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VALUE-DOMAIN,XREA.COMがGMOの子会社に

「きまっし金沢」及び関連サイトはドメイン管理はVALUE-DOMAIN,WEBサーバーはXREA.COMを利用していたのですが,VALUE-DOMAIN,XREA.COMを運営していた株式会社デジロックが知らないうちに2011年7月4日、GMOインターネット株式会社と資本・業務提携を行い、連結子会社になっていました。
株式会社デジロック自体,実態をよく知らない会社だったのですが,GMOインターネット株式会社ってあまり良い印象を持っていないので心配です。
料金の値上や,制約が多くなったり,ユーザーの不利益が増えそうな予感がします。

Word-Excel-PowerPoint 用 Microsoft Office 互換機能パック

OfficeXPを使っているのですが、最近.docx、.xlsx というファイルが知人から送られてきて読めなくて困っていました。オフィス2007から採用された仕様のファイルのようです。
ネットを調べたらマイクロソフトからWord-Excel-PowerPoint 用 Microsoft Office 互換機能パックというファイルをダウンロードするとOfficeXPでも読んだり編集したりできるという事なので早速ダウンロードしました。
確かに使えるようになりました。でもコンバートする時に拡張子以外にも元のファイル名が変わってしまうので、ちょっと不便です。
オフィス2007を入手しないといけないかと思っていたので助かりました。

石崎奉燈祭に行ってきました。

昨日,石崎奉燈祭に行ってきました。石崎奉燈祭は前夜祭には行った事があるのですが,本祭は日程の都合とか天気が悪かったりとかで,なかなか行けなかったのですが,やっと行くとこができました。
金沢を13:20に出発して,有料道路は使わずに15:00に石崎奉燈祭の臨時駐車場に指定されている村田製作所の駐車場に着きました。この時間でも結構多くの自動車が駐車してました。
村田製作所の駐車場の入口にはトイレもあり見学者に解放されていました。
村田製作所の駐車場では16:30ころには案内人がいて,プログラムが掲載されたパンフレットを配っていました。

最初に東一区のほうに行ったのですが,1台の大奉燈が巡回していました。さすがに大きな奉燈で数メートル進む度に休憩していました。道が狭いので奉燈を追い抜く事が困難なので,海沿いの道を経由して先回りしました。海沿いの道路の片側には自動車がいっぱい駐車されていました。海沿いの道路は石崎奉燈祭の最大の見所である堂前から最も近い駐車場なのですが,午後4時からは車両通行止めになるので途中で抜け出ることは出来ないと思われます。
15:40に堂前(弁天湯のある交差点)に着いたのですが,すでに1台の大奉燈が到着してました。16:30まで大奉燈が1台ずつ集まり,その都度,新たに入場した大奉燈の乱舞が行なわれます。6台の大奉燈が集まると祭礼と記念撮影が行なわれます。


大奉燈の乱舞を見るベストポイントは堂前の両サイドと堂前の海側のポイントです。

乱舞の直前まで,なんの規制も指導も無いので,堂前の大奉燈近くに多くの観客が集まりますが,乱舞の時には全部退避させられます。堂前の両サイドには木製のフェンスが設定されているので,フェンス前は全員退避させられます。フェンスの後ろ側は安心して観覧できるベストポイントですが,幅が狭くてわずかの人しか入れません。写真を撮る人は,片倉邸のフェンスの後ろ側の1mくらいの高さの杉の植え込みの上に場所を確保して撮影しているようです。この場所は待っている時には,植え込みの段に腰掛けることもできますし,観客にも視野を遮られなく,上の方から大奉燈や担ぐ人を直接を見る事ができます。三脚も一脚状にすれば立てる事ができます。この場所を確保するには早めの待機がよいでしょう。

