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石崎奉燈祭に行ってきました。

昨日,石崎奉燈祭に行ってきました。石崎奉燈祭は前夜祭には行った事があるのですが,本祭は日程の都合とか天気が悪かったりとかで,なかなか行けなかったのですが,やっと行くとこができました。
金沢を13:20に出発して,有料道路は使わずに15:00に石崎奉燈祭の臨時駐車場に指定されている村田製作所の駐車場に着きました。この時間でも結構多くの自動車が駐車してました。
村田製作所の駐車場の入口にはトイレもあり見学者に解放されていました。
村田製作所の駐車場では16:30ころには案内人がいて,プログラムが掲載されたパンフレットを配っていました。

最初に東一区のほうに行ったのですが,1台の大奉燈が巡回していました。さすがに大きな奉燈で数メートル進む度に休憩していました。道が狭いので奉燈を追い抜く事が困難なので,海沿いの道を経由して先回りしました。海沿いの道路の片側には自動車がいっぱい駐車されていました。海沿いの道路は石崎奉燈祭の最大の見所である堂前から最も近い駐車場なのですが,午後4時からは車両通行止めになるので途中で抜け出ることは出来ないと思われます。
15:40に堂前(弁天湯のある交差点)に着いたのですが,すでに1台の大奉燈が到着してました。16:30まで大奉燈が1台ずつ集まり,その都度,新たに入場した大奉燈の乱舞が行なわれます。6台の大奉燈が集まると祭礼と記念撮影が行なわれます。


大奉燈の乱舞を見るベストポイントは堂前の両サイドと堂前の海側のポイントです。

乱舞の直前まで,なんの規制も指導も無いので,堂前の大奉燈近くに多くの観客が集まりますが,乱舞の時には全部退避させられます。堂前の両サイドには木製のフェンスが設定されているので,フェンス前は全員退避させられます。フェンスの後ろ側は安心して観覧できるベストポイントですが,幅が狭くてわずかの人しか入れません。写真を撮る人は,片倉邸のフェンスの後ろ側の1mくらいの高さの杉の植え込みの上に場所を確保して撮影しているようです。この場所は待っている時には,植え込みの段に腰掛けることもできますし,観客にも視野を遮られなく,上の方から大奉燈や担ぐ人を直接を見る事ができます。三脚も一脚状にすれば立てる事ができます。この場所を確保するには早めの待機がよいでしょう。

堂前の海側のポイントは待機している大奉燈をバックに新たに入場した大奉燈の乱舞を見る事ができるので魅力的です。ただ,このポイントは安心してゆっくりと見られる場所は存在しません。
道路に黄色いラインが引かれていて,このポイントまでは確実に退避されますし,黄色いラインのところまで下がれば,安心かというとそうでもなく,黄色いラインよりもっと海側まで大奉燈が入ってくる事もありますので,その時には,もっと後ろに退避させられます。比較的どかされなく間近で撮影できるポイントは黄色いラインに近い弁天湯の壁にへばりついて待機するということです。この位置は撮影にはベストポイントなのですが,大奉燈が黄色いラインまで迫ってきた時には危険です。壁があるため後ろに逃げることが出来ず,大奉燈が迫ってくると逃げる場所がありません。一度,逃げ遅れた観客が3重になって大奉燈と壁の間に押しつぶされそうになりました。その時には,大奉燈が停まって,奥の方に逃げることが出来ましたが,それ以後は大奉燈が近づいて身の危険を感じた時には早めに退避する事にして,危険がなくなったら,すぐに戻り場所を確保するということの繰り返しになりました。ちなみに,この位置では三脚・一脚を立てる事はできません。三脚をアーム替りにして手動でピントを合わせてモニターを頼りにリモコンで撮影しました。LIVEVIEWが出来るK7は祭りの時には手放せません。夕方の堂前入場と乱舞,夜の堂前からの出発はこのポイントで撮影しました。
本当のベストポイントは大奉燈の交差点の四つ角の建物の2階からの観覧ですが,こればっかりは知り合いでないと入れません。弁天湯の2階はお金を取って観覧させているようですが,当日は貸切と書かれていました。旅行社が貸切にしているようでした。
北国新聞社は前もって申し込みして特別に入らせてもらっていたようです。抜け目が無いです。

