家族の引越しの手伝いをする機会があるので、いろいろ準備しています。
プチプチや段ボールや養生テープは、家にあったので、それを使います。
台車も各種持っているので利用できます。
以前購入した家具スベールも利用できそうです。

ネットで調べると、その他に便利なグッズがいろいろあるみたいなので、入手しました。
楽ちんパワフルキャリー
重い物を、梃子の原理で簡単に持ち上げて、下に10*7*2.5㎝ の下台(キャスターが12個付いている)を4個入れて移動するグッズです。
上部の丸い部分が回転するので、方向を変えるのも自由自在です。
梃子の棒の耐荷重は150kg、下台の耐荷重は4個で300kgという事です。
メルカリで1200円で購入しました。
実際に試してみましたが、思ったほどスムーズに動かないし、運ぶものが完全に平らで無いと脱輪しやすいです。
全く役絶たないとまでは言えないけど、期待外れでした。

引越キャリーベルト 楽々運べる運搬ベルト
運搬物の下にベルトを通して、ベルトを肩にかけて、楽な姿勢で重い物を運ぶグッズです。
耐荷重300kgだそうです。
金具は、かなりしっかりしてるし、ベルトも丈夫そうで、不安を感じさせません。
メルカリで1400円で購入しました。
洗濯機で実際に使おうとしましたが、ベルトの設置が面倒でした。普通に2人で持ったほうがはかどります。
もっと重いものだと便利かもしれません。

