便が6:52発)徒歩7~8分
正法寺は午前9時から300円 JR向日町駅から阪急バス65番南春日町下車
   (最初の便が6:52発)徒歩7~8分
勝持寺は午前9時から400円 JR向日町駅から阪急バス65番南春日町下車
   (最初の便が6:52発)徒歩20分
光明寺は午前9時から500円 JR長岡京から阪急バス光明寺(循環)「20・22系統」
   (最初の便が7:14発20分間)すぐ近く

夜はライトアップは
青蓮院門跡(1000円) 18:00から21:30まで 地下鉄東西線:東山(徒歩3分)
嵐山の宝厳院(600円) 17:30から20:30まで

帰りバス 23:20

2009年11月20日
計画通り23:00発のJRバスに乗って京都へ出かけました。今回は荷物をできるだけ小さくすることも課題にしました。電気シェーバーをやめて剃刀を持って行きました。京都では三脚は使えないけど携帯用の三脚は外せません。カメラは携帯用のと普通のデジカメの2台は必要だし。今回は天気に心配があったので携帯用の傘と100円ショップで買ったレインコートは必要だし。深夜バスでは空気枕とマスクとアイマスク,耳栓,眼鏡ケース,歯ブラシが必要だし,お風呂の用意も必要だということになると,なかなか荷物を小さくできません(笑!)。という訳で着替えを無くして荷物を少なくして小さいリュックサックに詰め込むことができました。
この季節の早朝深夜は寒いので防寒対策が必要です。去年は何を着て行ったかなと思い出せなくて・・・・。荷物を少なくして防寒対策を万全にするために,工夫しました。下着の上にヒートテックのタイツとヒートテックのシャツを着て,その上に厚手のシャツとズボンをはき,通常はその上にブルゾン型のオーバーを着て,深夜と早朝は,オーバーの下にフリースを着ます。バスの中ではオーバーを脱いでフリースを着ていました。フリースは暖かいし丸めてリュックサックに入れやすいので便利です。結果は大正解でした。やっぱり深夜と早朝は寒かったのですが,ちょうど良かったです。バスの中ではフリースは必要なかったかもしれません。

2009年11月21日
定時の5:10に京都駅に着きました。バスが着いたJR京都駅烏丸中央口近くにあるトイレで歯磨き,髭剃り,トイレを済まして,南北自由通路で八条口のほうに移動しました。いつものように24時間営業の「なか卯」に行って朝食を食べました。朝から暖かい食事ができるというのは助かります。「なか卯」で食事を済ませてJR東海道線に乗るため地下のアスティロードを通ったらマクドナルドがもう開店していてお客が結構入っていました。マクドナルドは6:00に開店のようです。
東海道線6:22発の列車で向日町駅(6:29)まで行って6:52発の始発のバスを待ちました。向日町駅は小さい駅でバス停も1つしかないようでした。バス亭の前には大きなタクシー会社があって,タクシーがいっぱい停まってました。善峯寺にはタクシーで行く人が多いのだと思います。向日町駅にはコンビニもあるのですが7:00から開店のようです。善峯寺行きのバスもあるのですが9:14始発なので,南春日町行き始発(6:52発)のバスに乗りました。
JR向日町駅でバスに乗ったのは自分1人でした。次のバス停は阪急東向日町駅だったのですが,阪急東向日町駅は国鉄向日町駅より発展していて,いろんなお店があるようでした。阪急東向日町駅で3人の人が乗ってきました。結局終点の南春日町まで,誰も乗りませんでした。南春日町までの道は凄い田舎でバスも1時間に1本しか通りません。2人が灰方というバス停で降りました。善峯寺へ徒歩1時間かけて行くようです。南春日町のバス停に着いたのは7:18でした。
南春日町のバス停まで乗ってた人に,最初にどこに行くのですかと聞くと大原野神社へ行くということでした。大原野神社は無料で入れて朝早くても見学できるので便利なのです。
当初の予定通り,金蔵寺に向ったのですが,金蔵寺に向う道は分かりにくいです。大原野神社や勝持寺へ行く道を進んで,樫本神社を過ぎたところで路地裏のような狭い道に入っていきます。標識などは何もありません。道があっているのか不安だったのですが,突き当たりに右に行くと花の寺,左に行くと金蔵寺の標識があったので,安心しました。
竹林を抜ける道があったり。まわりはすっかり田舎です。舗装はしてありますが狭い林道を通って,ずっと坂道を登って行きます。途中,近道になる東海遊歩道があるのですが近道なだけに勾配が急で階段も多いので距離は長くても舗装道を歩いたほうが良いのかもしれません。
南春日町のバス停から徒歩で50分かかって8:05に金蔵寺に着きました。
朝早かったということもあるのですが,南春日町のバス停から同じ道路を通っている自動車を見たのは数台でした。金蔵寺への林道はかなり狭い所もあり自動車での交差は難しそうな感じです。
金蔵寺にはすでに数人の人が来ていました。みんな自動車で来ていたようです。