堂前の海側のポイントは待機している大奉燈をバックに新たに入場した大奉燈の乱舞を見る事ができるので魅力的です。ただ,このポイントは安心してゆっくりと見られる場所は存在しません。
道路に黄色いラインが引かれていて,このポイントまでは確実に退避されますし,黄色いラインのところまで下がれば,安心かというとそうでもなく,黄色いラインよりもっと海側まで大奉燈が入ってくる事もありますので,その時には,もっと後ろに退避させられます。比較的どかされなく間近で撮影できるポイントは黄色いラインに近い弁天湯の壁にへばりついて待機するということです。この位置は撮影にはベストポイントなのですが,大奉燈が黄色いラインまで迫ってきた時には危険です。壁があるため後ろに逃げることが出来ず,大奉燈が迫ってくると逃げる場所がありません。一度,逃げ遅れた観客が3重になって大奉燈と壁の間に押しつぶされそうになりました。その時には,大奉燈が停まって,奥の方に逃げることが出来ましたが,それ以後は大奉燈が近づいて身の危険を感じた時には早めに退避する事にして,危険がなくなったら,すぐに戻り場所を確保するということの繰り返しになりました。ちなみに,この位置では三脚・一脚を立てる事はできません。三脚をアーム替りにして手動でピントを合わせてモニターを頼りにリモコンで撮影しました。LIVEVIEWが出来るK7は祭りの時には手放せません。夕方の堂前入場と乱舞,夜の堂前からの出発はこのポイントで撮影しました。
本当のベストポイントは大奉燈の交差点の四つ角の建物の2階からの観覧ですが,こればっかりは知り合いでないと入れません。弁天湯の2階はお金を取って観覧させているようですが,当日は貸切と書かれていました。旅行社が貸切にしているようでした。
北国新聞社は前もって申し込みして特別に入らせてもらっていたようです。抜け目が無いです。

夕方の大奉燈乱舞から夜の大奉燈乱舞(20:00)まで2時間の休憩があるので,汗ビチャということもあり,温泉に入りに行くことにしました。石崎奉燈祭の近くの日帰り温泉としては,和倉温泉総湯,能登島のひょっこり温泉島の湯,アスロンがあるのですが,和倉温泉総湯はさすがに混んでいると思ったので,行ったことの無いアスロンに行くことにしました。
石崎奉燈祭の堂前から村田製作所の駐車場まで徒歩で10分超かかります。
石崎奉燈祭の駐車場からアスロンまで自動車で10分程度かかりました。駐車場を出るときに案内の人に,一度を出て夜の部に間に合うように戻って来ても駐車場に入る事ができるか聞きましたが,20:00近くになると混雑するので判らないということでした。

あまり遅いと駐車場に入れない可能性もあるし,観覧に良い場所を確保できないので,アスロンを早めに出て,食事も運転しながらパンを食べて済ませました。なんとか駐車場に入ることができました。
19:20に堂前に戻り,弁天湯横の壁の場所を確保しました。
20:00より1基ずつ堂前での大奉燈乱舞と西地区への出発が始まりました。今回も夕方の時と同様に,35分間くらい乱舞が行なわれます。大奉燈が近づいて身の危険を感じた時には早めに退避する事にして,危険がなくなったら,すぐに戻り場所を確保するということの繰り返しです。


堂前からの出発が終わってから観客が少なくなって,違うショットからの撮影をしようということで片倉邸の側のフェンスの後に場所を確保しました。待っている時に隣の人と話をしていたのですが,撮った画像はどのように使うのですかと聞かれたので「きまっし金沢」というホームページで掲載すると言うと,その人はYouTubeに祭りなどを投稿している人で,能登の祭りを見に行く時には「きまっし金沢」を参考にしているということでした。「きまっし金沢」が個人で運営しているということで驚いていました。名舟大祭に行った事があるというので,駐車とかはどうするのか聞くと,その人は知人宅が名舟大祭の近くにあるので,そちらで駐車したけど,一般の人は国道沿いに,ずらっと並んで駐車しているということでした。後で調べると名舟港にも駐車場はあるけど,足りないようです。
夜になっても暑いのは変わらずで,待っている時に,座っているだけなのに,汗が吹き出て,すぐに衣服がビシャビシャになりました。

最初の大奉燈が堂前に来たのは21:45でした。22:34まで1台ずつ,堂前入場が続き,多くの大奉燈は,堂前に設置された神輿が置かれたテントの周りを周りました。元気のある大奉燈は神輿の周りを3週も周ってくれました。神輿の周りを周らなくて通り過ぎるだけの大奉燈もあります。夜に大奉燈が堂前で周るのは,この時だけだと思います。神輿は結局最初から最後まで動くことなくテントの中に鎮座してました。

