花の話」カテゴリーアーカイブ

取立山の水芭蕉と大滝

今日は福井県勝山市の取立山に行きました。元々、今日行く予定をしていたのですが大滝を周るコースが残雪のため立入禁止になっている事が判り、行くのを中止していたのです。
ネットで調べていたら、先週、立入禁止になっている大滝を周るコースを通った人のブログが見つかって、駐車場から大滝までは問題なく行けるようだったので取立山へ行く事にしました。
6:45に自宅を出て、8:02に国道157号線から東山いこいの森行きの林道に入りました。途中、対向車との交差が難しいところがあったりしますが朝は取立山へ行く自動車はあっても取立山から帰る自動車はないので安心です。道路は途中で舗装が途切れているところもあります。林道の途中で駐車場の利用料金500円を徴収されました。
取立山の駐車場まで7分程度で着きました。駐車場にはすでに20台以上の自動車が駐車してました。でも、まだまだ駐車できるスペースはあります。100台くらいは駐車できそうです。
いろいろ準備して駐車場から上り始めたのは8:30でした。
駐車場のところに取立山の地図が掲示されています。地図のすぐ後ろから大滝経由で取立山に向かう登山道と直接取立山へ行く登山道の分岐点がありますが、大滝への登山道は立入禁止になっていました。
取立山へ行く登山道は登りの坂が続きますが広くて歩きやすいです。チゴユリ、スミレ、ヘビイチゴなどの野草の花がいっぱい咲いていたので、その都度撮影してなかなか登れません。
途中からは花があまり咲いていない場所が続き1時間ほど歩くと狭くて急な登山道になりました。やっぱり最後まで散策路という訳にはいきません。
登るのに飽きた頃からイワウチワが咲いているのが見え出して少し元気になりました。
1時間30分歩いて取立山の頂上にたどりつきました。

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少し休憩して水芭蕉群生地に向いました。急坂を降りて行くのですが大滝コースが閉鎖されているので、また同じ道を戻らないといけないと考えると気が滅入ります。
途中に沢があったので手にすくって少し飲みましたが冷たくて美味しかったです。コップを持ってこなかった事を悔やみました。取立山の頂上から20分ほどで水芭蕉群生地に着きました。水芭蕉群生地には特に看板とかの表示もないので、誰もいなかったら気づかずに通り過ぎてしまいそうな所にあります。水芭蕉群生地の湿原に入っていくと雪の残っているところがあちこちにありました。水芭蕉は見頃という感じでしたが規模はそれほど大きくはありません。

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水芭蕉群生地を一周して、このまま戻ろうか、こつぶり山まで行こうか迷っていたのですが、他の人に聞くと、こつぶり山から見える白山は格別だというので行ってみる事にしました。もう来る事はないだろうしホームページに掲載するからには一応見ておく必要があるということで頑張りました。
水芭蕉群生地からこつぶり山頂上までは急な傾斜もありますが、7分程であっけなくたどり着きました。こつぶり山頂では多くの人が休憩をしてたり食事をしてました。白山が綺麗に見えました。来ただけのことはありました。

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ちょうど良い時間になったので食事をとりました。コンビニでパンを買っていったのですが、やっぱりおにぎりのほうが良かったです。
山の景色には興味がないので、早々にこつぶり山頂上を後にしました。
こつぶり山頂上では、大滝に向かう登山道に立入禁止の札がかかっていませんでした。どうしようか迷ったのですが、朝は立入禁止になっていたし、元々危険を伴うコースなので、初心者で1人での登山でリスクを犯すのもどうかと思い、来たコースを戻ることにしました。
こつぶり山頂上から取立山頂上に向かう途中で「えちぜん鉄道」主催の取立山トレッキングツアーの団体と遭遇しました。60人の大所帯です。本当は最初はこの企画に参加しようと思っていたのですが、集合が勝山の市街地なのでやめたのです。ちなみに「えちぜん鉄道」主催の取立山トレッキングツアーの参加費用は2800円で弁当や飲み物は別途自己負担です。
こつぶり山から駐車場までは写真を撮る事も少なかったので1時間40分で着きました。かなり足にきていました。12:40でした。
朝には大滝ルートが通行禁止になっていましたが、もう通行禁止が解除されていました。こつぶり山頂から大滝ルートで戻ったほうが良かったかなあと思いました。
改めて駐車場の自動車を見ると関西圏からも随分来ているようでした。
駐車場で休憩してから大滝を見に行こうと思っていたのですが、休憩できる場所がなかったので、すぐに滝に向かいました。大滝への道はなだらかで広いです。
チゴユリ、スミレ、ヘビイチゴなどの野草がたくさん咲いていました。直接取立山へ行く登山道よりも花の数が多いです。しばらく歩いていくとジロボウエンゴサク、ミヤマカタバミ、サンカヨウ、ネコノメソウなどが見られました。山野草を見るなら大滝までの登山道は絶対にはずせません。
大滝に近づくと上り階段と急な下り道がありました。
大滝は、落差約30mのなかなかりっぱな滝で、すぐ近くまで行けます。ただ近くに行くと滝と近すぎて全体を写せなくなります。階段の途中で滝を撮影できましたが、やっぱりもうちょっと近くからの撮影がしたいところです。川を渡れば撮影できそうでしたが、万が一のことを考え、やめました。歩いているとそうでもないのですが、撮影などで立ち止まるとムシがたくさん寄ってきてかなりうっとうしかったでした。

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大滝のすぐ横に、もう1つの滝(急斜面の沢?)があります。その急斜面の沢を登って行くのが大滝コースになります。急斜面の沢にはロープがかけてありますが怖そうです。呆然としていると親子連れが沢から降りてきました。平然としていましたが、初めての人が1人で通るのはやめたほうが良さそうです。
大滝を堪能して駐車場に戻ると14:00でした。駐車場から大滝まで1km20分ということなのですが往復で1時間20分もかかりました。花や滝を撮影するのに40分もかけていたようです。
取立山にはトイレはありません。登山前には、東山いこいの森キャンプ場のトイレで済ませておくのが良いでしょう。今日は福井県の最高気温が30℃と暑い日だったので水分もたくさん飲みましたが、汗もかいたので6時間トイレ無しで大丈夫でした。

