夜景の話」カテゴリーアーカイブ

輪島大祭(住吉神社大祭)に行ってきました

2012年8月17日
今年は輪島大祭に行ってこようと思います。
輪島大祭は4日間おのおのの日に別の神社で開催されるのですが、住吉神社の大祭か輪島前神社の大祭のどちらかに行こうと思っています。
当初、住吉神社の大祭を予定していたのですが、先日の西海祭りで会った知人に輪島前神社の大祭を薦められて迷っています。
夜に着くように出かけて、翌日に朝市や永井豪記念館やコスモス畑、門前の権現岩(立岩の権現さん)も見学してこようと思っています。
今回は、三脚をどっしりと立てられる環境になさそうなので、外部モニターは使えそうにないです。

住吉神社大祭
 20:00 住吉神社前の十字路でキリコ暴れ
       御神事太鼓
 21:00 3本の橋の上を神輿やキリコが走る
 23:00 松明のある市役所前の輪島川の三角州

輪島前神社大祭
 20:30 神社本庁献幣式
 21:00 御神輿渡御祭
 22:00 お祭り広場松明神事
 23:00 御仮屋到着

輪島市に事前に経路を確認したのですが、今年は住吉神社大祭の経路が変更になったそうです。
住吉神社前から鳳至上町通りを通って千舟堂(鳳至町上町)を左折、新屋小路を通って川を右折、そのまま川沿いを進み新橋を往復してまた川沿いを進み、気勝橋を渡って三角州到着だそうです。

持ち物
シュラフ,着替え(下着,靴下,上下服),予備サンダル,折畳椅子,保冷BOX,デジカメ(K7,K100D,optio10,x70),レンズ(14mm、20mm、35mm、50mm、18-200mm)、デジカメリモコン,充電池,三脚(クイックシュー)、歯ブラシ、髭剃り、水、枕,アイマスク,ジャケット,リュックサック,携帯電話,オーディオプレーヤー、ティッシュペーパー,財布,メモ帳,ボールペン,名刺,ハンカチ,雨具,資料,睡眠薬,超音波虫除け,釣用ベスト,帽子,風呂セット、栄養ドリンク(帰り用)

シャッタースピード1/60秒 F値は2.2か2、ピント手動

夜祭り
シグマ AF 20mm F1.8 EX DG RF ASPH
PENTAX FA50mmF1.4
PENTAX-FA35mmF2AL

翌日
18-200mm F3.5-6.3 DC
PENTAX DA 14mm F2.8 ED

2012年8月25日
昨日、輪島大祭(住吉神社大祭)に行ってきました。金沢を15:00過ぎに出かけて、有料道路を使わないでカーナビで目的地を設定すると富来、門前経由のルートを示しました。ちなみに穴水経由のルートでもそれほど時間差なしで行けるようです。時間は3時間まではかかりません。
途中、門前町の権現岩を撮影したり、道の駅赤神に寄って「もみいか」を買ったりして、輪島の道の駅「ふらっと訪夢」に着いたのは18:00前でした。道の駅赤神は9:00から18:00までの営業だったのですが翌日の予定がどうなるか不明だったので先に買っておいたのです。道の駅赤神の「もみいか」は安くて美味しいんです。
超大盛で有名な「エトランゼ」で夕食をとって、マリンパークにある朝市パーキングに自動車を駐車して住吉神社に着いたのは19:00でした。

住吉神社には、取材の下準備をしている人がいるくらいで空いていました。19:20くらいになると、徐々に人が集まりだして、12基のキリコは南のほう(輪島鳳至郵便局のある方向)からやってきて、住吉神社前交差点でキリコが1台来る毎に回転する等あばれをします。

あばれをした後に、住吉神社の鳥居の前で本殿に向って待機して太鼓の奉納をします。

それが全てのキリコによって順々に行なわれた後に20:30頃に神輿が神社からでてきてきます。再びキリコが一台ずつ住吉神社前交差点を通り、キリコによっては再びあばれをします。

21:00頃には住吉神社前交差点でのキリコの見所は終了します。
最終的に一通り住吉神社大祭を見て周ったのですが、キリコの暴れのクライマックスはこの住吉神社前交差点の暴れだったようです。撮影のベストポイントは交差点の住吉神社側のようです。住吉神社側の電柱に照明があるので一番明るいですし、太鼓の奉納を撮影するのにも都合が良いです。ただキリコの暴れは時々迫ってくるので逃げざるを得ない場面が時々あります。電柱の影に隠れる事ができる位置が良いでしょう。
太鼓の奉納の撮影も難しいです。正面はキリコに隠れていますし側前面はキリコの担ぎ手の人に囲まれているので、三脚をアーム替りにして上のほうから撮影するしかありません。太鼓の演奏を少し離れて撮っていると地元に人からもっと近くまでいって撮ったらと言われキリコのすぐ脇まで誘導されました。結果的に近くに寄った時の撮影はばっちり撮れました。