金蔵寺は200円の寄進料を払ってくださいとの掲示がありましたが,あくまでも自己申告です。もちろんちゃんと払いました。仁王門を通って階段を上って本堂に向いますが階段の両側や境内には綺麗な色のモミジの木が何本もあり,とても美しかったです。お寺には柚子や柿や野菜などの無人販売がありました。とても安かったのですが,荷物になるので買えません。そういえば,大原野地域では,いたるところに野菜無人販売所が設置されていて,値段も安かったように思います。金蔵寺では三脚を使用しての撮影はOKのようでした。30分程度見学して帰る事にしました。
金蔵寺の紅葉金蔵寺の紅葉

50分も歩いてちょっとしんどかったので,金蔵寺に来て少し話していた人が次に大原野神社に行くと言っていたので,一緒に連れて行ってくれないかと頼んだのですが,自分も連れてきてもらったからということで,やんわりと断られました。仕方ないので予定通りに歩いて善峯寺に行くことにしました。手書きの道路標識を見ると善峯寺へと書かれていた道は遊歩道でした。遊歩道の途中まで行ったのですが,かなり険しくて危険な道だったので引き返してきました。遊歩道をちょっと入った所には滝がありました。後で改めて地図を確認すると,来る時に通った道を少し戻っていくと,ちゃんとした道路でも善峯寺へ行く道はあったようです。その道路では徒歩で1時間で善峯寺へ行けるのだろうと思います。
遊歩道から戻って,少し待ってると年配の夫婦連れの方が自動車で帰ろうとしていたので,一緒に乗せて行ってくれないかと頼みました。どこまで行きたいのですかと聞かれたのでどこでも良いですと答えました。そのご夫婦連れは善峯寺へ行く所だと言う事なので,「遊歩道を利用して善峯寺へ行こうと思っていたのですが道が険しくて戻ってきた」と言うと,それでは一緒に行きましょうと言ってくれました。
ご夫婦の娘さんが金沢出身の人と結婚したとか,京都をはじめとして,いろんな所の紅葉を見に行ったという話を聞かせてくれました。俊も京都のいろんなところの紅葉を見て周っている話や,先週も滋賀県の湖東地方の紅葉を見て周った話や,金沢の話や,能登の祭りの話をしました。楽しんで話を聞いていただけたようで良かったです。朝早かった事もあり道も駐車場も空いていて,善峯寺の入口のすぐ近くに駐車できました。金蔵寺から善峯寺まで自動車で20分かかり9:15に着きました。このご夫婦が以前善峯寺に来た時には随分遠くから自動車の渋滞になっていたそうです。
このご夫婦のお陰で時間の節約にもなりましたし,体力の温存もできたし結果的に有意義な京都紅葉巡りができました。本当にありがたかったです。