その他に運搬のため、毛布、ブルーシート、ゴミ袋、ガムテープ、紐、ロープ、カッター、セロテープ、メージャー、内履き、ベットのマットの袋を用意しました。
家具の分解のために六角レンチとドライバーが役に立ちました。
冷蔵庫は倒して移動できないので、業者に頼んだようです。1万円以上したそうです。でも荷台の高さがあるトラックを借りて、窓から出すリスクを考えると、業者に頼んだ方が安心です。
洗濯機も倒して移動できないけど、Hondaベゼルにぎりぎり立てたまま乗せることができました。
ベットも長いので心配でしたがHondaオデッセイにぎりぎり乗せることができました。
引き渡しの日には不動産屋の下請けの業者がチェックがあるという事なので、汚れや傷は可能な限り修復する事にしました。
清掃や補修のために、接着剤、シールはがしスプレー、細かい目の紙やすり、紙やすりを均一に当てるための平らな面の木(8cm×4cm×1.5cm)、ペンキと筆、ワックス、メラミンスポンジ、金たわしソープパッド、研磨たわし、ステンレス研磨剤、雑巾、タオルなどが役に立ちました。
壁紙の薄い汚れは、メラミンスポンジで軽くこすると、綺麗にできました。メラミンスポンジできつくこすると壁紙が破損するので、あくまでも軽くこする程度でやめましょう。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
壁紙に、子供がつけたクレヨンの痕(細くてせいぜい2cm程度の汚れが複数個所)は100円ショップで購入した白の塗料とクリーム色の塗料を、筆で少しずつ食品トレーに取り出して混合する事で壁紙と似た色を調合し、筆で塗りました。
塗料の調合は、一度に合わせる必要は無いです。
塗った時と乾いた時で色が変わるのし、乾いた後に、クレヨンの痕が浮き出てしまう場合もあるので、何度も重ね塗りをして少しづつ、色を近づけていけばよろしいです。
ほぼ、跡形もなく補修できました。
その他の小さい汚れも、同様に補修できました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
冷蔵庫の裏は、剥がれる壁紙シートを貼ってあったので、それほど壁紙の汚れが残らずに済みました。
メラミンスポンジで綺麗にできました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
台所のごみ箱の裏側が、広範囲に汚れが残っていました。
これも、メラミンスポンジで拭いた後、塗料を筆で塗って、かなり目立たなくなりました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されクロス張替え料を請求されたようですが、通常使用による汚れだと主張すると請求を取り下げたようです。
テーブルに当たって傷ついた箇所については、広範囲でへこみや傷が残っていたのですが、塗料で何度も塗っても違和感が残りました。
ジョイントコークでへこみを埋めることも考えたのですが、壁紙に凹凸の模様があったので断念しました。
この部分はクロス張替え料を請求されたようです。さすがに、言い訳が出来ませんでした。
ただ、壁紙は経年劣化による残存価値は6年で1円になるという決まりがあるので、壁紙は入居期間の長さによって料金が違います。
家具を移動した時についたと思われる壁紙の角側の小さな傷が複数個所ありました。
接着剤で、壁紙の浮いた箇所を接着し、紙やすりを均一に当てるための平らな面の木(8cm×4cm×1.5cm)を押し付けたり、紙やすりで浮いた箇所を削ったりして平面にしたうえで、塗料を筆で塗って補修しました。
余程注意しないと気付かないくらいに綺麗になりました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
柱も、壁紙を貼ってあるような素材だったのですが、今回の引っ越しで家具を移動した時に傷をつけたようです。壁紙の小さい傷と同様に、接着剤で壁紙を接着し、紙やすりを均一に当てるための平らな面の木(8cm×4cm×1.5cm)を押し付けたり、紙やすりで浮いた箇所を削ったりして平面にしたうえで、塗料(100円ショップで購入したモカ茶と黒の塗料)を筆で塗って補修しました。
余程注意しないと気付かないくらいに綺麗になりました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
床の傷も複数個所にありました。
100円ショップで購入した塗料で厚めに塗って、浮いている部分を、平らな面の木(8cm×4cm×1.5cm)に紙やすりを巻いて、凹凸を完全に無くしました。違和感を無くするために、塗った箇所にワックスをかけときました。
余程、注意深く見ないと気がつかないようになりました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
台所周りは、清掃のために、メラミンスポンジ、金たわしソープパッド、研磨たわし、ステンレス研磨剤、雑巾などが役に立ちました。
レンジの裏は、ガスコンロの隙間カバーをつけてあったので、それほど汚れがこびりついていなかったです。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
エアコンはフィルターとか掃除しておいたそうですが、クリーニング代を請求されたそうです。
最初はオートクリーン機能付きだからという事で25000円請求されたそうですが、そんな話は聞いていないと主張したら、通常のエアコンクリーニングの料金12000円の請求になったそうです。本来は、通常使用していたのだから支払う必要は無いと思うけど・・・・
ネットで調べると、賃貸時の契約書にエアコンのクリーニング代について明記されていない場合は、大家が負担するのが一般的なようです。
今回の場合は、入居時の契約書にエアコンのクリーニング代が必要と明記されていたようです。
エアコンは清掃するだけ無駄だったようです。
不動産屋って、油断していたら、支払わなくても良いお金をどんどん請求してくるので注意が必要です。
結果的に、最初は75000円を請求されていましたが4万円台の請求になったそうです。
基本クリーニング料30000円とエアコンクリーニング料12000円と壁紙1枚分とのことです。
随分、節約できたと思います。
敷金は無かったので、請求された金額を全額支払わなければいけないです。
引き渡しの日の不動産屋の下請けの業者のチェックから1か月して正式な請求書が届きましたが、特に増額は無く安心しました。
2021年4月13日
知人の母親が亡くなって、実家の相続をして処分するにあたって相談を受けました。
富樫小学校の近くで、平地で5mの道路に面しています。
100㎡の敷地で駐車場が無く、木造2階建ての古屋があります。
建物自体も60年以上たっていて、母親が施設に入ってから15年もたっているので、かなり傷んでいるそうです。