最近、夜祭りはフラッシュを焚かないで撮影するようにしているのですが、太鼓はスピードが速いので1/60秒でもぶれるので、1/125秒で撮りました。PENTAX FA50mmF1.4レンズを使ってシャッタースピード1/125秒F値1.4でピントを手動で合わせて連写で撮るというのが最適な撮影条件でした。
住吉神社前交差点でのあばれるキリコの撮影はPENTAX-FA35mmF2ALレンズを使ってシャッタースピード1/125秒F値2.0でピントを手動で合わせて連写で撮るというのが最適な撮影条件でした。
キリコ全体を撮影する場合はシグマ AF 20mm F1.8 EX DG RF ASPHレンズを使ってシャッタースピード1/80秒F値1.7でピントを手動で合わせて連写で撮っても大丈夫でした。1/125秒ではさすがに暗かったですがブレのない美しさは捨てがたいです。

神輿とキリコは南のほう(輪島鳳至郵便局のある方向)に向って行き、千舟堂(鳳至町上町)の交差点を左折、新屋小路を通って川を右折、そのまま川沿いを進み新橋に向います。
新橋に先回りすると、すでに新橋は完全通行止めになっていて歩行者すらも渡れません。
以前は新橋の両側に人がいっぱいいて見学していたようですが、今年は橋上では見学できなくなったようです。
川沿いに並ぶキリコを撮りたかったので下流のいろは橋を渡って新橋の対岸側(新橋東交差点)に行きました。
しばらく待機すると21:20頃に新橋に神輿が到着しました。その後キリコが一台ずつ来て、新橋を走って渡ります。キリコによって何度か新橋を往復してまた川沿いを進み、気勝橋を渡って輪島市役所前の多目的広場に向います。
交差点でキリコの暴れが行なわれると聞いていましたが、新橋の対岸側(新橋東交差点)では暴れがありませんでしたし、新橋西交差点でも暴れをするキリコもあったようですが、大掛かりな暴れがあったような雰囲気は無かったです。
新橋東交差点での撮影は上流側のほうが明るく撮れて良いようです。もともと橋の上は暗いので人物もわかるくらいに綺麗に撮影するのは難しいです。

新橋東交差点で暴れが行なわれない事がわかったので、輪島市役所前の多目的広場に向いました。22:00に目的広場にはすでに多くのキリコが集まっていて太鼓の演奏が行なわれていました。
とりあえず、燃えた松明が倒れた際の札の取り合いが見たかったので松明がある緑のアメニティ広場に向いました。松明のある場所はキリコの集合している場所とは隣接しているのですが、間に大きな樹木があり、ちょっと隔離されているような感じでキリコはキリコ、松明は松明で別物という感じで一体感は感じませんでいた。
22:10に松明のある広場に着いたのですが、その時には人も少なかったので縄がかけられていて松明と一番距離のある場所に三脚を立てて待ちました。後ろの人が見えるように三脚を低めに立てていたのですが、地元に人に、松明が倒れてぶつかる場合があるのでカメラが壊れても良い覚悟だけしておいて下さいと笑って言われました。他のカメラマンにも三脚で構えて撮れるようなものじゃないよと言われ、とりあえず場所をひろくとらないように気を使いながらデジカメを立って見られるくらいに高く構えました。
22:20には大勢の人が集まってきて22:30に松明に火がつけられ神輿が松明の周りを駆け回ります。火のついた松明が倒れると松明の先に挿された3本の竹の先に付いている御幣を奪い合います。

実際には松明が倒れるまでは落ち着いて撮影できましたが松明が倒れてからはもう御幣の奪い合いが凄くてとても落ち着いて撮影できる状態ではなく三脚をアーム替りにして上の方から撮影するしかないような状況でした。
シグマ AF 20mm F1.8 EX DG RF ASPHレンズを使ってシャッタースピード1/40秒F値1.7でピントを手動で合わせて撮影しました。神輿が近づいた時の撮影はブレていました。シャッタースピードを1/80秒くらいにしておきたほうが良かったです。松明の火はかなり明るいので、それでも大丈夫そうでした。綺麗に撮れた撮影もあったのですが、ちょっと失敗しました。
松明のイベントが終わり、キリコの集合している広場に行きました。
トラックの荷台え作られた舞台では太鼓の演奏があって、しばらく見ていると22:40頃から、怖いお面をかけて太鼓を演奏する御神事太鼓がはじまりました。最初は側面から見ていましたが、途中から正面に移動しました。やっぱり正面のほうが各段によく見えますし明るいので綺麗に撮影ができます。御神事太鼓は、さすがに迫力ありました。ラッキーでした。

