「サイト運営の話」カテゴリーアーカイブ
WordPressのスタイルシートのインストール
MovableTypeのデータのWordPressへの移行が完了したので,スタイルシートの変更に取り組みました。
MobableTypeのテンプレートを入手したサイトでWordPressの同様なテンプレートが掲載されていたので,ダウンロードをしました。
WordPressの管理画面から外観/新しいテーマの追加をクリックしてMobableTypeのテンプレートのzipファイルを選んでいますぐインストールのボタンをクリックしました。それでホスト名、ユーザー名、パスワードを入力して開始のボタンを押したのですが、何故か「wp-content ディレクトリが見つかりません。」の表示が出てアップロードができません。いろいろ調べたのですが原因がわからず、テンプレートのzipファイルを解凍してから手動でwp-content/themes/にテンプレートのフォルダごとアップロードしました。
後は、MobableTypeで行ったように、少しずつ修正していきました。
WordPressの場合はテンプレートの項目が無いので外観/編集を選択すると右のほうにテンプレートのパーツ一覧が表示されるので、必要事項の修正ができます。
基本的にはスタイルシートが使われるのでMobableTypeで利用していたテンプレートの内容が参考になります。
でも修正したものを実際にブログ上に反映できないので,エディターでファイルを修正して手動でアップロードしました。
苦労しながら,色やフォントや項目の並び替えをしました。
MobableTypeではカタゴリの表示の順序の変更のプラグインを利用していたのですが,探すとWordPressでもCategory Orderという同じようなプラグインがありました。http://www.coppit.org/code/ (英語版です)。とても使いやすくて便利です。
サイドバーにリンクのコードを直接入力すると文字化けして使えません。WordPressの管理画面でリンク/新規追加で登録してサイドバーにはリンクを読み込むタグを入力しなければいけません。
サイドバーの部分に直接文字を入力しても文字化けしないように対処しないと自分の思うようなブログにできないので、なんとか解決しなくてはと調べたのですが、普段使っているエディター(自分の場合は秀丸)でファイル(今回はsidebar2.php)を開いてエンコードの種類をUTF-8にして保存しなおしアップロードすることで解決しました。
サイドバーの幅の設定は
/* 3カラムリキッド */
.layout-three-column-liquid #content {
width: 100%;
margin: 0 -200px;
height: 100%; /* for IE6 リサイズで中央カラムが右寄りになるのを防止 */
}
.layout-three-column-liquid .blog {
margin: 0 200px;
padding: 10px 15px 5px;
border-bottom: 1px solid #f1b974;
border-left: 1px solid #f1b974;
border-right: 1px solid #f1b974;
height: 100%; /* for IE6 */
}
html>body.layout-three-column-liquid .blog {
padding: 10px 10px;
}
上記の赤色の文字の数字を変更する事でできました。
サイドバーの1行に表示できるリンク先のサイト名の文字数の設定をどうしたらできるか判らなく、苦労したのですが
/* menu list of sidebar */
#links-left ul,
#links-right ul {
color: #444;
}
#links-left ul li,
#links-right ul li {
list-style: none;
margin: 0 0 15px 0;
}
#links-left li li,
#links-right li li {
background: url(images/lmark.gif) no-repeat 0 0.5em;
padding-left: 10px;
margin: 0;
width:170px;
}
#links-left ul ul,
#links-right ul ul {
margin: 0;
}
上記のコードにwidth:170px;を挿入すると問題は解決しました。数字170は1行に表示する文字列の幅です。
サイトマップを表示するプラグインも導入しました。
Dagon Design Sitemap Genereratorというプラグインです。
ダウンロードして解凍して/wp-content/plugins/にアップロードして,管理画面のプラグインをクリックしてDagon Design Sitemap Generatorの使用するをクリックして,管理画面に戻って外観/DDSitemapGenをクリックして言語をJapaneseにして,投稿/新規追加で投稿画面に