相続した不動産を売る場合の税金について「相続時の空き家3000万円特別控除」というのがあります。
通常、長期(5年超の所有)の場合は、譲渡益の20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)の譲渡所得税がかかります。
60年前に購入した物件だと、いくらで購入したかの記録が残っていない場合が多いので、その場合は譲渡価格の5%が購入価格として計算されます。
「相続時の空き家3000万円特別控除」令和5年12月31日までの間の特例で、平成31年4月より老人ホームに入居していた場合でも適用になっています。
相続によって取得した空き家を一人暮らしだった被相続人が死亡した日以後3年を経過した日の属する年の12月31日までに譲渡した場合で、
建物が残っている場合は、耐震基準を満たしていないと適用にはなりません。耐震リフォームをしてから譲渡するか、その家や家を取り壊して譲渡しないといけません。
被相続人が最後に住んでいてから、貸付けの用又は居住の用に使用した場合は適用外です。
昭和56年5月31日以前に建築された家屋である事も条件になっています。
今回の場合は、耐震リフォームをしてから譲渡するか、その家や家を取り壊して譲渡すると「相続時の空き家3000万円特別控除」の対象になります。
路線価は53Eなので、100(㎡)×53000×1.25 660万円 の土地です。
建物を壊さないで、そのままの価格660万円で売れるとすると、
不動産屋の売買手数料 税込283800円
印紙代5000円
税金が1273750円
かかります。500万円程度残ります。
建物を壊して、660万円で売れるとすると
不動産屋の売買手数料 税込283800円
印紙代5000円
取り壊し代 120万円程度?
税金 0円
かかります。510万円程度残ります。
どちらにせよ、手元に残るお金は似たような感じです。
ちなみに司法書士の費用は買主が負担が一般的なようです。
どちらかというと、建物を壊したほうが売れやすいようです。
建物の中のものは、可能な限り自分で処分した方が、取り壊し代が安くすむと伝えときました。
「相続時の空き家3000万円特別控除」を利用すると確定申告の時に手続きが必要になります。
2021年6月1日
最終的に、建物を壊したうえで、土地を売却する方向で話を進めることになりました。
建物の中の物は、障子や襖や家具も含めてすべて処分したそうです。
基本的には自分で処分して、処分場への輸送だけ知り合いにトラックを手配して手伝ってもらったそうです。
5万円程度でできたそうです。業者に全部頼むと50万円以上かかったと思います。
解体の見積をとったら140万円程度かかると言われたそうです。
トラックを提供できる知り合いがいること自体が普通じゃないので誰もができる訳ではないのですけどね。
2021年6月3日
不動産を処分するには、母親の名義の不動産を、知人の名義に書き換えるところから始めないといけません。
母親が亡くなって被相続人になります。知人と知人の弟が相続人です。
不動産は知人が相続します。
相続についての不動産の所有権移転登記は通常の所有権移転登記とは違い、少し簡略化されています。
作製が必要な書類は
・遺産分割協議書
・相続登記申請書
・相続関係説明図
・委任状
です。
ネットに見本があるので参考にすれば問題なく作成できると思います。
添付が必要な書類は
・固定資産価値通知書。無い場合は固定資産税課税明細書(金沢市税務課)
・登記事項証明書又は登記事項要約書(法務局)
・知人と知人の弟の印鑑証明書
・知人と知人の弟の住民票(マイナンバーの無いもの)
・知人と知人の弟の戸籍謄本
・母親の住民票、母親の原戸籍謄本(生まれてから結婚、こどもなど全部掲載されているもの)
・土地建物の所有権移転の登録免許税額相当のお金 固定資産価値通知書の価格の0.4%
過去に3件、遺産がらみで書類を作成したことがあり慣れているので、書類を作成してあげる事にしました。無償なら法律的にも問題はありません。
あなたの持ち家が危ない 山下隆盛著 を読みました。
リフォーム関連の業者の本なので、家を手入れすれば長持ちしますという内容です。
基本は外壁と屋根がポイントとういことです。
サイディングの外壁は触ってみて白い粉がつくようなら、かなりの劣化なので塗り替えが必要。
基本的には10年。窯業系サイディングは30年間塗り替え不要。
基材が水を吸ったサイディングは水分を吸ってしまうと塗り替えしてもすぐに剥がれ落ちる。
2000年以前にサイディングを使った家は「直張り工法」で施行されている場合が多いので「外壁通気構法」に張替えが適切。
屋根はsレートぶきは10~15年で塗り替え、金属板ぶき15年前後が塗り替え、粘土瓦ぶきは35年で張り替え、アスファルトシングルぶきは30年で張り替えが必要。
家の30年の主なメンテナンスプラン
5年
シロアリ対策(合成殺虫剤防蟻15~20万円 ホウ酸防蟻なら25~30万円)
10年
屋根(ストレート)表面塗装 40~50万円
畳表替え 5~6万円
外壁(モルタル)表面塗装 80~100万円
外壁(サイディング)表面塗装 80~100万円
外壁(シーリング)打ち替え 15~20万円
ベランダ防水 10~15万円
雨どい(表面塗装) 10万円~
シロアリ対策(合成殺虫剤防蟻15~20万円 ホウ酸防蟻なら不要)
15年
屋根(ストレート)表面塗装 40~50万円
お風呂交換 100~150万円
トイレ交換 15~20万円
キッチン交換 50~100万円
洗面台交換 10~20万円
給湯器交換 15万円~
ガスコンロ 10万円~
シロアリ対策(合成殺虫剤防蟻15~20万円 ホウ酸防蟻なら不要)
20年
屋根(ストレート)表面塗装 40~50万円
畳表替え 5~6万円
外壁(モルタル)表面塗装 80~100万円
外壁(サイディング)表面塗装 80~100万円
外壁(シーリング)打ち替え 15~20万円
ベランダ防水 10~15万円
雨どい(表面塗装) 10万円~
シロアリ対策(合成殺虫剤防蟻15~20万円 ホウ酸防蟻なら不要)
25年
屋根のすべての素材の点検
シロアリ対策(合成殺虫剤防蟻15~20万円 ホウ酸防蟻なら不要)
30年
すべての屋根のふき替え 250万円
外壁(モルタル)表面塗装 80~100万円
外壁(サイディング)張替え 300万円
外壁(シーリング)打ち替え 15~20万円
ベランダ防水(重ね塗り) 25万円
お風呂交換 100~150万円
トイレ交換 15~20万円
キッチン交換 50~100万円
洗面台交換 10~20万円
給湯器交換 15万円~
ガスコンロ交換 10万円~
クロス全面張り替え 130万円
ドア交換 100万円
フローリング交換 320万円
畳交換 10万円
シロアリ対策(合成殺虫剤防蟻15~20万円 ホウ酸防蟻なら点検)