こちらもPENTAX FA50mmF1.4レンズを使ってシャッタースピード1/125秒F値1.4でピントを手動で合わせて連写で撮ったのが綺麗に撮れていました。
その後、キリコでの太鼓の演奏を楽しみました。23:00頃から徐々にキリコが町に帰っていきました。

今回の輪島大祭で強く感じた事は、輪島の人ってものすごく親切だなあって事と女性が元気いっぱいということです。やっぱり輪島が観光地だという土地柄もあるのだろうと思います。女性が元気なのはどこの祭りでも同様で女性の時代なんだなと再認識させられました。輪島大祭(住吉神社大祭)はバラエティに飛んでいてとても楽しい祭りでした。

マリンパークにある駐車場に戻って、汗だくだったので着替えをして睡眠薬を飲んで、車中泊しました。マリンパークにある駐車場はトイレもあるし静かなので車中泊には向いています。
マリンパークにある駐車場は普通車は1回300円なのですが8:00~12:00までに退場する時だけに料金がかかります。

朝、歯磨きやトイレを済ませて朝市通りを下見して6:30に食事処ままやに開店と同時に入店して朝食をとりました。1100円と少し高めでしたが美味しかったです。6:30には朝市で開店準備をしているお店もありましたが基本的に朝市は8:00からの開始なので、先に深見町のコスモスと千枚田を見てきました。
再びマリンパークにある駐車場に戻って、朝市の見学をしました。ひととおり周って購入するものを決めて8:30開館の永井豪記念館に入りました。永井豪記念館は撮影禁止なのですが前もって取材での撮影許可を取ってあったので撮影できました。但し原画の撮影はしないことと個々の作品単独では撮影しないと言う事が条件でした。
最近、夜祭りの撮影が多くてフラッシュをたいての撮影を忘れていました。ちょっと失敗したかなと思われる面もあったのですが、まあいっか。PENTAX DA 14mm F2.8 EDのレンズが役に立ちました。14mm超広角レンズは展示館の内部の撮影には必須です。
朝市では、輪島塗の箸と、根付きのエビネ蘭、あご(トビウオ)のダシ用干物を購入しました。
マリンパークにある駐車場に戻って300円の駐車料金を支払って、金沢に帰ってきました。
帰りも下道を通って門前、富来経由で帰りました。途中のコンビニで来る時にFMで美味しいと言っていたガリガリ君の梨味を買って食べました。美味しかったです。

来年は重蔵神社大祭が金曜日なので行こうかな。

今年も西海祭りに行ってきました

今年も西海祭りに行ってきました。天気がはっきりしない状況だったので迷ったのですが、だんだん良くなる見通しということだったので出かけることにしました。
あばれ祭りが天候不順の予報のため断念したので、西海祭りが今年初めての能登祭りでした。
去年は西海祭りでの撮影にオートフォーカスを多用したせいでボロボロだったので、今年は外付けモニターを購入してピント調節は手動で行なうことにしました。
去年撮った画像を徹底的に調査して、どの場所でどのレンズを使ってどのような条件設定で撮影するかも決めておきました。
西海祭りも3回目なので馴れたもので、最も効率よく目的の撮影をするように予定をたてました。
金沢を15:20に出発し、西海神社には17:20に着きました。なんとか撮影に適した場所を確保できました。
17:30から太鼓の奉納が始まり、18:00からキリコの乱舞が始まり18:18に神社を出て街中への巡回に向いました。

撮影はシグマのレンズ18-200mm F3.5-6.3 DCを使って、シャッタースピード優先1/125秒、ISO800のオートフォーカスで撮影しました。失敗がなく順調に撮影できました。ただシグマのレンズはピントが甘めでソフトな感じがします。

ここで駐車場に戻って、富来の町に食事に出かけました。食事を終えて、とぎ温泉センターで入浴してテレビを見たりしてゆっくりと過ごしました。とぎ温泉センターは22:00まで営業しているので助かります。
21:00に風無漁港近くで待機していると15分ほどでキリコが風無漁港のほうに降りてきました。休憩時に太鼓を打っているのを見たりしていました。
ここでは、PENTAX FA50mmF1.4を使いISO1600、シャッタースピード1/50秒、1/60秒、マニュアルフォーカスで撮影しました。

風戸バス停前に撮影場所を確保して待機していると22:40に最初のキリコが坂を駆け上がってきました。
最初はシグマ AF 20mm F1.8 EX DG RF ASPHを使用してISO1600、マニュアルフォーカス、シャッタースピード1/50秒、1/60秒で撮影していましたが近距離での撮影時でピントを合わせるのが難しかったので、途中でPENTAX FA50mmF1.4に交換しました。
やっぱり人物を撮る時にはPENTAX FA50mmF1.4が良いです。ISO1600、マニュアルフォーカス、シャッタースピードは1/60秒です。絞りは可能な限り高い値を選びます。F値2.2くらいだと、かなり綺麗にくっきりと撮れますが、それでもくっきりと撮れる距離の範囲が短いので出来ればF値をもっと上げれば良いと思います。
途中休憩をはさんで24:00まで風戸バス停前での乱舞がありました。