夕方の大奉燈乱舞から夜の大奉燈乱舞(20:00)まで2時間の休憩があるので,汗ビチャということもあり,温泉に入りに行くことにしました。石崎奉燈祭の近くの日帰り温泉としては,和倉温泉総湯,能登島のひょっこり温泉島の湯,アスロンがあるのですが,和倉温泉総湯はさすがに混んでいると思ったので,行ったことの無いアスロンに行くことにしました。
石崎奉燈祭の堂前から村田製作所の駐車場まで徒歩で10分超かかります。
石崎奉燈祭の駐車場からアスロンまで自動車で10分程度かかりました。駐車場を出るときに案内の人に,一度を出て夜の部に間に合うように戻って来ても駐車場に入る事ができるか聞きましたが,20:00近くになると混雑するので判らないということでした。

あまり遅いと駐車場に入れない可能性もあるし,観覧に良い場所を確保できないので,アスロンを早めに出て,食事も運転しながらパンを食べて済ませました。なんとか駐車場に入ることができました。
19:20に堂前に戻り,弁天湯横の壁の場所を確保しました。
20:00より1基ずつ堂前での大奉燈乱舞と西地区への出発が始まりました。今回も夕方の時と同様に,35分間くらい乱舞が行なわれます。大奉燈が近づいて身の危険を感じた時には早めに退避する事にして,危険がなくなったら,すぐに戻り場所を確保するということの繰り返しです。


堂前からの出発が終わってから観客が少なくなって,違うショットからの撮影をしようということで片倉邸の側のフェンスの後に場所を確保しました。待っている時に隣の人と話をしていたのですが,撮った画像はどのように使うのですかと聞かれたので「きまっし金沢」というホームページで掲載すると言うと,その人はYouTubeに祭りなどを投稿している人で,能登の祭りを見に行く時には「きまっし金沢」を参考にしているということでした。「きまっし金沢」が個人で運営しているということで驚いていました。名舟大祭に行った事があるというので,駐車とかはどうするのか聞くと,その人は知人宅が名舟大祭の近くにあるので,そちらで駐車したけど,一般の人は国道沿いに,ずらっと並んで駐車しているということでした。後で調べると名舟港にも駐車場はあるけど,足りないようです。
夜になっても暑いのは変わらずで,待っている時に,座っているだけなのに,汗が吹き出て,すぐに衣服がビシャビシャになりました。

最初の大奉燈が堂前に来たのは21:45でした。22:34まで1台ずつ,堂前入場が続き,多くの大奉燈は,堂前に設置された神輿が置かれたテントの周りを周りました。元気のある大奉燈は神輿の周りを3週も周ってくれました。神輿の周りを周らなくて通り過ぎるだけの大奉燈もあります。夜に大奉燈が堂前で周るのは,この時だけだと思います。神輿は結局最初から最後まで動くことなくテントの中に鎮座してました。

全ての大奉燈が堂前を通り抜けてから,帰ることにしました。最後に,すべての大奉燈が堂前に集合するのですが,特にこれまで以上の見所があるとは思えなかったのです。

22:55に駐車場に戻って金沢に着いたのは24:15でした。有料道路は使わなかったのですが,夜は道が空いていて早く着きました。

石崎奉燈祭の魅力は大勢の人間が一斉に大きな掛け声を出して大奉燈を持ち上げるところです。その時の迫力は凄いです。石崎奉燈祭の大きな特徴の1つとして大奉燈を担ぐのは男性だけで女性は見学だけです。このあたりは賛否両論があると思います。
石崎奉燈祭では町内の巡回もありますが,町内の巡回では気合が乗らないのか1度に担ぐ時間が短いです。でも堂前では,観客も多く気合が入って,かなり頑張ります。そういう面でも石崎奉燈祭の見所は堂前が会場になる15:20からの堂前集合,17:10からの堂前での乱舞,20:00からの堂前出発,21:45からの堂前通過,22:50からの堂前到着だと思います。
もし大奉燈の巡回を見るのでしたら,石崎の道は狭くてわかりにくいので大奉燈の先周りするためにもhttps://kimassi.net/notomaturi/issaki.htmlで地図をダウンロードして行くのがよいでしょう。

