若い女性に役立つ医療保険を調べてみました

2018年1月5日

娘から結婚を機に保険に入ろうかと相談を受けたので調べてみました。

結婚する女性については、妊娠・出産に纏わる入院が危惧されます。 妊娠悪阻(重症のつわり)や、切迫早産・流産の危険による安静入院、妊娠後の定期健診時に、早期の子宮頸がん(上皮内がんや頸部異形成)や乳がんが発見された例も結構多いそうです。
そういう意味では結婚する女性にとっては医療保険が大切になります。

基本として、健康保険傷病手当金と高額療養費制度の事は把握しておかなければ保険の選択は始まりません。
健康保険傷病手当金
社会保険で病気や怪我で仕事を休んだ時(3日以上連続で給与が貰えない場合)
1年6か月まで、収入の3分の2の傷病手当金が支給
高額療養費制度
その月の1日から月末までの1病院の窓口の医療費負担が57600円(収入によって金額違う)を超えた金額は申請により返還される。
差額ベッド代や先進医療などの保険外診療は全額自己負担となり、高額療養費制度の対象外です。

それと最近の医療制度の影響で入院日数は短くなっていて、ガンの場合は通院での保障が重要だということは知っておく必要があります。

三大疾患は急性心筋梗塞(心疾患)、脳卒中(脳疾患)、ガンが対象なのですが、心疾患でも狭心症や心不全、心筋症が含まれていたりいなかったり、脳疾患でも保険会社によって範囲が違うし、ガンも上皮ガンが含まれていたりいなかったりしてで、三大疾患を特約で付ける場合は、そのあたりも選ぶポイントになります

わが家にピッタリな保険の選び方 [ 末永 健 ]
保険完全ガイド2017(普遊舎)
日経トレンディの最強の保険・ムダな保険
別冊宝島のよい保険・悪い保険2017年版

を参考にしたのですが、医療保険関連については

わが家にピッタリな保険の選び方 [ 末永 健 ]
奨める保険はガン保険、都道府県県民共済
契約しない方が良い保険は三大疾病保障、1000日入院保険、各種医療特約、女性向け医療保険、子供向け医療保険

保険完全ガイド2017(普遊舎)
共済保険は保険料が安くて年齢による差が無く、60歳以下なら保険金もそれなり
女性が結婚したらがん保険など医療保険が重要
がん保険は入院時・手術時よりその後の通院の治療費に対する保障の有無が重要
若い独身男女は医療保険だけで充分
医療保険はオリックス生命の新CUREがお奨めという事でした。2位は新・健康のお守り
女性用の病気に強いのは損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の新・健康のお守り
ガン保険のお奨めはチューリッヒの終身ガン治療保険プレミアム、2位はオリックス

日経トレンディの最強の保険・ムダな保険
医療保険ではオリックス生命の新CUREがお奨め1位で2位は新・健康のお守り
女性向けの医療保険では東京海上日動あんしん生命のメディカルKit NEOが、女性病保障
特約があって、心疾患の範囲が広く、抗がん剤治療にも対応している
ガン保険のお奨めはチューリッヒの終身ガン治療保険プレミアム、2位はメットライフ

別冊宝島のよい保険・悪い保険2017年版
医療保険はオリックス生命の新CUREがお奨め、2位は新・健康のお守り
ガン保険はオリックスのBelieveがお奨めで、2位はAIG富士生命

というのが主な内容でした。

知人にお奨めの医療保険のパンフレットを届けていただいたので、較べてみました。

27歳女性で、入院保障は1日1万円で最高60日まで、手術給付金1回10万円、先端医療給付金あり、ガンの時の通院保障があるという条件で較べました。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「新健康のお守り」  月額4032円
第一生命グループのネオファースト生命の「ネオdeいりょう」  月額3654円
チューリッヒ生命の「プレミアムDX」  月額2682円
オリックス生命の「新CURE」  月額3737円

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「新健康のお守り」とオリックス生命の「新CURE」のガン通院特約はガン一時金特約とセットでないと加入できないようです。

この条件だと、チューリッヒ生命の「プレミアムDX」が一番安いです。但し通院給付金はガン専用でなく120日間に限られていて30回が限度なので物足りなさを感じます。
去年の4月に低金利の影響での保険料の改定があって、他の保険会社が20%程度値上げしたけどチューリッヒ生命は値上げをしなかったということもあって、雑誌の評価と違う結果が出たのかもしれません。
保険料は2年に1回、4月に料金改定があり、今年の4月には各社の料金の改定が予想されるそうです。