西海神社で撮影の場所を確保して待機していたら、急に雨が降ってきました。さっきまで夜空に多くの星が見えていたのでびっくりしました。でもちゃんと傘も用意していたし、カメラなどにかけるビニール袋も用意してあったので慌てません。雨は短時間であがりました。
24:47から西海神社での乱舞が始まりました。
PENTAX FA50mmF1.4とPENTAX-FA35mmF2ALを使って撮影しました。
PENTAX FA50mmF1.4ではISO1600、マニュアルフォーカス、F値は2.2、シャッタースピードは1/60秒で撮影しました。
動きが早くてピント調整が間に合わなかった場合を除きほぼ満足できる撮影でした。他の人がフラッシュを焚いた時の撮影は失敗しています。
人物が近づいた時の撮影はシャッタースピードは1/80秒でF値は1.4が綺麗に撮れてます。近距離での人物の撮影以外はF値は2.2が良いです。
PENTAX-FA35mmF2ALではシャッタースピード優先1/60秒、ISO1600、マニュアルフォーカスで撮影しました。F値は2.0で撮られていました。綺麗に撮れていました。
こちらもシャッタースピード1/50秒以上だとやっぱりぶれます。
25:17に西海神社での乱舞が終わりました。




西海祭りには今年で3年連続で行ったのですが、見に行くのは今年が最後です。

京都へ紅葉を見に行きました

12月3日に京都の紅葉を見てきました。
12月2日の深夜に金沢駅を出発して深夜バスで京都駅烏丸口に着いたのは5:10でトイレなどを済ませて、八条口にのなか卯で食事をして6:01発のJRで宇治駅に6:25に着きました。小雨が降っていてがっかりました。
外は暗かったのですが、照明が必要なほどではなくて、雨もあがっていてほっとしました。
6:40くらいから少しずつ明るくなってきて、宇治の町を一望できる仏徳山(大吉山)の展望台を目指しました。JR宇治駅から仏徳山(大吉山)の上り口までは18分ほどかかり、仏徳山(大吉山)の展望台までは15分ほどかかりました。仏徳山(大吉山)の展望台までの坂は広い道ですが舗装はしてなくて自転車では無理のようです。途中の坂には、モミジもあってモミジのトンネルのようになっていて紅葉が綺麗でした。
仏徳山(大吉山)の展望台には7:00ごろに着いたのですが、雨もすっかり上がっていて平等院も一望できて、とても美しい光景でした。

地元の人がすでにいて挨拶をすると、いろいろ話をしてくれました。毎日早朝に散歩に来ているそうで、家が近いからパンでも食べていかないかと誘われましたが食事を済ませていたので丁重にお断りしました。この時間になると随分明るくなって普通に撮影できるようになりました。
登るときは暗くて撮影できなかったのですが、降りるときには綺麗な紅葉を撮影しました。

仏徳山(大吉山)の登り口近くには紅葉の美しい民家の庭や、源氏物語ミュージアムがあるのですが、源氏物語ミュージアムの敷地にもモミジがたくさん植えてあり紅葉が美しいです。源氏物語ミュージアムに入館しなくても紅葉を楽しめるのでお奨めの紅葉スポットです。

その後、宇治上神社、宇治神社、興聖寺と周りました。宇治上神社では紅葉を楽しめましたが宇治神社には紅葉はありませんでした。

興聖寺は参道がモミジのトンネルになっていて紅葉の見所として知られていますが、境内も紅葉は無いながらも立派なものでした。今年は紅葉が遅いということで興聖寺の参道のモミジは上のほうだけが色づいていて下のほうはまだ緑が多かったです。

ついでだったので、橋寺放生院、恵心院、東禅寺も拝観してきました。恵心院の庭園はなかなかりっぱなものでした。ここまでは全て無料で拝観できるところばっかりです。

朝露橋と橘橋を渡って平等院に着いたのは8:55でした。平等院の拝観は8:30なので、すでに修学旅行の生徒など拝観者がそれなりにいて、ベストスポットで撮影するのに苦労しました。