塩津かがり火恋祭りに行ってきました。

昨日,塩津かがり火恋祭りに行ってきました。金沢を16:30に出ました。有料道路を使わないで,食事を済ませて塩津海水浴場駐車場に着いたのは18:50でした。駐車場も海水浴場もガラガラでした。
唐島神社まで徒歩で行くと,神社の前に神輿が待機していてキリコはすでに舟に乗せられていました。

神輿が乗る予定の舟にはクレーンがついていていました。地元の人に花火が打上げられる場所などを聞いたりしていたら,小雨が降ってきたので,傘をとりに海岸沿いを塩津海水浴場まで歩いていきました。道路を行くと,それなりに時間がかかりますが,海岸沿いを歩くと,かなり近いです。海岸沿いといっても砂の上を歩くのではなくてコンクリートの上を歩けるので楽です。傘を持って,再び唐島神社まで行って,神輿が舟のところに来るのを待ちました。
19:53に神輿が桟橋までやってきて,舟にあっけなく乗せられました。クレーンは使わずに人力で乗せられました。

20:00にキリコが乗せられた舟と神輿を乗せられた舟が出航していきました。舟がどんどん岸から離れて行ったので,観覧場所に指定されている塩津海水浴場に海岸沿いを通っていきました。この時間になると暗くなるので,懐中電灯がないと歩けません。
塩津海水浴場に着く頃には唐島神社から笠師保の桟橋まで海上を一直線に灯明の灯りがつけられます。

神輿とキリコの舟は海岸から離れているので,観覧場所からは,とても小さく見えて,写真を撮るには物足りなさを感じました。かなりのズームが必要になりますが,夜祭りにズームレンズを使う事がないので,最大で50mmのレンズで撮りました。暗いのでズームを使っても綺麗に撮るのは難しいかもしれません。キリコは唐島神社からは1基,笠師保も桟橋からは2基のキリコが出航していました。
綺麗ですが単調な時間がながれていたのですが,20:45には花火が上げられました。予定では花火は21:00からだったのですが,小雨のため進行を早めたのかもしれません。塩津海水浴場からは花火がよく見えましたし一直線になった灯明も綺麗に見えます。花火は20:45から10分ほどで終わりました。

塩津海水浴場から見えるキリコが小さかったので,舟に乗せられたキリコが大きく見える場所がないかと,いろんなところから見てみましたが,どこから見てもキリコが大きく見える場所はありませんでした。
自動車を国道249号線の空き地に停めて,笠師保の桟橋に向いました。途中,自動車が混雑するということはありませんでした。塩津かがり火恋祭りは観光で見に来る人やカメラ愛好家はほとんどいなくて地元の人がほとんどのようでした。
21:25に笠師保の桟橋に着いたのですが,予定より早く,神輿の1台はもう上陸していました。21:30にもう1台の神輿が上陸し,その後2基のキリコが上陸しました。神輿もキリコも人力だけで上陸していました。

21:40にはキリコの上陸が完了しました。

笠師保の桟橋にはキリコは舟に乗せられた2基のキリコの他に大きめのキリコが1基がありました。キリコを見るには唐島神社かより笠師保の桟橋のほうが良いようです。塩津かがり火恋祭りのキリコには車輪がついていて移動の時には担ぐということはありません。
しばらく巡回する神輿とキリコを見て,21:50に塩津を離れました。

