金沢で空き家を買う

空き家を買ってリフォームして大家に お金持ちで無くても家を持てる そのためのヒントにと 実体験する企画です。 2018.10.14開設

壁紙をDIYで貼り替え

2021月9月11日

洋室の1つが子供たちが使っていたこともあって、壁紙が破れている箇所が複数あって修復したいと考えました。
破れている箇所を綺麗に切り取って、同じような壁紙を貼ろうかと思ったのですが、同じような壁紙が見つかりません。

次に考えたのはトリムボーダーというリボンのような幅105mmの壁紙シール(5mで1129円)を、壁紙の上から平行に貼って、破れている箇所を隠そうというアイデアです。
これだと派手に破れている2つの箇所が隠れて、しかもワンポイントのアクセントになりシャレているかなと思いました。
この方法で対処しようと決めて、トリムボーダーを購入しようと思ったのですが、よく見るとベットで隠れている部分に半端なく大きな破れがあることに気づきました。幅105mmのトリムボーダーでは、全く対応できません。

ベットは撤去するつもりだったので、その部分の破れだけを残しておく訳にはいけません。
それで仕方なく、壁紙を全部交換しようかなと思います。
壁紙を全部交換するには、部屋の中のものを全部出さないといけないので面倒です。

部屋の高さは2400mmあるのですが、巾木があるので、壁紙は2330mmの高さで良いです。

通常は切りしろを上下は余分に10cm程度、左右は両側が壁紙の場合は5cm、片側が壁紙の場合は7cm、両側とも壁紙でない場合は10cmとることが必要です。面倒なので全部10cmの切りしろを確保する事にしました。
エアコンの部分は上下左右で別の4枚の壁紙を使うようなので、その幅分を1枚の壁紙で切れ目なしで対応する事を考慮すると、壁紙は920mm幅なので
720mm×700mmが1本
720mm×910mmが1本
920mm×910mmが1本
920mm×700mmが1本
920mm×740mmが1本
760mm×740mmが1本
920mm×2430mmが10本
410mm×2430mmが1本
670mm×2430mmが1本
440mm×2430mmが1本
450mm×2430mmが1本
300mm×2430mmが1本
が必要になります。

通常販売は30mなので、それで
920mm×2430mmが10本
920mm×740mmが1本
760mm×740mmが1本
920mm×910mmが1本
920mm×700mmが1本
450mm×2430mmが1本
410mm×2430mmが1本

とれます。

追加分として
300mm×2430mmが1本
440mm×2430mmが1本
670mm×2430mmが1本
720mm×910mmが1本
720mm×700mmが1本

なので、920mmの壁紙だと7mの追加が必要になります。
同じ種類の壁紙(糊無しの場合もあり)を1m単位で購入できるサイトもあるので、そちらで購入するしかないかなと思います。

壁紙 生のり付き 幅92cm、長さ30m 白が7900円(防カビ、撥水コート、抗菌、表面強度アップ、ストレッチ)で糊無しの7m追加分が1211円(+送料770円)です。追加分の張り紙のためのスタンダードカベ紙用のり400gは2個必要で436円です。

他のメーカーの壁紙 生のり付き 幅92cm、長さ30m 白が7980円(防カビ)で糊有りの7m追加分が2310円(+送料330円)というのもあります。カベ紙用のりは不要になるので価格は、ほとんど変わりません。

壁紙の貼り替えでは、壁紙を貼るのも大変だけど、壁紙を剥がすのも大変なようです。
壁紙の破れた箇所を見ると下紙が破れている箇所もあったので、下地のパテ作業の必要もあるようです。

ちなみに、セメダイン 室内壁補修用 かべパテ 300g HC-121は262円です。

天井との堺目にある廻り縁は外さないで、そのまま壁紙を貼ります。

ちなみにカーペット(絨毯)の張替えも考えているのですが、カーペット(絨毯)は364cmの幅だそうです。それより広い場合はつなぎ合わせないといけないようです。
現在、グリッパー工法という方法で、敷かれているのようなので、ニーキッカーという工具など専用の工具があるようです。プロ用のニーキッカーは40000円程するようですが、DIY用のニーキッカーは5000円程度で売られているようです。DIYは敷居が少し高そうです。
部屋は凸凹があるのですが、広さは3580mm×4830mmです。
100mm程度大きめのカーペット(絨毯)が必要のようです。
通常のカーペットの幅は3640mmなので、3640mm×4930mmの大きさのカーペット(絨毯)が必要です。
カーペット(絨毯)は安いもので1m²あたり1452円であるようなので、3万円程度で入手できるようです。