300円別料金(一定時間内に50人限定)で鳳凰堂の内部も拝観できるのですが、通常の拝観料で見れる鳳凰館(博物館)で仏像を充分見たので入りませんでした。
平等院を50分ほど見学して,晴れ間もでてきたので,レンタサイクルを利用しようとJR宇治駅近くにある自転車屋(林田自転車商会)に行きました。料金は500円で1日中使えますが最初に1000円を支払い返却時に500円が戻ってくるというシステムになっています。林田自転車商会の自転車は変倍速ができないので,ちょっと心配でした。
林田自転車商会を9:55に出て天ヶ瀬吊橋には10:10に着きました。天ヶ瀬吊橋近辺では釣りをしている人が多かったです。

天ヶ瀬吊橋を自転車を押して渡り,少し上流の白虹橋近くではカヌーを楽しむ人が大勢いました。近くにカメラを構える人が何人もいたので動物でもいるんですかと聞くと鳥を撮っているということでした。
このあたりまで,ずっとゆるい登り坂道だったのですが,ここから天ヶ瀬ダムへ向う坂道はかなり傾斜が大きくて変速のない自転車では自転車を押しながら行くしかありません。途中で厭になって,通りがかりの人に天ヶ瀬ダムへ行く価値はありますかと聞くと,行く価値は充分で是非行って下さいと言われたので,頑張って行きました。受付で住所氏名を記入してダムに入っていきました。ダムから見える天ヶ瀬発電所を含む下流の光景は素晴らしかったです。苦労して来たかいがありました。

宇治市観光協会の宇治イラストマップを見ると天ヶ瀬ダム近くに靖国寺というのが掲載されていたので,近くまで寄ってみることにしました。靖国寺の下に靖国寺の境内の地図があったのですが,いくつも建物があり,凄くりっぱそうなお寺だったので拝観することにしました。坂を登っていっても拝観できるのですが,長い坂道を自転車で行くのが辛かったので,自転車を置いて急な長い階段を上っていくことにしました。やっとこ着いた靖国寺の境内はなかなかりっぱなものでしたが紅葉は楽しめませんでした。

再び階段をおりて,もみじ谷へ向いました。もみじ谷に入る道には特に表示もなく,なかなか見つからなかったのですが,東海自然歩道と書いてあるので間違いないだろうと自転車を置いて入っていきました。たしかにモミジはあちこちにありますが,モミジのトンネルというほどではなくて,ゆっくり散策するのが目的で,時々モミジが見れるという感じで行くのなら良いですが,モミジだけが目的だとがっかりするかもしれません。

結局,白山神社まで行って,帰りは普通の道路を通って自転車の置いてあるところまで戻りました。白山神社は観光と言う意味では魅力のある施設ではありませんでした。

モミジ谷の紅葉を見ようということでしたら,5分ほど入って途中で戻ってくるのが良いでしょう。
モミジ谷の登り口から平等院あたりまでは下り道なので楽で13分で行けました。
次は三室戸寺に行きました。こちらのほうも坂道になります。途中で足をつってしまい辛かったので,自転車を押して行きました。自転車では9分かかりました。三室戸寺は拝観料500円で,自動車だと駐車料金が500円かかります。
汗をかいてしまって,下着を肌に押すと冷たく感じました。即乾式の下着を着てくれば良かったと思いました。
三室戸寺は,敷地が広く,大きな庭園もあるのですが,多くの人は庭園の存在に気づかず,境内だけ見て帰っていくようでした。もったいないです。

三室戸寺から萬福寺へは,最短距離で行こうとすると,道がわかり辛いです。途中道に迷いながらたどり着きました。萬福寺は敷地が広いのですが,入口は一箇所だけなので,入口を探すのにも苦労しました。三室戸寺から萬福寺に行く場合は,遠回りになりますが,いったん大通りに出て行くのが良いと思います。三室戸寺から萬福寺には自転車で25分かかりました。徒歩で移動するのは,かなりキツイでしょう。
萬福寺の拝観料は500円で,自動車の場合は駐車料が別途500円(2時間まで)かかります。萬福寺には,モミジがそれなりにあるのですが,宇治からは離れているので,人がほとんどいなくて,時々観光客を見かけるという感じでした。