塩津かがり火恋祭りの車両通行止めは,キリコや神輿が上陸してから巡回までの2時間だけなので,それほど意識することは無いようです。
塩津かがり火恋祭りを要領よく見るには,19:30頃に国道249号線の空き地(指定駐車場はありません)に自動車を停め,笠師保の桟橋でキリコと神輿の出航を見学し,その後,自動車で塩津海水浴場に行き花火を楽しみ,花火が終わると再び国道249号線の空き地に駐車してキリコと神輿の上陸を見るのが良いのだと思います。
ひょっとしたら笠師保の桟橋でも花火がよく見えるのかもしれません。でも笠師保の桟橋では海上の灯明の灯りが幅広くは見えないと思います。
塩津かがり火恋祭りでは,昔は観光の人でも舟に乗れたようですが,今は乗れないようです。

飯田燈籠山祭りに行ってきました。

飯田燈籠山祭りに行ってみたいと思っていたのですが,飯田燈籠山祭りの見所は7月20日と決まっているので,曜日の関係で行きづからったのです。
今年は水曜日で諦めていたのですが,能登での仕事の日だったので,予定を調整して飯田燈籠山祭りに行くことにしました。
飯田燈籠山祭りはクライマックスが20:00からの花火で,花火が終わると,飯田燈籠山の巡回が続くだけなので最後まで見なくても祭りを十分楽しめるのです。それで早めに帰宅できるので翌日への影響が少ないんです。
仕事が終わってから,花火までの時間がたっぷりあったので,途中,穴水の海岸の撮影をしてきました。穴水には今まで行った事がない奥まった海岸線にも美しい光景のスポットがいろいろあります。
17:10に飯田燈籠山祭りの駐車場として紹介されていたショッピングプラザ・シーサイドの駐車場に着きました。このあたりにはラポルトすずの駐車場など駐車できそうな場所があって駐車するのに困ることはなさそうです。
この時間にはショッピングプラザ・シーサイドの駐車場の真ん前に燈籠山が勢揃いしてました。でも上に巨大人形が乗った燈籠山は1基だけでした。

燈籠山は,ゆっくりゆっくり吾妻橋へ向いました。途中,花火の試射があり,珠洲消防署の後ろのほうから花火が上がりました。18:20には吾妻橋の近くまで進行し18:30には吾妻橋近くのステージで子供達の踊りが始まりました。18:50には燈籠山が吾妻橋に勢揃いしました。


花火と吾妻橋上の燈籠山を一緒に撮るには,どこで待機するのが良いか随分考えました。最終的に吾妻橋川の上流の,橋から見て右側の水門の調節器のあるところが,高くから撮影できるし前を他の人に遮られなくて良いと思い撮影場所として確保しました。
20:00すぎに花火が始まったのですが,思っていた場所より,ずっと左側に花火が打ち上げられて焦りました。一部の花火は建物に隠れてしまいました。途中で川の河岸に降りて撮影しました。

吾妻橋川の上流の,橋から見て右側の河岸は花火と燈籠山が両方一緒に入る構図がとれます。
吾妻橋川の上流の,橋から見て左側の河岸は燈籠山の背景に花火という構図がとれます。ただし燈籠山に隠れて見えない花火もありそうです。
どちらが良いかは好みによると思います。
今回,燈籠山と花火の両方が綺麗に撮れた条件を見るとシャッタースピード0.6秒,感度ISO400,絞りF5.0,ホワイトバランス太陽光でした。シャッタースピードを長くすると燈籠山が明るすぎで写っています。
花火は22分ほどで終わりました。
花火が終わる少し前から燈籠山が移動を始めました。その後の燈籠山の巡回のコースと駐車場への方向が一緒だったので,夜の燈籠山の巡回を撮影しながら20:50に駐車場に着きました。

