お金の大学という本を見ていたら、賃貸料を節約する方法っていうのがあって、
1.賃貸契約時に、複数の仲介業者に見積もりを取る。
2.相見積もりを参考に適正料金で契約するよう交渉する。
というのがありました。
仲介手数料は上限は原則家賃の0.5か月と法律で決められているのに上乗せする業者が多い。
実際に、宅建業法では不動産業者が受け取れる手数料は、貸し手側から5%、借り手側から5%が上限で、特別に了解が得られた場合のみ借り手側から10%を上限に手数料を受け取れるということになっています。
金沢では、そういう説明なしに、当たり前のように借り手に10%の手数料を請求している事例が多いようですが、これは違法です。
石川県にも確認しましたが、黒に近いグレイだと言っていました。
火災保険は不動産業者が保険会社を指定する場合も多いようですが、マージンをとるためのぼったくり保険が多い(保証が薄くて価格が高い)
火災保険によっては、引っ越し時に壁に物をぶつけた傷や、子供が落書きした、うっかり物を落として洗面台を壊してしまったというような場合にも対応できる(借家人賠償の不測かつ突発的な事故による破損・汚損)場合があるので、よく検討して選ぶのが良いです。
退去費用も、クロス、床、ダボ、洗面台、諸経費など経年劣化まで請求される場合があるので、要注意です。
引っ越し業者は大手引越会社は割高
など納得できる記述がありました。
引越の手伝い
家族の引越しの手伝いをする機会があるので、いろいろ準備しています。
プチプチや段ボールや養生テープは、家にあったので、それを使います。
台車も各種持っているので利用できます。
以前購入した家具スベールも利用できそうです。
ネットで調べると、その他に便利なグッズがいろいろあるみたいなので、入手しました。
楽ちんパワフルキャリー
重い物を、梃子の原理で簡単に持ち上げて、下に10*7*2.5㎝ の下台(キャスターが12個付いている)を4個入れて移動するグッズです。
上部の丸い部分が回転するので、方向を変えるのも自由自在です。
梃子の棒の耐荷重は150kg、下台の耐荷重は4個で300kgという事です。
メルカリで1200円で購入しました。
実際に試してみましたが、思ったほどスムーズに動かないし、運ぶものが完全に平らで無いと脱輪しやすいです。
全く役絶たないとまでは言えないけど、期待外れでした。
引越キャリーベルト 楽々運べる運搬ベルト
運搬物の下にベルトを通して、ベルトを肩にかけて、楽な姿勢で重い物を運ぶグッズです。
耐荷重300kgだそうです。
金具は、かなりしっかりしてるし、ベルトも丈夫そうで、不安を感じさせません。
メルカリで1400円で購入しました。
洗濯機で実際に使おうとしましたが、ベルトの設置が面倒でした。普通に2人で持ったほうがはかどります。
もっと重いものだと便利かもしれません。
その他に運搬のため、毛布、ブルーシート、ゴミ袋、ガムテープ、紐、ロープ、カッター、セロテープ、メージャー、内履き、ベットのマットの袋を用意しました。
家具の分解のために六角レンチとドライバーが役に立ちました。
冷蔵庫は倒して移動できないので、業者に頼んだようです。1万円以上したそうです。でも荷台の高さがあるトラックを借りて、窓から出すリスクを考えると、業者に頼んだ方が安心です。
洗濯機も倒して移動できないけど、Hondaベゼルにぎりぎり立てたまま乗せることができました。
ベットも長いので心配でしたがHondaオデッセイにぎりぎり乗せることができました。
引き渡しの日には不動産屋の下請けの業者がチェックがあるという事なので、汚れや傷は可能な限り修復する事にしました。
清掃や補修のために、接着剤、シールはがしスプレー、細かい目の紙やすり、紙やすりを均一に当てるための平らな面の木(8cm×4cm×1.5cm)、ペンキと筆、ワックス、メラミンスポンジ、金たわしソープパッド、研磨たわし、ステンレス研磨剤、雑巾、タオルなどが役に立ちました。
壁紙の薄い汚れは、メラミンスポンジで軽くこすると、綺麗にできました。メラミンスポンジできつくこすると壁紙が破損するので、あくまでも軽くこする程度でやめましょう。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
壁紙に、子供がつけたクレヨンの痕(細くてせいぜい2cm程度の汚れが複数個所)は100円ショップで購入した白の塗料とクリーム色の塗料を、筆で少しずつ食品トレーに取り出して混合する事で壁紙と似た色を調合し、筆で塗りました。
塗料の調合は、一度に合わせる必要は無いです。
塗った時と乾いた時で色が変わるのし、乾いた後に、クレヨンの痕が浮き出てしまう場合もあるので、何度も重ね塗りをして少しづつ、色を近づけていけばよろしいです。
ほぼ、跡形もなく補修できました。