医療保険で最安値のチューリッヒ生命の「プレミアムDX」でも50年加入すると160万円を超えます。いつやめる事もできますが、保険料は契約した金額を定額で払い続ける事になるので若い時に契約した方が、毎月払込む保険料は安く、1度やめて再契約すると保険料は高くなります。
病気は高齢者になればなるほど確率が高くなります。つまり医療保険は高齢になるにしたがって必要度を増します。その時が近くなってから医療保険に入ろうと思うと保険料がとんでもなく高くなっているという事です。
ちなみに70歳で同じプランだと月額11262円になります。なんと27歳の時の4倍です。
でもこのプランでの医療保険って、1回手術して60日入院しても70万円しか給付されないので、80歳まで加入するとして、手術して60日入院だと2.3回、手術して30日だと4回で、やっと払い込んだ保険料が返ってくるという計算になります。ちょっと割に合わないですね。

税金面では、医療保険は介護医療保険控除として控除でき、1年の最高控除額は4万円です。

80歳で払い込みが終了で終身で補償されるプランもありますが、保険料の月額が15%程度高くなります。これは便利かなと思いますが、将来的に医療内容も変わるし、途中でやめるかもしれないので、その時代に合う保険に入りなおした方が良い場合もあり、どちらが良いとは判断できません。
病気になった時には保険料が免除になるプランもありますが、保険料の月額が2割程度高くなります。それくらいのお金は貯金して備えておいた方が賢いと思います。
入院一時金10万円の特約も保険料の月額が3割程度高くなります。これも自分で貯金して備えておいた方が賢明です。
三大疾病入院期間無制限だと保険料の月額が1割程度高くなるけど、実際には最近の医療制度は長期入院をさせてくれないシステムになっているので無駄です。

不必要なオプションを加えて、保険料を高くするより、その分は貯金して、本当に困った時にだけ保障されるプランを選んだほうが有意義ですよね。

ふと気づきました。
わが家にピッタリな保険の選び方 [ 末永 健 ]では、医療保険の部門で共済保険がお奨めと書かれていましたが、保険を特集した3誌の雑誌には、共済保険については何も触れられていません。これって片手落ちなんじゃないかなあ。
共済保険は、その他の保険より安いし、保証内容も決して劣っていません。しかも余剰金が戻ってきます。
ちなみに県民共済の入院保障型は基本料が月額2千円で入院時に1日1万円(124日まで)で手術一時金は病気の種類によって2.5・5・10万円、先端医療対応(150万円まで)です。死亡給付10万円もあります。
新がん特約の保険料は月額千円で、入院制限なしで日額5千円プラス、通院保障1年(60回)2500円付き、がん診断時50万円、がん手術5・10・20万プラスです。

民間の保険会社にはガンの通院保障は期間無制限だったりするので必ずしも同条件では無いです。
共済保険の保障対象が終身でないのも、欠点かもしれません。
共済保険は64歳までなら年齢に関係なく保険料が定額なので、64歳以下で年齢が高い人は凄くお得ですが、若い人にとっては、年齢が高い人と較べてお得感は少ないかなあとも思います。

共済保険を無視するなんて雑誌って所詮商業主義で消費者の味方ではないんだなあと感じました。

知人に、希望するプランだと、県民共済も含めて、どの保険が良いか問い合わせしてみました。

チューリッヒ生命の「プレミアムDX」が一番安く、プランを基本的なものに絞って、他にガン保険に入るプランがお薦めだということでした。

医療保険は、チューリッヒ生命の「プレミアムDX」で入院保障1日1万円で最高60日まで、手術給付金1回10万円、先端医療給付金ありだと月額2062円。
県民共済と料金は、ほぼ変わらず、先端医療の給付限度は1回に15万円が限度で総額2000万円までなので、県民共済より優れています。
年齢がある程度高ければ県民共済の方が得だけど、若いうちはチューリッヒ生命の「プレミアムDX」が有利ということでした。確かにそうです。

チューリッヒのガン保険は、放射線治療給付金が月額10万円、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金も月額10万円で終身保障、ガン診断50万円、ガン通院1日5千円、ガン先進医療128円、ガン時払込免除という内容で月額1678円です。