全ての大奉燈が堂前を通り抜けてから,帰ることにしました。最後に,すべての大奉燈が堂前に集合するのですが,特にこれまで以上の見所があるとは思えなかったのです。

22:55に駐車場に戻って金沢に着いたのは24:15でした。有料道路は使わなかったのですが,夜は道が空いていて早く着きました。

石崎奉燈祭の魅力は大勢の人間が一斉に大きな掛け声を出して大奉燈を持ち上げるところです。その時の迫力は凄いです。石崎奉燈祭の大きな特徴の1つとして大奉燈を担ぐのは男性だけで女性は見学だけです。このあたりは賛否両論があると思います。
石崎奉燈祭では町内の巡回もありますが,町内の巡回では気合が乗らないのか1度に担ぐ時間が短いです。でも堂前では,観客も多く気合が入って,かなり頑張ります。そういう面でも石崎奉燈祭の見所は堂前が会場になる15:20からの堂前集合,17:10からの堂前での乱舞,20:00からの堂前出発,21:45からの堂前通過,22:50からの堂前到着だと思います。
もし大奉燈の巡回を見るのでしたら,石崎の道は狭くてわかりにくいので大奉燈の先周りするためにもhttps://kimassi.net/notomaturi/issaki.htmlで地図をダウンロードして行くのがよいでしょう。

アスロン(田鶴浜温泉 つるの湯)

石崎奉燈祭の昼の部と夜の部の間に2時間の休憩があり,汗ビチャだったので温泉に入ることにしました。
和倉温泉の近くの日帰り温泉としては,和倉温泉総湯,能登島のひょっこり温泉島の湯,アスロン(田鶴浜温泉 つるの湯)があるのですが,和倉温泉総湯はさすがに混んでいると思ったので,行ったことの無いアスロンに行くことにしました。
石崎奉燈祭も駐車場からアスロン(田鶴浜温泉 つるの湯)まで自動車で10分程度かかります。
アスロンには浴場の他に,プール650円とトレーニングジム500円,休憩室などがあります。複数の施設を利用できるお得なセット料金も設定されています。ちなみに入館のみでも100円の料金をとられます。

アスロン(田鶴浜温泉 つるの湯)では最初に履物を下駄箱に入れて,自動発券器で入浴券450円を購入してフロントに渡して更衣室のロッカーキーを受取ります。更衣室からお風呂とプールへの入口が一緒になっているのはちょっと違和感を感じます。
プールやジムだけの利用の人はお風呂を利用できませんとの貼り紙がしてあります。
アスロン(田鶴浜温泉 つるの湯)ではタオルとバスタオルは基本的には自分で用意していかないといけません。
浴場に入ると,普通のお風呂と,泡風呂と,サウナと水風呂だけです。洗い場にはシャンプーとリンスと液体ボディソープが置いてありました。アスロン(田鶴浜温泉 つるの湯)の浴場には特に魅力を感じるものはありませんが,単に風呂に入るだけなら,これで十分です。

水曜休(祝祭日の場合、翌日) 10:00~22:00

アスロン(田鶴浜温泉 つるの湯)の場所はこちら    石川県七尾市高田町ち部10番地

今年も白山登山に行ってきました

2011年4月1日
今年も白山登山に行きます。
前回は白山室堂に宿泊したので今年は南竜ヶ馬場の南竜山荘で宿泊しようと思ってました。知人が南竜に行くのなら南竜ヶ馬場のケビンで一緒に泊まらないかと言うので,南竜ヶ馬場のケビンに宿泊することにしました。南竜山荘は素泊4600円なのですが,南竜ヶ馬場のケビンは1室(5人まで宿泊可)12000円で3人以上だと安上がりで,しかも南竜山荘より広々と眠れるというのです。
知人は白山登山のベテランなので,とても同じ行動はとれないので,別々に出かけて南竜ヶ馬場のケビンで合流し帰りも単独行動になりそうです。
また,団体さんに紛れて行くつもりです。
そういう訳で宿泊予約は4月1日9:00から電話で受け付けられるので,今日9:00から何度も電話をして(何回電話しても話中で繋がりません),やっと10:40に電話がつながりました。それで無事,予約がとれました。今回は自分ひとりの予約ではなく知人の予約でもあったので,諦めるわけにはいきませんでした。
多分,今年が最後の白山登山になると思いますので,天気が良ければいいなあ。