その他の小さい汚れも、同様に補修できました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
冷蔵庫の裏は、剥がれる壁紙シートを貼ってあったので、それほど壁紙の汚れが残らずに済みました。
メラミンスポンジで綺麗にできました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
台所のごみ箱の裏側が、広範囲に汚れが残っていました。
これも、メラミンスポンジで拭いた後、塗料を筆で塗って、かなり目立たなくなりました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されクロス張替え料を請求されたようですが、通常使用による汚れだと主張すると請求を取り下げたようです。
テーブルに当たって傷ついた箇所については、広範囲でへこみや傷が残っていたのですが、塗料で何度も塗っても違和感が残りました。
ジョイントコークでへこみを埋めることも考えたのですが、壁紙に凹凸の模様があったので断念しました。
この部分はクロス張替え料を請求されたようです。さすがに、言い訳が出来ませんでした。
ただ、壁紙は経年劣化による残存価値は6年で1円になるという決まりがあるので、壁紙は入居期間の長さによって料金が違います。
家具を移動した時についたと思われる壁紙の角側の小さな傷が複数個所ありました。
接着剤で、壁紙の浮いた箇所を接着し、紙やすりを均一に当てるための平らな面の木(8cm×4cm×1.5cm)を押し付けたり、紙やすりで浮いた箇所を削ったりして平面にしたうえで、塗料を筆で塗って補修しました。
余程注意しないと気付かないくらいに綺麗になりました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
柱も、壁紙を貼ってあるような素材だったのですが、今回の引っ越しで家具を移動した時に傷をつけたようです。壁紙の小さい傷と同様に、接着剤で壁紙を接着し、紙やすりを均一に当てるための平らな面の木(8cm×4cm×1.5cm)を押し付けたり、紙やすりで浮いた箇所を削ったりして平面にしたうえで、塗料(100円ショップで購入したモカ茶と黒の塗料)を筆で塗って補修しました。
余程注意しないと気付かないくらいに綺麗になりました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
床の傷も複数個所にありました。
100円ショップで購入した塗料で厚めに塗って、浮いている部分を、平らな面の木(8cm×4cm×1.5cm)に紙やすりを巻いて、凹凸を完全に無くしました。違和感を無くするために、塗った箇所にワックスをかけときました。
余程、注意深く見ないと気がつかないようになりました。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
台所周りは、清掃のために、メラミンスポンジ、金たわしソープパッド、研磨たわし、ステンレス研磨剤、雑巾などが役に立ちました。
レンジの裏は、ガスコンロの隙間カバーをつけてあったので、それほど汚れがこびりついていなかったです。
不動産屋の下請けの業者に指摘されませんでした。
エアコンはフィルターとか掃除しておいたそうですが、クリーニング代を請求されたそうです。
最初はオートクリーン機能付きだからという事で25000円請求されたそうですが、そんな話は聞いていないと主張したら、通常のエアコンクリーニングの料金12000円の請求になったそうです。本来は、通常使用していたのだから支払う必要は無いと思うけど・・・・
ネットで調べると、賃貸時の契約書にエアコンのクリーニング代について明記されていない場合は、大家が負担するのが一般的なようです。
今回の場合は、入居時の契約書にエアコンのクリーニング代が必要と明記されていたようです。
エアコンは清掃するだけ無駄だったようです。
不動産屋って、油断していたら、支払わなくても良いお金をどんどん請求してくるので注意が必要です。
結果的に、最初は75000円を請求されていましたが4万円台の請求になったそうです。
基本クリーニング料30000円とエアコンクリーニング料12000円と壁紙1枚分とのことです。
随分、節約できたと思います。
敷金は無かったので、請求された金額を全額支払わなければいけないです。
引き渡しの日の不動産屋の下請けの業者のチェックから1か月して正式な請求書が届きましたが、特に増額は無く安心しました。
金沢市で市街化調整区域内の空き家の賃貸可能に
金沢市で中山間地や田園地域にある空き家について賃貸住宅や飲食店として利用できるよう規制緩和する。
2020年4月からで市街化調整区域14、879ヘクタールを対象とする。
地元住民との合意などの要件を満たすことが条件になっている
ちなみに、市街化調整区域の建物を賃貸として利用できないことを知りませんでした(苦笑!)