 

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ツルキンバイ   チゴユリ
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ウリハダカエデ雄花  ウリハダカエデ雌花  
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ウリハダカエデの鱗片 アオダモ 
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ナガバモミジイチゴ タチシオデ
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 アオイスミレ  タチツボスミレ
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エゾイタヤ サワハコベ
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イロハモミジ モミジ 
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ツルシキミ イワウチワ 
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ショウジョウバカマ  ミヤマカタバミ (白) 
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ウワミズザクラ マイズルソウ 
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 コマユミ バイカオウレン 
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バイカオウレン  エンレイソウ 
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ヤマエンゴサク サンカヨウ 
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ミヤマカタバミ  ネコノメソウ 
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ニシキゴロモ ムラサキヤシオ 
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 タムシバ ムシカリ(オオカメノキ)
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マムシグサ  

 

『ジオツアー』直海谷川渓流、二輪草群生の隠れ滝トレッキング

今日は白山市観光ボランティアガイド協会主催の『ジオツアー』直海谷川渓流、二輪草群生の隠れ滝トレッキングに参加しました。10:00集合で15分前にはふるさと保養センター清流の駐車場に皆さん集まっていたようです。申し込みしたのは自分以外は全員女性の人でした。テレビ金沢の取材も入っていて、最初に撮られたら困る人はいますかと聞かれたので、真っ先に大きく手を上げたら、全員手を上げて、テレビ金沢の人は困っていました。
主催者の意向もあったので、自分だけ離れて映らないようにする事にしました。本当は説明を聞けなかったので惜しかったのですけど。
最初に2輪草の群生地とコンソリ川の隠れ滝を見に行きました。三角の形のロッジのあるところからコンソリ川の上流に向かって登山道(遊歩道?)を登って行きました。二輪草の見頃は過ぎてしまったとの説明があったのですが、最盛期は過ぎてしまったはいえ、二輪草はまだ残っていました。

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途中、いろんな野草も咲いていて山菜の説明などもありました。狭い坂道も少しはありましたが、それほどの苦も無くコンソリ川の隠れ滝にたどりつきました。滝には近くまで行け、間近で撮影してきました。

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コンソリ川の隠れ滝から、再び来た道を戻りました。後から聞いたのですが、コンソリ川の隠れ滝近辺は熊がよく出る場所らしくて、一人では行かないほうが良いようです。
次に、おぼく水と内尾道場に行きました。おぼく水は、スキー場のリフトのあるところの横の大きな道路を150mほど登っていったところにあります。

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おぼく水のすぐ近くに内尾道場がありました。
おぼく水はこんこんと水が流れていました。持って行ったコップで飲んでみましたが美味しかったです。おぼく水のところから再び戻って、ふるさと保養センター清流の前を通って直海谷川沿いの遊歩道を上流に向かって行きました。途中、山菜の説明があり、座禅草も見ることができました。

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ヘビに遭遇しました。ヘビは嫌いです!!!!!。上流の吊橋を渡って、林道を下ってふるさと保養センター清流の駐車場まで戻りました。

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保養センター清流の駐車場に戻ったのは予定通り12:00でした。有意義な時間を過ごせました。参加者はみんな満足していたようです。
説明員の人は10mほど離れたところからウドを見つけるなどベテランの凄さを感じました。数は多くないもののワラビやゼンマイ、コゴミ(もう大きくなりすぎていた)、カタハなど多くの山菜と出合えました。

今日の天気予報では夕方までは雨が降らないということでしたが、少し雨がおちてきました。
『ジオツアー』二輪草群生の隠れ滝トレッキングが終わった後に近辺の滝を撮影しなおそうと思っていたのですが、板尾不動滝の撮影が終わったところで雨が強くなってしまいました。三坂の三ヶ滝と綿ヶ滝と辰口の七ツ滝の撮影は諦めました。滝の撮影も曇りの日が良いので絶好な日だったのですが残念です。

そうそう、『ジオツアー』二輪草群生の隠れ滝トレッキングの集合地に行く途中で廃棄物業者(Sのマーク)が樹木を伐採したものを大量に川に廃棄しているのを見かけました。あまりにも大胆でびっくりしました。

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獅子吼高原のカタクリロードを見に行きました。

2013年4月29日

今日、獅子吼高原のカタクリロードを見に行きました。
本当は昨日、白山市観光ボランティアガイド協会主催のジオツアー「獅子吼高原ジオロード散策と日本海展望」という企画で獅子吼高原に行く予定をしていたのですが、前日に激しい雨やミゾレが降って雷も鳴ったりと大変な日で、おまけに天気予報が雨だったので申し込みをキャンセルしてたんです。
「獅子吼高原ジオロード散策と日本海展望」は10:00から13:00で歩行距離が約2kmという企画でした。
昨日から風邪気味だったのですが、こういうのは季節ものなので今回を逃すとまた来年になってしまうので今日行くことにしました。もともとホームページのネタにするつもりだったので、下調べは完璧にしてあったので1人でも大丈夫かなと思っていました。
今回は、初めての事が3つもありました。登山靴を履くのが初めてで、マクロレンズを使って撮影するのも初めてで、熊よけ鈴を使うのも初めてでした。
自分は根性なしなので、最初からゴンドラを使う以外の選択は無かったです。
獅子吼高原のゴンドラの営業は9:30からなので8:35に出発して、途中でコンビニサンクスでおにぎり100円の垂れ幕を見つけて、おにぎりを買って9:15に獅子吼高原には9:15に着きました。ゴンドラを利用する人は、ゴンドラ近くの駐車場に駐車できますが、ゴンドラを利用しないで登山する人は離れた場所での駐車になります。
9:15には団体さんも含めて多くの人が待っていました。カタクリが美しいこの時期は最も人気のある季節なのかもしれません。
ゴンドラは10分早めの9:20に運行し始めました。往復料金1000円払ってゴンドラに乗り6分程度で頂上に着きました。やっぱりゴンドラは楽です。ゴンドラで登山のベテランでプロのカメラマンやっていた人と一緒になりました。今日は雲がほとんど無い快晴で頂上から見た景色は最高でした。1日ずらせて良かったと思いました。

