月別アーカイブ: 2009年8月

西海祭りに行ってきました。

女性がキリコを担ぐ事が伝統的に行われている全国でも珍しい祭「西海祭り」に行って来ました。西海祭りは志賀町(旧富来町)の西海地区で毎年8月14日に開催されています。

当日の朝刊に西海祭りの予定など掲載されてるのかなと思っていたのですが,全く何も掲載されていませんでした。

西海祭りは18:00に西海神社と松ケ下神社にキリコが集合するということなので16:00に金沢を出発しました。国道8号線から白尾インターで能登有料道路に入り柳田ICから国道249号線に出て志賀町(旧富来町)に向いました。旧富来町へは能登有料道路の西山ICや徳田大津ICから降りるという選択肢もありますが,それほど時間短縮にならなく料金も割り増しになるので柳田ICからおりました。
お盆なので混んでいるのかなと心配していましたが,津幡から白尾インターまでは多少混雑してましたが,能登有料道路に入ってからは,問題なく通行できました。夕方ということで能登から金沢へ帰る人が多かったようで反対車線のほうが渋滞してました。

西海風戸に行く途中の増穂浦海岸付近には食事処やコンビニやショッピンセンターなどがあります。
西海祭りが行われる西海風戸や西海風無にも食料品のお店があり,西海祭り当日は遅くまで営業しています。

金沢から西海祭りが行われる西海風戸まで自動車で1時間30分かかり17:30過ぎに着きました。

18:00~24:00には西海風戸や西海風無の街は通行止めになります。西海祭り当日には臨時駐車場があるという事前情報を得ていましたが,実際には臨時駐車場は無く,西海風戸の田んぼの中の農道か,西海風戸の海岸(富来漁港)に駐車することになります。農道は暗いですし,道幅も狭いので土地勘が無い人は西海風戸の海岸(富来漁港)に駐車するほうが良いです。

駐車した場所から,すぐ近くに松ケ下神社があったので先に見に行きました。松ケ下神社には4台のキリコと1台の神輿が集まってました。その他にミニチュアのキリコもありました。幼児がかつぐキリコでした。松ケ下神社では,他に子供が担ぐキリコもあります。
松ケ下神社にはそれほど人が集まっていなかったので,800mほど離れた西海神社に向いました。西海神社には7台のキリコと神社内に神輿がありました。西海神社のほうがキリコも多く,人も,カメラ撮影目当ての人も多かったです。西海祭り見学目的の場合は西海神社のほうが良いでしょう。

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18:30から西海神社で太鼓の奉納がありました。何台もの太鼓が打ち鳴らされ迫力がありました。太鼓演奏を見るには拝殿に近い場所が良いです。太鼓は拝殿に背を向けて演奏しませんから。
太鼓の演奏が10分ほど続いてキリコの乱舞が20分ほど行われました。西海神社のキリコ7台の内3台は女性が担ぐキリコでした。各キリコは同じ年代の担ぎ手が揃えられているようです。どのキリコも素敵ですが,赤い腰巻に浴衣と白いエプロンを着用した女性が担ぐキリコは華やかであり勇ましく可愛くて,どうしても目が行ってしまいます。若い女性は,今流行のキャバクラヘアスタイルに決めていたりするのですが,それはそれで素敵です。
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キリコ乱舞が終わると,西海神社のキリコは西海風無地区を松ケ下神社のキリコは西海風戸地区を巡回します。両方のキリコとも最初はおのおのの地区の外側のほうから周ります。キリコは5分担いで10分休むというペースでゆっくり周り,休憩時には太鼓の演奏があったりました。
西海風戸や西海風無のキリコの順路を周っていると道路から各家庭の座敷が見えるのですが。何人もの人が座れるような大きなテーブルにご馳走が並んでました。
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西海祭りは休憩時間は,休憩という意味もあるのでしょうが,担ぎ手同士でいろんな話をしたり,担いでいない同級生や幼馴染と久しぶりに顔を合わせて盛り上がったりして貴重で有意義な時間のようです。女性も男性もビールを飲んだりして次第にハイテンションになります。
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外側を周り終えると海の方に降りて行きます。22:00前に風戸バス停下の海岸(美容室びーち付近)に西海神社のキリコと松ケ下神社のキリコが集結します。
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ここで長時間の休憩があり,22:20からキリコが1台ずつ順番に風戸バス停に向う坂を上っていきます。
風戸バス停近くまで登ると,一気に走って駆け上がりキリコが1台ずつ乱舞し,旧西海小学校への道に並んで待機します。
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休憩の後に,23:00頃に30分ほどかけて再び1台ずつ風戸バス停のほうに降りてきて乱舞します。乱舞が終わるとおのおのの神社に戻っていきます。西海神社へ向うキリコに同行したのですが途中休憩の時に男性が疲れ果てたという感じで休憩しているのですが,女性は歌を歌ったり掛け声を出したりしてハイテンションを持続しています。
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24:00頃に西海神社近くに集まって待機して,24:20にキリコが西海神社へ入場します。
それからは1時間休み無しでキリコと神輿がぶつかりながら乱舞の競演が続きます。
西海祭りのクライマックスです。
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1:00を越え,神輿を拝殿に収納しようと試みますが,キリコやもっと祭りを見たいという地元の人たちが阻止します。何度か拝殿に入ることを試みて1:20には神輿が無事に拝殿へ収納されます。
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神輿が拝殿に収納されてもしばらくはキリコの乱舞が続きますが,境内が一時消灯され,各キリコは戻って行きます。

