月別アーカイブ: 2009年9月

中島のお熊甲祭に行ってきた

前日,小木袖ギリコ祭りに行って車中泊をして5時に目が覚めました。ちょっと寝不足気味だったので実際に5:30に小木漁港の堤防の駐車場を出発しました。道の駅桜の峠で朝の準備をすませて中島町に入ったのは7:10でした。
中島のお熊甲祭では瀬嵐地区で早朝に神輿を船に乗せて移動するというのを聞いていたので,周辺を探したのですが見つからず能登中島大橋に自動車を停めている人に7:20に聞いたら,舟が着くのは能登中島大橋のところで,すでに神輿は上がったようだということでした。朝に,もたもたしていたのが災いしたようです。
気を取り直して駐車場を探しに向いました。中島市庁舎の前は,空いていましたが,もっと近くに停車しようということで街中に入りました。でもすでに神輿やキリコが移動していていましたので,奥に行くのは断念しました。8:00にはお熊甲祭の会場近くは通行止めになりますので街中を通って駐車場へ向うというのは無理のようです。
7:35に熊木公民館の臨時駐車場に駐車しました。この時間はまだ駐車場は空いていたのですが,お熊甲祭りが続いてくるとすぐに駐車場は満車になり,それどころかこの周辺の道路の片側は駐車車両がずらっと並び,交通渋滞を引き起こします。帰りに通ったら関西や関東,四国などのナンバーの自動車が並んでいました。
熊木公民館の駐車場は熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)からもお旅所からも近いので国道249から行く場合は最適です。
能登有料道路からだと横田ICで降りて祭り会館で駐車することになりますが駐車できる数は限られます。
当日はシャトルバスも出ています。のと鉄道中島駅にもシャトルバス停留場がありますので,のと鉄道能登線を利用するのも良いです。

8:05に熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)に行きました。途中,熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)へ向う猿田彦,太鼓,枠旗の行列が続いていました。
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熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)の周辺では露店がたくさん出てました。熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)の拝殿に向って左側が階段状になっていて観覧席になっていました。地元の人達がたくさん座って待っていたので俊も高めの場所に座りました。後から知りましたが,前のほうの低いところは枠旗が入場した後の待機所になりますので移動させられます。
ほどなく最初の一行が,猿田彦,太鼓,枠旗の順で入宮します。猿田彦は1人の場合もあるし3人の場合もあります。太鼓は2台で神輿が1台,枠旗は1台か2台で1組になっています。猿田彦は奇妙な踊りをしながら入ってきて,猿田彦,太鼓,神輿,枠旗の順序で拝殿で御祓いをして拝殿の後ろに回って,神輿は拝殿の横に,枠旗は境内の所定の場所に待機して,後の一行の入場を待ちます。猿田彦と太鼓は熊甲神社から一時出て再入場に備えます。
行列の移動では車輪を利用して引っ張って移動していたのですが,神社の境内に入ると枠旗も担いで移動します。
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11:30頃に最後の一行が熊甲神社に入るころになると,今度は熊甲神社から出て本部テント近くに待機していた猿田彦が行列になって踊りながら行進します。猿田彦が行列は熊甲神社にも入場しますが,熊甲神社の外のほうが間近に見られますし落ち着いて見られます。猿田彦の行列が終わると今度は太鼓の行列が続きます。
12:20にすべての行列が熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)に入宮しました。
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12:40に先回りしてお旅所に行きました。お旅所ではお熊甲祭のクライマックスと言われている島田くずし(枠旗を倒す)が行われるので一番人気の在るスポットです。お旅所は加茂橋近くが入口で中村酒店前の広場にあります。お旅所の近くには簡易トイレも設置されています。お旅所付近でも食べ物の露店が出てました。

