小木袖ギリコ祭りに行ってきた



小木袖ギリコ祭りに行ってきました。
小木袖ギリコは9月の第3土曜日と翌日の日曜日に開催されますが,夜のキリコ巡回は土曜日だけのようです。
14:30に金沢を出発して白尾から有料道路を使い、宇出津の町に入って街の駅ぽっぽ家に寄りました。街の駅ぽっぽ家さんには小木袖ギリコ祭りの駐車場の情報をいただいたりお世話になったし、能登町の代表する物産が揃っているということでお土産を買うのに便利なんです。翌日は早朝に能登町を出ますので、先に買っておこうという作戦です。クーラーボックスに保冷剤を多めに入れて準備万端です。今回は前回買ったイカの塩辛に加えて、いしりに漬けたイカ、いしりのドレッシングを買いました。
小木の町の買い物事情が判らなかったので、夕食と翌日の朝食などの食べ物も宇出津のコンビニで調達しておきました。
小木の町にはコンビニは目に付かなかったのですが、能都町役場小木支所の近くにスーパーが2軒ありました。2軒のスーパーは19時頃までは営業しているようです。

宇出津の町から小木に行くには,ちょっと道がわかりにくいので注意が必要です。宇出津の町を突っ切って宇出津港まで出て海岸沿い(県道35号線)を通ります。小木に入る直前に真脇トンネルがあるのですが,真脇トンネルは狭く通りにくいので大型自動車用の迂回路の標識に従って迂回して姫・小木トンネルを通って,姫・小木トンネルを出た直後に右折し県道35号線に合流します。
県道35号線に入ってすぐに中役所手前のゲートボール場に臨時駐車場の看板がたっていましたが,車中泊を考えると静かなほうが良いということで,当初予定してた小木漁港横まで行きました。能都町役場小木支所の駐車場も利用できるということでしたが,駐車スペース自体が狭く,すでに満車状態で,しかも巡回時の休憩所に使うキリコもあるので駐車しないほうが良いです。
17:10に小木漁協に隣接する能登海洋深層水施設横の駐車場(堤防の近くの空き地)に着きました。
小木漁協に隣接する能登海洋深層水施設横の駐車場(堤防の近くの空き地)は釣りの人も利用する駐車場で広くて静かです。御舟神社からも近いので駐車としては最適です。ただ,19:00を過ぎると市中を自動車で通るのが困難になりますので,ゲートボール場の臨時駐車場を利用するのが良いです。