西海祭りは能登の人の心意気が感じられる素晴らしい祭りでした。

駐車場から1:35に出発して,家に帰ったのは3:00でした。途中,磯貝岩でライトアップしてないかと思って寄りましたが,時間が遅かったこともあり,ライトアップしてませんでした。ちょっと遠回りになりました。

WordPressで困った(画像のアップロード)

きまっし金沢の雑記帖をWordPressに変更したのですが,今日初めて画像をアップロードしたら失敗しました。
設定/その他設定でアップロード先をwp-content/uploadsに設定したのですが,WordPressって自動的にuploadsというフォルダをwp-contentに作ってくれないのです。手動でuploadsというフォルダを作って属性を707に設定しないとエラーがでるんです。

WordPressは自分(管理人)でアップロードするのではなくてサーバーがアップロードするような形になるので,画像に限らずアップロードする出力フォルダの属性は707にしないとエラーがでるようです。

やっとアップロード出来て安心したのもつかの間。WordPressの画像アップロードの場合には画像を右側や左側にアップロードしたり中央にアップロードする設定があるのですが,実際にアップロードしても全部左側にアップロードしてしまうんです。
よく調べると,希望通りの位置にアップロードするにはstyle.cssを書き換えないといけないようです。
同様に画像の下に説明文をつけるキャプションの文字も中央に表示するようにしました。
でもキャプションは1つのページで2つのキャプション付の画像をアップロードすると表示がおかしくなります。
挿入したのは下記の通りです。

/*記事内の画像*/
.aligncenter {display:block;
margin-left:auto;
margin-right:auto}
div.post img {border:none}
.alignright {float:right;
margin-left:10px;
margin-bottom:2px}

.alignleft {float:left;
margin-right:10px;
margin-bottom:2px}

.wp-caption {text-align:center}

WordPressのスタイルシートのインストール

MovableTypeのデータのWordPressへの移行が完了したので,スタイルシートの変更に取り組みました。

MobableTypeのテンプレートを入手したサイトでWordPressの同様なテンプレートが掲載されていたので,ダウンロードをしました。

WordPressの管理画面から外観/新しいテーマの追加をクリックしてMobableTypeのテンプレートのzipファイルを選んでいますぐインストールのボタンをクリックしました。それでホスト名、ユーザー名、パスワードを入力して開始のボタンを押したのですが、何故か「wp-content ディレクトリが見つかりません。」の表示が出てアップロードができません。いろいろ調べたのですが原因がわからず、テンプレートのzipファイルを解凍してから手動でwp-content/themes/にテンプレートのフォルダごとアップロードしました。

後は、MobableTypeで行ったように、少しずつ修正していきました。

WordPressの場合はテンプレートの項目が無いので外観/編集を選択すると右のほうにテンプレートのパーツ一覧が表示されるので、必要事項の修正ができます。
基本的にはスタイルシートが使われるのでMobableTypeで利用していたテンプレートの内容が参考になります。
でも修正したものを実際にブログ上に反映できないので,エディターでファイルを修正して手動でアップロードしました。

苦労しながら,色やフォントや項目の並び替えをしました。

MobableTypeではカタゴリの表示の順序の変更のプラグインを利用していたのですが,探すとWordPressでもCategory Orderという同じようなプラグインがありました。http://www.coppit.org/code/ (英語版です)。とても使いやすくて便利です。