善峯寺はとてつもなく広く見所があちこちあり,眺望も素晴らしかったです。善峯寺では三脚での撮影がOKでした。
善峯寺の紅葉善峯寺の紅葉

善峯寺では1時間15分かけて見学し10:30に善峯寺を出ました。
善峯寺からは1時間に1本しかバスが出なくて,出発まで20分以上待たなければいけなかったので十輪寺まで徒歩で行きました。十輪寺には20分で着きました。

十輪寺には来訪者がほとんどなく空いていました。でもモミジは美しくて庭もりっぱで見ごたえがありました。10:50から11:20まで30分間見学しました。
十輪寺の紅葉十輪寺の紅葉

十輪寺からは正法寺に行ける裏道があります。道が正しいのか自信が無かったのですが,途中で会った人に聞きながらしてなんとか正法寺にたどりつきました。途中,京都女子学園の運動施設のある敷地の門を通ったり,本当に地元の人だけが通る裏道ぽい道を通ったりします。途中で,この辺りには似たような道があるなと思って歩いていたら,金蔵寺に行くために通った道を逆の方向に歩いていたのでした。
十輪寺から正法寺まで30分かかりました。

正法寺には11:50に着きました。正法寺は紅葉でも楽しめますが石庭や冬桜も楽しめます。正法寺には水琴窟もあり音色を楽しみました。正法寺では40分見学しました。
正法寺の紅葉seihouji2

正法寺からは勝持寺と大原野神社がすぐ近くにあります。

12:40に勝持寺に入りました。正法寺から勝持寺に行くには階段を登って仁王門を過ぎてから少し長めの坂の参道があります。駐車場からは坂を登ることなく境内に入れるようですが,大型車は通行できないようです。勝持寺には重要文化財に指定されている本尊の薬師如来像をはじめ多くの仏像が安置されていて,触れることができそうなくらい近くから見ることができました。天台宗の寺院というのは仏像が多いです。勝持寺の入口ではサンドイッチなどのパンが売られていました。このあたりではコンビニは無いですし,食事処もきわめて少ないので,食事を用意して来なかった人に結構売れるのかもしれません。
勝持寺では30分間見学しました。
勝持寺の紅葉勝持寺の紅葉

勝持寺の参道を戻ると参道の途中に大原野神社へ行く道がつながっています。勝持寺の境内から大原野神社は徒歩で10分程度で行けます。大原野神社はモミジの数はそれほど多くはないのですが池があって紅葉を含めた撮影ポイントはそれなりにあります。大原野神社は無料で入れますし三脚での撮影も可能でした。
大原野神社では20分間見学しました。
大原野神社の紅葉ooharano2

大原野神社を13:30に出て南春日町バス停に着いたのが13:40でした。バスは1時間に1本しか便が無く次は14:15でした。どちらにしてもバスで4分での距離だったので待つのが馬鹿馬鹿しく歩くことにしました。さすがに8時間何も食べず飲まずだったのでお腹が空いて,ダイエットコーラを自販機で買って飲みました。
光明寺に行く途中で,適当な食べ物屋さんがないかと探したのですが,南春日町のバス停から5分ほど歩いて,土曜日なのにランチのやっているgreen grassというお店を見つけました。本日のランチはトンカツ,かぼちゃの煮物,たこときゅうりの酢の物,ごはん,味噌汁で700円と掲示されていたので入りました。歩き続けた後だけにテーブルに座って暖かい食べ物をゆっくりと食べられたのはありがたかったです。観光地の茶屋っぽい食事処は1人だと特に落ち着かなくて嫌なんです。green grassでは最初に冷たいお水と暖かいタオルのおしぼりが出されて,水を飲み干すと水を注ぎにきてくれました。green grassからは外が見えるのですが,南春日町方面から歩いてくる観光客と思われる人がひっきりなしに通っていってました。green grassにはコミックがたくさん置かれていました。料理も美味しくてよいお店でした。green grassでは20分程度滞在し,元気がでてきたところで次の目的地の光明寺に向かいました。
しばらくして小雨が降り出して,後ろを見ると,南春日町方面の空は真っ黒な雲に覆われていました。傘をさすほどではなかったのでそのまま歩きました。南春日町から光明寺に行く場合に降りるバス停「宇ノ山」には14:18に着きました。結局,南春日町からの14:15発のバスよりも早く着き,食事までゆっくりとることが出来,待たなくて良かったと思いました。