お旅所で一番の特等席はどこだというと難しいです。全体を見るのに一番良い場所はお旅所に隣接する1段高くなっている(道路と同じ高さ)平地です。ここの角の場所は最適の場所で長年お熊甲祭りをビデオに撮っている人が市場乗りで場所取りをしていました。その横で場所を確保してお旅所での祭りを待ちました。
14:00には行列の先頭がお旅所の入口に到着し14:10に入場し始めました。
15:00には全体の半分の組が入場し終えました。残りの半分は先の半分が演技を終えるの待ちます。
最初にお旅所を一周しいよいよ15:30には枠旗を倒したり,倒したまま移動したりする島田くずしが行われました。島田くずしはお熊甲祭で一番の見所で一番気合が入る場面です。
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撮影に確保した場所は,島田くずしも横から見えて良い場所なのですが,枠旗を担ぐ人の顔が見えないのが難点です。まれにお旅所の入口に近い場所でも島田くずしが行われるのですが,ちょっと物足りなさも感じます。
島田くずしは,お旅所横の田んぼに旗を倒すので,田んぼのお旅所に近い場所はどかされます。
お旅所近くの道路は早くからシートや折り畳みの椅子で場所取りが行われます。島田くずしを見るという目的だけなら中村酒店よりも海寄りの県道23号線の路肩が良いかもしれません。
道路から降りた田んぼの一段高くなっている場所も迫力があって良さそうです。
どちらにせよ,早めに場所を確保して待機するのが良いです。

カメラ愛好家というのは人の迷惑を考えない人が多く,後からのこのこやってきて,人の前に立ちはだかりののはもちろん、祭りの行列に立ちはだかり、人の迷惑も考えずに平気で撮影します。カメラ愛好家が行列の前に間近で立ちはだかると,遠くからは,誰も撮影できなくなりますし,観覧していた地元の人も繭をひそめていました。カメラ愛好家にどういう特権があって,このような行為ができるのか不思議で仕方ありません。多分、マスコミがやってるから自分たちもやって良いのだろうと思っているのでしょうが、マスコミだから良いというものでは無いですが、多くの人に情報を伝えようという報道と、良い写真を撮ってコンクールに出したいという自己満足だけでやるのと根本的に違うと思います。こういう事は厳にやめて欲しいものです。

16:00ごろから,徐々に最初の半分の一行がお旅所を退場し始めます。この後に残りの一行がお旅所に入って同じような演技が続くということでした。
ここで中島のお熊甲祭を後にしました。

あちこちで路上駐車がされていて道路で混乱が起きていましたが,なんとか中島の町を出ることが出来て志賀町に向いました。
志賀町ではアクアパーク シ・オンで温泉に入りました。安くて設備が整っていて、とても良い施設でした。
その後国道249号線を通って金沢に向かっていると夕日が海に沈みそうで夕焼けが綺麗でした。ここですぐに適当なところで海岸に入ればよかったのですが、展望台がある滝ロードパークが最適だということで、それまで我慢しました。なんとか間に合うと思ったのですが、滝ロードパークに着いたときには、ちょうど夕日が沈んだところでした。
滝ロードパークには海に沈む夕日を見ている人や撮影している人が結構いました。残念!

入ってみたかったラーメン屋で食事してから帰宅しました。

小木袖ギリコ祭りに行ってきた

小木袖ギリコ祭りに行ってきました。
小木袖ギリコは9月の第3土曜日と翌日の日曜日に開催されますが,夜のキリコ巡回は土曜日だけのようです。
14:30に金沢を出発して白尾から有料道路を使い、宇出津の町に入って街の駅ぽっぽ家に寄りました。街の駅ぽっぽ家さんには小木袖ギリコ祭りの駐車場の情報をいただいたりお世話になったし、能登町の代表する物産が揃っているということでお土産を買うのに便利なんです。翌日は早朝に能登町を出ますので、先に買っておこうという作戦です。クーラーボックスに保冷剤を多めに入れて準備万端です。今回は前回買ったイカの塩辛に加えて、いしりに漬けたイカ、いしりのドレッシングを買いました。
小木の町の買い物事情が判らなかったので、夕食と翌日の朝食などの食べ物も宇出津のコンビニで調達しておきました。
小木の町にはコンビニは目に付かなかったのですが、能都町役場小木支所の近くにスーパーが2軒ありました。2軒のスーパーは19時頃までは営業しているようです。