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スキー場の横を降りていき、無料休憩所のあるところの横に散策路(登山道)に入口がありました。それなりに急な滑りやすい場所もあり、雨だったら辛そうです。最初はスミレと椿だけしか見えませんでしたが、ぽつりぽつりとカタクリが見え始めました。途中、視野が開けたところがあり広々とした眺めが楽しめました。
登山道入口から15分ほど歩くとカタクリの群生が見られました。
パーク獅子吼・スカイ獅子吼・奥獅子吼の分岐点に月惜峠の小屋には登山道入口から20分で着きました。パーク獅子吼から月惜峠の小屋へは上り坂40分で着くようです。
この時期のカタクリロードの見所は、月惜峠の小屋から犀鶴林道までのようです。ゴールデンウイークが終わる頃には犀鶴林道の駐車場から奥獅子吼のほうに移っていくようです。

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月惜峠の小屋には3つの地蔵がありましたら、かなり荒れた状態で緊急避難以外には使えそうもない感じでした。
月惜峠の小屋から犀鶴林道にかけて歩いていると団体さんがいました。随分ゆっくりと写真を撮りながら説明を聞きながら歩いていました。最後尾の人が石川県自然解説員研究会の腕章をつけていました。石川県自然解説員研究会の人達には白山の高山植物の観察会で何回もお世話になっています。
それで、その団体さんに便乗して行くことにしました。いろんな説明を聞けて、1人だと見落としてしまいそうな植物にたくさん出会えました。

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オオタチツボスミレ  スミレサイシン
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マキノスミレ アオイスミレ
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 キクザキイチゲ キクザキイチゲ
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キジムシロ ヘビイチゴ
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 カタクリ ハウチワカエデ
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 ショウジョウバカマ ヤブツバキ
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ニシキゴロモ ツルシキミ
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 白いカタクリ  白いカタクリ
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 白いカタクリ  白いカタクリ
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 コシノコバイモ エンレイソウ
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エゾイタヤ ツノハシバミ
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コチャルメルソウ   マルバマンサク

 
石川県自然解説員研究会の白山市鶴来・獅子吼高原自然観察会は知っていたのですが健脚向きって書いてあったので断念して白山市観光ボランティアガイド協会主催のジオツアー「獅子吼高原ジオロード散策と日本海展望」に申し込みしたのです。ちなみに石川県自然解説員研究会の白山市鶴来・獅子吼高原自然観察会は8:00から16:00までで申し込み不要だったようです。参加費はゴンドラ片道料金だけだったようです。9:20からゴンドラが運行し始めるのに8:00集合というのは微妙な感じです。
月惜峠の小屋から犀鶴林道の中間地点に白いカタクリが咲いていました。なんと20mくらいの範囲に4個も白いカタクリが咲いていました。なんという幸運なのでしょう。
犀鶴林道と合流した地点から、また散策路(登山道)に入っての犀鶴林道開通記念碑がある駐車場まで石川県自然解説員研究会の人達に同行しました。
知事の碑がある駐車場には多くの自動車が駐車していました。犀鶴林道はこの地点までが通行可能で、その奥は通行禁止になっていました。ゴールデンウイークの期間は雪の状態によって、犀鶴林道は麓(水道局裏)から通行止めになっていたり通行できたりするようです。去年は4月29日は通行止めになっていて、今年も先週は通行止めだったということです。5月に入った連休には鶴来からは犀鶴林道開通記念碑がある駐車場まで通行可能のようです。
石川県自然解説員研究会の人達は犀鶴林道を降りて、途中から散策路(登山道)に戻り林業試験場まで行くようです。石川県自然解説員研究会の企画は8:00から16:00で相当きつそうですが、これだけのペースで撮影も存分にできるなら最初から最後まで参加するのも良かったかなと思いました。石川県自然解説員研究会の企画はお奨めです。
自分は犀鶴林道開通記念碑がある駐車場から獅子吼高原のゴンドラまで戻るのですが、犀鶴林道を登っていくことにしました。犀鶴林道には雪が残っていて、道全体が積雪している地点もありました。
ここまでは、PENTAX K-7とシグマ 18-200mm F3.5-6.3 DCの組み合わせのデジカメとRICOH CX2で撮影しましたが、帰りはPENTAX K-7とシグマ 50mm F2.8 EX DG MACROの組み合わせのデジカメとPENTAX X70で撮影しました。
帰りはPENTAX K-7とシグマ 50mm F2.8 EX DG MACROの組み合わせのデジカメは花を撮るには万能で申し分なく使いやすかったです。PENTAX X70はほとんど使う機会がありませんでした。
帰りは、あまり人に会いませんでした。やっぱり午前中に散策する人が多いようです。帰りにも白いカタクリを撮ろうと思っていたのですが、見つかりませんでした。4つもあったのに見落とすとは考えられないのですけど。誰か採っていったのかなあ?
帰りは知事の碑がある駐車場から、散策路と犀鶴林道の合流地まで10分、散策路と犀鶴林道の合流地から月惜峠の小屋まで25分、月惜峠の小屋から登山道入口まで20分でした。
カタクリだけを楽しみたい場合は、犀鶴林道で駐車場まで自動車で行って、月惜峠の小屋までを往復するのが一番良いかもしれません。
散策路と犀鶴林道の合流地から月惜峠の小屋までの間に簡易トイレと水飲み場があるということでしたが、水飲み場らしいところはありましたが簡易トイレは見落としました。
ついでなので、スカイ獅子吼をあちこち周って撮影してきました。天気が良いときのスカイ獅子吼は最高です。ゴンドラ料金1000円払う価値は十分ありました。
この時期、獅子吼高原ではトキワイカリソウも多く咲いているそうですがゴンドラを使うと見れないそうです。