チューリッヒの医療保険とガン保険の両方利用すると月額3740円です。
女性の場合は妊娠・出産に纏わるリスクがあり、医療保険はあったほうが安心なので、医療保険に加入しておいて出産予定が無くなった時に解約すれば良いとの事です。
ガン先進医療特約と医療保険の両方に先進医療特約があるのですが、医療保険をやめた場合に、ガン保険に後で先進医療特約を加えるということはできないので先進医療特約はガン保険に付けるほうが良いようです。
ちなみに医療保険の先進医療特約には多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術、重粒子線治療、陽子線治療、前眼部三次元画像解析、実物大臓器立体モデルによる手術支援、硬膜外自家血注入療法などが該当し、ガン以外では眼科関係に少しあるという程度のようです。

医療保険の先進医療特約を外して、チューリッヒの医療保険とガン保険の両方利用すると月額3608円です。

このプランが良さそうです。

2018年1月20日

ネット保険のほうが安いのではないかと思い楽天生命について調べてみました。

楽天生命の医療保険は、入院保障1日1万円で最高60日まで、手術給付金1回10万円(病名によっては5万円)、先端医療給付金ありだと月額2783円です。
全然安くありません。チューリッヒ生命の「プレミアムDX」だと2062円です。

楽天生命にはガン保険単体というのも無いようです。

楽天生命は魅力ないです。

2018年3月25日

今日、娘がチューリッヒの医療保険とガン保険(両方で月額3608円)の契約をしました。
4月に、生命保険の保険料は値下げになるそうですが、医療保険とガン保険は条件も悪くなって保険料も値上げになるそうです。
ぎりぎりセーフです。

バッファローのRAMディスクのユーティリティは怖い

2018年1月3日

年末からパソコンの調子がずっと悪かったのです。

Windows10の初期画面でバッファローのRAMディスクのユーティリティ(BUFFALO RAMDISK ユーティリティー)が起動するようになりました。いつインストールしたのか記憶にないのですが、毎回表示するのが面倒なので、動作させてしまいました。
それ以来、起動も動作も激遅くなって、全く使えないに等しいくらいの動きしかできなくなりました。なにしろWindows10のスタートメニューを表示するのにも1分以上かかるので何もできません。

自作パソコンのため、自分でハードの不具合を調べるのは可能なので、電源を変えてみたり、メモリを片方ずつ抜いてみたり、DVDドライブやサブのハードディスク、付属のボードを外してみたのですが、動作は変わりません。
メインのハードディスクを外して、USB変換アダプタに接続して他のパソコンにUSB接続してチェック(CrystalDiskInfoというフリーソフト)したところハードディスクは正常だと診断され、ファイルの読み書きも正常に行われました。

これはハードのトラブルでは無いと判断できたのですが、そこから先には進めません。
電源は不安定なような気がしたので、今まで使っていたのは使わない事にしました。

なんとか、タスクマネージャーを起動して、「詳細」「パフォーマンス」でメモリが525MBしかなくて98%程度の使用になっていることが判明しました。
コントロールパネルのシステムの項目をチェックすると実装メモリは4GBで525MB使用可能になっています。
どうもこのあたりがトラブルの原因っぽいです。

サブのハードディスクにWindows7をインストールしてパソコンを動作したところ正常に使えました。
コントロールパネルのシステムの項目をチェックすると実装メモリは4GBで3.25GB使用可能になっています。やはりハードの問題では無いようです。

Windows10とバッファローのRAMディスクのユーティリティ関係に原因があるのは間違いないようです。

でも、Windows10の過去の復元データもなく、復旧DVDも作って無かったので全くのお手上げでした。

新しいハードディスクを購入し、EaseUS Todo Backupのクローン化機能を使って、新しいハードディスクにメインのハードディスクの内容を丸ごとバックアップしました。
それで新しいハードディスクで起動させてみましたが、ファイルが見つからないということで、全く起動しませんでした。

ファイル名を指定して実行で msconfig  も動作せず、その他のコマンドもほとんど無反応でした。

別の自作パソコンで復旧DVDを製作し、不調のパソコンで試してみたら、なんとかDVDからの起動ができました。
DVDから起動させるにはBIOSでDVDからの起動という設定が必要なのは言うまでもありません。

復旧DVDからの起動のメニューの中で、「システムの復元」・「イメージでシステムを回復」は 復元ポイント を作成していないので使えなく、唯一の手段である「スタートアップ修復」を試みましたが、復旧できませんでした。