宇出津の町から小木に行くには,ちょっと道がわかりにくいので注意が必要です。宇出津の町を突っ切って宇出津港まで出て海岸沿い(県道35号線)を通ります。小木に入る直前に真脇トンネルがあるのですが,真脇トンネルは狭く通りにくいので大型自動車用の迂回路の標識に従って迂回して姫・小木トンネルを通って,姫・小木トンネルを出た直後に右折し県道35号線に合流します。
県道35号線に入ってすぐに中役所手前のゲートボール場に臨時駐車場の看板がたっていましたが,車中泊を考えると静かなほうが良いということで,当初予定してた小木漁港横まで行きました。能都町役場小木支所の駐車場も利用できるということでしたが,駐車スペース自体が狭く,すでに満車状態で,しかも巡回時の休憩所に使うキリコもあるので駐車しないほうが良いです。
17:10に小木漁協に隣接する能登海洋深層水施設横の駐車場(堤防の近くの空き地)に着きました。
小木漁協に隣接する能登海洋深層水施設横の駐車場(堤防の近くの空き地)は釣りの人も利用する駐車場で広くて静かです。御舟神社からも近いので駐車としては最適です。ただ,19:00を過ぎると市中を自動車で通るのが困難になりますので,ゲートボール場の臨時駐車場を利用するのが良いです。

まだ祭りには早かったので,街中を散歩しました。所々に袖きりこが置かれていました。その他に,あちこちの家の前にミニチュアの袖きりこが置かれていました。このミニチュア袖きりこは子供用のきりこで子ども1人でも移動できるものです。前日には子供キリコパレードが行われるようです。
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御舟神社にも行ってきましたが,御舟神社への階段のうちの1つが段差を無くすように三角の断面の木材が置かれていました。地元の人によると,この階段を袖ギリコが上っていくということです。
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18:40頃に両方向の路線バスが一緒にバス停に停車しました。このバスに乗ると小木キリコ祭りにちょうど良いのですが路線バスは宇出津発の路線のようです。
19:00を過ぎた頃に1台の袖きりこが動き出したので,ついて行ったのですが,途中でミニチュア袖キリコが行列に加わったりしていました。能都町役場小木支所で休憩をとって,再び町中を巡回して集合場所の九十九湾トンネル近くの小木港(バス停前)に向いました。
小木の袖キリコは車輪がついていて担ぐことはありません。
20:00を過ぎた頃から,九十九湾トンネル近くの小木港(バス停前)に袖キリコが集まり始めました。
20:30には9台の袖ギリコが揃いました。このあたりには露店が出店されていました。
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20:50から10分弱の短い時間ですが花火があげられました。袖ギリコと花火を一緒に撮ろうと林電機商会の前で撮影してたら林電機商店の奥さんが2階から見ると花火が綺麗だというので,案内してくれました。わざわざ電気を点けて窓を開けさせてくれて、とても親切にしてくれました。帰る時,窓を閉め忘れてしまいました。
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21:00に袖ギリコが出発して街中を巡回しはじめました。途中結構狭い道も通ったりします。途中並んで行進していた袖キリコが前後に動きながら前後の袖キリコと間隔をつめたり離れたりします。以前はこの時にぶつかりあっていたのですが,事故があって今はぶつかるのは禁止されたそうです。でも実際はぶつかる場面に遭遇しました。
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21:50に三矢の共栄無線前(小木港)で9台の袖ギリコが揃って休憩しました。
しばらく休憩して再び街中を巡回し,22:35に東町の釣谷接骨院前(本小木港)に9台の袖ギリコが揃い休憩になりました。
最初の袖ギリコが東町の釣谷接骨院前(本小木港)に到着した時点で御舟神社への上り階段のところに向いました。まだ人が少なかったのですが,階段に面している東町集会場の庭にはキリコを引き揚げるところを見ようと若者達が待機してました。この場所は確かに一等地なのですが,部外者が入り込むのは気が引けます。
階段の上り終えたところが,ちょっと広い空間になっていて,そこで三脚を立てました。警察の人が通った時に,この場所は大丈夫か聞いたところ,そこなら大丈夫ということなので安心して待機しました。結果的にこの場所はキリコから適度に離れていて,なおかつ安全で最適の場所でした。階段がカーブしているので袖キリコは階段の下部では右側を、階段の上部では左側を通るのです。
袖キリコが上るころにはカメラマンがずらっと並びましたが最初にこの場所を確保した俊は一番の特等席で見ることが出来ました。東町集会場の庭は見るには良いですがキリコが東町集会場の庭側を通るので近すぎますし上からしか見えませんので撮影には向きません。階段の途中に浜本さんという家があって,その前にも少しスペースがあるので見学や撮影には良いのですが,家の方も見学に出られますので,部外者が見学するのは難しいかもしれません。
23:20から御舟神社への階段を上り始め,24:50にすべてのキリコが上がり終えました。袖ギリコを階段で引き上げるのは上からロープで引っ張って、もちろんキリコ自体も少し浮かせ気味で押し上げます。袖ぎりこが階段を上がり終えると拍手がわきます。
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階段は狭くてカーブがありますので袖ギリコを引き揚げるのは,かなり大変です。以前は三角の断面の木材を使ってなくて担いで引き揚げたということなので大変な事です。
ちなみに以前は,袖キリコを船に乗せて移動する場面もあったそうですが船が小さくなったりして現在は行ってないようです。
階段を上り終えたキリコは御舟神社横の道路に揃って待機してました。御舟神社から下の道路に並ぶキリコを見るのもなかなか見ごたえがあります。
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御舟神社に上った袖キリコは,再び階段をおりて各町に帰るということですが,翌朝早くに中島のお熊甲祭りに行く予定があったので駐車場に戻りました。
駐車場へ戻って,それほど時間がたたなくて太鼓や鐘の音が聞こえてきたので,それほど休憩時間は長くなく,戻るのは大変ではなかったようです。もうちょっと御舟神社にいても良かったと後悔しました。
最近,随分涼しくなってきたので,厚めの長袖のシャツと薄いジャケットでちょうど良かったです。
小木漁協に隣接する能登海洋深層水施設横の駐車場(堤防の近くの空き地)でシュラフにくるまって車中泊をしました。

