2021年8月12日
自宅の普段出入りしていない部屋の襖が、あまりにも酷い事になっているので、張り替える事にしました。
ネット(ヨドバシ.com)で
引手取替セット 329円
ふすま用道具類 引き手釘 20本入り 86円
菊池襖紙工場 [水で貼る再湿ふすま紙 2枚入 巾95cm×長さ203cm] 3組 3471円
アサヒペン 710 [障子ふすまのり 300g] 122円
アサヒペン 258 [ふすま下ばり用 47×63 茶チリ12枚入] 346円
を購入しました。
本当は、張替が必要な襖はもっと多いのですが、お試しとして3個だけ張替してみます。
片側だけなら6枚の襖に使えます。
スポンジで水を浸して切手のように貼るタイプです。
脱衣場の床の張り替えで使った
イノウエ クロス角ヘラ V型 30X247mm 326円
大田 高級一行なで刷毛(穴あき) NO214K1 946円
ステンレス地ベラ 8寸 厚さ0..6mm 24cm幅 1078円
も役に立ちます。
穴のある箇所は糸を通した厚紙を入れて、引っ張りながら裏から接着すると良いようです。
破れたところは、ふすま下ばり用茶チリを先に貼ります。
ブルーシートを敷いて作業した方が良さそうです。
最初に引手を外します。
次に上下の枠を外し、次に左右の枠を外しますが、枠の位置関係をマスキングテープなどを貼って記入しておきます。
襖紙をふすまに合わせて、折り目を付け、両側2cmほど余分な大きさに、はさみで切っておきます。
300cc~500ccの水を、スポンジで襖紙の裏側を濡らせてノリ状になるまで5分程度待ちます。
スポンジで濡らす場合、塗るというよりたたくという感じが良いようです。
襖紙の上に襖を乗せます。側面は雑巾などで圧着します。
なで刷毛で空気を抜きます。端のほうは ローラーで確実に接着させます。
余分な部分をカッターとステンレス地ベラ で切り取ります。
湿った襖紙は切れにくいので、カッターの刃をこまめに折って切ります。
貼った後に半日から1日程度乾燥します。
枠をつけます。
最後に引き手部分に切り込みを入れて取り付けます。
https://www.youtube.com/watch?v=Hcr3WFkFzjc
が役に立ちそうです。
枠が外せない部分は、枠にマスキングテープを貼ってから作業を始めます。
襖紙をふすまに合わせて、折り目を付け、両側2cmほど余分な大きさに、はさみで切っておきます。
300cc~500ccの水を、スポンジで襖紙の裏側を濡らせてノリ状になるまで5分程度待ちます。
襖紙の上に襖を乗せます。側面は雑巾などで圧着します。
なで刷毛で空気を抜きます。
襖紙の4つの角にマークをつけて、はさみで切り込みを入れる。
余分な襖紙を持ち上げながら、クロス角ヘラで枠に沿って折り込みを入れる。
余分な部分をカッターとステンレス地ベラ で切り取ります。
湿った襖紙は切れにくいので、カッターの刃をこまめに折って切ります。
貼った後に半日から1日程度乾燥します。
ヨドバシ.comは少量でも送料無料なのでありがたいです。
2021年8月18日
襖紙が、なかなか届かないので、ホームセンターを覗いてみました。
やっぱり種類が少ないです。値段も高めです。
これじゃあネットにかなわないです。
2021年8月19日
襖紙の確保がやっとできたようです。
旧盆休みにしようと思っていたのに誤算でしたが、まあいいです。
2021年8月20日
襖紙が届きました。
ホームセンターを覗いたら
ふすま紙用マスキングテープ24mm×12m 162円
水つけ・のりつけスポンジ(カベ紙・ふすま紙用) 437円
というのがあったので購入してきました。
練習という事で、80cm×30cmの小さい襖で張替えをしてみました。
直系4cmくらいの穴があり、ところどころに破れがあります。
厚紙を穴の大きさより少し大きな形に切って、針で糸を2か所通しておきます。