2013年5月2日

今日は自動車で犀鶴林道を通って獅子吼高原のカタクリを見に行ってきました。
犀鶴林道開通記念碑がある駐車場までの林道は、個人的には怖かったです。平日なので、ほとんど対向車に合わなかったのですが、対向車に合ったらパニックになりそうなポイントが何箇所かありました。犀鶴林道には以前全区間通ったことがあるのですが、その時も怖い思いをしたことを思い出しました。
平日ということと午前中は小雨が降ったり止んだりだったこともあって犀鶴林道開通記念碑がある駐車場には貸切バス一台しか停まっていなかったです。鶴来の水道施設から15分かかりました。
4月29日には、犀鶴林道開通記念碑がある駐車場までが通行可能でしたが、今日はもう少し上の、犀鶴林道と散策路の合流地点まで通行可能になっていました。
最初に、4月29日に白いカタクリが咲いていた場所に行ってみました。今日は気温も低く、小雨模様だったので開いているカタクリは少なかったです。やっぱりカタクリを見に行くのは晴天の日に限ります。つくづく28日はキャンセルして良かったです。
犀鶴林道から水飲み場(水は流れていませんでした)を超え、しばらくした所に枯れた白いカタクリを1つ見つけました。白いカタクリが咲いていた場所がどの辺であるか確認するのが1つの目的だったので、見つかって良かったです。簡易トイレの場所と、水飲み場の場所も確認してきました。
白いカタクリの咲いていた場所から犀鶴林道開通記念碑がある駐車場まで戻ったら、貸切バスはもう無くて自分の自動車だけでした。多分獅子吼の散策していたのは自分だけだったのだと思います。奥獅子吼への登山道に入っていくとすぐにカタクリの花がいっぱいありました。ただ、ここでもカタクリのほとんどが閉じていました。そのまま奥に進んでいったのですが、咲く前の小さなカタクリばかりでした。今日は元気な花が犀鶴林道開通記念碑がある駐車場近辺に多かったので、ゴールデンウイークには犀鶴林道開通記念碑から奥獅子吼方向が見頃を迎えるのではないかと思います。
ちなみにカタクリの花は3日くらいで枯れてしまうということです。
奥獅子吼への登山道に樹木公園への分岐点があったのですが、急坂注意と掲示されていました。戻ってもつまらないし、この場所から犀鶴林道は地図上では近距離なので行ってみる事にしました。
急坂注意と書いてあるだけあって相当な悪路でした。地面が濡れていたこともあって、あちこちで滑って、あわや転倒しそうになりました。この道は通らないほうが良いです。石川県自然解説員研究会の人達が、この道を通らないで、犀鶴林道を降りていったのも頷けます。
登山靴やズボンや手が泥々になりながらもなんとか犀鶴林道に出ることができました。
下り道は、特に不安無く気軽に運転できました。どうも林道の上りの運転は苦手みたいです。

獅子吼高原のカタクリロードを見に行くには、ゴールデンウイーク前半にゴンドラを利用して行くことをお奨めします。

今日はPENTAX K-01とシグマ 50mm F2.8 EX DG MACROの組み合わせのデジカメとRICOH CX2を持っていきましたが、PENTAX K-01とシグマ 50mm F2.8 EX DG MACROの組み合わせは良くなかったです。オートフォーカスは時間がかかるし勝手に変な場所でフォーカスを合わせるので使い物になりません。手動でフォーカスを合わせても手持ちだとブレるので綺麗な写真が撮れません。PENTAX K-01とシグマ 50mm F2.8 EX DG MACROの組み合わせでは三脚がないと野草を撮るのは無理です。

輪島の一本松公園に桜を見に行った

今日は能登で時間の余裕があったので輪島の一本松公園に桜を見に行きました。のと里山海道が無料化されたので、能登が随分身近に感じられます。ありがたい事です。
一本松公園の駐車場をネットで調べてカーナビに登録して行きました。
金沢から県道1号線を通って輪島駅前交差点を右折するとす近くに大きな駐車場があるのですが、カーナビに頼りきりすぎて、気がつかず、通り過ぎてしまいました。途中、自動車が5台程度停められる場所がありましたが、大きな駐車場があるはずだと探しながら、市立松陵中学校あたりまで行ってから、おかっしいなあって気づきました。
とりあえず、さっき見つけた5台程度の駐車場に自動車を停めました。どうも、この場所がカーナビに登録した地点だったようです。ネットの全国サイトは実際に現場を確認しないでネット上の地図だけを情報源として情報発信するので頼りになりません。
一本松公園のどこが桜の名所か判らなかったので、見物に来ていた人に聞いたら、自動車を駐車した場所のすぐ近くが桜の名所でした。結果的に花見に最適な場所に駐車したようです。

輪島の一本松公園の桜

その場所は通路の両側に桜が植えられてトンネルのようになっていました。

輪島の一本松公園の桜

確かに綺麗なのですが規模がかなり小さくて狭いです。桜の名所が、こんなにこじんまりしているはずが無いと思い、近くにいた見学者の人に一本松公園の桜が美しい場所はここだけですかと聞くと、他には坂道の道路沿いも綺麗だということでした。坂道の道路沿いは、今来たばっかりだったので・・・・・・
せっかく着たのだからと、いろいろ散策してみました。坂の麓に東屋があってその近辺もそれなりに綺麗でした。