まだ時間が早かったので,頭がすっきりした状態で運転できました。24:00過ぎると,頭がぼーっとしてしまうのです。金沢にはちょうど2時間かかって帰りました。

恋路火祭りに行ってきました。

昨日,恋路火祭りに行ってきました。恋路火祭りは最初は7月17日に行なわれていて,その後7月27日に行なわれることになったのですが,今年から7月の第3日曜日に変更になりました。そういう訳で,急遽行くことにしました。
せっかく恋路まで行くのだから,穴水から能登町の海岸沿いを周ってこようということで昼食を食べてすぐに金沢を出発しました。
金沢から有料道路を使わないで穴水まで行って,中居のさとりの道を少し散策しました。中居のさとりの道は以前行った事があるのですが,もう一度撮りたい場所があったので再訪しましたが,日差しが強くて陰が濃かったので綺麗に撮影できませんでした。その場所の位置関係を確認できたので,今度曇りの日に再訪しようと思います。
穴水から能登町の海岸沿いも通って撮影した事があるのですが,もうちょっと画像を充実させたいということで再び周ってきました。
穴水の海岸は奇岩はありませんが入り組んだ湾状の海岸線が特徴です。
写真を撮りながら周ると時間がかかり能登町の宇出津に着いたのは17:30でした。今回の目的の1つに「街の駅 宇出津 ぽっぽ家」でイカの塩辛などのイカ製品を買う事があったのですが,時間的に遅いので閉店してるかなと思っていたのですが,ダメ元で行ってみたのですが「街の駅 宇出津 ぽっぽ家」は18:00までの営業でなんとか間に合いました。柚子入りのイカの塩辛と冷凍のイカの沖漬けを購入しました。これで急ぐ用事はないので,のんびりできます。
夕食は宇出津の「和風レストランこじま」でいしり丼を食べました。「和風レストランこじま」を出たのは18:30で恋路火祭りまでには時間がたっぷりあったので,宇出津の街中で銭湯に入ることにしました。「街の駅 宇出津 ぽっぽ家」から「和風レストランこじま」に向う途中に「湊湯」を見つけて入ってみようと思ったのです。車中泊の可能性のある時はお風呂の用意は欠かしません。「湊湯」には駐車場がないので,近くで駐車できそうなところを探して,徒歩で行きました。男湯には誰もいなくて入るときから出るときまで1時間貸切状態でした。入浴剤は毎日変わるようですが,今回はよもぎ湯でした。シャワーの温度を変える事ができなかったのは残念でした。入浴料は400円でした。
湊湯の場所はこちら
19:30に宇出津を出て,20:00に恋路レストハウス駐車場に着きました。それなりに自動車が駐車してましたが,まだ余裕がありました。恋路レストハウス駐車場から恋路海岸へは歩いてすぐです。恋路海岸には,もう多くの人が集まっていました。周りの写真を撮ったりしていて,撮影場所を確保したのは20:20でした。すでに小さいほうのキリコが恋路海岸に待機していました。
21:00に恋路火祭りの開始を告げる花火が一発打ち上げられました。21:00に坂の上にある神社に待機している大きいほうのキリコが恋路海岸に目指して出発します。
21:35に大きいほうのキリコが恋路海岸に着きました。
恋路火祭り
しばらく休憩して21:50に大きいほうのキリコが海に入りました。
恋路火祭り
大きいキリコが弁天島の方に着いてから,担ぎ手が浜に戻り,小さいキリコを担ぎ海に入ります。
恋路火祭り
小さいほうのキリコが海に入ったのは20:55でした。担ぎ手が足りないので,1度に2基のキリコを移動させる事ができないのです。
途中,花火は単発では打ち上げられていたのですが,本格的に花火を打ち上げられたのは22:00からです。花火は打ち上げ花火と,海上での噴水状の花火と仕掛け花火がありました。打上花火は弁天島の真上に上がります。噴水状の花火はキリコのすぐ近くから上がります。仕掛け花火はすぐに倒れてしまいました。
恋路火祭り
恋路火祭り
恋路火祭り
全ての花火が22:15に終わりました。< 最後に大きな松明に火がつけられました。 恋路火祭り
22:30に1基目のキリコが浜に上がり22:40には2基目のキリコが浜に上がりました。
恋路火祭りについては撮影する場合でも,特に早めに行って場所取りをする必要は無いと思います。21:20ころに恋路海岸に着くように行けば,恋路火祭りを充分に楽しめます。恋路火祭りは見附海岸近くで行なわれる宝立七夕キリコ祭りに似てますが,すべてにおいて規模が小さく宝立七夕キリコ祭りのミニチュア版って感じの祭りでした。
今回も試行錯誤で撮影しましたが花火とキリコを一緒に撮るのは難しいです。花火を綺麗に撮ろうとシャッタースピードを長くするとキリコは動くのでぶれるし,キリコ優先でシャッタースピードを短くすると花火が味気なく写ってします。偶然,綺麗に撮れた条件を見ると打上花火はシャッタースピード3.4秒(バルブ),絞りF3.4,感度ISO400でした。噴水花火はシャッタースピード1.6秒(バルブ),絞りF3.5,感度ISO100でした。
22:50に恋路レストハウス駐車場に戻り金沢には1:30に到着しました。