その厚紙を穴の中に入れて、厚紙の手前側に透明ボンドを塗って、糸で引っ張って破れたふすま紙の裏側に接着しました。
穴の部分のふすま紙が残ってなかったので、凹んでいたので、ふすま下ばり用 茶チリを穴の形に切り、接着して埋めようとしたのですが、20枚ほど接着して穴を埋めることができました。
ふすま下ばり用 茶チリは薄いので、穴を埋めるのには向いていないです。次は穴埋めも厚めの紙を使おうと思います。
破れても、ふすま紙が残っている部分は、爪楊枝でふすま紙を起こして、透明ボンドで接着しました。
ふすま紙の破れている部分や穴を修復した部分は、ふすま下ばり用 茶チリを貼って覆いました。ふすま下ばり用 茶チリを貼る場合は障子ふすまのりは少し水で薄めて、端っこだけ塗れば良いようです。
貼ったすぐに、なで刷毛で外側に向かって空気抜きをします。
その後に、クロス職人 ローラーで端の接着を確実にします。
次に枠を外します。
枠を外す前に、枠がどの位置にあるのか記入しておきます。マスキングテープを貼って記入するのが無難なようです。
釘で固定されている上下の枠はマイナスドライバーをこじ入れて、少しずつ引き抜きます。
左右の枠は下側に向けてナイロンハンマーで少しずらせて釘の頭と枠の穴が一致する場所で引っこ抜きます。
引手を外します。
引手取替セットの引き手はずしを引手の裏側にこじ入れて、少しずつ全周にわたって引っこ抜きます。
引手釘が少し抜けた状態で、ラジオペンチで引き抜きます。
これで、いよいよふすま紙を貼れます。
ふすま紙をふすまより4cm大きめに切ります。
ふすま紙の巻き癖を直すため、逆に巻いてみます。
濡れても良いように下にシートを敷いて、ふすま紙の全体をスポンジで均等に水を塗りつけます。
今回購入した水つけ・のりつけスポンジ(カベ紙・ふすま紙用)は広い部分(25cm)を一挙に均等に濡らせるので便利でした。購入して良かったです。結構べちゃべちゃにしないと、のり面がベトベトになる前に乾いてしまいます。5分ほど待って、のり面がベトベトになったら、ふすまをふすま紙の上に乗せます。
すぐに、ふすまを裏返しにして、なで刷毛で外側に向かって空気抜きをします。
丁寧に空気抜きをしていたら、側面を接着する前に糊が乾いてしまったところが出来たので、障子ふすまのりで接着しました。
余った部分をステンレス地ベラとカッターで切ったのですが、ずれてしまいました。ステンレス地ベラに沿って切るのは慣れが必要みたいです。
半日ほど乾かすのが良いようですが、1時間で枠を組み立てて、引手を取り付けました。
引手取替セットの引手釘打ちは本当に便利でした。
結構雑に作業しましたが、雑な部分は隠れて、それなりに仕上がりました。
1度経験すると、次はもっと上手にできると思います。
2021年8月21日
引き戸の木板の部分が染みが目立つようになったので、メラミンスポンジでこすったら、表面が剥がれてしまいました。よく見たら合板の上に壁紙が貼られていたのでした。
却って補修しにくくしてしまいました。
最初に外側の方にマスキングテープを貼りました。
剥がれてしまった部分に、ふすま下ばり用 茶チリを貼って覆いました。
その後でふすま紙を貼りました。
実際に必要な部分は78.5cm×24.5cmで、ふすま紙は81.5cm×26.5cmに切りました。
ふすまのように外枠が無いので、下手さを誤魔化すことができません。
ふすま紙を水つけ・のりつけスポンジ(カベ紙・ふすま紙用)で十分に濡らし、5分ほど待ってから貼りました。
なで刷毛で外側に向かって空気抜きをして、端っこの方はイノウエ クロス角ヘラ V型 でしっかり折り目を接着します。
ステンレス地ベラとカッターで余分な部分を切り取ります。
カッターは途中で離れないように、ステンレス地ベラの位置の端まで切ったらその都度、ステンレス地ベラの位置を移動させます。
カッターの刃先は1枚貼るごとに折ります。