<!– ddsitemapgen –>
と投稿します。
ちなみに<!– ddsitemapgen –>という文字をHTML投稿画面で投稿するとその位置にサイトマップが表示されてしまいますので<!– ddsitemapgen –>という文字を投稿したい場合はその部分だけでもビジュアル投稿画面で投稿すると付帯情報無しでテキストだけを入力できます。
題名はsitemapとかサイトマップとか入れておきます。
常にサイトマップへのリンクを表示させるためにsidebar.phpも書き換えてリンクを挿入しました。
googlemapを使うためのプラグインを導入しました。
Google Maps Anywhereというプラグインです。
ダウンロードして解凍して/wp-content/plugins/にアップロードして,管理画面のプラグインをクリックしてGoogle Maps Anywhereの使用するをクリックして,必要に応じて同画面の設定をクリックして初期の地図の大きさなどを設定します。
Google Maps Anywhereを使用するにはGoogleマップ API キーを取得する必要があります。初期の地図の大きさなどを設定した画面からサインアップして使うサイトのドメイン(きまっし金沢の場合はhttps://kimassi.net/)を登録します。きまっし金沢と同じドメインで使用しているサイト,ブログなどすべてで使用できるようになります。
投稿画面のアップロード/挿入の横にGoogleマップを追加のロゴが出現するので,地図を入れる時は,そのロゴをクリックします。
WordPressインストール時からアップロードされていたプラグインAkismetを使用する設定にしました。標準装備の強力スパム対策用のプログインです。Akismetを使用するにはAPIキーを入手しなくてはいけません。WordPress.comに入って会員登録するとAPIキーがメールで送られてきます。会員登録の際にはブログを作るという選択はする必要はありません。メールで送られてきたAPIキーを入力することでAkismetが有効になります。
ついでにWordPressインストール時からアップロードされていたプラグインWordPress Database Backupを使用する設定にしました。WordPressはサイトの全ての情報がMySQLに収納されていますので,定期的にデーターベースをバックアップしておかないとトラブルがあった時は大変です。これも最初はうまく動作しなかったのですが,wp-content/backup-e1eceというフォルダを手動で設置すると動作しました。フォルダの属性は706にしておきました。バックアップは1週間に1度の設定にしておきました。メールでのバックアップになります。
とりあえず,これでWordPressのカスタマイズは完了しました。
WordPressのインストール
サーバーの引越が完了したので,さっそくWordPressのインストールを始めました。
最初はMovableTypeのブログをすべてWordPressのブログにしようと思っていたのですが,基本的には1つのWordPressでは1つのブログしか運営できなくて,複数のブログを運営するときに,複数のWordPressをインストールしなくてはいけないようです。そうすると複数のデータベースを使わないといけなくなってします。XREAの場合はデータベースは5個までしか使えないという制限があるので,きまっし金沢は全部のブログをWordPressにするのは無理があることがわかりました。
裏技で1つのWordPressで複数のブログを運営できるようになるようですが面倒なので断念しました。
そういう訳で,とりあえずは「きまっし金沢の雑記帖」だけをWordPressで運営することにしました。
WordPressではデータベース(MySQL)を使うので,設定が必要です。 元々MovableTypeのためのデータベース(MySQL)をkimassiという名前で作成してあったのですが,WordPress用に別の名前のデータベースを作成しないといけないのでkimassi-wpという名前にしました。文字コードはUNICODEにしました。 WordPressをダウンロードして解凍すると,WordPressのフォルダの中にあるwp-config-sample.php というファイルがありますが,エディターで内容を書き換え設定をしないといけないです。wp-config-sample.phpの設定についてxreaの場合はユーザー設定と,データベース設定で同じものを入力しないといけないということでkimassi-wpと入力しkimassi-wpしました。実際にユーザー設定と,データベース設定を別のものにしたら正常に動作しませんでした。その他にパスワードの設定も変更してファイル名をwp-config.phpに変えて保存します。。 解凍したファイルとwp-config.phpを全部,ブログに使うアドレスのフォルダに全部アップロードします。ブログのファイルとWordPressのファイルを別のフォルダにアップロードしても良いのですが,設定が少しだけ面倒なのと,WordPressでは,1つのブログしか動作させないのが一般的なので別のフォルダに入れるメリットが無いようです。
