金沢で空き家を買う

空き家を買ってリフォームして大家に お金持ちで無くても家を持てる そのためのヒントにと 実体験する企画です。 2018.10.14開設

カーペットをフローリングに

2021年10月17日

壁紙をDIYで貼り替えしたついでに、床も交換する事になりました。

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最初はカーペットの張り替えをするつもりだったのですが、息子の希望で、フローリングの床にすることになったのです。
カーペットはグリッパー方式で敷かれていて、グリッパーという釘が上にでている木の板が床の周りに取り付けられています。その内側にはフェルトというクッションが敷かれています。

カーペットの張り替えには特殊な工具が必要なため、自分でするのに躊躇していたのですが、フローリングにするのならDIYで出来ます。
実は、床については、母親が業者に頼むと言っているのです。床については母親がスポンサーなので、自分に権限が無いのです。
これから、なんとか説得しなければいけません。

とりあえず、自分でできることは自分でやるということで、グリッパーとフェルトを撤去しようと思います。
業者に頼むとしても、費用の節約にはなると思います。

フローリングは、濃い灰色にしたいというのが息子の希望です。三協アルミのS-FLOORマテリアルのダークセメント調(DCE)。
ネットで調べると、W1818mm×H303mm×D12mmが6枚入り(1坪)で28,000円のようです。
若干、床面が低くなります。

部屋の端っこにマイナスドライバーを差し入れて、カーペットを引き上げます。
グリッパーとフェルトが見えます。

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グリッパーは釘で打ち付けてありました。
フェルトはステ-プル(ホッテキスの針みたいなもの)で固定されていました。

カーペットを大サイズのカッターで切ってみたのですが、切れるのですが、かなり力いれないと切れないので断念しました。
家庭用の電動のこぎりで試してみたのですが、細かめの刃先のもので、なんとか切る事ができました。
業務用のマキタの充電式レシプロソーも、持っているのですが大きくて重いので、今回は家庭用の電動のこぎりで切る事にしました。

グリッパーは、下地の板が傷まないようにバールを浅めに入れて、剥がすことができました。

フェルトは、ペンチでステ-プルを引き抜きました。

カーペットとフェルトは細かく切って、燃やすごみに出します。
グリッパーは針を抜くのが面倒な感じです。

2021年10月18日

グリッパーを全部撤去しました。
グリッパー外しのコツをつかみました。
グリッパーの右側の端っこのほうの底に釘抜バールを差し込んで、少し隙間が出来たら、マイナスドライバーを少し左側に差し込み、隙間がある状態を保ちます。その状態で、マイナスドライバーの左側に釘抜バールを差し込んでグリッパーを浮かします。そしてさらに左側にマイナスドライバーを差し込みます。それを繰り返すと綺麗にスムーズに除去できます。

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カーペットは、最初に家庭用の電動のこぎりで切断していたのですが、効率が悪いので、業務用のマキタの充電式レシプロソーで切断してみました。かなりよく切れるのですが、危険な感じがしました。
それで、充電式レシプロソーで10cm程度の切れ目をつけて、切れ目の一番深い部分の片方を足で踏んで、もう一方を手でつかんで、背伸びするようにして引きちぎります。あっという間に切断できました。腰が痛くなるのが玉に瑕です。

全部撤去できたので、あとはゴミ出しができるように細かく切断するだけです。

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戸室新保の埋め立て場に自動車で持ち込む場合は、500kg以下の場合:1,400円/台なので、そのほうが楽かもしれません。
金沢の45kg用指定ごみ袋は、1枚45円です。

ただ、窓際の床が、ちょっと傷んでいるのが気になります。雨が入ったのが原因だと思われます。

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2021年10月19日

絨毯カーペットを切断してみました。
キッチン用万能はさみでも切れましたが、力が要りますので、大量に切断すると、指にまめが出来そうです。
AmazonでSK11 ストロング万能ハサミ SST-250(1140円)を注文しました。【用途】カーペット・段ボール・ステンレスなどのかさばる廃品の切断作業という事なので、役に立つかもしれません。

カッターでも切断してみましたが、良い感じです。品質の良い替刃を使えば、もっと効率よく切断できるかもしれません。
SK11 ストロング万能ハサミ SST-250の配達が明後日なので、それまでに品質の良い替刃も試してみようと工具の専門店に買いに行きました。
3Mのチタンコーティングの替刃Lサイズ(Amazonで10枚入りが504円)を探したけど売られていませんでした。
店員さんに、絨毯を切るのに、切れ味が良くて耐久性のあるLサイズの替刃は、どれが良いですかと聞くと、OLFAの0.5厚の特専黒刃LBB10K(10枚入り209円)を勧められました。
さっそく使ってみたのですが、かなり楽に切れます。
45kg用ゴミ袋だと、30cm角に切ると、無駄なく入れることができそうでした。
結局1枚で全部の絨毯カーペットを30cm角に切る事ができました、
こつとしては、絨毯の表を上にして、カッターの刃を長く出して水平に近い鋭角で手間にスライドして引っ張るような感じで切ると、楽に切断できました。もちろん、自分の身体に向かって引っ張ると危険なので、身体を避ける方向に引っ張るという感覚です。