輪島の一本松公園の桜

公園内に池があってそれなりに絵になっていました。

輪島の一本松公園の桜

坂の麓に行って、大きな駐車場を見つけました。「健康ふれあい広場駐車場」24時間営業で1回500円。但しはじめの2時間は無料ということでした。2時間だと花見には十分な時間です。近くの超大盛りのエトランゼで食事するのにも使えそうです。

一本松公園には地図で見ると大きそうな公園でしたが、実際にはこじんまりした公園で、980本の桜があるというのは信じがたいです。他の市から見に行くほどの魅力は感じませんでした。

輪島の一本松公園の場所はこちら  石川県輪島市河井町14

2012年 京都紅葉旅行に行ってきました

2011年12月22日
来年の京都紅葉旅行はゲストハウスに泊まって神戸ルミナリエとセットで見に行こうと思います。神戸ルミナリエと紅葉が見れる土日というと12月1日と2日になります。
京都と三宮を周るには阪急阪神1dayパス1200円がお得で便利です。
その他に周る候補は金戎光明寺,毘沙門堂(地下鉄東西線山科もしくは京阪山科駅下車から徒歩20分),光明院(JR奈良線か京阪本線東福寺駅から徒歩10分 もしくは京阪本線鳥羽街道駅から徒歩5分),泉涌寺(JR奈良線か京阪本線東福寺駅から徒歩15分  京都市営バス泉涌寺道バス停徒歩5分),実相院(9:00から17:00地下鉄烏丸線「国際会館前駅」~24系統「岩倉実相院行」の京都バス約10分,1時間に2本か4本の便あり  京阪出町柳下駅京都バス21系統,23系統で岩倉実相院行き終点1時間に2本の便あり 四条河原町東北側ナムコタワー前 朝7:50から京都バス21系統、23系統 岩倉実相院行き終点で所要時間45分),仁和寺,等持院,嵐山の厭離庵(500円),祇王寺などです。

阪急鉄道を使うには四条河原町が便利なのでカオサン京都ゲストハウスが便利そうです。チェックインが15:00 – 21:00というのとレンタサイクルが無いのが難点かな? 1泊2000円の相部屋(10ベット)から1泊3200円の個室まであります。
チェックインを済ませてから神戸ルミナリエに行くことになりそうです。荷物は当日の朝8時から預かってくれるそうです。
初日は嵐山の厭離庵(500円),宝筐院(400円撮影目的での入寺禁止、紅葉の時期早い)、祇王寺(300円紅葉の時期遅い)、鹿王院(300円)に行って、四条河原町の宿にチェックインしてから神戸ルミナリエというのが良さそうです。
神戸ルミナリエは土曜日は17:00から22:00までのようです。

翌日、朝に岩倉実相院に行くとしたら帰りは国際会館前駅までバスに行き地下鉄で京都市街地に行くとすると京阪三条駅近くの「レンタサイクル 永原屋」が便利そうです。
仁和寺,龍安寺、等持院、妙覚寺、宝鏡寺、下鴨神社、金戎光明寺をレンタサイクルで周る。
MKツアーバス京都金沢は金沢発6:40京都八条口11:00 京都駅18:50発金沢駅23:10着です。往復4000円。

2012年10月13日
去年は予約が遅れて、あたふたしたので今年は早めに予約することにしました。
今回はMKバスを利用するのですが、もう予約が始まっていました。さっそく予約しました。
金沢駅6:40京都駅11:00  帰りは翌日の京都駅18:00金沢駅22:20  往復4000円。
宿泊は予定していた宿が満室だったので、他の宿を探しました。四条河原町近くでベットがカプセル式のゲストハウス(去年の秋にオープン)を見つけて予約しました。 朝食付一泊2480円です。お風呂が無くてシャワーだけですが近くに銭湯があるので問題ないです。
宿泊料込でもJRの深夜高速バス往復と同じような料金です。
今回はレンタサイクルを利用するので、京都駅や四条河原町、観光地で購入できないお土産を購入しようと思っています。

初日は京都市街地と神戸ルミナリエを見学。
金沢駅6:40京都駅11:00
京都駅から地下鉄で三条京阪
三条京阪駅近くの「レンタサイクル永原屋」1000円
レンタサイクル永原屋から400m 京華堂利保でしぐれ傘を購入
京華堂利保から2km 京都くりやで栗納豆金の実を購入
京都くりやから2km 茶洛でわらび餅(11:00より)を購入
茶洛から600m ヤマト堀川中立売センター(日曜休)から発送
ヤマトから1km 宝鏡寺
宝鏡寺から500m 妙覚寺
妙覚寺から3.5km 等持院
等持院から500m 龍安寺
龍安寺から1km 仁和寺仁和寺から9km レンタサイクル

仁和寺(御殿500円),龍安寺(500円)、等持院(500円)、妙覚寺(500円)、宝鏡寺(600円)

宿チェックイン
河原町から阪急線で三宮(1時間10分)600円
神戸ルミナリエ(17:00から22:00)
三宮から阪急線で河原町(1時間10分) 銭湯 宿泊

2日目
四条河原町東北側ナムコタワー前 朝7:50から京都バス21系統、23系統 岩倉実相院行き終点(45分)340円
岩倉実相院500円
国際会館前駅までバス(170円)で行き地下鉄(280円)で二条
二条からJR山陰本線で嵯峨嵐山
嵯峨嵐山駅から鹿王院(500m 300円)、鹿王院から宝筐院(1.2km 400円撮影目的での入寺禁止、紅葉の時期早い)、宝筐院から厭離庵(500m 500円),厭離庵から祇王寺(500m 300円紅葉の時期遅い)
嵯峨嵐山駅からJR山陰本線で京都駅