日本テレビの「スッキリ」で

日本テレビからメールがあって,きまっし金沢の画像を番組で使いたいので借りたいということでした。
きまっし金沢 http://kimassi.net 提供というテロップを入れてくれるというので原画像を送りました。
「スッキリ!!」という番組の「スッキリ天気予報」のコーナーに使われるということですが,「スッキリ!!」という番組は全国放送だけど,金沢では前半だけしか放送されず,そのコーナーは後半なんです。
そういう訳で,金沢では見れないということで,DVDを送ってくれることになって今日届きました。
とても綺麗に移っていて,出演者からも綺麗だという声があがってました。 
でも,アドレスはhttp://kimassi.not になってました(笑!)

寺家キリコ祭りに行ってきた

前日の蛸島キリコ祭りに続いて今日は寺家キリコ祭りに行ってきました。寺家キリコ祭りのキリコは大きさ、装飾の豪華さは格別なものがあり日本一のキリコと言われています。
寺家は珠洲の中心街から自動車で30分程度かかりますので金沢からですと3時間程度かかります。
15:50に寺家の漁業協同組合横の駐車スペース(空き地)に着きました。寺家の町に入った途中の道には、祭礼のため片側交互通行になるとか、キリコの折り返し地点のため駐車禁止とか、祭礼で込み合うので駐車禁止などの掲示があちこちで目に付きました。駐車スペース(空き地)には、まだ駐車している自動車はほとんど無くて、道路や通路から離れている奥の眠りやすい場所に駐車しました。漁業協同組合横の舗装された広場には大きなキリコが置かれてました。この場所はキリコの乱舞も行われるので駐車してはいけません。
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寺家キリコ祭りは、夜から始まるので車中できまっし金沢の雑記町の原稿を入力して過ごしました。
漁協のキリコが一向に動きそうでは無かったので18:30に須須神社に行ってみました。キリコが1台だけ置いてありました。
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祭りの関係者の人がいたので、各町のキリコは何時に動き出すかと聞くと22:00に須須神社に集合するということでした。翌日の神輿の火くぐりは予定では7:00になっているけど毎年遅れるとのことでした。
とりあえず寺家漁協に戻りました。戻った途端に雨が強くなって外に出られないので1時間30分ほど眠りました。
起きて少したつと雨足も弱くなってキリコは21:00に寺家漁港を出発しました。雨もほとんど上がって夜空に星も見えました。
キリコにはゴムタイヤがついていて、早足で歩いていても追いつかないような速さで移動を始めました。寺家漁協のキリコは最初から須須神社に待機していたキリコ以外では一番最初に須須神社に到着しました。21:45には4台のキリコが勢揃いしました。
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22:00を過ぎたあたりで、雷や稲妻が何度もなり、怪しい雰囲気になってきて、雨が降ってきました。でも雨は短時間で上がりました。
23:00に2台の神輿が出てきて、キリコ1台ずつ丁寧にお祓いの祭事が執り行われました。
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23:20に2台の神輿が出発し、続いて最初のキリコが出発したのは23:30でした。
神輿は、前もって来ることを希望していた家に1軒1軒寄ります。来て欲しいという家は祭りが大好きな家なので、祭りを早く終わらせないようにと意味もあり、神主様を接待してひきとめて、なかなか帰そうとしません。キリコは大きいので基本的には横道に入ることはありません。県道28号線(幹線道路)の神輿がいる場所に近くに待機しています。待機している間も太鼓や笛は止むことなく続けます。
神輿が次の家に移るときは、ほら貝を吹いてキリコに知らせます。
そいうわけで、キリコが移動するのは早いのですが、町内を巡回するのは、ゆっくりゆっくりということになります。
