2015年5月17日
今日は、石川県自然解説員研究会の春の医王山大沼周辺の自然観察会に行ってきました。昨日の夜に急に決めたので、準備が大変でした。植物を撮るためのRICOH CX2と普通の景色を撮るためのCyber-shot DSC-HX50Vと三蛇ケ滝を撮るためのPENTAX K-7(レンズ18-200mm F3.5-6.3 DC)と三脚にストックも持っていったので、それなりに荷物になりました。PENTAX K-7(レンズ18-200mm F3.5-6.3 DC)を持っていけば、Cyber-shot DSC-HX50Vは必要ないと思うかもしれませんが、PENTAX K-7(レンズ18-200mm F3.5-6.3 DC)は登山にはジャマなので、持ち歩きたくないですし、滝の撮影の時にはレンズにNDフィルターをつけて撮影しないといけないので両方必要なのです。
GoogleMapでおおよその時間を調べると1時間程度かかるようなので、余裕をもって7:50に出発しました。杜の里経由で医王山ビジターセンターに向かいました。途中、コンビニで昼食を買いました。時間に余裕があったので、医王ダムを撮影してきました。
医王山ビジターセンターには8:40に着きました。
医王ダムからの林道は距離は短いのですが、交差できないくらい道幅が狭く片方がガードレールのない絶壁の箇所もあるので緊張します。途中で対向車に合わないことを願っていたのですが、2台遭遇しました。朝に下山する車はきわめて少ないはずなんですけど・・・。たまたま交差しやすい場所だったので大丈夫でした。
医王山ビジターセンターには、石川県自然解説員研究会の旗がたてられていました。受付の書類(名簿)が置いてあったので記入しました。受付の書類への記入は保険に入るためのものだそうです。。参加料は無料なのに、保険までかけていただけるのにはびっくりしました。ちなみに受付の書類は観察会の終了後に廃棄するそうです。最近は個人情報の保護の観点から、気を使っているようです。そこまで神経質にならなくても良いような気がしますけど
定刻の9:00に挨拶と準備運動があって9:15に出発しました。参加者は30人くらいでした。事前に、散策予定のコースで最近見られた植物や昆虫のリストが渡されました。これがあると、後から植物の名前を調べるのが随分楽になります。
他の人のステッキを見ると、伸縮の場所が2箇所あって、かなり短くなるので収納が楽そうでした。自分のは最短でも80cmにしかならないので収納に不便なんです。今度、短くなるステッキをオークションでも購入しようと思います。
今回の観察会では、医王山の植物を解説するガイドの人が2人いて、自然に2班に分かれての散策になりました。実際にはガイドの人2人の他に自然解説員の人が何人かいて、自然解説員以外の参加者にも植物に詳しい人がいて、植物に関するいろいろな話が聞けました。
植物が目につくたびに、説明があるので、医王山ビジターセンターから大沼までは通常45分で行けるのですが、2時間25分かけてゆっくりと散策しました。食べられる植物(山菜など)の説明もいろいろしてくれました。大沼まではなだらかな広い林道で、まさにピクニックという感じです。
山野草を見るには時期が遅かったようで、イワカガミやサンカヨウの花は1箇所でしか見えませんでした。ササユリは来週から少しずつ見ることができそうです。
11:40に大沼に着いて、13:00まで休憩及び自由行動になったので,三蛇ケ滝の撮影に行きました。三蛇ケ滝は大沼から20分ほどで行けるのですが、急な下り坂で、ちょっときついです。行きが急な下り坂だと、当然、帰りは急な上り坂となります。
三蛇ケ滝には子供連れのグループがいて、子供達は川遊びをして楽しんでいました。本当は曇りの日に撮影したかったのですが、晴天でも、それほど影の写り込みや逆光などの問題がなく撮影できました。
撮影を済ませて大沼には12:35に戻れました。食事をして大沼の周りを散策しました。この時期の大沼は美しいです。
ハルリンドウがたくさん咲いていたと聞いたので探してみたのですが、見つかりませんでした。
13:00に大沼を出発して、医王山ビジターセンターには14:00に着きました。
医王山ビジターセンターの周りに、ハナイカダが見られるということで見てきました。
帰りは、時間的に、登ってくる自動車もほとんどいないと聞いて、安心して運転できました。実際に、対向車とは合いませんでした。対向車に関係なく、下山は気が楽です。
せっかくなので、二俣の本泉寺に寄ってきました。
蓮如上人の廟所墓のほうに行くと、蓮如上人が作ったと言われる庭園への散策路があったので、撮影してきました。本泉寺の庭園はカキツバタが見頃で美しかったです。
天気が晴れていたので、下見のつもりで行ったのですが、樹木がそれほど多くなく、影がそれほど気になりませんでした。
帰りは森本経由で帰りました。杜の里経由と時間的には、ほとんど変わらないようです。
持ち物
RICOH CX2(旧)、Cyber-shot DSC-HX50V、RICOH CX2の予備電池、DSC-HX50Vの予備電池、ステッキ、日焼け止め、ペットボトル2本、昼食、お菓子、マイクロファイバータオル2枚、メモ帳、ボールペン、万歩計、ペットボトルホルダー、熊避け鈴、ウエストポーチ(デジカメ用)、小さいリュックサック、敷物クッション、ティッシュペーパー、ハンカチ、財布、雨具、下山してから履く靴、携帯電話
服装
帽子、速乾性下着、登山用長袖Tシャツ、長袖トレイルシャツ、登山ズボン、厚い靴下2枚、登山靴
2015年6月7日
今日も、石川県自然解説員研究会の初夏の医王山大沼周辺の自然観察会に行ってきました。もう山菜の季節は終わっているので、対向車に合わずに医王山ビジターセンターに着くことができました。
今日は参加者34人でした。案内の担当者以外にも自然観察員の人が何人も参加していて、名前の同定が難しい植物は、ああでもないこうでもないと相談していました。
今日はササユリが、咲いていました。
ケナシヤブテマリやウリノキの花も咲いていて美しかったです。
モリアオガエルの大きな卵塊もありました。おたまじゃくしになっても卵の中にいて、雨天時に池に落ちるそうです。
エゾイトトンボも見られました。
昼の休憩時間に曲水探勝散策路など大池平散策路を周ってきたのですが、曲水にはほとんど水が無く、景色は美しく無かったし、花が咲いた植物も見られませんでした。ササユリも全く見られませんでした。