2021年9月19日

家の中で、部屋の大移動をしているのですが、娘の机を移動したら、机に隠れている壁紙が酷いことになっていました。その部屋の壁紙は張り替える予定は無かったし、これからも、それほど目立たないような配置だったので、部分修復で対応する事にしました。
元々白いブロック状の壁紙だったのですが、白であればどんな壁紙でもいいということでホームセンタームサシを見てきました。
92cm幅で2mの糊付きの壁紙が1380円で売っていたので購入しました。
他の部屋の分で購入するつもりだった壁紙の残りで十分間に合う量だったのですが、1週間以内で使い切らないといけなかったので、練習のつもりで別途購入する事にしたのです。

最初に従来の壁紙の傷んでいる箇所を切り取りました。
壁紙の端っこの部分は、接着を念入りにしてあったようで、完全に剥がすのに苦労しました。

kabegami1.jpg

反面、壁紙の中央の部分は接着が不十分で元々剥がれている状態でした。
下地紙の接着が剥がれている部分も少しありました。

kabegami2.jpg
kabegami3.jpg

壁紙の剥がれている部分は、ふすま紙で使って残っていた糊をたっぷりつけて接着しました。

kabegami4.jpg

下地紙の剥がれている部分は、透明ボンドで接着しました。
購入した壁紙を剥がした部分より5cm程度大きめに切りました。

kabegami5.jpg

購入した壁紙を縁が重なった状態で貼り付けました。
最初は上部50cmのシールを剥がして、なで刷毛で外側に向かって空気抜きをしながら貼り付けます。
重なっている部分の中央を地ベラとカッターで切って、切った後に重なった部分(従来からの壁紙と購入した壁紙の両方)を除去して境目をローラーで押し付けます。
従来の壁紙は褪せたせいかクリーム色っぽくて、新たに貼った白色の壁紙との色の違いが目立ってしまいました。
目立たない場所なので我慢できます。

kabegami6.jpg

初めての壁紙貼りだったので、へたくそだったのですが、良い練習になりました。
カッターの替え刃を頻繁に替える事と、重なっている下の壁紙も確実に切れるように力の入れ具合を工夫する事が大切だと感じました。
少し、自信がつきました。

余った壁紙は小さい襖に使う事にします。

2021年9月20日

余った壁紙で小さい襖の貼り替えをしました。
壁紙は塩化ビニルで、乾いた時に縮まらなく綺麗に仕上がらないのではと思っていたのですが、ちゃんと綺麗になりました。

いよいよ壁紙の貼り替えの本番です。

2021年10月1日

せっかく壁紙を貼り替えするのだからという事で、気合を入れて部屋を綺麗にすることにしました。

まずは作り付けの家具の補修です。
汚れのほとんどは、メラミンスポンジで綺麗に落とせました。
表面の化粧パネルが剥がれている部分があったので、木材用パテ(ウッドエポキシ)で埋めて、ペンキで塗りました。

syunroom4.jpg

syunroom5.jpg

ペンキは100円ショップでホワイトとアイボリーのペンキを購入して、混ぜ合わせて近い色を調合しました。
綺麗になりました。

天井に何かが飛び散った跡の汚れが、いくつもあったので、ペンキで補修しました。

syunroom6.jpg

syunroom7.jpg

これも100円ショップで購入したホワイトとアイボリーのペンキを混ぜ合わせて使いました。
塗った時には似た色だったのが、乾くと違う色になったり、汚れが完全に隠せなかったりしたので、何度か上塗りしました。
綺麗になりました。

天井と壁との堺目の廻り縁が汚れていたのですが、メラミンスポンジで綺麗に落とせました。

syunroom8.jpg

syunroom17.jpg

天井の廻り縁が無い部分の天井と壁との堺目の壁紙の端の方が剥がれそうになっていたり、汚くなっていた所があったりしたので、角をコーキングすることにしました。
ホームセンターには随分いろんな色が売られていました。
ホワイトに一番近いアイボリーのミラクルアイボリーという色のジョイントコーク・Aというのを購入してきました。
最初、なんかデコボコになってしまいましたが、ちゃんとマスキングテープを貼って、コーキングヘラを使ったら綺麗になりました。

syunroom9.jpg

ジョイントコーク・Aの先端は斜めに切るといいようです。

石膏ボードの壁に複数の穴があったので、壁紙を大きく切り剥がして、アサヒペン ウォールリペアパッチ 15×15cmを貼って、アサヒペン ワンタッチ 速乾スーパーパテ 200mL ホワイトを上から塗って、紙やすり(240番)で研磨しました。

syunroom10.jpg

syunroom11.jpg

syunroom12.jpg

syunroom13.jpg

2021年10月3日

少し壁紙を剥がしてみました。
端のほうだけ強力な接着を施してあったようで、端の方は、なかなか剥がれなかったり、下地の紙も一緒に剥がれたりしました。

syunroom14.jpg

壁紙を剥がすのに便利なオルファ(OLFA) ハイパースクレーパー300 221Bを注文しました。

2021年10月6日

オルファ(OLFA) ハイパースクレーパー300 221Bが届きました。
使ってみましたが、めちゃめちゃ便利です。すいすい剥がせます。
前もってカッターナイフで切れ目をつけておいたほうが、剥がすのが楽です。