なんか、ため息が出ます。建物を維持するのはとてもお金がかかるということです。
おおざっぱに25年住んで、その間のフルリフォーム代が1900万円とのことです。
1か月63,333円です。
それに加えて、住宅ローンの負担が加わります。
しかも30年目に、高額な費用負担が待っています。
借りるのと、どっちが得だということになります。この本では、持ち家で、きちんとメンテナンスして住んだ方が有利だと主張しています。
一般社団法人住宅リフォーム推進協議会の「地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト」でリフォームに関する補助金を検索できる。
訪問販売の業者は避けた方が良い
見積もりに、詳細を明記しなく一式で金額を記載する業者は避けた方が良い
外壁の工事なら、シーリングの打ち直し(取り換え)も入っているのか、何回塗るのですかくらいは最低限確認の必要あり(シーリングは不可欠、外壁は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗るのが基本)
屋根については足場を組んで施工するか、えん切りは何で行うか、ふき替えの場合は防水紙の写真を撮ってくれるかの確認が必要
施工中の家を見せてもらって、ゴミが散らかっていないか、職人がきびきびと動いているか、見学するのが有効
2019年9月12日
富士通のエアコンAS-J40W-Wの室内機から水漏れがするようになりました。
富士通のエアコンは暖房能力が強力ということで選んだのですが、冷房時の室内機から水漏れというのは富士通のエアコンでは頻発するトラブルのようで、保証期間の内に、何度も修理してもらっていました。
5年保証が切れる前に、とても大きな部品を交換してもらって、それからは今までのトラブルは何だったのかと思うほど調子が良かったのですが、今年の夏の終盤に、また水漏れが始まりました。
もうそろそろ9年になろうとしていて、保証期間もとうに過ぎているので、買い替えも考えないといけないかなと思ったのですが、なんとか自分で出来ることはやってみようと調べてみました。
室内機から水漏れの原因の80%はドレーン抜きホースの詰まりということで、ドレーンホースの出口(室外)から業務用強力掃除機で吸引してみました。
心なしか水分が少なくなったし、冷房も効くようになったような気がしますが完璧ではないようです。
ネットで調べると、エアコンのドレーンホース専用の吸引ポンプというものが存在することを知って購入することにしました。
イチネンTASCO TA918SS サクションパイプクリーナー【洗面・台所・トイレ・ドレーンホースのつまり用】がamazonで2533円でした。
こちらは吸引・加圧が手動でできるので吸引だけより効果があるかもしれません。
ドレーンホースのつまり専用のものあるのですが、せっかくなら洗面・台所・トイレでも使えた方が良いですよね。
2019年9月14日
TASCO TA918SS サクションパイプクリーナーが届きました。
ドレーンホースの穴の開いているところを切断して、吸引をしてみましたが、全く抵抗がなくスカスカ状態でした。
室外のドレーンホースの出口に水受けの容器を置いてみましたが、ちゃんと水が溜まっています。
ドレーンホースの詰まりではなさそうです。
ドレーンホースの室外部がボロボロなので、ドレーンホースの室内部に穴が開いている可能性もあります。
2019年9月18日
AS-J40W-Wの室内機の分解方法はネットで調べられたのですが、爪を破損してカバーがグラグラしてもつまらないので、購入したお店に修理依頼しました。
修理見積費用が6000円ほどかかると言われました。
40型は新品を購入すると、かなり高額になるので、修理を前提に考えています。
2019年9月20日
今日、修理に来てくれました。
やっぱりと4年前と同じ部品交換でした。その部品が壊れるのでガスが漏れて、水漏れして、冷房もきかなくなるそうです。
富士通のエアコンは、どうもこの部品は長持ちしにくいようです。
修理代が3万3千円程かかるという事でした。
部品の保存期間がもうちょっとで切れるので、今後、壊れた時には修理不能になる可能性が大きと強調されました。
遠回しに買換えを勧められました。
このままにしていても暖房としては使えるのか聞くと、ガスが無いと暖房もきかないということでした。
暖房が使えないのは困るので、修理してもらいました。
自分では、とても修理できない部分なので仕方ないです。
プロが教える資産価値を上げる住まいのメンテナンス 印南和行著 を購入しました。
建設会社の現場監督と一級建築事務所、不動産投資会社を経験した筆者が、建物を長く使う上で必要なメンテナンスをテーマにした本です。
全体的に定期的なメンテナンスやインスペクション(建物アドバイザー)が大切ですよという内容で、自社の宣伝的な意味合いもある本ですが、シロアリや雨漏りについて参考になる点も多かったです。
こういう本を見て思うのですが、写真が白黒なんですよねえ。
ちょっとピンとこないところもあります、
掲載の写真のカラーをネットで見れるような配慮が欲しいところです。
2019年4月14日
浴槽のカランから水漏れがするようになって、修理する事にしました。
カランからの水漏れは、なんども修理しているので、軽い気持ちで取り掛かったのですが、苦戦しました。
ごく普通の、お湯と水と2つのハンドルがある単純なカランのはずだったのですが、30年以上たっているのでハンドルすらなかなか外れませんでした。
なんとかハンドルを外して分解していったのですが、途中で分解を断念しました。
コマの部分を取り出すために外さないといけない部分が、全く動きません。
水とお湯のカランの両方を試してみたのですが、両方とも動きません。
これ以上、無理に力を加えると破損しそうな感じだったので、途中であきらめてTOTOに電話しました。
浴槽やカランを見ても、浴槽にTOTOのマークしかなく規格がわからないので、新築時の設計図を見て浴槽の型番を調べると、KBM1616になっていました。
最初にパーツセンターに電話したら、取り換え方法などはお客様相談室に電話した方が良いということなので、お客様相談室に電話しなおしました。
でも浴槽の型番を言っても、内容が伝わらず、口で説明しても、正確な状況を説明できなく、改めて型番を調べて連絡する事にしました。ただ、お客様相談室に相談しても、お客様が自分で修理する事はお奨めできなく、業者が修理するのが基本なので、修理方法などはお伝えできないかもしれないと言われました。
仕方が無いので、カランは元に戻しました。
そしたら、水漏れが無くなりました。不思議です。
誰か修理方法を知っている人がいらっしゃれば教えてください。
TOTOのお客様相談室においてメールでも問い合わせできるので、画像を添えて問い合わせしました。