京都駅18:00金沢駅22:20

京都観光一日乗車券1200円
阪急阪神1dayパス1200円

持ち物
傘、デジカメ3種、ミニ3脚、お風呂用意、歯ブラシ、髭剃り、本、ヒートテックタイツ、ヒートテックシャツ、速乾性下着,フリース,ゴアテックス雨具、携帯電話、ウォークマン、トイレの紙、小さいポーチ、マスク、耳栓、睡眠薬、ハンカチ,下着替え、カーナビ

お土産候補
松楽(松尾神社前)の「よもぎ餅奥嵯峨」、京華堂利保(日曜日定休)の「しぐれ傘」,茶洛の「わらび餅(11:00より)」、京都くりやの「栗納豆金の実」

2012年11月22日
京都紅葉の予定も決まってあとは天気が良いことを祈るだけと思っていたのですが、念のため神戸ルミナリエの日程を確認したら2012年は12月6日から12月17日という事でした。
予定を根本的に変更しないといけなくいなりました。
1日目に妙心寺退蔵院(500円 17:00まで)と神泉苑(無料)を追加することにしました。
宿泊予定のゲストハウスに荷物をお昼から預かってもらうことは可能かと問い合わせしたら可能だということだったので気分が楽になりました。

初日の予定
金沢駅6:40京都駅11:00  MKツアーランド
京都駅から地下鉄で三条京阪
三条京阪駅近くレンタサイクル永原屋(1000円)
レンタサイクル永原屋から400m 京華堂利保でしぐれ傘を購入
京華堂利保から2km 京都くりやで栗納豆金の実を購入
京都くりやから2km 茶洛でわらび餅(11:00より)を購入
茶洛から600m ヤマト堀川中立売センター (日曜休)から発送
ヤマトから1km 宝鏡寺(600円)
宝鏡寺から500m 妙覚寺(500円)
妙覚寺から3.5km 等持院(500円)
等持院から500m 龍安寺(500円)
龍安寺から1km 仁和寺(御殿500円)
仁和寺から1km 妙心寺退蔵院(500円 17:00まで)
妙心寺退蔵院から3km 神泉苑(無料)
神泉苑から2km レンタサイクル永原
宿チェックイン (ゲストハウス 朝食付一泊2480円)
銭湯 錦湯(四条河原町近辺で土曜日にやっている唯一の銭湯)
夕食候補 インド料理アジャンタ 京都  らーめん千の風  万豚記 京都 錦小路店

持ち物
デジカメ2種(PENTAX K-01、Pentax Optio E30)、デジカメ用予備電池、お風呂用意、歯ブラシ、髭剃り、本、ヒートテックタイツ、ヒートテックシャツ、フリース,携帯電話、ウォークマン、トイレの紙、カメラ用ポーチ、ミニショルダーバック、マスク、耳栓、睡眠薬、ハンカチ,下着替え、カーナビ、リュックサック、雨具、メール用USBメモリ

2012年11月29日
京都の紅葉見頃情報を調べたら岩倉実相院、宝筐院は落葉近しになっていました。予定を変更しないといけないです。
岩倉実相院、宝筐院を中止して、東寺(京都駅徒歩15分 境内拝観無料、伽藍500円)、法金剛院(JR山陰本線「花園駅」徒歩約2分 500円)に行こうと思います。
レンタサイクル永原屋が掲示板で22日に予約の申し込みをしたのですが何の返事も無くFAXも繋がらないので申し込みを取り消しました。
京都にはミナポートという自動貸出返却が出来るシステムがあるので、そちらで借りることにしました。24時間まで1000円で24時間いつもで返却(京都駅近くのステーションは8:00から23:30まで)できるのが便利です。

2012年11月30日
仁和寺は落葉になっているようなので予定から外しました。
1日目に時間の余裕が無かった場合には妙心寺退蔵院も2日目に周ることにしようと思います。
JR山陰本線「花園駅」下車の法金剛院と妙心寺退蔵院は意外に近い事に気づいたのです。

2012年12月2日
京都の紅葉旅行に行って来ました。朝の金沢はあいにくの雨模様で傘をさして出かけることになりました。京都の天気予報は良かったので心配はしていなかったのですけど。金沢駅には出発の15分前に着きました。MKツアーズのバスはもう到着していてさっそく乗り込みました。座席は一番前の左の窓側の席でした。事故があったら真っ先に死んでしまう席です出発の。10分前には金沢駅で乗車する客は全員揃っていたのですが時間前に出発していけない規則になっているそうで予定通りの時間に出発しました。金沢駅で乗車した客は意外に少なく、尼御膳で乗車する客が多かったです。
途中、2度15分ずつ休憩をとって京都駅には15分前の10:45に着きました。途中ずっと小雨だったので不安でしたが京都では晴れ間も見えました。降車場の前にあった吉野家で昼食をとって、京都駅の観光センターに寄りました。京都駅の観光センターは相談カウンターがいくつもあって、どこにも行列がある状態でした。さすがに京都は凄いです。それほど待つことなく順番になったので午後の天気予報を聞きました。そしたら曇りのち雨ということでした。天気がこれ以上悪くなるということなのでレンタサイクルを利用することを諦め予定を根本から変えて1日目は嵐山に行くことにしました。
京都駅から嵐山に行くのはJRが便利です。
最初に厭離庵(えんりあん)に行きました。厭離庵の紅葉は今が見頃って感じで真っ赤なモミジがとても美しかったです。厭離庵は狭いお寺なので、それほど時間がかかりませんでした。

次の目的地である祇王寺は以前に行ったことがあるのですが、付近のお寺の紅葉は見頃だったのに祇王寺だけはまだ緑っぽい感じだったので、紅葉の見頃後期に再訪したのです。今回は落葉がたくさんあったのにモミジは黄色く赤いモミジはほどんどありませんでした。祇王寺の紅葉は赤くはならないようです。祇王寺も狭くそれほど時間がかからなかったです。