カーペットとフェルトだけで45kg用ゴミ袋6枚必要でした。

掃除をして、ステ-プルが残っていないかチェックしました。
柱の角やドアの角に欠けた部分があったので、木材用パテ(ウッドエポキシ)で補修しておきました。
100円ショップで木の色のペンキを買ってこようと思っています。

カーペットに隠れていた巾木の汚れの清掃もしようと思います。

2021年10月21日

SK11 ストロング万能ハサミ SST-250が届きました。
ちょっと絨毯カーペットを切ってみましたが、思ってた以上に楽に切れました。

過去に雨のせいで変色した木材の部分も塗装して、完全に作業が終わりました。

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家族が建築会社にフローリングの見積依頼をしました。
付き合いが全くなく、家族が知り合いに聞いただけの建築会社なので、ちょっと気が乗りません。

自分でも、ネットで調べて内装専門の業者に見積依頼をしようと思います。

2021年10月22日

ネットで調べて内装専門の業者に見積依頼をしました。
「職歴10年以上の職人でチーム編成。ダイレクトに仕事を受けることで丸投げ中間マージンを省き、こだわりの仕事をリーズナブルな価格で提供」というキャッチフレーズです。

夕方に、建築会社から見積書が届きました。
材料は5坪分(約10畳)で、工事は2人分、床養生、雑工事、諸経費・ゴミ処分量が加算されていました。
材料費は約54%引きになっていました。

床板を確認してもらったのですが、問題ないようです。
フロ-リングは、根太の位置にピンを打つそうです。

予想以上に安くて、すぐに発注しても良いと思ったのですが、内装専門の業者に見積依頼をしたので、25日(月)まで待ってみようと思います。

ちょっと、床の平面図に、フローリングを配置してみました。
贅沢に使ってフローリングが30枚必要でした。5坪分で間違いありませんでした。

2021年10月25日

ネットで調べた内装専門の業者から、なんの返事もなかったので、最初に見積もりしてくれた建築会社に発注しました。
それにしても、なんの返事もなく放置って、ちょっとひどいなあと思います。

2021年11月3日

フローリングの張替え作業が始まりました。
最初は、端から貼っていきますが、最後に幅が極端に短くならないように計算して、少し幅を短くしておきます。
壁側は凸凹をあらかじめ切断しておきますが、フローリングを置く方向は、フローリングの雌側が手前になるように置かないとタッカーで固定できません。
柱でコ型に切らないといけないところがあって、どうやって切るのかなあと思っていたら、奥のほうは、奥の直線の真ん中を電気丸鋸で切って、端のほうは、切った場所にノコギリを差し入れて切っていました。なるほどなあと思って見ていました。
微妙な寸法を合わすには、板を端の隙間に差し入れて、均等な幅になるように、印をつけていました。
最初は浅めに切って。電気丸鋸やカンナやノミや紙ヤスリを使って少しづつ削っていました。
一度入れたフローリングを外すときは隙間から角材を当てて平行にたたき出します。
切断した部分の表面側の角は、紙やすりで綺麗にしてから入れます。

フローリングだけではなく、壁の底部の袴状の板(巾木)も削っていました。
フローリングをはめ込む時には、1行(2枚)ずつ差し入れ、横方向に組み込み、縦方向にはフローリングに乗って、材木をあてて、金槌で引くような体勢で打ち込みます。
固定は、壁側は木工ボンドを付けていましたが、他の部分は木工ボンドを使わないでエアタッカーで45mmのステプルを打ち込んでいました。

隅っこの幅の狭い部分は、固定が難しいので、床に両端が針先のピンを埋め込んで固定していました。

終わった部分は、傷つかないように、養生していました。

丸ノコで切ったりするのに作業台が必要ですが、ビール瓶ケースの上に合板を置いて簡易型テーブルにしていました。

2021年11月4日

フローリングの張替えが完了しました。

端っこの隙間など粗が目立ちました。
本来はフローリングの張替えが終わってから巾木を取り付けるので端っこの隙間が隠れるので、巾木が付いている状態でフローリングの張替えを行うのは難しいのだろうと思います。
新たに張り替えた壁紙が汚れてたり、傷ついていて剥がれている箇所もありました。
本来は、フローリングの張替えが終わってから壁紙を貼るのが普通なので、ある意味仕方ないのかもしれません。壁紙は糊とコーキング(ジョイントコーク・A)とペンキを使って自分で修復しました。

その代わりに、処分にてこずっていたグリッパーの廃棄をしてもらうことにしました。

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