まだ祭りには早かったので,街中を散歩しました。所々に袖きりこが置かれていました。その他に,あちこちの家の前にミニチュアの袖きりこが置かれていました。このミニチュア袖きりこは子供用のきりこで子ども1人でも移動できるものです。前日には子供キリコパレードが行われるようです。
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御舟神社にも行ってきましたが,御舟神社への階段のうちの1つが段差を無くすように三角の断面の木材が置かれていました。地元の人によると,この階段を袖ギリコが上っていくということです。
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18:40頃に両方向の路線バスが一緒にバス停に停車しました。このバスに乗ると小木キリコ祭りにちょうど良いのですが路線バスは宇出津発の路線のようです。
19:00を過ぎた頃に1台の袖きりこが動き出したので,ついて行ったのですが,途中でミニチュア袖キリコが行列に加わったりしていました。能都町役場小木支所で休憩をとって,再び町中を巡回して集合場所の九十九湾トンネル近くの小木港(バス停前)に向いました。
小木の袖キリコは車輪がついていて担ぐことはありません。
20:00を過ぎた頃から,九十九湾トンネル近くの小木港(バス停前)に袖キリコが集まり始めました。
20:30には9台の袖ギリコが揃いました。このあたりには露店が出店されていました。
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20:50から10分弱の短い時間ですが花火があげられました。袖ギリコと花火を一緒に撮ろうと林電機商会の前で撮影してたら林電機商店の奥さんが2階から見ると花火が綺麗だというので,案内してくれました。わざわざ電気を点けて窓を開けさせてくれて、とても親切にしてくれました。帰る時,窓を閉め忘れてしまいました。
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21:00に袖ギリコが出発して街中を巡回しはじめました。途中結構狭い道も通ったりします。途中並んで行進していた袖キリコが前後に動きながら前後の袖キリコと間隔をつめたり離れたりします。以前はこの時にぶつかりあっていたのですが,事故があって今はぶつかるのは禁止されたそうです。でも実際はぶつかる場面に遭遇しました。
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21:50に三矢の共栄無線前(小木港)で9台の袖ギリコが揃って休憩しました。
しばらく休憩して再び街中を巡回し,22:35に東町の釣谷接骨院前(本小木港)に9台の袖ギリコが揃い休憩になりました。
最初の袖ギリコが東町の釣谷接骨院前(本小木港)に到着した時点で御舟神社への上り階段のところに向いました。まだ人が少なかったのですが,階段に面している東町集会場の庭にはキリコを引き揚げるところを見ようと若者達が待機してました。この場所は確かに一等地なのですが,部外者が入り込むのは気が引けます。
階段の上り終えたところが,ちょっと広い空間になっていて,そこで三脚を立てました。警察の人が通った時に,この場所は大丈夫か聞いたところ,そこなら大丈夫ということなので安心して待機しました。結果的にこの場所はキリコから適度に離れていて,なおかつ安全で最適の場所でした。階段がカーブしているので袖キリコは階段の下部では右側を、階段の上部では左側を通るのです。
袖キリコが上るころにはカメラマンがずらっと並びましたが最初にこの場所を確保した俊は一番の特等席で見ることが出来ました。東町集会場の庭は見るには良いですがキリコが東町集会場の庭側を通るので近すぎますし上からしか見えませんので撮影には向きません。階段の途中に浜本さんという家があって,その前にも少しスペースがあるので見学や撮影には良いのですが,家の方も見学に出られますので,部外者が見学するのは難しいかもしれません。
23:20から御舟神社への階段を上り始め,24:50にすべてのキリコが上がり終えました。袖ギリコを階段で引き上げるのは上からロープで引っ張って、もちろんキリコ自体も少し浮かせ気味で押し上げます。袖ぎりこが階段を上がり終えると拍手がわきます。
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階段は狭くてカーブがありますので袖ギリコを引き揚げるのは,かなり大変です。以前は三角の断面の木材を使ってなくて担いで引き揚げたということなので大変な事です。
ちなみに以前は,袖キリコを船に乗せて移動する場面もあったそうですが船が小さくなったりして現在は行ってないようです。
階段を上り終えたキリコは御舟神社横の道路に揃って待機してました。御舟神社から下の道路に並ぶキリコを見るのもなかなか見ごたえがあります。
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御舟神社に上った袖キリコは,再び階段をおりて各町に帰るということですが,翌朝早くに中島のお熊甲祭りに行く予定があったので駐車場に戻りました。
駐車場へ戻って,それほど時間がたたなくて太鼓や鐘の音が聞こえてきたので,それほど休憩時間は長くなく,戻るのは大変ではなかったようです。もうちょっと御舟神社にいても良かったと後悔しました。
最近,随分涼しくなってきたので,厚めの長袖のシャツと薄いジャケットでちょうど良かったです。
小木漁協に隣接する能登海洋深層水施設横の駐車場(堤防の近くの空き地)でシュラフにくるまって車中泊をしました。

小木袖ギリコ祭りに行ってきた」への9件のフィードバック

  1. 投稿作成者

    能登の人にとってはキリコ祭りって特別なものですね。同窓会でもあるし、地域や世代間の絆の中核でもあるし、魂そのものって感じですね。

  2. 三重人

    小木生まれ育ちです。仕事が、忙しくなかなか帰れません。子供達大きくなったら、きりこ祭りみせたいです。懐かしいです。帰りタイ、時々思います。

  3. 投稿作成者

    鮭児さん、喜んでいただいて嬉しいです。今年は「きまっし金沢」総決算の年で、能登の祭りで行けてない祭りを周ろうと思っています。
    能登の祭りって本当に素晴らしいです。