「宇ノ山」バス停から光明寺へはバスが通っていないので徒歩で行くしかないのです。一応,インターネットで地図をダウンロードして持ってきて,しかもまっすぐ歩くだけだったのですが,誰も歩いていないし心配になって途中で,会った人に道は間違っていないか確認しながら行きました。光明寺に近づくと,駐車場を探す自動車でかなりの渋滞になっていて,会社の空き地や駐車場が臨時の有料場になっていました。普通車で1000円もしてました。

光明寺には14:30に着きました。南春日町のバス停から直接歩くと30分かかる計算になります。
光明寺には1時間滞在しました。
光明寺の紅葉光明寺の紅葉

光明寺からは臨時のバスが何本もでていて,混んではいましたがすぐに乗ることができました。阪急長岡天神駅まで8分で着きました。阪急長岡天神駅に着いたのは15:43になっていました。この時期16:00を過ぎると暗くなり写真が撮れないので,日中の紅葉巡りはおしまいです。残りはライトアップです。阪急電鉄を利用すると嵐山と河原町へ行くのが便利なのでバスでJR長岡京まで行けたのですが阪急長岡天神駅で降りたのです。ライトアップを2箇所楽しみたいということで先に嵐山の宝厳院に行くことにしました。もう1つの目的地の青蓮院門跡ライトアップは22:00まで拝観できるので後でもゆっくり拝観できるのです。15:50の便に乗って嵐山には16:20に着きました。阪急電鉄嵐山駅で何か役に立つパンフレットが無いかと見ていたら,嵐山のライトアップについてのパンフレットがありました。よく見ると今の時期のライトアップではなくて12月11日から12月20日まで嵐山近辺の10箇所でライトアップが行われるというイベントでした。おのおのの施設で料金がかかるので全部周ると結構な料金になります。阪急電鉄嵐山駅を出ると随分寒くなっていて,オーバーブルゾンの下にフリースを着て防寒対策をしました。

宝厳院のライトアップは17:30からですが,どういう具合になっているか下見に行くと16:50にはすでに列が出来始めていたので,歩きつかれていたこともあって,列に並ぶことにしました。その後,行列は段々凄い列になってきて,どこまで列が続いているのか判らないくらいになっていました。実はこの列は宝厳院に入るための行列では無く,入館券を買うための行列だったので,招待券や宝厳院ライトアップのチケットを前もって入手していた場合には列に並ばなくてもすぐに入場できるのです。
宝厳院のライトアップは拝観料は600円なのですが,京福電鉄嵐電主要駅(四条大宮・嵐山・北野白梅町・帷子ノ辻)の駅窓口では宝厳院夜の特別拝観セット券セットチケット700円(拝観入場券600円+嵐電乗車券200円+駅の足湯利用券150円)が販売されています。宝厳院夜の特別拝観セット券セットチケットを購入しておくと待たないで拝観できるので購入しておくことを強くお奨めします。問い合わせは京福電鉄鉄道部運輸課(075)801-2512です。ここ数年は毎年発売されているようです。

宝厳院のライトアップでは45分間ゆっくり見て周ってきました。多くの人が見にきていましたが宝厳院の内部は身動きできないほどでは無く充分楽しめました。宝厳院のライトアップでは光量が少なくISO400までしか対応していないコンパクトカメラでは綺麗に撮れないので,LumiX DMC-FZ28でISO1600で撮りました。通常のライトアップではISO100とかISO200で撮れるんですけどね。三脚は使用禁止なのでデジカメを柵などで固定して2秒タイマーで撮りました。柵など固定できない場合や高い位置から下に向けてとりたい場合は2秒タイマーで手の上にデジカメを乗せて撮影しました。
宝厳院の紅葉宝厳院の紅葉