想定以上に周るペースが早くて、これでは時間をもてあましてしまうということで、京都新聞の紅葉情報には4日前から落葉近しになっていたので行く予定から外していた宝筐院(ほうきょういん)に寄ってみました。宝筐院の門のところに三脚・一脚お持ちの方、撮影目的の人は拝観お断りと掲示されていました。また大型・中型カメラ(6×6)カメラは使用禁止とも掲示されていました。でも下の方に小さく、迷惑行為や庭荒し等がなければ小型カメラ(35mm一眼レフ相当迄)と書かれていたので拝観することにしました。拝観料400円を支払って入場しました。入った途端、見事な紅葉にため息がでました。4日前から落葉近しなんてことは全く無く、見頃そのものでした。京都新聞は信用できません。宝筐院の庭園は外から見た感じよりも広くて見応えのあるものでした。今回の紅葉旅行の中でもトップクラスの紅葉でした。本当に拝観して良かったです。

ずっと小雨気味で一時期晴れ間の見えるときもあったのですが、とても自転車で周れる感じではなかったです。予定を変更して良かったです。

嵯峨嵐山方面のもう一箇所の目的地の鹿王院は、かなり離れています。途中嵐山商店街を通ったら肉屋さんで揚げたてのコロッケが売られていて行列ができていたので食べてみることにしました。70円と手頃な値段で熱々で美味しかったです。
鹿王院は空いていて、数組の拝観者がいるだけでした。ゆっくりと落ち着いて拝観する事ができました。仏堂の館内も撮影が可能でした。鹿王院は参道にモミジがたくさんありましたが庭園はそれほど多くのモミジは無かったです。

午後から半日だけだったので、それほど周る事ができないと思っていたのですが、想定外にスムーズに周れて、嵯峨嵐山の予定が終わっても時間の余裕がありました。それでJRに乗って花園に向いました。花園の駅からすぐ近くに法金剛院(ほうこんごういん)がありました。法金剛院は、たまたま団体さんが入っていましたが訪れる人は少なめでした。見る場所は少なかったのですが池のある庭園は美しかったです。

まだ時間があったので妙心寺退蔵院に行くことにしました。妙心寺は巨大な敷地の寺院で無料で境内に入る事ができます。その内の有料で拝観できる施設の1つが退蔵院です。妙心寺退蔵院は決して広くは無いですが、石庭あり、池もあり、水琴窟ありとバラエティにとんで楽しめる施設でした。

さすがに薄暗くなって、1日目の紅葉観光は終わりです。花園から宿のある四条河原町方面へは鉄道では乗り換えが必要です。近くにあったバス停を見ると四条河原町を通る便もあったのでバスで行く事にしました。バスは紅葉の時期には渋滞しているので利用するのは避けているのですが、今回は宿に帰るだけなので遅くなっても大丈夫です。幸い紅葉時期の臨時便がもうすぐ来る時間でした。2分ほど遅れてバスが来ました。途中の道でも特に渋滞しなくすいすい通れました。三条河原町で下車して宿泊予定のゲストハウスJalan-doへ向いました。夕方に天気が良ければ、先にミナポートで自転車を借りて翌日に返却しようと思っていたのですが相変わらずの小雨だったので諦めました。
地図をプリントしてあったので迷うことなくたどり着く事ができました。最初に宿泊費を支払って簡単な説明を受けて鍵を受け取りました。鍵は貴重品などのロッカーの鍵です。
荷物を整理して、地下にあるロビーに行ってインターネットを利用して翌日の計画を立てることにしました。一番遠い龍安寺が一番早く早朝8:30からの拝観受付なので最初に龍安寺に行って、途中茶洛に11:00に着くようにして、京都駅近辺に向って施設を周るような計画を立てました。1日目に妙心寺退蔵院と法金剛院を周れたので時間的には余裕があります。
メールチェック用のUSBメモリを持っていったのですが、Windows7では使用できませんでした。
お土産購入予定のお店の1軒「京華堂利保」が日曜日定休だったので、徒歩で購入しに行く事にしました。自転車だとすぐなのですが、2km近くあるので徒歩だとかなりかかります。苦労してやっと着いたのですが、目当ての「しぐれ傘」は売り切れになっていました。どっと疲れました。仕方が無いので、とぼとぼと宿に戻りました。ついでにレンタサイクルのミナポート京阪三条の場所を確認してきました。
ゲストハウスJalan-doに戻って、食事と銭湯に行く準備をしました。市場のある錦小路を通って坦々麺で人気の「万豚記 京都錦小路店」で食事をしました。
食事が終わって、そのまま銭湯「錦湯」に行きました。410円を支払って入浴しました。京都でも銭湯がだんだん少なくなっています。「錦湯」はいつまでも営業し続けて欲しいものです。
宿に戻って、最終的な計画を練って早めに寝ることにしました。

8:00から9:00まで朝食として無料でコーヒーとパンが出るということだったので、ロビーのパソコンで当日の天気予報を調べたりしながら朝食の準備ができるまで待ちました。当日の天気は曇りのち雨で夕方から天気が崩れるということようです。7:40にパンとコーヒーの準備ができたので急いで食事を済ませました。レンタサイクルのミナポートは8:00から利用できるので早めに食事を済ませる事が出来るたのは助かりました。食事を終えてすぐにチェックアウトをしてミナポート京阪三条に向いました。
クレジットカードを利用して8:00に自転車を借りて龍安寺に向いました。地図では10km程度の距離だったので30分程度で着くと思っていたのですが実際には50分かかりました。龍安寺近辺は、登り坂道だったので、ちょっときつかったです。自転車は3段変速でしたが登り坂道がきついのは変わりません。

龍安寺は石庭があるだけのこじんまりしたお寺だと思っていたのですが、かなり広い境内で池もあるりっぱなお寺でした。紅葉の見所もあちこちにあり、とても楽しめました。龍安寺には1時間滞在しました。