ハードディスクをUSB変換アダプタに接続して、他のパソコンにUSB接続してバッファロー関係のファイルを全部削除したのですが正常には戻りません。

セーフモードで起動しようとしたのですが、どの方法を使ってもセーフモードでの起動が出来ません。
ネットをいろいろ調べて、電源を入れてウインドウのマークが出た途端に電源ボタンを押し続けての強制終了を何回(普通は2回)か繰り返すと自動修復モードで起動する方法がある事を見つけました。
詳細オプション→トラブルシューティング→詳細オプション→スタートアップ設定を選ぶと、セーフモードを有効にするを選べます。
この方法で初めてセーフモードに入れました。でも推奨できない方法のようですので最終手段として考えておきましょう。

セーフモードには入れれば、かなりの事ができます。
バッファローのソフトを片っ端にアンインストールして、バックアップ関係のソフトもアンインストールしました。
そのかいもあって、少しだけメモリ占有率が下がりました。

ファイル名を指定して実行で msconfig  を入力して ブートを選択  詳細オプションを選択  最大メモリを最大の値に設定
これで実装メモリ4GBで3.25GB使用可能になりました。

一応、これで制限なく動作するようになって一安心しました。

次にシステムが正常かチェックします。
スタートメニューからすべてのアプリの中の「Windows管理ツール」「Windows メモリ診断」でメモリをチェックをしました。正常でした。

マイコンピュータでシステムのドライブを選び右クリックして、「プロパティ」を選択します。
「ツール」「チェック」「ドライブのスキャン」でハードディスクのチェックをしました。正常でした。

今後のために、windows10 復元ポイント を作成しました。
「コントロールパネル」「システムとセキュリティ」「システム」「システムの保護」「作成」「名前を記入」「作成」
念のためシステム修復DVDも作成しておきました。

ここまでたどり着くまでに6日間を有しました。とにかくパソコンの動作が遅いので時間がかかるのです。まあその間に、本も8冊読めたし、見れずにいた録画も全部見れました。

最後にEaseUS Todo Backupのクローン化機能を使って、サブのハードディスクにメインのハードディスクの内容を丸ごとバックアップしました。
350GBのデータでしたが2時間ちょっとかかりました。
クローンのハードディスクでも無事Windows10が起動しました。やったー!

復旧してから気づいたのですが、自分のユーザーアカウントがAdministratorになっていませんでした。いつの間にか変わっていたようです。それが原因で、msconfig などのコマンドが動作しなかったのかもしれません。

これで今後何があっても対応できると思います。

2018年1月4日

せっかく新しいハードディスクを購入したので、何かに利用しないと勿体ないということで、仕事で使っているパソコンのハードディスクのクローンを作っておくことにしました。

USB変換アダプタに接続して他のパソコンにUSB接続するとハードディスクを認識しません。
外す前は、起動は失敗したものの、認識してファイルの中身も見れていたんですけど・・・

ディスクの管理でハードディスクを調べると、ハードディスクの存在は認識してるのですが、不明なディスクとしてフォーマットを求められました。フォーマットを試みたのですが準備ができていないとかで拒否されるのです。
CrystalDiskInfoでハードディスクを診断すると正常ですが、diskpartコマンドやfdiskコマンドも受け付けず何もできませんでした。
仕方がないので、WindowsXPのパソコンを使ってUSB接続すると、あっさりフォーマットができました。
フォーマットしたハードディスクはWindows10のパソコンで認識できるようになりました。
EaseUS Todo Backupのクローン化機能を使って、仕事で使っているパソコンのハードディスクのクローンができました。
でも、ファイルが見つからないということで、全く起動しませんでした。前回と同じ状況です。
ハードディスクに問題があるのかなあ?

2018年1月5日

クローンハードディスクを作れなったハードディスク(仕事で使っているパソコンのシステムに使っているハードディスク)を外して外部でクローンハードディスクを作る事にしました。
他のパソコンに新しく購入して初期化した2TBのハードディスクを接続し、外したハードディスクをUSB接続して、EaseUS Todo Backupのクローン化機能を使って、クローンハードディスクを作りました。
無事に、クローンハードディスクができて起動もできました。
ソフトの説明では、大丈夫と書かれていますが、Windowsを起動させながら、そのシステムが入っているハードディスクのクローンを作るのは、確実性に欠けるようです。