実際には、最初にやった分は失敗でした。端っこの接着が不完全で、中央部分にも接着が不十分な箇所がありました。どうも水分が吸収されて乾燥してしまったのが原因のようです。
カッターの切断も雑になっていました。
2回目からは、従来の壁紙全体を塗れ布で少し濡らしてから接着しました。それと従来の壁紙の端っこの部分に筆で障子ふすまのりをべっとりと塗っておきました。
2回目からは、完璧に綺麗にできるようになりました。
ふすま紙の色が白っぽかったので、調和が心配だったのですが、部屋が明るくなって良かったです。
80cm×30cmの小さい襖2枚と引き戸(78.5cm×24.5cm)4枚を、巾95cm×長さ203cmのふすま紙1枚で賄えました。
後日、最初に張替えした部分に不満を感じたので、改めて剥がして張替えをしました。
従来の壁紙の端っこの部分に障子ふすまのりをべっとりと塗りすぎたのが原因か、隅っこの一部が黄色く変色してしまいました。難しいです。
2021年8月22日
小さいふすま貼りで練習して、ちょっとスキルが上がったので、標準サイズのふすまの張り替えをしてみました。
外枠は、小さい襖より簡単に外れました。
左右の外枠は、底側に向かってナロンハンマーでずらして釘の頭と枠の穴が合う場所を探します。
あまりにも破損の部位が多く大きかったので、補修に時間がかかりました。穴の補修のために厚紙が必要になったのでホームセンターに行ったのですが、全くと言ってもいいくらいに売っていなくて、100円ショップに行きました。
ダイソーでは、いろんな厚さの紙が売られていました。
A3厚紙(厚さ0.5mm)4枚入りが、ちょうど良い感じで使えました。
厚紙の接着は透明のボンドを使いました。
厚紙と破れた襖の下地の間には、ヘラにボンドを出して下地の裏側に接着剤を塗り付けると綺麗に接着できます。
ふすま紙が残っていない部分の凸凹補正のために、模造紙0.13mm(545mm×788mm 5枚入)も購入しました。
糸を引き抜いて、ふすま下ばり用 茶チリでカバーします。
最初からふすま紙をふすまの大きさより2cmずつ(両側で4cm)大きめにはさみで切っておきました。
ふすま紙をブルーシートにマスキングテープで6か所固定して、水つけ・のりつけスポンジ(カベ紙・ふすま紙用)でたっぷり濡らします。
5分ほど待って、ふすま紙のノリ面の上にに、ふすまの張る面を下にして乗せます。
すぐに、ひっくり返して、なで刷毛で外側に向かって空気抜きをしながら接着します。
側面を貼る時には、接着力が落ちていたので、側面に障子ふすまのりを塗って接着しました。
側面の余った部分はカッターで切り落として乾燥を待ちました。
状態を見ながら、必要に応じて、なで刷毛で外側に向かって空気抜きや接着のチェックをしました。
本当は、もっと乾燥してから外枠を付けた方が良いのかもしれませんが、1時間ほど乾燥して組み立てました。
ばっちり綺麗に張替えできました。
2021年8月23日
2枚目のふすまの張り替えをしました。
こちらも、補修部分が多かったです。
随分慣れて、テキパキと作業ができました。
でも側面はくっつかず、障子ふすまのりを塗って接着しました。
2021年8月25日
今まで、片面だけの張り替えでしたが、今回はふすまの両面の張り替えをしました。
片面を終えて、1時間ほど間隔をあけて、残りの片面を張り替えました。
特に問題なく、綺麗に張り替えできました。
段々、上達しています。
2021年8月26日
小さいふすまを4枚張り替えました。
巾95cm×長さ203cmのふすま紙1枚で、ちょうど4枚分貼れました。
これで、購入したふすま紙を全部使ったので、ふすま紙の張替え実習は終了です。
壁紙貼りと絨毯の一部分敷き替えもしようかな。
絨毯は、ウサギを飼っている時に齧られたので、その部分だけ入れ替えようかなと思っています。その分だけ色が変わるけど仕方ないです。
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