2019年4月15日
TOTOのお客様相談室より返事がありました。
画像では製品番号が分からないため、お答えできませんという事でした。
それで製品番号が記入されている場所を示すページのアドレスが記載されていました。
その場所にはTOTOのマークはついているけど製品番号は記入されていませんでした。
これ以上分かりやすいものはないような画像を送っているのに、マニュアル通りの返答でがっかりしました。
2019年4月20日
予想はしていたのですが、再び水漏れがおきています。
画像を増やして、ブログで経過を公開している旨を添えて、改めてTOTOのお客様相談室にメールで問い合わせしました。
2019年4月22日
TOTOのお客様相談室から返事がきました。
「関連部門を通じて確認させていただいております。大変申し訳ございませんが、少々お時間をいただければ幸甚でございます。」
という事でした。やっとちゃんとした返事をいただけそうです。
製品番号がついていないのは、客側の過失じゃ無いですものね。
2019年4月23日
TOTOのお客様相談室から回答がきました。
水栓金具品番は、恐らくTGB51AA型じゃないかという事です。
写真の部品は、スピンドル部というもので、外し方は、ナット部分にスパナを挟み込み左回しに回して外すという事です。
品番がわかっただけで大きな前進ですし、普通にナット部分にスパナを挟み込み左回しに回せば良いということで、安心して作業できます。
全く動こうとしないので破損するのではと思い、気合が入らなかったのですが、大きなスパナでパイプをつけて大きな力を加えようと思います。ナットをつぶしたら具合悪いので、モンキーは使わないでおこうと思います。
2019年4月24日
かなり気合を入れて回してみましたが全く動く気配はありませんでした。
2019年4月25日
ネットでTGB51AAで検索すると、カランの分解図が見つかりました。構造がわかれば、怖い事はありません。
ナットが15mm幅だったので、柄の部分をパイプに入れられる片口のスパナを探しました。15mmのスパナというのは、マイナーな規格らしく片口のスパナは存在しないようです。
工具屋を探すと、コンビネーションスパナが反対側が最も細くてパイプに入りそうなので購入しました。1111円でした。