下地の紙も剥がれてしまう事も減りました。でも、端の方は最初から下地の紙が浮いている箇所が多いので、こういうのは、ハイパースクレーパーを使っても、ダメです。

どちらにしても、下地の紙が浮いている箇所は、上から壁紙を貼っても浮いてしまうので、浮いている下地の紙は切り取ります。
下地の紙が無くなった箇所は、紙やすり(240番)で削って、パテをかけて、再び紙やすりで磨きます。
壁紙の貼り替えって、貼るより、剥がした際の後処理が重要で面倒なようです。

電源コンセントやアンテナ端子、ガスコンセントのパネルを外しました。

syunroom16.jpg

壁紙を切る場合は、上下左右に10cm程度の切りしろをとっておきます。
壁紙を貼る場合は、重りをつけた糸を垂らして、壁の下地の紙にマークをつけて垂直に貼ります。

壁紙を重ね切りする場合は、下敷きテープを利用すると、下地の紙を傷つけなくてもすむようです。
ちなみに、自宅の壁紙を剥がした跡には、下地の紙に重ね切りでできた傷がくっきりとついていました(笑!)。
プロでもいろいろみたいです。

貼った後は、切り取って糊が付いた部分は水をつけたスポンジで拭き取ります。

床も替える予定なので、床を汚しても良く、気が楽です。

2021年10月8日

壁紙をすべて剥がしました。

明日からは下地の紙の破損した部分の補修です。

下敷きテープは、近所のホームセンター・工具店で、どこにも売られていませんでした。

2021年10月9日

下地の紙の接着が剥がれた部分をカッターでカットしてあったのですが、その周りを紙やすりで磨いて、接着が弱くなっている下地の紙の部分を除去しました。
壁紙を剥がした部分全体を、乾いたマイクロファイバータオルで拭きました。粉がいっぱいつきました。

セメダイン 室内壁補修用 かべパテ 300g HC-121で下地の紙の接着が剥がれた部分を塗りつけ補修しました。

壁紙の中央部を補修するのは簡単なのですが、隅の方を補修するのは結構難しいです。
壁紙の中央部は補修部の周りに壁紙が残っているので、大きめのヘラで塗りつければ綺麗になります。
でも隅の方は、片側は壁紙が無いので均等に塗りつけられないのです。
どちらにしても、ヘラは大きめのほうが使いやすいです。
また、ヘラはこまめにパテを除去したほうが良いです。残ったパテが乾燥しだすと、塗り付けが汚くなります。

隅の方は、マスキングテープをしっかり使って塗りつけました。
最初、室内壁補修用 かべパテを壁に出してから、ヘラで塗りつけましたが、途中から室内壁補修用 かべパテをヘラに出してから塗りつけました。そのほうが綺麗に塗りつけられました。

セメダイン 室内壁補修用 かべパテ 300g HC-121(382円) 1箱だけでは足りなくて、慌ててホームセンターで買いに行きました。
同じものが見つからなかったので、ウォールボンド社のかべ紙パテミニ 100g(642円)というのを買ってきました。
ウォールボンド社のかべ紙パテミニは水分が多く柔らかすぎて使いにくかったです。
100gもあれば十分だと思っていましたが、結局足りなくて、結局セメダイン 室内壁補修用 かべパテ 300g HC-121(382円)をもう1箱買ってきました。

そういう訳で補修用 かべパテの塗り付けが終了しました。

syunroom15.jpg

最後に、マスキングテープを外したのですが、パテが固まりかけている個所もあって、外しにくかったです。
マスキングテープは早めにこまめに外すのが良いようです。

最後のほうは、塗り付けも慣れて、随分上手にできるようになりました。

2021年10月10日

補修用 かべパテが乾いたので、補修用 かべパテの塗り付けしたところを紙やすり(240番)で磨きました。
平らに滑らかにするのが目的なので、平面状にして磨かないといけないということで、木の棒を切って、それに紙やすりを巻いて、研磨しました。紙やすりを持って磨くよりも、格段にはかどります。