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最初は須須神社から寺家漁協の方向へ進み、寺家漁港前には1:00に到着します。寺家漁港前の広場では1台1台キリコの乱舞が行われます。寺家漁港前の広場では食事休憩があり、2:00に須須神社方向に向かって進んで行きます。
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1:30頃から再び雨が降り出してきて、漁港漁港横の駐車場に戻って、車の中で眠る準備をしました。雨の中を2:00に出発して須須神社方向に向かうのを確認して眠りにつきました。前日は浅い眠りでしたが、この日はかなり深い眠りにつきました。この後、朝まで強い雨が続いていたようです。
5:00に起床して、再び、寺家キリコ祭り見学に出かけました。キリコ祭りは夜も良いですが、朝も見所があり見逃せないのです。
5:10に出発する頃には、雨もちょうどあがりました。キリコがどこにいるかは、太鼓や笛の音ですぐにわかります。この時間になると結構明るくなってきていました。5:25にキリコの行列を発見しました。あれだけ雨が続いていましたが、キリコを曳いている人の服はびしょ濡れというわけではありませんでした。途中で曳く人は交代しているようです。
5:50頃には朝日が昇り朝焼けがきれいになってきました。その時間には、せいじかわばし(川にかかった橋)の近くで、休憩をとっているのですが、道路がカーブになっていて朝日と朝焼けをバックにした4台のキリコが構図良く配置し、とても美しい光景でした。当日の朝日と朝焼けは格別に美しく、地元の人が何十年も祭りをやっているが、こんなに朝日と朝焼けが美しい寺家キリコ祭りは初めてだと言ってました。
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休憩の間に、地元の人が話していたのが聞こえたのですが、キリコの組み立ては毎年、当日朝に須須神社で組み立てられるのですが、今年は前日の夜から当日朝まで雨天だったので、キリコ巡回をするかどうか迷っていて、お昼に雨があがってから、キリコを組み立てる決断をしたそうです。
ちなみに寺家キリコ祭りは、毎年天気に恵まれず、キリコの雨よけの幕を使わなくてすむ年は、ほとんど無いそうです。
6:20に、せいじかわばしを出発し6:50に須須神社前にキリコが到着しました。
7:20に一度、1台のキリコが鳥居の横を通って須須神社の参道に入ったのですが、ここで1人の人がクレームをつけて口論が始まりました。どうも神輿がまだ家を周り終わってないので、キリコが神社内に入るのは間違っているという事だったようです。
結局、キリコは須須神社の外に一旦出て、須須神社の前の通りを何度も往復しながら神輿が須須神社に入るのを待っていました。
7:40に神輿が須須神社の参道に入って、続いてキリコが須須神社の参道に入り、7:55に4台のキリコが須須神社の参道に揃いました。
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同時に約100mの長さに敷かれた藁に火をつけて2台の神輿が火の中を通りました。火のついた藁の上を走るのは熱いので、駆け足で通り抜けます。神輿が駆け抜けた後、地元の火から、藁の火が残っているから、もう一度戻るように促され、今度は逆方向に駆け抜けました。再び、地元に人から、もう一度通るように促され3度目の火の中の通る抜けが行われました。藁の敷かれた中間ぐらいの場所にいたので、両側から駆けてくる場面を見ることができました。
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5分間の火くぐりが終わると8:05から1台のキリコが須須神社前の広場に入り回転などの乱舞がはじまりました。すこししてから2台目のキリコが広場に入場し、2台一緒に乱舞を行いました。須須神社前の広場の最後のキリコ乱舞は2台ずつで行われ8:40には今まで乱舞していた2台のキリコは参道のほうに戻り、残りの2台のキリコと入れ替わって乱舞が続けられました。結局10:00ごろまで祭りは続けられたようです。
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8:50に須須神社を後にして歩いて10分の寺家漁協の駐車場に戻り帰りました。
キリコの巡回は、県道28号線の寺家漁協と三崎郵便局の間の範囲のようです。

