風呂のタイルが、あちこち剥がれるようになりました。
最初はタイル用接着剤で補修していたのですが、また剥がれたりしたので抜本的に修理する事にしました。
浴室のタイルに使う接着剤は、水がかかっても大丈夫なものを選ぶようにします。
タイルを接着するには、残った目地をマイナストライバーで綺麗に剥がすと良いようです。
今回はあまり綺麗に剥がせませんでした。いつもは、もっと綺麗に剥がせるのですが、無理して剥がすより、このまま接着するほうが安全だと判断しました。
よく見ると、タイルとタイルの間がゴミみたいものが有ったり無かったりです。
最初からタイルとタイルの間に隙間があったのかと思っていたのですが、ネットで調べると、最初は目地があったのが、だんだん無くなって、こんな状況になったのだと知りました。
タイルを接着剤でくっつけるだけではダメだと思い、目地を補修する事にしました。
100円ショップでニトリルゴム手袋、洗面器、目地用ブラシ、スポンジ、マスキングテープを購入してきました。
ネットで
家庭化学 急硬バスセメント ホワイト 1.5kg 793円
インダストリーコーワ スリムスクレーパー 目地用 4mm幅 439円
を購入しました。
急硬バスセメント は10時間で硬化するのが特徴です。
最初に、インダストリーコーワ スリムスクレーパーでタイルとタイルの間のゴミを取ります。
特に黒くなっている目地は、軽くなぞるだけで簡単に取れました。
縦横と軽くなぞると、少しずつ目地が除去できました。よっぽど腐食が進んでいたのだと思います。
何度か繰り返して、ほとんどの目地を除去できました。
必要ないかなと思ったのですが、念のためマスキングテープを貼りました。
急硬バスセメント の説明書に施工面に十分な水をするように書いてあったので、最初に、タイルに水をかけました。
ここから後は、ニトリルゴム手袋をしながらの作業になります。
洗面器に400ccの水を入れ、袋に入っているバス混和剤を全部入れてかき混ぜました。
そこに、急硬バスセメントの粉を全部入れて入念にかき混ぜます。
かき混ぜてから素早く(5分以内に)施工するようにと書かれていたので、目地用ブラシで、すぐにタイルに塗りつけました。
目地の部分だけに急硬バスセメントが入るのが良いのですが、そう簡単にはいかないので、気にしないで大雑把に施行します。
タイル面は80cm×140cmでタイル大きさ45mm×45mm、目地幅4mmですが、目地の量は少し不足気味でした。仕方が無いので、タイルの上にこびりついた分を足りない部分に塗りつけました。ちょっと残念でした。
タイル面の上に残った急硬バスセメントは、水をつけて硬く絞ったスポンジで取り除きました。
急硬バスセメントを塗るのに時間がかかったので、ほどなく取り除き始めたのですが、1度では取り切れず、根気よく何回も水をつけて硬く絞ったスポンジで除去しました。
スポンジはこまめに洗いました。
スポンジは使い終わった時にはボロボロになりましたが、ニトリルゴム手袋、洗面器、目地用ブラシ、インダストリーコーワ スリムスクレーパーは、早めに水洗いする事で、元通りに使えるようになりました。
スポンジは100円ショップで5個入りで購入した内の1個だけで間に合いました。
最終的には、まあまあ合格かなと思えるような出来になったと思います。
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after
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