水道の元栓を閉めて、小さめのマイナスドライバーでキャップを外し、キャップを外すとハンドルを固定しているプラスボルトが見えるようになるのでプラスドライバーで外し、ハンドルは少しずつ動かして、抜いていきます。
これでやっとスピンドルが見えるようになります。
直径25mm1m超のパイプがあったので、それをコンビネーションスパナにかぶせてテコの原理でやっとこスピンドル部が動き出しました。固いのは最初だけではなく、最後までパイプ無しでは回りませんでした。

何度もスパナの角度を変えながら、なんとかスピンドルを外すことができました。


コマを取り出しましたが、一般的な水道カランのコマとは違っていました。
近くにTOTO専門の会社があったので、見本を持っていったら、THY222-3静音型こまという商品でした。1個500円くらいだったので2個購入しました。

コマが入っているパイプに水が溜まっていたのでスポイドで吸い取り、新しいコマを入れてスピンドル部を取り付けようとしましたが、なかなかネジ部が入っていきません。
コマを外して取り付けると大丈夫だし古いコマを取り付けて組み立てると大丈夫なんです。
古いコマと新しいコマを比べても、それほど寸法が違う感じでもないんです。
ゴミでも入っているのかなと、いろいろなことろを綺麗にしたり、水をもっと吸い取ったりしてると、なんとか組み立てることができるようになりました。
後から思うに、カランが閉めた状態だから取付がしにくなったのだと思います。カランが空いた状態だと、もっと簡単に組み立てられたのではないかと思います。
今回は、とりあえずお湯のカランのコマだけを交換して様子を見る事にしました。
いまのところ、水漏れは解消しています。
金沢市で1981年(昭和56年)以前に建てられた戸建ての木造住宅を対象に耐震改修にかかった費用を200万円まで全額補助するように制度を拡充しました。
通常、一般的な住宅を耐震改修する際の費用は200万円台が多いそうです。
2019年4月8日
温水洗浄便座(Panasonic DL-ED10)が調子悪いので修理しました。
トイレは、もともと便座が温かくなるウォームレットだったのを、便座だけ交換してウォシュレットにしたものです。
最初、東芝のを購入したのですが、1年ちょっとで壊れてしまい、Panasonic のを購入したのです。Panasonic のウォシュレットは、かなり長い間使えていたのですが、去年、洗浄水が止まらなくなって、分解してスイッチを交換しています。
今回は、突然便座が暖かくならなかったり、便座が最も高温のまま調整できなかったりするようになったのです。
これもスイッチのせいかもしれないと思って、再び分解することにしました。
前回、パーツ屋さんで互換性がありそうなスイッチ(10個入り160円程度)を見つけたので購入したのですが、その時には、おしり噴水停止・おしり噴水開始・ムーブの3個しか交換しなかったので、まだ7個残っていたのです。それにしても1個16円とは嘘みたいに安いスイッチです。