寺家キリコ祭りを見終わって,国民宿舎 能登やなぎだ荘で入浴し帰りました。

海の銭湯 海浜あみだ湯

曽々木方面の観光スポット周遊を終えて、再び珠洲へ戻りました。
とりあえずお風呂に入りたいということで、珠洲近辺にある唯一の(?)銭湯「海の銭湯 海浜あみだ湯」に行きました。でも「海の銭湯 海浜あみだ湯」は14:00からの営業なのでまだ営業していませんでした。仕方ないので近くにあるショッピングセンターに行って食事の調達に行きました。

そうこうして時間をつぶして14:00を過ぎたので「海の銭湯 海浜あみだ湯」に再び訪れました。「海の銭湯 海浜あみだ湯」は自動発券機でチケットを購入します。料金は大人が420円でした。休憩スペースは男女共用になっていました。受付でチケットを渡して入りました。石鹸やシャンプーなどお風呂に必要なものは販売もしています。開店早々、結構入浴していました。
「海の銭湯 海浜あみだ湯」には、各種ジェット式の浴槽や泡風呂、普通の浴槽、海が見える風呂、サウナ(別料金)、日替わりの湯もあり、今日の日替わり湯はブルーベリー湯でした。全体的にミニスーパー銭湯という感じでした。ブルーベリー湯では身体を洗わないようにと書かれていて、かなりぬるいお湯でした。
他の浴槽はちょうど良い湯加減でした。
お風呂を上がって、休憩室で新聞を読もうとしたら、置かれていたのは1日前の新聞でした。今日の新聞はありませんかと尋ねると、入れ替えておくのを忘れてたということで当日の新聞を出してくれました。新聞をゆっくり見ました。前日の蛸島キリコ祭りの狂言の記事が掲載されていました。
奥能登に来て低料金のスーパー銭湯があるというのはありがたいことです。
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鉢ヶ崎に鉢ヶ崎温泉すずの湯という施設もあるのですがお風呂に1100円というのは行く気がしません。