2011年7月26日
いよいよ白山登山が近づいてきました。今回は登山は知人が一緒に行ってくれることになりました。知人は白山登山のベテランなので,とても一緒に登山できないと思っていたのですが,今回はリハビリ登山(のんびりモード)にするということでした。
持ち物は
着替え(下着,靴下,長袖Tシャツ,ズボン),帽子,長袖Tシャツ,手袋,運動着ズボン,ヒートテック上下,フリース,カメラベスト,デジカメ(Optio M10,X70),薄いジャケット,リュックサック,小型三脚,タオル3枚,歯ブラシ,携帯電話,携帯電話用イヤホン,ティッシュペーパー,財布,メモ帳,ボールペン,名刺,ハンカチ,雨具上下,耳栓,資料,睡眠薬,下痢止め,食料(初日昼食,予備分),お菓子,栄養ゼリー,ペットボトルお茶500cc2本,湿布薬,LEDヘッドライト

2011年7月31日
白山登山に行ってきました。
金曜日に睡眠薬を飲んで9時に寝て,土曜日3:25に出発しました。吉野家で牛丼を食べてサークルKで昼食のおにぎりとパンを買って行きました。吉野家で牛丼が270円のキャンペーンをやっていて,サークルKではおにぎりが安いキャンペーンをやっていました。
5:15に市ノ瀬の駐車場に着きました。生憎の雨です。天気が悪かったので駐車場は空いていて,市ノ瀬の案内所のすぐ近くに駐車できました。市ノ瀬の案内所のフロントで白山の地図を貰いました。
駐車場に着いたら合流する知人と電話連絡があるはずだったのですが,電話がこないので,こちらから電話をしたら繋がりませんでした。結果的には知人と合流できたのですが,AUの携帯電話は市ノ瀬キャンプ場は通話圏外だったようです。NTTドコモでは白山登山の途中でも会話できていたようなので,さすがNTTは凄いと再認識しました。
市ノ瀬6:00出発のバスに乗って6:20に別当出合に着きました。
6:25に別当出合を出発しました。ずっと小雨で時々雨足が強くなったりしました。前回,100円ショップの合羽を持って行って蒸れて酷い目にあったので,今回は父親が釣りで使っていた雨合羽を持っていったのですが,蒸れるのは一緒で暑くてたまりませんでした。雨合羽は通気性のある高額のものが必要なようです。前回,ウォーキング用の靴を履いて,滑りやすくて困ったので今回は雪でも履ける靴を履いて厚めの靴下を履いていきました。下山の時に足の指が痛くなりましたが,雨天でも問題なく使えました。
下着も濡れてもビチョビチョ感がない化繊のものを着ていきました。濡れていても,それほど不快感を感じませんでした。
リュックサックも縦長のものを購入して,安定感を感じて良かったのですが雨天時の防水カバーを用意してなかったので,少し水漏れがありました。リュックサックの中の物はビニール袋に入れておいたので被害は無かったのですがリュックサックの底に少し水が溜まっていました。リュックサックの防水カバーは必要です。登山には必要なものが多いです。
7:00に中飯場に着きました。標準時間が50分なので結構早いペースです。
少し休憩して甚ノ助避難小屋に向いました。7:30を過ぎた頃から高山植物センジュガンピが見えるようになりました。
少し雨が上がり,あまりにも暑く体力の消耗が激しいので,甚ノ助避難小屋で雨合羽を脱ぎました。雨合羽で雨は防げましたが汗でビチャビチャで,濡れるのは一緒なので暑苦しいだけで役に立ちません。コンパクトデジカメは少し濡れてレンズ部のカバーが最後まで閉じたり開いたりしなくて途中でひっかかってしたりしました。
途中,また前が降りだしましたが10:00に,なんとか南竜山荘の休憩舎(受付)に着きました。室堂と南竜山荘との分岐点から南竜山荘への南竜道はなだらかな下り道なので楽です。南竜道ではニッコウキスゲなどの高山植物を見る事ができました。

南竜ヶ馬場のロッジを予約しておいたのですが,入室は12:00以降ということで,休憩舎でコーヒーを沸かしたり着替えをしたりして過ごしました。南竜ヶ馬場のロッジ利用者でも南竜山荘の乾燥室を利用できるか聞いたら,利用できるということだったので,着ていたものを全て乾燥室で干しました。