宝厳院を18:15に出て阪急電鉄嵐山駅に向ったのですが,その時間には宝厳院のチケットを買う人の行列が延々と続いていました。早めに行って待っていて良かったです。
宝厳院から阪急電鉄嵐山駅までは徒歩で20分かかり18:35に着きました。嵐山駅から河原町まで30分かかり河原町に着いたのは19:15でした。河原町からは徒歩で八坂神社の前を通って知念院前を経由して青蓮院門跡を目指しました。当初の予定では地下鉄を利用して東山駅から歩いて行く予定だったので,東山駅近辺の地図しか用意してなかったので間違った道を歩いているのではないかと心配でした。途中観光地図を見ながら,なんとか青蓮院門跡にたどりつきました。知念院でもライトアップが行われていたようですが,行列をつくことなくすぐに入れたようです。

河原町から青蓮院門跡には徒歩で25分かかり19:40に着きました。行列はかなり長かったのですが,少しずつ前進し20分待ちで20:00には入る事ができました。青蓮院門跡のライトアップの拝観料は1000円と凄く高いです。青蓮院門跡に入る時に拝観チケットとお守りと,祈願用紙を渡されました。祈願用紙には祈願の内容と,祈願対象の人の名前と,祈願する人の名前を記入する欄があって,記入場で記入して日本三不動画であり国宝「不動明王二童子像」に祈願しました。不動明王二童子像は創建以来、青蓮院で初めての一般公開だったそうです。息子が安らかな人生を送れますようにと記入しました。
青蓮院門跡では不動明王二童子像以外は館内でも撮影可能でした。
青蓮院門跡のライトアップでは青いライトに照らされた石垣や池のある庭園のライトアップや,竹林のライトアップ,宸殿前庭にある青く光る星の宇宙を模したライトアップと桜の木の色を変化させるライトアップのコラボレーションが楽しめました。宸殿前庭のライトアップは時間によって点灯したり照明の色が変わるので,ゆっくり見学することをお奨めします。
青蓮院門跡のライトアップも光量が少なくISO1600で垣根や床に固定して2秒タイマーを使って撮影しました。青蓮院門跡では巡回ルートが決められていています。青蓮院門跡のライトアップでは1時間滞在しました。青蓮院門跡を出た21:00には列は随分短くなっていて,それほど待たずに拝観できるような感じでした。
青蓮院門跡のライトアップ青蓮院門跡のライトアップ

予定していたすべての拝観が終わって,夕食とお風呂に入るため三条河原町のほうに向いました。途中,列をついたけど時間が無くなって前回断念したラーメン屋さんを探したのですが見つからず,結局今回も断念して松屋で夕食を食べました。そうこうしてると時間が無くなってお風呂に入るのは断念しました。京都では22:00を過ぎるとバスも地下鉄も便数ががくっと減るので,ゆっくりできないのです。バス停で20分待ってバスが来たのですが,満員でした。乗るのを諦めた女性グループがいたお陰でぎりぎり乗る事ができました。
京都駅に着いて,コンビニでお土産とビールを買って30分バスを待ちました。バスは定刻の23:20に少し遅れて来ました。なんとか無事金沢に帰ることができました。
帰りのJRバスは2階の1番前の席でした。1番前の席には足置き台が無いので,あまり快適では無かったです。ちょっと早く予約しすぎでした。最初に予約した人から順々に前から席を埋めていくんです。

2009年11月22日
早朝バスから降りた時には足がガクガクして,やっと自宅まで帰れたという感じです。結局翌日も含めて2日間足はガクガクでした。