金沢観光情報 【 きまっし金沢 】

実家の空き家についての管理・対策・補助




空家の管理に必要な事は、外からのチェックとしては、瓦のズレ・屋根の落ち葉ゴなど屋根のチェック、軒裏の雨シミ・外壁の傷み・基礎のひび割れのチェック、換気口の破損・配管のサビ・配管の水漏れのチェック、庭木の折れ・鳥の巣・動物の死骸・ゴミの散乱などが必要です。
中に入って、天井での雨漏れのチェック、床の沈みのチェック、水回りの点検、湿気・臭気のチェックが必要です。
すべての水道のカランの通水、室内清掃、窓開け通風が必要です。
郵便物の整理・チラシの処分なども必要です。

湿気対策として、1階の畳は全部上げておく、ふすま・戸はすべて開けるか撤去しておくのが有効です。

できれば部屋の家財道具の撤去、換気口を塞いで除湿器をかける、扇風機で中の空気を定期的にかき回すのが理想的です。
床下の湿気対策は、床下が土なら防湿シートと土間コンクリート、床下換気装置が理想的です。

ボイラーを使わない場合は水抜きして、水道は元栓を閉じてておくと冬季の氷結にも安心です。

火災の対策として電気のブレーカーを落とす、プロパンガスは引き取ってもらう、灯油タンクは空にしておく、燃えやすいものを外に置かないなどの対策が必要です。

金沢市では、有効な既存ストックであるまちなか区域の空き家等の流通促進を図るため、空き地、空き家、空き住戸の所有者と売買・賃貸希望者とをマッチングする「金沢まちなか住宅再生バンク」を設置しています。
移住・定住相談窓口において、移住・定住希望者から住宅に関する相談があった場合は、金沢まちなか住宅再生バンクと連携して、その住宅確保を支援しています。
町会等が、空き家を集会所やポケットパーク等として活用する際、整備費の一部を支援する制度もあります。

金沢市では、管理されずに放置され危険な空き家の解体を促進するため、所有者が自ら行う空き家の解体工事に係る費用の一部(補助率:1/2 補助限度額:50万円)を補助します。