11:40にフロントに聞いたら清掃が終わり,ロッジに入ることができるということだったので,南竜ヶ馬場のロッジに向いました。知らなかったのですが,南竜ヶ馬場のロッジはテント場にあり,南竜山荘から徒歩で7分程度かかるのです。幸い雨があがっていたので良かったです。雨が降っていたら,予備の服まで濡らしてしまうところでした。

南竜山荘からロッジの間には高山植物がいっぱい咲いていました。




南竜ヶ馬場のロッジは1軒屋に2部屋あって各部屋別々の入口がついています。南竜ヶ馬場のロッジ入るとすぐには土間(玄関)になっていて,ハンガーをかけるフックが3つありました。ただ,ハンガーはありません。突き当りが戸の無い押入れがあり,正方形の簡易畳が10枚,敷き布団が5枚,枕が5個,毛布が3種類で合計20枚はあったと思います。居住スペースは板の間で6畳以上あって,最大5人泊まれるのですが3人だと,かなり余裕があります。基本的には室内での火気使用は禁止です。コンセントはありません。蛍光灯があり,日没後3時間までは使用できるようです。蛍光灯は朝には使えないようです。
南竜ヶ馬場のロッジから炊事場・トイレは近いです。トイレにはトイレットペーパーがあり,使用後のトイレットペーパーは便器に捨てます。ちなみに室堂では使用後のトイレットペーパーは箱に入れるようになっていて,使用済みのトイレットペーパーがうず高く積み上げられます。
雨が落ち着いていたので,13:00に別山方面の湿原を散策することにしました。少し急斜面の下山がありますが,距離はロッジから近いのです。南竜山荘に泊まったら,是非散策することをお奨めするポイントです。

13:30に霧は相変わらずでしたが雨はあがっていました。念のため知人が持ってきた傘を借りて,高山植物の写真を撮りながら南竜山荘へビールを買いに行きました。ビールはロッジ近くの炊事場でも購入できますが,南竜山荘の休憩舎に行ったほうが冷たいビールを買えるのではと思ったのと,干した衣類が乾燥していたら持って帰ろうと思っていたのです。知人が傘を持っていたので,借りて行きました。天気が良くない時には,傘があると便利です。
南竜山荘の乾燥室に行ってみたのですが,まだ全然乾燥していませんでした。ビールはアサヒとキリンがあり350mlが500円,500mlが700円,ジュースは250円でした。ついでに,高山植物の観察会の集合場所を聞きました。高山植物の観察会の集合場所は南竜山荘の休憩舎のすぐ下だということでした。高山植物の観察会は15:00と16:00の2回行なわれるのですが,夕食が17:00からなので,高山植物の観察会が終わった後に食事すれば,ちょうど良いかなと思い,天気が良ければ16:00のに参加することにしました。
南竜ヶ馬場のロッジでホルモン焼を食べながらビールを飲みました。とても美味しかったです。
飲んでから少し眠ったのですが,起きたら雨は上がっていて霧も消えていたので,高山植物の観察会に出かけました。高山植物の観察会は20人ほど集まりましたが,ほとんどが男性で説明する人も驚いていました。
高山植物の観察会は南竜山荘からロッジやテント場のある場所にかけて散策し,詳しく説明してくれました。南竜山荘近辺の高山植物は今がまさに見頃のピークだということでした。とても有意義な観察会でした。50分の高山植物の観察会が終わると,ちょうど夕食の時間になりました。
南竜山荘の夕食は,ハンバーグがメイン料理で,野菜の煮物,イカの煮物,漬物,千切りキャベツ,御飯,味噌汁がついていました。登山で,これだけの食事ができるとはありがたいです。