クローンは完成しましたが、元々1TBのハードディスクからコピーしたので、余っている1TB分の領域は使えなくなりました。
未割当の領域を、ボリューム化しようとしてフォーマットを試みると、ベーシックディスクをダイナミックスディスクに変換すると、そのディスク上のどのボリューム(現在ブートしているボリュームを除いて)からもシステムを起動できなくなりますとの警告が出るのです。

ネットで調べると、ハードディスクって通常のベーシックディスクだと4つまでしかパーテーションを設置できないそうです。Windows7はシステムで1つのパーテーションしか使わなかったのですが、Windows10では最初から3つのパーテーションを使っているので、サブのパーテーションは1つしか使えないということです。
使っていた1TBのハードディスクはすでに4つのパーテションをすでに使っていたので、2TBのハ-ドディスクでクローンを作ると1TB分が無駄になるという事です。
最終的には、サブのパーテーションを削除して、新たにパーテーションを設定する事で2TB全てを有効利用できるようになりました。

2018年2月1日

仕事先で現在使っているハードディスクの容量が小さくて、ほぼいっぱいになっていて処理速度が遅いので、大きな容量のハードディスクに入れ替えるために、EaseUS Todo Backupのクローン化機能を使う必要ができたので、EaseUS Todo Backupの有料版を購入しました。ネット期間限定(2018年1月31日まで)で50%引き(定価3,980円が1990円)でした。
処理速度がFree版より速いそうです。
ちなみに、50%引きは2018年1月31日を過ぎた現在もやっています。
ネットで調べると無料で配布している事もあるようです。
中国の会社のようですが、なんか胡散臭さは感じます。

保険の選び方の勉強をしました。

2017年10月14日

ファイナンシャルプランナーにとって保険の選び方というのは重要な事なので本を何冊か買っておいたのですが、最初にわが家にピッタリな保険の選び方 [ 末永 健 ]を読みました。

奨める保険は収入保障保険、定期保険、学資保険、変額終身保険、低解約返戻(へんれい)型終身保険、ガン保険、都道府県県民共済で
契約しない方が良い保険は、一般的な終身保険、定期付終身保険、アカウント型保険、養老保険、定額年金保険、変額年金保険、三大疾病保障、1000日入院保険、女性向け医療保険、子供向け医療保険、各種医療特約ということでした。

詳しい説明もあるし、実際に必要な補償額を算定し保険料を最低に設定する事を判り易く説明されています。保険会社が奨める保険は必要以上に過大な場合がほとんどなので、きちんと自分で計算しましょうということです。

かんぽ保険は魅力的な商品が無いということや、コマーシャルをばんばんやっている保険は、それだけ広告費がかかっていて保険料が割高だと記載されていました。もっともな事です。とは言え、経営状態が悪い保険会社は危ないのでソルベンシー・マージン比率が600%以上の保険会社を選ぶ必要があるということでした。

しかし、ファイナンシャルプランナー関連の本では、生活費の見直しに必ず新聞購読をやめる事が奨められているのには笑えます。
生活費の見直しについては、保険の見直し、住宅の家賃の見直し、電気の契約アンペアの見直し、自動車の見直し、携帯電話の契約プランの見直し、水道料金の節約(トイレの節水タイプのタンク、風呂のシャワーヘッド、食器洗浄機の導入、洗濯機の節水化)があげられていましたが、節約術の定番です。

でも、とても良い本だと思いました。自分の保険の見直しに役立つのはもちろん、ファイナンシャルプランナーとしての相談を受ける事においても勉強になりました。

2017年10月19日

保険完全ガイド2017(普遊舎)を読みました。
実際の保険商品を比較して、各種類ごとの保険商品ランキングを掲載しているので参考になります。また年齢別のお奨め保険というのもあり参考になります。ファイナンシャルプランナー関連の仕事するなら毎年買っても良いかなと思いました。