今年もあばれ祭りに行ってきました。

今年も,あばれ祭りに行ってきました。これで3年連続です。去年一昨年と金曜日と土曜日の2日間行っていたのですが,今年は土曜日だけ行くことにしました。あばれ祭りの金曜日の見所は一箇所だけなのですが,土曜日の見所は多く,しかもどの場所も混雑しているので,良い場所で見ようとすると,とても1回では周りきれません。そういう訳で今年は,今まで見る事ができなかった場所を重点的に周ろうと思っていました。
能登町へ行くついでに,その他の能登地域の観光スポットも周る予定をしていたのですが,前日に取材申し込みの電話をしたら,当日はちょっと都合悪いということだったので,今回は,あばれ祭りだけで行くことにしました。
当初,あばれ祭りを見た後は車中泊する予定で準備していたのですが,直前になって息子が行ってみたいと言い出したので,連れて行くことにしました。2人では車中泊はできそうも無く,ちょっと悩みましたが,まあなんとかなるだろうということで金沢を16:40に出発しました。
息子が行き帰りの運転をしたいということだったので,息子に運転を任せたのですが,途中食事をして駐車場に着いたのは19:40でした。
あばれ祭りの夜の部は21:00スタートなので、ちょっと早すぎる時間だったので,20:00過ぎに息子を大通りで椅子に座らせて待機させて,神輿の経路の下見をしました。
酒垂神社の神輿は能登町漁業水産協同組合地方卸売市場横の鳥居のある「お旅所」に待機していました。酒垂神社の神輿はキリコ6番とキリコ7番の間に進行するとのことでした。白山神社の神輿は酒垂神社近くのまんさきドリーム広場で待機していていました。白山神社の神輿はキリコ25番とキリコ26番の間に進行するということでした。
酒垂神社の神輿は21:00に出発しますが,白山神社の神輿は22:00過ぎに出発するということです。
梶川橋の横にスポーツ店があって梶川との間の1m幅の通路でいつも見学していたのですが,今年はスポーツ店が無くなって,空き地になっていました。梶川橋から梶川に飛び込む神輿を見る場所を確保するのが楽になったようです。梶川橋のスポーツ店跡地は20:10にはすでに多くの人が待機していました。
梶川上流の酒垂神社が松明の元で川に飛び込む場所の道路の対岸側には,すでにカメラ愛好家が数人待機していました。
大体の状況が把握できたので息子が待機している場所に戻り,もっと見学に適した場所に移らせ,待機させました。
酒垂神社の神輿が神主の御祓いを受け,夜の部の最初のあばれをする石瀬比古神社跡地へ向いました。石瀬比古神社跡地には,それほど見学者はいませんでした。地元の人がいたので,待っている間にいろいろと話を聞きました。あばれ祭りの時には宿泊するところがなかなか確保できないという話をしてたら,家に泊まっていけば良いと言ってくれました。息子が一緒だった事もあって,辞退しましたが,あばれ祭りの日には知人の知人とか顔を知らない人が泊まっていく事が多いという話をしてました。

21:10に神輿が来てお祓いが始まり,その後,神輿を落としたり乗っかったり廻したり,水道のホースで水をかけたりとあばれをしてました。


その後,あちこちで神輿のあばれをするのですが,裏道を通って息子が待機している大通りに行き待機することにしました。
大通りに神輿がきたのは21:45でした。大通りでの最初のあばれは北國銀行前です。初めてのあばれを見た息子は大喜びでした。