生活保護の住宅扶助
生活保護を受けた場合には、住宅扶助を受けることができます。
基本的には住宅や預貯金を所有している人には生活保護の認定がおりません。
資産になるような住宅を所有している人が生活保護を受ける場合、住宅を処分するのが前提になります。
住宅ローンが残っていなくて、資産にならないような住宅の場合は、売却しなくても生活保護を受けることができる場合もありますが、所有している不動産から収入を得られる可能性があれば、収入を得るように指導され、収入分は生活保護費から差し引かれます。
生活保護の認定がおりて、住宅扶助を受ける場合、各自治体の生活保護の窓口を担当する相談員(ケースワーカー)に相談する必要があります。
了承を得られた範囲内で物件を探した場合には、敷金・引越し費用・仲介手数料・火災保険料・保証料などの家賃以外の費用も保護金として支給されます。
金沢では1人で住む場合の生活保護の住宅扶助家賃上限額は1か月33,000円です。
内灘での生活保護の住宅扶助家賃上限額は1人で住む場合1か月31,000円です。
ただ、生活保護を受けている人に住居を貸してくれる不動産屋・家主は少ないです。
貸してくれるとしても、通常は、賃貸料の支払いの保証のため、身元のしっかりとした連帯保証人がいるか、生活保護者が加入できる保証会社をつける必要があります。
連帯保証人がいない場合、加入できる保証会社は少ないようです。
生活保護を受けることを検討している場合には、「路上からできる生活保護申請ガイド/ホームレス総合相談ネットワーク (著)」「本当に困った人のための生活保護申請マニュアル/湯浅誠」「生活保護のもらい方/茶々 天々」が参考になると思います。
賃貸住宅の仲介手数料は原則0.5カ月分 判決
毎日新聞の記事によると、賃貸住宅を借りた際に、家賃1カ月分の仲介手数料を支払った借り主の男性が「原則は賃料0・5カ月分だ」として、仲介業者に手数料の一部返還を求めた訴訟で、東京地裁は「業者が男性から承諾を得ていなかった」として男性の請求を認めた。
住宅の賃貸物件の手数料は国の告示で原則0・5カ月、上限1カ月分と定められているが、金沢でも、当然のように借主から1カ月分の手数料を請求する業者が多いです。
本来は、不動産屋は、手数料を、借主と貸主から賃料0・5カ月分ずつ貰うのが原則で、借主から1カ月分受け取る場合は、手数料は原則賃料0・5カ月だけど、特別に1か月分の手数料を受け取る事について借主の承諾を得る必要があるのです。
これは手数料が原則として賃料0・5カ月であるという説明が必須という事です。
これは、娘がアーバンホームと交わした借家の契約書を見て不可解に思って、宅建の手続きをしに行ったついでに、石川県の土木部建築住宅課に問い合わせした事があるのですが、グレイなんだけどと口を濁していました。実情を知ってて放置している石川県の土木部建築住宅課には責任ないのかなあ?
監督不行き届きで石川県の土木部建築住宅課を訴えるっていうのも面白いかも。
時効の3年以内に賃貸契約を結んだ人は、不動産屋に要求すれば0・5カ月分の賃貸料が返還されるかもしれません。
ちなみに娘の契約を見ると、家賃の他に管理費まで請求されていました。
管理費って、元々は大家が管理すべきところを、他の業者に委託するのだから、本来は大家が負担するものではないのかなあと思います。
賃貸住宅の確認事項
娘が初めて賃貸住宅を選ぶということで、間取りや部屋の綺麗さだけではなく、確認しておいたほうが良い事についてアドバイスしました。
自家用車だからとはいえ、飲みに行った場合など自家用車以外を利用する事もあるので、バスの便数と最終便の時間、バス停の場所と住宅への通路の安全性の確認はしておくように言いました。
片町や金沢駅からのタクシー料金の確認もしておいたほうがいいです。
不動産屋には下記の件は確認しておくようにアドバイスしました。
・集合住宅の場合は、一緒に住んでいる居住者に迷惑な人がいないか?
・近所にヤクザなど住んでいないか?
・その部屋で過去に亡くなった人はいないか?
・住宅の防音性 隣や上階の音が響かないか?
・他の部屋で民泊に使われる可能性の有無
・WiFi設備の有無(集合住宅では建物全体で契約済みの場合もあり)
・ガスが都市ガスかLPガスか
聞くのは無料だし、返事した内容については、不動産屋に責任が生じるので嘘はつけないはずです。後から気づいて後悔するより、不動産屋に確認しておけば安心です。