・大手の保険会社よりネット保険会社のほうが保険料が安い
・複数の保険を扱う乗合代理店は手数料の多い商品を薦める傾向があり中立性に疑問
・保険の利回りは支払った金額の利回りではなく、手数料(半分近くの場合もある)や運営費を引いた金額の利回りなので実際には10分の1の場合もある
・保険は多くても手取りの5%が目安  手取りの6分の1は貯蓄がお奨め
・亡くなった時の保障は収入保障保険(年齢とともに保険金が減っていくので保険料が定期保険より安い)がお薦め
・共済保険は保険料が安くて、若い時には保険金もそれなりなので若い時には有利
・終身保険は保険料が高く、戻ってくるお金も少ない。中途解約は元本割れ
・結婚したら生命保険の受取人が誰になっているか確認
・子供が生まれたら収入保障保険がお奨め
・女性が結婚したらがん保険など医療保険が重要
・がん保険は入院時・手術時よりその後の通院の治療費に対する保障の有無が重要(がんの入院期間は短くなってきている)
・住宅を購入して住宅ローンを利用したら団体信用生命保険に加入するので従来の死亡保険は見直し医療保障を増やすのが賢明
・子供が独立したら高額な死亡保障は削減し終身型の医療保険に切り替え
・定年になったら死亡保障より医療保険
・個人賠償責任保険は自動車保険や火災保険の特約であるが、安くて大きな保証でお奨め
・地震保険は国の補助があるのでお得 家財保険が重要(古くても新品の補償)
・自動車保険はネット系が有利
・若い独身男女は医療保険だけで充分 特に女性は医療保険が重要
・自営業者(国民年金だけの人)は死亡保障を手厚く
・40代の夫は三大疾病やがん保険がお勧め

自動車保険のお勧め保険にJA共済について触れられていなかったのはちょっと意外でした。安くてメリット多いんだけど・・・

収入保障保険のお奨め1位は損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の家族のお守りでした。
医療保険はオリックス生命の新CUREがお奨めという事でした。女性用の病気に強いという意味では損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の新・健康のお守りがお奨めだそうです。


2017年12月24日

日経トレンディの最強の保険・ムダな保険を読みました。随分前に購入していたのですが、やっと読めました。
保険について、それなりに勉強してたので、なるほどと理解できる部分が多かったです。
自動車保険の親の保険名義を子供に移転して、親は新たに自動車保険に加入すると、自動車保険料を節約できるというところが一番役に立ちました。
自動車保険のお勧め保険にJA共済について触れられていなかったのはちょっと意外でした。安くてメリット多いんだけど・・・

日経トレンディの最強の保険・ムダな保険には各種の保険ごとの保険商品の一覧比較表があるので、自分に合った保険を探すのに便利です。

医療保険ではオリックス生命の新CUREがお奨め1位でした。
女性向け保険について、ほとんど触れていなかったのも残念でした。女性向けの医療保険では東京海上日動あんしん生命のメディカルKit NEOが、女性病保障特約があって、心疾患の範囲が広く、抗がん剤治療にも対応しているので良さそうです。

保険完全ガイド2017(普遊舎)では女性用の医療保険では損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の家族のお守りがお奨めということでしたが、日経トレンディの最強の保険・ムダな保険の一覧比較表には何も記載されていませんでした。日経トレンディの最強の保険・ムダな保険の一覧比較表は、便利だけど、これだけ見て判断というのは無理なようです。

収入保障保険はチューリッヒの収入保障保険プレミアムがお奨め1位でした。就業不能保険が含まれているという事では、三井住友海上あいおい生命の&Life新総合収入保障Ⅲ型が、心疾患や脳血管障害についての病気の範囲が広くて、入院の免責期間がない(短期間の入院でも補償)などの特徴があり良さそうです。 自営業者には就業不能保険が重要です。

2017年12月25日

別冊宝島のよい保険・悪い保険2017年版を読みました。随分前に購入していたのですが、やっと読めました。
保険の種類について、わかりやすく説明してあって参考になるのですが、各商品についての説明が詳しくなく、比較表とかも無いので、自分で判断して決めるという意味では役に立たないです。
専門家のお奨めランキングだけでは、ちょっとぴんときません。

3冊の雑誌の中では、自動車保険でJA共済について触れられている唯一の本でしたが、JA共済などの共済系はワーストランキングで断トツの1位でした。理由は安かろう悪かろうでお役所以下の対応という事でした。安いのはNo1だけど事故対応が悪いとの指摘です。
判ってないなあと思います。被害者にとってJA共済って本当に優しい自動車保険なんです。確かにすぐに対応するとか、そういう面ではダサイので、加害者側としては物足りないのかもしれませんが、被害者との示談交渉において、被害者に対する保証は断トツに甘いんです。被害者の立場からすると加害者がJA共済に加入していると、やったねという感じです。ちょっと頑張れば事故紛争センターより良い条件を出してくれます。
JA共済は安いのもメリットですが、被害者にとって優しいという意味もあって、自分はJA共済を使っています。
一般の民間損保って、そつがなく加害者にとっては頼りがいがあるのでしょうが、とんでもなく安い金額で示談になったりするのを見ると被害者がかわいそうになります。
基本的には保険会社は被害者は交渉相手でしか無いので、被害者側がちょっと頑張ると、事故紛争センターにでも行ってくださいって感じです。自分たちが考えている安い賠償金で解決できれば儲けものって感じで、思い通りにならない被害者は簡単に突き放します。
被害者は民間損保会社相手に示談に応じると絶対に損します。民間損保会社相手と話をするのは1つの手続きと割り切って、最終的には事故紛争センターに持ち込むというのが正解だと思います。