サイドバーにリンクのコードを直接入力すると文字化けして使えません。WordPressの管理画面でリンク/新規追加で登録してサイドバーにはリンクを読み込むタグを入力しなければいけません。
サイドバーの部分に直接文字を入力しても文字化けしないように対処しないと自分の思うようなブログにできないので、なんとか解決しなくてはと調べたのですが、普段使っているエディター(自分の場合は秀丸)でファイル(今回はsidebar2.php)を開いてエンコードの種類をUTF-8にして保存しなおしアップロードすることで解決しました。

サイドバーの幅の設定は
/* 3カラムリキッド */
.layout-three-column-liquid #content {
width: 100%;
margin: 0 -200px;
height: 100%; /* for IE6 リサイズで中央カラムが右寄りになるのを防止 */
}
.layout-three-column-liquid .blog {
margin: 0 200px;
padding: 10px 15px 5px;
border-bottom: 1px solid #f1b974;
border-left: 1px solid #f1b974;
border-right: 1px solid #f1b974;
height: 100%; /* for IE6 */
}
html>body.layout-three-column-liquid .blog {
padding: 10px 10px;
}
上記の赤色の文字の数字を変更する事でできました。

サイドバーの1行に表示できるリンク先のサイト名の文字数の設定をどうしたらできるか判らなく、苦労したのですが
/* menu list of sidebar */
#links-left ul,
#links-right ul {
color: #444;
}

#links-left ul li,
#links-right ul li {
list-style: none;
margin: 0 0 15px 0;

}

#links-left li li,
#links-right li li {
background: url(images/lmark.gif) no-repeat 0 0.5em;
padding-left: 10px;
margin: 0;
width:170px;
}

#links-left ul ul,
#links-right ul ul {
margin: 0;

}

上記のコードにwidth:170px;を挿入すると問題は解決しました。数字170は1行に表示する文字列の幅です。

サイトマップを表示するプラグインも導入しました。
Dagon Design Sitemap Genereratorというプラグインです。
ダウンロードして解凍して/wp-content/plugins/にアップロードして,管理画面のプラグインをクリックしてDagon Design Sitemap Generatorの使用するをクリックして,管理画面に戻って外観/DDSitemapGenをクリックして言語をJapaneseにして,投稿/新規追加で投稿画面に
<!– ddsitemapgen –>
と投稿します。
ちなみに<!– ddsitemapgen –>という文字をHTML投稿画面で投稿するとその位置にサイトマップが表示されてしまいますので<!– ddsitemapgen –>という文字を投稿したい場合はその部分だけでもビジュアル投稿画面で投稿すると付帯情報無しでテキストだけを入力できます。
題名はsitemapとかサイトマップとか入れておきます。
常にサイトマップへのリンクを表示させるためにsidebar.phpも書き換えてリンクを挿入しました。

googlemapを使うためのプラグインを導入しました。
Google Maps Anywhereというプラグインです。
ダウンロードして解凍して/wp-content/plugins/にアップロードして,管理画面のプラグインをクリックしてGoogle Maps Anywhereの使用するをクリックして,必要に応じて同画面の設定をクリックして初期の地図の大きさなどを設定します。
Google Maps Anywhereを使用するにはGoogleマップ API キーを取得する必要があります。初期の地図の大きさなどを設定した画面からサインアップして使うサイトのドメイン(きまっし金沢の場合はhttps://kimassi.net/)を登録します。きまっし金沢と同じドメインで使用しているサイト,ブログなどすべてで使用できるようになります。
投稿画面のアップロード/挿入の横にGoogleマップを追加のロゴが出現するので,地図を入れる時は,そのロゴをクリックします。

WordPressインストール時からアップロードされていたプラグインAkismetを使用する設定にしました。標準装備の強力スパム対策用のプログインです。Akismetを使用するにはAPIキーを入手しなくてはいけません。WordPress.comに入って会員登録するとAPIキーがメールで送られてきます。会員登録の際にはブログを作るという選択はする必要はありません。メールで送られてきたAPIキーを入力することでAkismetが有効になります。

ついでにWordPressインストール時からアップロードされていたプラグインWordPress Database Backupを使用する設定にしました。WordPressはサイトの全ての情報がMySQLに収納されていますので,定期的にデーターベースをバックアップしておかないとトラブルがあった時は大変です。これも最初はうまく動作しなかったのですが,wp-content/backup-e1eceというフォルダを手動で設置すると動作しました。フォルダの属性は706にしておきました。バックアップは1週間に1度の設定にしておきました。メールでのバックアップになります。