補修用 かべパテの塗り付けしたところで、所々に窪んだ箇所があったので、再度塗り付けをしました。
小さい窪みに塗り付けるのは簡単なので、あっという間にできました。

夜に、新たに塗り付けをした部分を、紙やすりで研磨しました。

2021年10月11日

糊付き壁紙の注文をしました。30m一巻きとバラで7mです。
11280円でした。
16日の午前中に着くようです。

2021年10月12日

部屋の清掃をしました。
壁紙を貼る部分を乾いたマイクロファイバータオルで拭きました。結構、粉が付着していました。

改めてチェックすると、凹凸のある部分が見つかって、補修しました。

2021年10月14日

糊付き壁紙が届きました。
びっくりしました。土曜日(16日)の午前中に届けば、ちょうど良いと思っていたのに。
せめて明日に届いて欲しかったです。

下準備は、全て完了しました。

2021年10月15日

いよいよ、明日は壁紙張りです。エアコンの周りをチェックして、貼る順番を決めておきました。
最後の予習確認です。

糸と重りで垂直をとって印をつけて、壁紙を真っすぐにつけると良いです。
最初に10cm折って、30cmごとに糊面を内側にしてじゃばら状に緩く折りたたんでいき最後に糊面が外に出ないように蓋をします。
最初の10cm分は最後まで折ったままにして、底部に糊が付かないようにします。
上下は折り目をつけてからカットです。
貼り終わったら、すぐに濡れスポンジで付着した糊を拭き取ります。
カットは地ヘラの外側を切ります。
2枚目は、1枚目の上にテープの巾分ぐらい(4cm程度)重ねます。
重ねた部分のカットは必ずカッターの刃を折る。
入隅は、上部の余った部分を手前に折って縦方向に切ります。
出隅は湿ったスポンジでしっかり押さえる。上下の折り目はカットを入れてしっかりと折る
エアコンの側面は、側面の中心近くから、エアコン角に向かってカットを入れる。
コンセントの部分はYの字の上下鏡の反射状態で切れ目を入れる。

2021年10月16日

梱包から出して壁紙を見ると、96cmもありました。両側のシールも5cmずつしかありませんでした。
壁紙は1本あたり90cmで計算すれば良いようです。
配置が随分変わってきます。
当初予定していた貼る順番では、2巻の壁紙のロールを効率よく使うことを重視して、隣同士を連続して貼れない部分もあったのですが、幅が4cm広かったことにより、ほぼ時計回りに順番に貼る事ができるようになりました。

最初、1枚当たり82cmの幅で余分に10cmの切りしろをとって計画していたのを、1枚当たり92cmの幅で余分に4cmの切りしろをとって作業を始めました。4cmの切りしろでも、重ね切りで重ねる部分は幅4cmあるので大丈夫だと思っていたのです。

でも243cmの壁紙を垂直に貼るのは結構大変で、初心者では2人で作業しても、なかなかうまくいきませんでした。5円玉を糸につけて垂直をとったり、壁の下地に垂直線を記入しても、思うようになりません。
レーザー墨出し器を購入したら良いかなと思いました。

エアコンのダクトが壁を横切っていたり、窓があったり、コンセントもいっぱいあるし、入隅や出隅など角度もたくさんあるので、そうそう計算通りギリギリの寸法で作業はできません。
途中からは切りしろを6cmとって1枚当たり90cmで貼ることにしました。

それと壁紙はストレッチ、表面しっかりと記載されていましたが、かなり破れやすいです。
30m7980円というのが高いのか安いのか分からなかったのですが、今まで貼られていた壁紙より、相当脆いです。そういう意味でも苦労しました。

重ね切りは思っていたより難しかったです。
裏の壁紙が切れていなかったり、カットの途中で切れなくなって壁紙を破いたりしました。
カッターを1m毎に先を折って作業しました。
100円ショップの替え刃だからダメなのかなあとも思ったのですが、オルファの替え刃でも最初は切れ味が良かったのですが、一度刃を折ると1mくらいで切れなくなります。
壁紙にサービスで付いてきた3Mのチタンコーティングの替え刃は良く切れるし長持ちするのですが、替え刃が小のため力を入れることができなく重ね切りは出来ませんでした。
チタンコーティングの大の規格の替え刃が理想的なのかもしれません。

結局10時間以上かけても作業が終わらず、翌日に作業を残しました。

2021年10月17日

やっと壁紙張りが終わりました。壁紙を貼るのに今日は4時間かかりました。貼るのに15時間かかったことになります。
その後、壁紙の重ね切り部分で出来た隙間をジョイントコーク・Aで埋めました。ジョイントコーク・Aは指で塗りつけるのが一番きれいに仕上がるようです。
清掃したり、その他の後処理で4時間かかりました。

重ね切りは、まだまだ未熟なままですが、結構綺麗に仕上がりました。

syunroom18.jpg

結果的には壁紙は4.5m余りました。襖の貼り替えにでも使おうかな。

2021年10月19日

カーペットを撤去するのに、OLFAの0.5厚の特専黒刃LBB10Kを使ってみたら、切れ味の違いに唖然としました。
壁紙張りには、それに適した替え刃を使えば、もっと上手にできたのかもしれません。カッターの替え刃は重要です。

コメントする