萬福寺を見終わって,JR黄檗駅近くのパン屋さん「たま木亭」に行きました,たま木亭は小さなお店で14:00頃だったのですがお客がかなり入っていました。結局4個買って一度に全部を食べてしまいました。最高に美味しかったです。
14:20に自転車を返却しました。
宇治に14:20だと直接嵐山に行っても予定していた祇王寺,厭離庵に入る時間には暗くなっていそうなので,計画を変更しました。とりあえず京都駅に寄ってお土産を買ってロッカーに預けて,東福寺近くの天得院に行くことにしました。天得院はライトアップがあるのですが,昼夜の入れ替えがないので,明るい時間の天得院とライトアップの天得院の両方楽しみ,ついでにゆっくりと休憩するという作戦です。
JR奈良線にトラブルがあったらしく列車が11分遅れになっていました。
京都駅で七味家本舗の七味,満月の阿闍梨餅,土井志ば漬本舗の漬物,おたべ,美玉屋の黒みつだんごを購入しました。 
京華堂利保のしぐれ傘も買いたかったのですが,販売されていなく,京都駅TheCUBEの京華堂利保のブースで聞いたのですが,もう無くなったということですが,後でネットで調べたら,しぐれ傘は本店でないと販売してないようです。不親切な店員でした。
お土産はコインロッカーに入れようということでコインロッカーを捜したのですが,帰りのバス乗車場に近いところに1個空いていました。ラッキーと思って使おうと思ったら使用時間が22:00まででした。バス発車の時間が23:40なので,22:00までに戻るつもりが無かったので他のロッカーを探しました。地下に23:40頃まで使えるロッカーがあったので利用しました。
京都駅を15:45に出発し,JRを利用して16:10に東福寺近くの天得院に着きました。天得院は,L字型の庭が唯一の見所の施設で,すでにそれなりの人数の拝観者がくつろいでいました。結局それらの人のほとんどは夜のライトアップの時間まで滞在していました。

だんだん暗くなって17:00からライトアップが始まりました。みんなライトアップ以前から暗くなるまで待っているので段々人が増えてきて足の踏み場も無いような状況でした。天得院ではライトアップの期間中は17:30からお坊さんのライブをやっていて座敷に機材を持ち込むのでなおさら混雑に拍車をかけました。暗くなってきたのでライブの途中で天得院を出ました。

JR東福寺から京都駅で乗り換えてJR嵯峨嵐山まで30分かかりました。
JR嵯峨嵐山駅で観光マップを貰って大覚寺を目指しました。観光マップには道路が1本省略されていて迷ってしまいました。途中で道を聞きながらなんとか大覚寺に着きました。嵯峨嵐山駅から大覚寺まだ徒歩で18分かかりました。
大覚寺のライトアップは,かなり広い範囲でライトアップが楽しめます。建物の中,邸内の庭,池など見所いっぱいです。ただ,大沢池のまわりは一部しか周れないようです。

大覚寺を1時間見て回り,再びJR嵯峨嵐山まで歩いていきました。バスに乗ったほうが楽なんですが,時間が余計にかかるのでJRを利用することにしました。
JR嵯峨嵐山から,再びJR東福寺に行きました。JR東福寺駅から徒歩で数分のところにある銭湯「泉湯」に行きました。
泉湯は京都駅からJRで行けて徒歩ですぐなので帰りを考えると安心です。泉湯の営業時間は24:00までなので深夜バスを利用する時には便利です。お風呂に入ってすっきりして,東福寺駅近くの大黒ラーメンに入りました。大黒ラーメンでは安くておいしい物をたくさん食べられて満足しました。
京都駅に戻ってコインロッカーからお土産を出そうと思ったのですが,迷ってしまいました。一度地上に出てから捜せば良かったのですが,足が痛かったので楽しようと思って,却って苦労することになりました。
深夜バスの出発時刻を23:20と思っていたので,早めにバス出発場所に待機していたのですが,本当は23:40出発だったので,かなり長い時間待つことになりました。途中少し寒かったです。ヒートテックは長袖のほうが良かったかもしれません。

家に帰って,12月には神戸三宮でルミナリエがあることに気づきました。京都から阪急鉄道で往復1200円で行けるので,そちらのほうに周れたら良かったと思いました。
京都紅葉のライトアップもおおかた周ったので,来年は京都に12月に行ってルミナリエも見てこようと思います。

倶利伽羅不動尊の万灯会(まんとうえ)

8月15日に毎年,津幡町の倶利伽羅不動尊で祖先供養の「万灯会」が行なわれるのですが,毎年8月15日の夜は行く所が決まっているので,倶利伽羅不動尊の万灯会は行けないだろうと思っていました。
今年は都合で,時間があいたので倶利伽羅不動尊の万灯会へ母親を連れて行ってきました。
自宅を19:10に出て,国道8号線を利用して19:40に倶利伽羅不動尊の駐車場に着きました。自宅を出てから,倶利伽羅不動尊の詳しい場所を知らないことに気づいて,カーナビで検索しても見つからず不安をかかえながら,道を間違えながらも,なんとかたどり着くことができました。
倶利伽羅不動尊は道の駅 倶利伽羅源平の郷から丘を上がったところにあります。とりあえず,道の駅倶利伽羅源平の郷の駐車場は満車でしたが,なんとか他の自動車の迷惑にならないように駐車して倶利伽羅不動尊へ向いました。道の駅倶利伽羅源平の郷の駐車場のすぐ近くに倶利伽羅不動尊の駐車場が確保されていて,まだなんとか入れそうな感じでした。