別冊宝島のよい保険・悪い保険2017年版を参考にすると、自営業者にとって重要な就業不能保険がある収入保障保険だとチューリッヒの収入保険保険プレミアムがお奨めという事ですが、最高血圧が120mmHg以下でないと入れないので敷居が高いです。
医療保険はオリックス生命の新CUREがお奨めという事ですが、女性病に関する保証はないし、心臓関係は急性心筋梗塞だけが対象だしそれほど良いと思えません。まあ、日経トレンディの最強の保険・ムダな保険でも医療保険のランキング1位はオリックス生命の新CUREでしたけど・・・

3冊の保険特集の雑誌を読みましたが、どれも決定版というほどではなくて、1冊だけ読んでOKというような本では無かったです。結局、自分で詳しく調べないと自分に合った保険を探す事はできないようです。

ちなみに収入保障保険は3誌の中ではチューリッヒの収入保険保険プレミアムと損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の家族のお守が、医療保険ではオリックス生命の新CUREと損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の新・健康のお守りがお奨めという事でした。3誌ともランキング結果は似ていました。そういう意味では参考になるのかもしれません。

現在、低金利なので貯蓄型の保険の契約は不利だというのは、共通した意見のようです。

娘に結婚を機に保険に入ろうかなと相談を受けたので、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「新・健康のお守り」が良いかなと思って知人にパンフレットを送ってくれるよう頼みました。

2017年12月28日

4社のパンフレットを届けていただいたので、較べてみました。

入院保障は1日1万円で最高60日まで、手術給付金1回10万円、先端医療給付金あり、ガンの時の通院保障があるというのが条件です。

ちなみに、27歳女性で、
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「新健康のお守り」  月額4032円
第一生命グループのネオファースト生命の「ネオdeいりょう」  月額3654円
チューリッヒ生命の「プレミアムDX」  月額2682円
オリックス生命の「新CURE」  月額3737円
でした。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「新健康のお守り」とオリックス生命の「新CURE」のガン通院特約はガン一時金特約とセットでないと加入できないようです。

この条件だと、チューリッヒ生命の「プレミアムDX」が一番安いです。但し通院給付金はガン専用でなく120日間に限られていて30回が限度なので物足りなさを感じます。

医療保険で最安値のチューリッヒ生命の「プレミアムDX」でも50年加入すると160万円を超えます。いつやめる事もできますが、改めて契約する時にはその年齢の保険料になるので高額になります。
ちなみに70歳で同じプランだと月額11262円になります。
でも1回手術して60日入院しても70万円しか給付されないので、80歳まで加入するとして、手術して60日入院だと2.3回、手術して30日だと4回で、やっと払い込んだ保険料が返ってくるという計算になるので割に合わないですね。
医療保険は介護医療保険控除として1年の最高控除額は4万円です。

保険料は契約した金額が定額で払い続ける事になるので若い時に契約した方が、毎月払込む保険料は安くなります。60歳で払い込みが終了で終身で補償されるプランは保険料の月額が15%程度高くなります。これは便利かなと思いますが、将来的に医療内容も変わるし、途中でやめるかもしれないので、その時代に合う保険に入りなおした方が良い場合もあり、どちらが良いとは判断できません。
病気になった時には保険料が免除になるプランもありますが、保険料の月額が2割程度高くなります。それくらいのお金は貯金して備えておいた方が賢いと思います。
入院一時金10万円も保険料の月額が3割程度高くなります。これも自分で貯金して備えておいた方が賢明です。
三大疾病入院期間無制限だと保険料の月額が1割程度高くなるけど、実際には最近の医療制度は長期入院をさせてくれないシステムになっているので無駄です。