きまっし金沢の雑記帖はMovableTypeでhttps://kimassi.net/zakki がアドレスでしたがWordPressではhttps://kimassi.net/zakにすることにしました。裏技を使うと,MovableTypeのページのアドレスを,そのままWordPressに移植することも可能のようですが,今回は新たなアドレスで移植することにしました。
いざWordPressをインストール(https://kimassi.net/zakにすべてのファイルをアップロードした場合にはhttps://kimassi.net/zak/wp-admin/install.php)する際にブログタイトルとメールアドレスの入力を求められます。その後ユーザー名とパスワードが表示されますのでメモしておきます。ユーザー名とパスワードはメールでも通知されます。 その後ユーザー名とパスワードを求められることがありますが,ユーザー名はメールで送られてきたユーザー名に決まっていて他の名前を入力してはいけません。パスワードは最初に表示される自動作成のパスワードを入力しないといけないです。パスワードは後ほどプロフィールの登録で変更できますがユーザー名は変更できないようです。(新規ユーザーを設定した後はメールで送られてきたユーザー名adminは削除できるようです。)
最初に,Movable Typeのデータの移植してみました。Movable Typeの「きまっし金沢の雑記帖」の管理画面に入り,ユーティリティの読み込み・書き出しをクリックします。エントリー書き出しを選んで,「きまっし金沢の雑記帖」のエントリーの書き出しを実行します。 ダウンロードするフォルダに指定されているフォルダにexport-000015-20090807165530.txt(数字はおのおの違う)がダウンロードされています。 WordPressの管理画面に入ってツール,インポートをクリックしてMovableTypeからのインポートを選びます。 MovableTypeからのインポート画面でMovable Typeから書き出したファイルexport-000015-20090807165530.txt(数字はおのおの違う)を選んでファイルを選んでアップロードのボタンをクリックします。 その際,サーバー側のフォルダwp-contentの属性を757(他の人も読み書き実行が可能)にしておく必要があります。インポートが完了した後は属性を755に戻しておきます。
投稿者のユーザー名を変更してインポートするかという画面が出てきますので,WordPressのユーザー名に変更してインポートするほうが良いです。
WordPressの管理画面(ダッシュボード)を見ると投稿数が増えているのがわかります。
移植したブログの内容を実際に見てみましたが,改行が無視されていました。あと「~」の文字が文字化けしていました。まだ53個の投稿なので手作業で修正しました。
画像も以前のブログのアドレスからの参照になっているので画像ファイルの移植と画像ファイルのアドレスも手作業で移植しました。
ブログのページのアドレスも変更されているので同じブログ内でのリンクは全部修正しました。
これで,記事の移植は完了しました。
XREA内でMOVABLE TYPEも含めたサーバーの引越
きまっし関連のブログはMOVABLE TYPEを使っているのですが,MOVABLE TYPEの新しいバージョンは有料になってしまい,今後支障が出てくることが必至なので,WordPressに乗り換える事にしました。
ところがWordPressに使うには,今使っているサーバーのデータベースMySQLのバージョンが古くて動作しないことがわかり,XREA内で新しいパソコンのサーバーに引越しすることにしました。
移転先のサーバーは新しいパソコンのサーバーなのでCPUの能力もかなり違っています。ネット環境が良くなる事を期待してます。
XREAではサーバー間のCOPYをするサービスがあるので,CGIのパーミッションの変更とかも従来のサーバーのままの状態でCOPYしてくれます。
でも最初は,うまくいかなくて・・・・・・
新サーバーでマイドメインを設定し,すべてのドメインのフォルダが設置されました。
サーバー間コピーを動作させたところ,下記の表示が出てコピーできません。
Tue Aug 4 17:37:05 JST 2009
******** START ********
KILL OLD PROCESS
Unknown command `ftp:timezone’.
cd: Login failed: 530 Login incorrect.