食事が終わってから再び南竜山荘の乾燥室を覗いていましたが,ほとんど乾いていませんでした。結局翌朝まで乾かしておいたのですが,あまり乾いていませんでした。室堂の乾燥室と較べると乾燥力はかなり弱いです。
食事が終わって,ロッジに帰ったのですが,すぐに霧が出てきて,雨も少し降ってきました。霧が無く天気が良かったのは,高山植物の観察会の短い時間だけだったようです。
翌日をどうしようか迷っていたのですが,知人の勧めで,天気が悪ければ,最短コースで帰り,天気が良ければエコーライン,観光新道を通って帰ることにしました。南竜山荘でも展望歩道を通って,展望台に行けば御来光を見れるのですが,体力的に難しいと思い断念しました。エコーライン,観光新道のコースは自分にとってはキツイかなと思っていたので,翌日に備えて早めに寝ることにしました。
今週2回も寝ている間にこむろがえしになったこともあり,もともとふくらはぎが痛かったのですが,こむろがえしの薬を飲んで,シップをふくらはぎと,太ももの表側に貼りました。
睡眠薬を飲んで音楽を小音量で聴きながら19時には眠りました。ズボンは体操着で上着は長袖Tシャツにフリースを着て毛布3枚着て眠りました。
翌朝4:30に目覚めました。2日目は霧も無く景色がはっきりと見えました。絶景です。
知人は上級者用のコースを周るので先に出発しました。トイレを済ませ,出発準備をして5:30にロッジを出ました。
前日は天気が悪かったので,小さいデジカメ(Optio M10)で撮影していたのですが,2日目は天気が良かったので1cmの超マクロから光学24倍まで撮れるカメラ(X70)を使いました。前日の撮影はそれほど期待できないので,改めて全ての高山植物を撮影し直しました。
途中で昨日,観察会で説明してくれた人がテントにいたのに気づいて,花が綺麗で,それほど体力のいらないコースを聞いたのですが,展望歩道,観光新道のコースが最高だということでした。展望歩道はエコーラインより少し体力が必要ですが,展望歩道の花畑は,とても美しいそうです。
南竜山荘で乾燥室に干しておいたものを回収し,6:00に南竜山荘で朝食をとりました。朝食はオムレツ,漬物,野菜の煮物,御飯,味噌汁がついていました。御飯はおかわり自由ということでした。

食事が終わって6:30に南竜山荘を出発しました。なだらかな登りが続いて,6:50にエコーラインに入りました。
エコーラインは高原の中央をジグザグに上がっていくコースで危ないと思う箇所はありませんが,ずっと単調に上がっていくので景色は美しいですが,変化が少ないですし,それなりにきつかったです。

前半はニッコウキスゲがあちこちで見られる高原が続き,後半はチングルマとコイワカガミの群生地を経て弥陀ヶ原ではクロユリやミヤマダイモンジソウなどが見られるようになりました。コバイケイソウが一面に咲いていました。





7:50に室堂への分岐点に着きました。このあたりからクロユリの数が増えてきて,ハクサンフウロやミヤマキンポウゲが多く見られました。



8:10には黒ボコ岩に着きました。黒ボコ岩での光景は本当に美しいです。あまりに美しい光景に気をとられ,黒ボコ岩が観光新道と砂防新道の分岐点であることを完全に忘れていました。

観光新道の事はすっかり頭の中から消えていて,砂防新道の急な斜面を降りていってしまいました。延命水を飲んで,怖い絶壁を越えて花畑を見てから,観光新道の事が再び頭の中に甦り,どこが観光新道との分岐点かなあって思いながら下山しました。途中でおかしいなあと思い,改めて地図を見て,道を間違えたことに気づきました。
このあたりから急に気力が萎えて,ペースが落ちて,トボトボとした歩調になってしまいました。
途中,休憩時にゼリー状の栄養ドリンクを飲んだのですが,喉越しが良く美味しくて少し元気が出ました。
下山時には雨がふっていなかったので,登山時に気づかなかった高山植物も結構見つけられました。
結局,別当出合に着いたのは12:00でした。黒ボコ岩から別当出合まで下山するのにかかる時間は通常120分なので2倍も時間がかかったことになります。もう疲れました。
市ノ瀬の案内所に観光新道の一部に崩落があり,十分注意するようにと掲示されていました。まあ,砂防新道で良かったかな?

自動車で家に帰る途中で雨に合いました。下山時に雨に合わなくて良かったです。
家に帰ってお風呂に入り,湿布をふくらはぎと太ももにベタベタ貼りました。
白山登山は今年で終わりにしようと思っていたのですが,観光新道に行きそびれたので,来年はバスを利用し,南竜山荘に泊まり,展望歩道,観光新道のルートで戻ろうと思います。まさか7月末に3年連続雨天という事は無いでしょうし。

2011年8月3日
昨日,一昨日は太ももとふくらはぎが痛くて階段を降りるのが辛かったのですが,今日は痛いながらも随分楽になりました。特にふくらはぎが痛かったので下山時の筋肉痛のようです。ふくらはぎは下のほうも痛かったです。