とりあえず,これでWordPressのカスタマイズは完了しました。

WordPressのインストール

サーバーの引越が完了したので,さっそくWordPressのインストールを始めました。

最初はMovableTypeのブログをすべてWordPressのブログにしようと思っていたのですが,基本的には1つのWordPressでは1つのブログしか運営できなくて,複数のブログを運営するときに,複数のWordPressをインストールしなくてはいけないようです。そうすると複数のデータベースを使わないといけなくなってします。XREAの場合はデータベースは5個までしか使えないという制限があるので,きまっし金沢は全部のブログをWordPressにするのは無理があることがわかりました。

裏技で1つのWordPressで複数のブログを運営できるようになるようですが面倒なので断念しました。

そういう訳で,とりあえずは「きまっし金沢の雑記帖」だけをWordPressで運営することにしました。

WordPressではデータベース(MySQL)を使うので,設定が必要です。 元々MovableTypeのためのデータベース(MySQL)をkimassiという名前で作成してあったのですが,WordPress用に別の名前のデータベースを作成しないといけないのでkimassi-wpという名前にしました。文字コードはUNICODEにしました。 WordPressをダウンロードして解凍すると,WordPressのフォルダの中にあるwp-config-sample.php というファイルがありますが,エディターで内容を書き換え設定をしないといけないです。wp-config-sample.phpの設定についてxreaの場合はユーザー設定と,データベース設定で同じものを入力しないといけないということでkimassi-wpと入力しkimassi-wpしました。実際にユーザー設定と,データベース設定を別のものにしたら正常に動作しませんでした。その他にパスワードの設定も変更してファイル名をwp-config.phpに変えて保存します。。 解凍したファイルとwp-config.phpを全部,ブログに使うアドレスのフォルダに全部アップロードします。ブログのファイルとWordPressのファイルを別のフォルダにアップロードしても良いのですが,設定が少しだけ面倒なのと,WordPressでは,1つのブログしか動作させないのが一般的なので別のフォルダに入れるメリットが無いようです。

きまっし金沢の雑記帖はMovableTypeでhttps://kimassi.net/zakki がアドレスでしたがWordPressではhttps://kimassi.net/zakにすることにしました。裏技を使うと,MovableTypeのページのアドレスを,そのままWordPressに移植することも可能のようですが,今回は新たなアドレスで移植することにしました。

いざWordPressをインストール(https://kimassi.net/zakにすべてのファイルをアップロードした場合にはhttps://kimassi.net/zak/wp-admin/install.php)する際にブログタイトルとメールアドレスの入力を求められます。その後ユーザー名とパスワードが表示されますのでメモしておきます。ユーザー名とパスワードはメールでも通知されます。 その後ユーザー名とパスワードを求められることがありますが,ユーザー名はメールで送られてきたユーザー名に決まっていて他の名前を入力してはいけません。パスワードは最初に表示される自動作成のパスワードを入力しないといけないです。パスワードは後ほどプロフィールの登録で変更できますがユーザー名は変更できないようです。(新規ユーザーを設定した後はメールで送られてきたユーザー名adminは削除できるようです。)

最初に,Movable Typeのデータの移植してみました。Movable Typeの「きまっし金沢の雑記帖」の管理画面に入り,ユーティリティの読み込み・書き出しをクリックします。エントリー書き出しを選んで,「きまっし金沢の雑記帖」のエントリーの書き出しを実行します。 ダウンロードするフォルダに指定されているフォルダにexport-000015-20090807165530.txt(数字はおのおの違う)がダウンロードされています。 WordPressの管理画面に入ってツール,インポートをクリックしてMovableTypeからのインポートを選びます。 MovableTypeからのインポート画面でMovable Typeから書き出したファイルexport-000015-20090807165530.txt(数字はおのおの違う)を選んでファイルを選んでアップロードのボタンをクリックします。 その際,サーバー側のフォルダwp-contentの属性を757(他の人も読み書き実行が可能)にしておく必要があります。インポートが完了した後は属性を755に戻しておきます。

投稿者のユーザー名を変更してインポートするかという画面が出てきますので,WordPressのユーザー名に変更してインポートするほうが良いです。

WordPressの管理画面(ダッシュボード)を見ると投稿数が増えているのがわかります。

移植したブログの内容を実際に見てみましたが,改行が無視されていました。あと「~」の文字が文字化けしていました。まだ53個の投稿なので手作業で修正しました。

画像も以前のブログのアドレスからの参照になっているので画像ファイルの移植と画像ファイルのアドレスも手作業で移植しました。

ブログのページのアドレスも変更されているので同じブログ内でのリンクは全部修正しました。

これで,記事の移植は完了しました。