次は等持院に行きました。龍安寺からは地図で見ると近いのですが道が入り組んでいた事もあって10分程度かかりました。
等持院は、それほど敷地は広くありませんが池のある庭園があり美しかったです。等持院の紅葉は見頃のピークは過ぎていました。等持院は20分間滞在しました。

等持院を出ると10:30だったので11:00開店の茶洛を目指しました。3km程度の距離ですが自転車で25分程度かかりました。茶洛には開店5分前だというのに20人ほど列が出来ていました。茶洛のわらび餅には抹茶とニッキの組み合わせと抹茶と生姜の組み合わせの2種類ありました。抹茶とニッキの1200円のわらび餅と抹茶と生姜の800円のわらび餅を購入しました。
これで時間に追われる用事が済んで気楽に周れます。

次に茶洛から近くにある宝鏡寺に向いました。なんと宝鏡寺は拝観謝絶になっていました。宝鏡寺の拝観は11月1日から11月30日なのでした。しかも25年秋からは無期限非公開になるとのことでした。完全な調査不足でした。自転車で良かったです。
気を取り直して近くにある妙覚寺に行く事にしました。こちらのほうも拝観できそうな感じではなかったです。なんか来たような気がするなと思って、帰宅して調べたのですが、2009年の京都紅葉旅行で妙覚寺に寄ったのですが写真撮影だけが目的の人の拝観は禁止との掲示があって断念したのでした。前回は掲示があったのですが今回は掲示すらなくて全く拝観できるような雰囲気は無かったです。ちなみに妙覚寺は基本的には予約制ということのようです。
2箇所連続で空振りして、がっかりしました。

次の目的地の「京都くりや」へ行って栗納豆金の実を購入しました。10個入り2583円なのでかなりの高級品です。
もういい時間になったので食事をすることにしました。途中でそれなりにお客が入っているラーメン屋さん「七福神」に入りました。
帰りのバスの時間まで、かなり余裕があったのでまだまだ周れます。

とりあえず二条城前にある神泉苑庭園に行きました。神泉苑庭園は料理屋さんの庭園で無料で見学できます。大きな池があり龍の形をした舟の中でも食事できるようになっているようです。神泉苑庭園はモミジの数は少ないのですが、美しいです。神泉苑庭園には10分程度滞在しました。

残りは京都駅近辺だけなので、安心です。先に購入したお土産を京都駅のコインロッカーに預けようかとも思ったのですが、自転車を置いておくのにも苦労しそうなので、持ち歩くことにしました。
神泉苑庭園から東寺まで5kmで30分程度かかりました。知らないところを自転車で走る場合は時速10km程度のようです。

東寺は境内は無料で拝観でき、境内だけでもそれなりに楽しめますが、金堂・講堂・五重塔がある庭園に入るには拝観料500円が必要です。庭園では、池の周りの紅葉は見頃で美しかったです。五重塔の内部はこの時期には拝観できませんでしたが、金堂ではりっぱな仏像を見る事ができました。東寺では古物の市も開かれていてにぎわっていました。東寺では50分ほど滞在しました。

バスの出発時間まで4時間近くあったので、東本願寺に行く事にしました。東本願寺は自分の家の宗派の本山なのですが行った事が無かったのです。東寺から東本願寺に行くにはJRの線路を越えていかなければいけないのですが、JRの線路を越えたはずが東寺の方向ばかりを探していて、なかなか見つからず、街を歩いている地元の人に聞いて、やっと自分が見当違いの場所を探していた事に気づきました。
改めて東本願寺を目指して東本願寺の建物を見つけました。でも入口が判らず結局、東本願寺を1周して入口を見つけました。結局1時間近くあちこち探していたことになります。
東本願寺は境内も本堂も拝観自由になっていました。本堂にはりっぱな仏像が安置されていました。東本願寺の境内にはイチョウを中心に黄色いモミジしかありませんでした。東本願寺には20分程度滞在しました。

その後、東本願寺の庭園(渉成園)に行きました。渉成園に着いたのは15:30ですが拝観は16:00までです。入園時に浄土真宗大谷派かどうか聞かれました。そうだと言うと、どこのお寺の檀家か聞かれました。とっさに思い出せなくて、申告できませんでした。お寺がわかると、そのお寺に檀家の人が訪れたと連絡が行くそうです。檀家ということなのか、とてもりっぱな渉成園のパンフレットを渡されました。
渉成園は池のあるりっぱな庭園で紅葉も美しかったです。渉成園には20分ほど滞在しました。途中で檀家のお寺の名前を思い出したので、受付で申告しました。

もう16:00近かったので京都紅葉旅行もおしまいです。
自転車をミナポートのヨドバシカメラステーションに返却しに行きました。それとほとんど同時に小雨が降り出しました。天気がもって良かったです。
京都を出発する時間まで2時間近くあるので時間の過ごし方を考えないといけません。そのあたりは全く考えていなかったことに初めて気づきました。とりあえず京都駅でおたべを購入しました。お土産をすべて購入したので、残りは食事だけです。京都駅ビルの飲食店のパネルを見ても行きたいと思うお店が無かったので、結局「なか卯」で食事を済ませました。「なか卯」では時間をかけて食事をできるはずもなく1時間以上時間をつぶさないといけません。MKバスの集合場所がある八条口の新都ホテル前に場所を確認に行くとイオンモールKYOTOが目についたので、そちらで時間をつぶすことにしました。イオンモールKYOTOにはインド料理などのレストランも多く、こちらで食事すれば良かったと思いました。結局音楽を聴きながら30分ほどイオンモールKYOTOのベンチで時間をつぶしてMKバスの集合場所に行きました。MKバスはもう待機していて無事乗り込む事ができました。
金沢に予定の20分前に到着しました。行きと帰りで1冊づつ文庫本を読みました。

今回で京都の紅葉名所のほとんどを見て周ったので来年はどうしようかなあ。