丘の下から無料シャトルバスも運行されていましたが,足の不自由な方が優先ということだったので徒歩でも10分程度ということだったので,坂道を歩いて行きました。実際には10分もかかりませんでした。坂を上る途中に,スピーカーでお経が流され,かがり火がたかれていました。

20:00に倶利伽羅不動尊に着きましたが,灯明の数の多さに圧倒されました。記事では約5000の灯明が灯されていたようです。倶利伽羅不動尊西之坊鳳凰殿がライトアップされていて,二胡の演奏もされていました。倶利伽羅不動尊の鳳凰殿はりっぱで鳳凰殿の前には池があり,その美しさは極楽浄土のような光景です。灯明もガラス製のハスの上に灯されたものなどいろいろな種類のものがあり,多くの灯籠とともに,光の美しさは見事なものです。感動しました。




倶利伽羅不動尊の鳳凰殿も公開されていて,靴を脱がないでで入る事ができます。庭園もライトアップされていました。倶利伽羅不動尊の鳳凰殿の内部は撮影禁止ですが,知らなくて離れた位置から撮影してしまいましたが,特に注意されることは無かったです。
階段もライトアップされているのですが丘のほうに上がっていくと,丘の上から倶利伽羅不動尊の全景を見下ろす事もできます。
倶利伽羅不動尊の万灯会は21:00に終了しました。

倶利伽羅不動尊では18:00から灯明がともされ,万灯会は19:00から行なわれるのですが池での灯籠流しが20:00から始まったので,ちょうど良い時間に着いたようです。
倶利伽羅不動尊の万灯会では特に入場料を求められる事も無く,お賽銭と東日本大震災への寄付の箱が置かれていました。お金を支払って灯明や灯籠を奉納する事もできます。ほんの気持ちだけですがお賽銭を入れてきました。

倶利伽羅不動尊の万灯会は倶利伽羅不動尊鳳凰殿が落成した翌年の1999年から毎年行なわれているようです。

西海祭りに行ってきました

昨日は西海祭りに行ってきました。西海祭りは,あばれ祭りと並んで大好きな祭りです。
志賀町方面に行くことは,あまり無いので,ついでに志賀町原発近くにある兜岩を見て,旧福浦灯台の駐車場状況を調べて,皆月海岸の写真を撮りに行くことにしました。
12:50に金沢を出ました。ラジオで能登有料道路の混雑が凄いと言っていたので,国道を通って行きました。国道はそれほどの混雑も無くすいすいと目的地に着く事ができました。
地図に掲載されている兜岩は石川県水産総合センターの敷地に入ってからでないと行けないようで,石川県水産総合センターの中に自動車を停めて海岸に降りていきました。志賀町原発近くの海岸には,奇岩が少ないのですが,このあたりだけゴツゴツとした大きい岩が点在してます。特に掲示や説明はなく,これが兜岩かなあって思われる岩がありました。

小福浦で写真を撮って,旧福浦灯台へ向いました。

前もって駐車できることを確認しておいた福浦みなと会館(福浦公民館)の駐車場に自動車を停めて遊歩道を通って旧福浦灯台に行きました。このあたりは景色も美しいので行く価値があります。

旧福浦灯台の周辺を散策したのですが,金毘羅神社の横にも駐車場がありました。でも,「この場所は駐車場ではありません。長時間の駐車はご遠慮願ください。」の看板がたっていました。以前,旧福浦灯台に来た事があるのですが,その時はこの場所で駐車したことを思い出しました。この場所は,急で狭い坂道を通らないといけない奥地に位置していて,特に表示も無いので道を間違えたのではないかと不安を感じることは確実です。
旧福浦灯台に行く場合には,福浦みなと会館(福浦公民館)の駐車場に停めるほうが絶対に良いです。

15:00に旧福浦灯台を出て,皆月海岸へ向いました。この時間で皆月海岸へ寄って,18:00に西海祭りに行くとすると夕食をとれるか微妙な状況なので,念のためコンビニでパンを買っておきました。
皆月海岸は門前からも結構遠くて16:00過ぎになっていました。皆月海岸は猿山峠に行った事があるのですが,皆月青少年旅行村の方面には行っていなかったので再確認といういうことだったのですが,皆月青少年旅行村方面には見るべき海岸線はなく結局無駄骨になってしまいました。
帰りに道の駅赤神に寄ってイカの丸干しと味噌を買いました。道の駅赤神は18:00までの営業でした。
結局,夕食をとる時間が無く,西海祭りの西海神社に向いました。松ケ下神社下の海岸沿いの空き地に駐車して,15:40に西海神社に着きました。すでに西海神社の境内に数台のキリコが入っていました。
その後,キリコが徐々に入場してきて,18:00に太鼓の演奏が始まり18:30には西海神社境内でのキリコ乱舞がはじまりました。