まずは、止水栓をマイナスドライバーで閉めます。
洗浄水のタンクを空にするために、洗浄水の噴出が止まるまで洗浄を続けます。これを怠ると、温水洗浄便座を逆さまにすると回路も含めて内部が水浸しになります。
温水洗浄便座のコンセントを抜いて、水の配管を外します。水の配管は、外しやすい場所ならどこで外しても良いです。
手で回せる樹脂製のナットを2カ所まわしてナットを外すと、便座部分が簡単に外れます。
表側に1個、裏側に3個、大きな+ボルトを外します。


便座のカバーは4個の爪で固定されているので、マイナスドライバー
で爪が付いているカバーを外側にこじ開けて引っ張り出すと外れます。


カバーを外すと、基盤が見えます。
9個の+ボルトを外すと、基盤が取り出せます。配線のコネクタ2個のロックを解除して外します。

これで、スイッチを交換できるようになります。
スイッチは基盤に2本の足で半田付けされています。まず、基盤の裏側を網状のハンダ吸い取り線で半田を吸い取ります。完全には吸い取れないと思うので、スイッチと基盤の間に小さいマイナスドライバを優しく差し入れて、基盤の裏側から半田ごてで半田を溶かしながら足を1本ずつ抜き取ります。

スイッチを確認すると、洗浄水の噴出の弱のスイッチが完全に壊れていました。そのスイッチと便座の温度を調節するスイッチの2個交換すれば治ると思ったのですが、どうせ壊れる時は同じだと思い、洗浄水の噴出の強・ヒダ・洗浄水の温度の調整のスイッチも交換しました。
後は、分解した順序と逆の順序で組み立てれば修理完成です。
完全に復活しました。
2019年8月10日
使っていない時に、洗浄水の噴出を始めて、噴出が続く事が起きるようになりました。
これはスイッチ交換で治らないような気もしましたが、念のために分解してみました。
洗浄水の噴出の強さのスイッチが腐食して足が折れかかっていました。このスイッチは前回交換したスイッチです。
ノズル洗浄のスイッチも完全に壊れていました。これが故障の原因の可能性があります。
スイッチは使ってなくても壊れるようです。
洗浄水の噴出の強のスイッチとノズル洗浄のスイッチ、その他今まで交換していなかったスイッチも全部交換しました。
便器の蓋の開閉の部品が破損していました。接着剤で固定しておきました。
取り付けて点検したら、温水の温度の設定スイッチも壊れているようなので交換しました。
このスイッチは本当に壊れやすいです。
これだけ高頻度で壊れるスイッチを使っていたら、全国の温水洗浄便座Panasonic DL-ED10は100%壊れてしまっているのではないかと思います。
温水洗浄便座Panasonic DL-ED10は完全に復活したようです。
「住宅メンテナンスのツボ 玉水新吾・都甲栄充著」を読みました。
住宅メンテナンスの担当者向けなので、判らない専門用語が当たり前のように出てきますが、完全に判らないながらも、とても参考になります。
手抜き工事をされると、どういう状態になるかなども詳しく説明されています。
でも、建物には定期的なメンテナンスが必要である事がくどいほど説明されていて、建物の維持にはお金がかかるものだなあと気が重たくなっちゃいました。
自分の家を建てる前には、一度読んでおいた方が良いと思います。
メルカリで「住宅メンテナンスのツボ」を購入したら、おまけに「日本を守る家」という本がついてきました。
せっかくなので読んでみました。
WBC工法というコンクリートのパネルを組み合わせた建物の紹介です。
地震津波にもびくともしない住宅で、火事にも強く、メンテナンスの必要もなく100年住めて、断熱性に優れ、夏は涼しく、冬は暖かいというのです。
阪神・淡路大震災や東日本大震災でも、周りが全滅状態だったにも関わらず、WBC工法の家だけが、ガラス一枚割れなくて残っていたというのだから凄いです。
最近、ボロ家をよく見て周っていたりするのですが、30年そこそこでもボロボロになっている建物を見ると考えさせられます。
それで木造住宅より1割程度のコスト高で済むということなので、自分が家を建てるのなら、WBC工法で建てたいなあと思いました。