  4. 鮭児

    故郷の秋祭りを取り上げて頂きありがとう懐かしかったです特に船を上がり陸勤めしている現在なかなか日が合わず秋祭りの時には帰れずに過去のビデオを観ながらその日は御神酒と称して晩酌を多めに頂きながら過ごしていました。社坂の映はいつみても熱くなります。今度奥能登のキリコを観に行かれたら太鼓の音も聴き耳を立ててみて下さい。イヤサカ太鼓は似ている地域がありますから、宇出津のあばれ祭りや石崎奉燈や松波 恋路 蛸島などはリズムの一撥の間隔は違いますが同じ叩き方です。小木の秋祭りの太鼓も元来宇出津あばれ祭りと似てますからデンコデン…懐かしい

  5. 投稿作成者

    小木の未熟者様、いろいろ教えていただいてありがとうございます。

    あの文字の意味は理屈ばかりこねている人ですか。勘違いしていました。うんこたれって意味かと思ってました。随分自虐的だなあと思ってました(笑!)

    JAおくのと市は遠いけど、あのあたりに行く時は買って帰ろうと思います。それにしても、なんでもっと地元で積極的に売らないのでしょう?

  6. 小木の未熟者

    お越しなったとのことで、自分がいうのもなんですが…
    有り難うございます。

    女の子の衣装の文字は多分、“べんこちびり”だと思います。
    これは能登の方言ですね。
    べんこ とは理屈という意味で、
    理屈ばかりこねている人を、べんこちびり と言います。

    あと、イカの塩辛 潮 ですが、
    能登町内でしたら、JAおくのと市 においてあるはずです。
    それか、小木のカネイシでネット販売もしています。

    特に伝統ということではないです。
    何年か前、何人かの女の子達が衣装に“べんこちびり”と
    文字を入れたのが始まりです。
    今では、色々な文字を入れている子たちがいますね。

  7. 今月16日に小木袖キリコ祭りの2日目を見てきました。キリコを回転させる“辻回し”をしっかりと見てきました。とても楽しそうだったのが印象に残りました。
    ところで女の子の衣装の文字(ちびりなんとか)って伝統なんでしょうか?

  8. 投稿作成者

    小木の未熟者様、小木袖キリコ祭りも事を詳しく教えていただきましてありがとうございました。
    社坂を降ろす際のほうが迫力があるというのは知りませんでした。知っていたら絶対に見逃さなかったのにと悔やまれます。でも考えてみたら降ろすほうが危なく、撮影できる場所を確保するのが難しそうですね。
    小木の未熟者様の情報は、小木袖キリコ祭りのページに反映させていただきます。

  9. 小木の未熟者

    日頃より、きまっし金沢の、特に能登の祭りページを読ませて頂いております。
    自分は小木生まれ、小木育ち、小木在住でして。
    比較的有名な、伴旗祭りが紹介されているページはそれなりにあるものの、この秋祭り袖キリコのページが詳しく載っているページは少ないもので。
    地元人ながら、何度何度も読ませて頂いております。

    さて今年の、小木袖キリコ祭りも1週間を切りました。
    1日目のクライマックスでもある宮上げですが、あの階段は
    “社(やしろ)坂”といいます。宮上げは、社坂を無理矢理押し上げるわけですが、管理人さまが撮影されていた反対側はキリコがコンクリートの壁をこすりながらでないと上げられません。
    ちなみに、若者がきりこ前後に入り押していますが、宮上げの際は、目立つ前側よりも後ろ側を押している方が大変です。
    (まだ、未熟者の自分が言うのも変なのですが・・・)
    前は押すというよりは浮かせる感じ、後はそれを押すのですから大方の重さが後ろ側に。
    あと、お見逃しになった社坂を降ろす際。どちらかといえば、こちらの方が無理矢理という言葉が当てはまると個人的には思います。
    宮上げの際に、段差を消していた木材は外して下ろして行きます。
    車輪が段差を落ちる際の音は、迫力がありますね。キリコに乗っている子どもたちの悲鳴が聞こえたり…。

    あと、2日目は日中の運行になるのですが、
    見物は夕方(16:00頃かな?)、小木港バス停前の交差点でキリコを回転させる“辻回し”ですね。
    機会があれば、また、お越しください。

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