キリコの乱舞は25分ほど続き,キリコが1台ずつ西海神社から出発していきました。

これから3時間かけて町内を巡回するので,汗ビチャでお腹も空いていたので,富来のほうに行くことにしました。ショッピングセンター「アスク」で食事をとり,とぎ温泉センターにお風呂を入りに行きました。暗くてとぎ温泉センターへの曲がり道が判りにくかったのですが,なんとか間違えずに,とぎ温泉センターにたどりつきました。とぎ温泉センターは22:00まで営業しており370円で入浴できるのでありがたいです。発券器で入湯券を購入し,貴重品はフロントに預けます。とぎ温泉センターには脱衣場にロッカーが無いのです。とぎ温泉センターの洗い場にはボディソープが設置されていました。370円の入浴料でボディソープが設定されているのは珍しいです。入浴しているお客の話を聞いていると,とぎ温泉センターには西海祭りに行ってきた人や,今から西海祭りに行く人もいました。

すっきりして再び松ケ下神社下の海岸沿いの空き地に向うと,漁業協同組合に松ケ下神社のキリコが集結して休憩していました。自動車を駐車して,今回は松ケ下神社のキリコと一緒に周ることにしました。漁業協同組合に20:43に着いて21:30まで松ケ下神社のキリコと同行しました。

休憩の時に,役員の人に松ケ下神社のキリコの巡回ルートを教えてもらいました。松ケ下神社のキリコ行列はキリコの数も少なく,太鼓の演奏もあまり無く,経路も暗いので写真を撮るのには,西海神社のキリコ行列のほうが良さそうです。
松ケ下神社のキリコ経路もわかったので,西海神社のキリコのほうに行きました。ちょうど休憩中で太鼓の演奏をしていました。女性の人の演奏で格好よく素敵でした。

22:00になったので風戸バス停がある交差点に向いました。今年は進行のペースが遅いようです。
風戸バス停がある交差点には先日,石崎奉燈祭で知り合った,能登の祭りをYouTubeに投稿している人に会いました。先日,話していた時に俊が西海祭りが大好きだと言っていたのを聞いて,来てみたようです。
22:45にの松ケ下神社のキリコが坂道を駆け上がり入ってきました。その後西海神社のキリコと神輿が入ってきました。

23:10に入場と乱舞が終わり,旧西海小学校の方向の道に待機して休憩に入りました。
23:45に風戸バス停がある交差点から松ケ下神社のキリコと神輿が松ケ下神社へ向い,その後,西海神社のキリコと神輿が西海神社に向っていきました。
西海神社へ先回りして,神社に向って左側の段の一番高い所に場所をとり,キリコと神輿が入場するのを待ちました。キリコの乱舞がはじまる少し前に,町の長老が提灯を持って,左側の段の一番高い所にやってきました。左側の段の一番高い所にやってきましたに竹垣が設置されているのですが,よく見ると竹垣に提灯の棒を入れる穴がいくつかありました。そちらに提灯を入れて長老は,その後に,その場所に居座ります。
竹垣の前の段は長老達のための場所だったのです。
24:55から子供のキリコが境内を数週回り,その後すぐに大人のキリコが入場し乱舞が始まりました。


キリコの乱舞は1時間近く続き,25:40に神輿が神社に入館し,境内での乱舞は終了し,風無ふれあいセンターのほうに向って行きました。
どうせ道路は空いているので,帰りも有料道路を使わないで,金沢に帰りました。雨は降っていないのに,外の湿度が高く,自動車内のクーラーが効いていたので,自動車のフロントガラスの外側が曇って,ずっとワイパーを動かしながら運転しました。
金沢に帰ったのは4時過ぎでした。
車中泊はしたくなかったので,日中に栄養ドリンクを3本も飲んでがんばりましたが,3時を過ぎた頃に頭がボーッとしてきました。

帰って,撮った画像を調べてみたのですが,撮り損ないの画像が多くてショックを受けました。夕方にズームレンズでオートで撮った画像はシャッタースピードが長時間に設定されていて,動きの早さについていけず全てブレブレで全滅でした。夕方での撮影は少なくともシャッタースピードは設定しておいたほうが良かったと反省しています。明るい広角レンズで撮った画像は綺麗に撮れていました。
夜に撮った画像も,50mmのレンズは動いている対象物をマニュアルでピントを合わせるのが難しくて,途中でピントをオートに変えたのですが,デジカメの液晶で見ている分には綺麗に見えたのですが,実際の画像はブレブレの画像ばかりで,全滅に近い状態でした。こちらもフラッシュを使った画像は綺麗に撮れていました。夜祭りの撮影に慣れたと思って気を抜いていたのが失敗でした。やっぱりオートはダメです。初心忘れるべからずです。