不必要なオプションを加えて、保険料を高くするより、その分は貯金して、本当に困った時にだけ保障されるプランを選んだほうが有意義ですよね。

2018年1月3日

ふと気づきました。
わが家にピッタリな保険の選び方 [ 末永 健 ]では、医療保険の部門で共済保険がお奨めと書かれていましたが、保険を特集した3誌の雑誌には、共済保険については何も触れられていません。これって片手落ちなんじゃないかなあ。
共済保険は、その他の保険より安いし、保証内容も決して劣っていません。しかも余剰金が戻ってきます。
ちなみに県民共済の入院保障型は基本料が月額2千円で入院時に1日1万円(124日まで)で手術一時金は病気の種類によって2.5・5・10万円、先端医療対応(150万円まで)です。死亡給付10万円もあります。
新がん特約の保険料は月額千円で、入院制限なしで日額5千円プラス、通院保障1年(60回)2500円付き、がん診断時50万円、がん手術5・10・20万プラスです。

民間の保険会社にはガンの通院保障は期間無制限だったりするので必ずしも同条件では無いです。
共済保険の保障対象が終身でないのも、欠点かもしれません。
共済保険は64歳までなら年齢に関係なく保険料が定額なので、年齢が高い人は凄くお得ですが、若い人にとっては、年齢が高い人と較べてお得感は少ないかなあとも思います。

共済保険を無視するなんて雑誌って所詮商業主義で消費者の味方ではないんだなあと感じました。
知人に、送ってもらったパンフレットの医療保険と県民共済の優劣について問い合わせしてみようと思います。

2018年1月5日

知人が希望の条件に沿った見積もりを持ってきてくれて説明を聞きました。

チューリッヒ生命の「プレミアムDX」が一番安いのですが、プランを基本的なものに絞って、他にガン保険に入るプランにするのがどうかという提案をしてきました。 
医療保険は、チューリッヒ生命の「プレミアムDX」で入院保障1日1万円で最高60日まで、手術給付金1回10万円、先端医療給付金ありだと月額2062円。
県民共済と料金は、ほぼ変わらず、先端医療の給付限度は1回に15万円が限度で総額2000万円までなので、県民共済より優れています。
年齢を重ねれば県民共済の方が得だけど、若いうちはチューリッヒ生命の「プレミアムDX」が有利ということでした。確かにそうです。

チューリッヒのガン保険は、放射線治療給付金が月額10万円、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金も月額10万円で終身保障、ガン診断50万円、ガン通院1日5千円、ガン時払込免除という内容で月額1550円です。

医療保険とガン保険の両方合わせて月額3612円です。
女性の場合は出産に関するリスクがあるので、医療保険はあったほうが安心なので、医療保険は出産予定が無くなった時に解約すれば良いとの事です。

ルタオのクリスマスケーキ

最近、クリスマスケーキはデコレーションアイスクリームにしていたのですが、今年は北海道のルタオのクリスマスケーキにしました。
冷凍で送られてきて、9:00から12:00指定でしたが、13:00過ぎに届きました。
梱包を外して、ケーキが入った箱だけを冷蔵庫で保管して夜に食べました。
ほとんどがレアチーズケーキでストロベリージャムとカステラが少しだけ付いていました。
さすがにルタオのケーキはハズレが無いです。
冷たくてとっても美味しかったです。また食べたいです。

どっちがお得? 定年後のお金 畠中雅子著 を読んだ

どっちがお得? 定年後のお金 畠中雅子著 を読みました。
最近、ネットでファイナンシャルプランナー関連の記事を読んだり、本を読んだりして知識が増えてきたので、目新しく感じる事は段々減ってきています。

65歳で退職するよりも64歳11カ月で退職して失業給付(基本手当)を貰った方がお得。ただし自己都合ではなく定年退職扱いにしていただけるのが条件です。基本手当は最大150日貰えます。65歳以上で貰える高齢者求職者給付金50日より有利ということです。

他には自分としては何も得るものはなかったです。

本には書いてなかったのですが、60歳で退職で再就職の意思がある場合は、失業給付(基本手当)より65歳までもらえる高齢者雇用継続基本給付金のほうが有利です。

ちなみに失業給付(基本手当)を受け取っている時にハローワークで申し込む公共職業訓練を受けると失業給付(基本手当)の期間が過ぎても延長されます。

高年齢求職者給付金は、何回転職しようが半年以上働けば、その都度支給されます。