神輿は1時間近くかけて大通り300mの距離をあちこちで,あばれを披露しながら梶川橋へ向います。
息子を梶川橋のスポーツ店跡地に待機させて,自分は梶川上流の酒垂神社が松明の元で川に飛び込むポイント(飯川電装前)での撮影場所の確保に向いました。22:00に道路の対岸(駐車場)にはカメラ愛好家が6人程度いたのですが,空いている場所に三脚立てても良いかと聞いたら,今頃来て良い場所を確保するなんて甘いと言われました。道路側はキリコが通るときに退去させられるのが目に見えているし,道路の対岸側は大松明や松明があるので,もともと撮影に適した場所が少ないのに加えて,残っている場所は川の曲線の関係で川全体を撮影するには視野が狭いので,一長一短でかなり悩んだのですが,結局,道路側の撮影に一番適した場所で待機する事にしました。
しばらく待っているとキリコが近づいてきました。キリコが通るたびに移動してキリコが通る抜けるとすぐに場所に戻るという事を繰り返して撮影場所の確保をしました。

22:40に息子に電話したら,ちょうど梶川橋から神輿が梶川に入っている最中だということでした。
梶川橋での神輿の入水が終わって息子が来たので,対岸で待機させました。見るだけなら道路の対岸のほうが落ち着いて待機できるし見やすいのです。
23:10に6番目のキリコがきました。酒垂神社の神輿は6番目のキリコと7番目のキリコの間に通るということなので,6番目のキリコが来た時には,なんとか移動しない状態でキリコが通り抜けるのを待ちました。キリコはだいたいその位置で停止して休憩をとるのですが,6番目のキリコも同様でした。
大松明に火がつけられ,6番目のキリコが休憩に停まっている時(23:20)に神輿が近づいてきました。
神輿が大松明のある位置の真向かいから川に投げ込まれ,次から次へと人が川に飛び込みました。松明の元での川での神輿のあばれは20分間程度続きました。休憩していたキリコは途中で移動して,大勢の人が見学しやすいようになりました。
終盤には大松明が揺さぶられ,火花がどしゃぶり状態になって凄まじい事になりました。


大松明の元での神輿の入水が終わりに近づいた頃に息子が撮影場所に移動してきたので,息子を連れて八坂神社に向いました。
八坂神社の置き松明の奥の方に傾斜で高くなっている場所があったので待機しました。23:50でした。その場所は燃やす植物が積み上げられている場所の後ろで置き松明との間に観客が入れない場所なので,最前列で見学できます。
それほど長い時間を待つことなく神輿が入場してきました。八坂神社の置き松明でのあばれも充分堪能できました。


八坂神社の本殿での儀式も撮影したと思ったのですが,大勢の人で近づけませんでした。


24:30には八坂神社での儀式も終わりました。
キリコや神輿の経路を逆行するのは大変だったので,脇道を通って梶川橋へ向かいました。
梶川橋には26番のキリコが待機していたのですが,神輿は見当たりませんでした。梶川橋での神輿の入水が終わった直後だったようです。
白山神社の神輿は25番のキリコと26番のキリコの間と聞いていたのですが,25番のキリコも見えたのですが,白山神社の神輿は見当たりませんでした。
今回,充分な撮影ができたし,息子と一緒だった事もあり,このまま帰ることにしました。息子もあばれ祭りの見所をすべて堪能できて喜んでいました。
駐車場に着いたのは1:10でした。帰りも息子が運転したのですが,途中凄い霧が続きました。途中コンビニに寄って,帰宅したのは3:40でした。帰り道では,さすがに眠くて助手席で途中うとうとしました。濃い霧での運転には息子も疲れたようで,能登有料道路の高松で運転を交代しました。息子は交代してから自宅に帰るまでずっと眠っていました。
さすがに疲れました。シャワーする気力もビール飲む気力も無く,すぐに寝ました。でも早く目が覚めて疲れが残りました。
今回は,PENTAX K7とPENTAX FA50mm1.4Fの組み合わせで連写を多用して撮影をしました。良い画像をいっぱい撮れました。
あばれ祭りの取材は今年で終了です。