COMPLETE
REMOVE TMPFILES
FIX FILES
******** END ********
Tue Aug 4 17:37:06 JST 2009
新サーバーに入ってサーバー間コピーをクリックして
FTPユーザー名は自分のユーザー名,パスワードは新サーバーのパスワード,
FTPサーバー名は旧サーバーのサーバー名,転送方法ミラー(削除無し),
リモートディレクトリは/,ローカルディレクトリも/
で,選択のチェックして実行をクリックしたのですが,
実際にはパスワードは旧サーバーのパスワードを入力しないといけなかったんです。
よく考えれば,当たり前な事です(苦笑)
データのサーバー間COPYが完了したら,value-domainの管理画面からDNSレコード/URL転送の変更しすべてのドメインを新サーバーで運用する設定に変更 します。
これで無事,引越しが成功したと思ったら,データベースは別途,引越ししないといけなかったのです。
旧サーバーの管理画面でデータベース(MySQL)を選択して,MovableTypeのmtフォルダにあるmt-config.cgiに登録されているユーザー名とパスワードを入力して選択するデータベースにチェックマークを入れて保存のボタンをクリックします。
mysql.dumpが旧サーバーのルートディレクトリ(public_htmlやMaildirのあるディレクトリ)に出来ています。
それを新サーバーのルートディレクトリにコピーしておきます。
新サーバーの管理画面でデータベース(MySQL)でパスワードを設定して作成ボタンをクリックします。
その次に,新サーバーの管理画面でデータベース(MySQL)でパスワードを設定して復元ボタンをクリックします。
新サーバーに移動したMovableTypeのmtフォルダにあるmt-config.cgiをエディターで開いてパスワードを新サーバーの管理画面でデータベース(MySQL)で設定したパスワードと同じものにします。
これでMovableTypeも動作すると思います。
今回は旧サーバーのMySQLのバージョンと新サーバーのMySQLのバージョンが著しく違うので文字化けがひどく記事の日本語が全く読めませんでした。
ネットで調べたら
mt-config.cgiをエディターで開いて
SQLSetNames 1
を適当な場所に挿入すれば解決すると書かれていたので,その通りにしたら文字化けは無くなりました。
そういう訳でMovableTypeも含めて引越しは完了しました。
MOVABLE TYPEのデータが壊れた
きまっし関連のブログはMOVABLE TYPEを使っているのですが,MOVABLE TYPEの新しいバージョンは有料になってしまい,今後支障が出てくることが必至なので,WordPressに乗り換える事にしました。
WordPressにはデータベースMySQLが必要なので,XREAでMySQLの作成をしたところ,MOVABLE TYPEで使っているMySQLのデータを誤って削除してしまいました。
そういう訳で,MOVABLE TYPEが全く使えなくなって(ページを読むだけなら読める),昨日から復旧に努めていたのですがうまくいかなくて諦めていました。
しかもWordPressをインストールしようとしたら,今使っているサーバーのMySQLのバージョンが古くて動作しないことがわかり完全にパニック状態・・・・・・・
MySQLのバージョンの件をXREAに相談したら,XREAの最新のサーバーに移転する事を勧められて,引越しすることにしました。
MySQLのデータの件も,諦めきれずにいろいろ調べてみたら,ルートディレクトリ(public_htmlやMaildirと同じディレクトリ)にバックアップファイルが別の名前(mysql_.1249385126.dump)で残っていて,それをmysql.dumpという名前に変更しました。
そこでXREAの管理画面でデータベースをクリックして復元を選んだのですが,何故かうまくいきません。
ネットでいろいろ調べたら,復元する場合は,最初から復元でなくて,最初に作成を選んでから復元を選ばないといけないということがわかり,無事復旧できました。これでデータの移植が随分楽になります。