交通事故被害における賠償請求

家族が交通事故の被害や加害の立場になった時に、損保会社と交渉した事を記録しています。

家族が自動車の接触事故 示談せず時効

2009年12月05日

家族が自動車を運転していて,接触事故を起こしました。両者に怪我は無く,ちょっとボディが凹んだだけですけど。警察にもちゃんと届けたそうです。家族に自動車を貸すようになってから,自動車はあちこち凹んで見るも無残です。もう20万キロ以上走っているので,今更凹んでも痛くも痒くも無いのですが,今回は相手がいることなので,保険会社に対応を任せようと思います。
いつもなら代理店に連絡するところですが,今日は土曜日の夕方だったので東京海上日動火災保険に直接連絡しました。フリーダイヤルで電話の対応もまずますでした。

なんでも,片側2車線で左側を走っていて前にバスが停車していたので,右側に車線変更しようとしてかなり前から方向指示器を出して,ゆっくりと右側の車線に車線変更したら右側後方を走っていた相手方の自動車が避けようとして対向車線に飛び出したようです。対向車線から対面の自動車が来たので,元の車線に戻ろうといて,家族が運転していた右前のボディと相手側の左後方部のボディをこすったそうです。
こちらの自動車は,ちょっと凹んで相手の自動車は凹んでいなかったそうです(詳しい損傷は未確認)。
家族にも過失があるのは間違いないようです。

家族が自転車での交通事故の賠償請求で保険会社に関わっている中での接触事故なので、ちょっと勘弁して欲しいと言うのが正直な気持ちです。

相手側から電話がかかってきたので,こちらの任意損保会社が東京海上日動火災保険であることを教えて,相手側の任意損保会社を聞きました。そしたら,今調べてくるということで同じ損保会社で東京海上日動火災保険であることがわかりました。
すぐに自動車修理会社で修理させるというので,東京海上日動火災保険に連絡して東京海上日動火災保険の了解の上で修理するようにしてくれるよう伝えました。

2009年12月06日

相手側は,こちらが一方的に悪くて自分の過失が無いと思っているらしくて,とにかく自動車を修理会社に出すからって感じで言うんです。交通事故も初めてらしくて損保会社に連絡すらしてなくて,頭の中は修理費用を全額こちらが負担するのが当たり前のように考えているのです。

今朝,家族の携帯電話に電話があったようですが,家族が朝寝していて出られなくて留守電にメッセージが入ってました。最初の電話はこちら側から東京海上日動火災保険に電話したかという内容で,2度目は自動車は修理に出すから支払って下さいという内容だということでした。
そのことを家族に聞いて,あまりにも一方的な言い方なので,相手側に電話して東京海上日動火災保険に連絡した旨を伝えました。それと一方的な物言いに対して抗議しました。そしたら相手側は修理に出すから支払って下さいとは言ってないというのです。近くに家族がいたので,つい頭をたたいてしまいました。

後で留守電を聞いたら,相手側は間違いなく修理に出すから支払って下さいと言ってました。
こんなことでは相手側を信用できません。

2009年12月07日

今日,東京海上日動火災保険から電話がありました。事故の内容の確認が主な用事だったのですが,同じ損保会社のユーザー同士の事故の場合は,両者におのおの別の担当者がいて担当者同士で話し合いをするそうです。
基本的には両者の事故内容の申告には差が無いのですが,車線変更のウインカーをかなり前から出していたことと,相手側が最初は後ろを走っていたのに,ぶつかった時には相手側が前に出てたので,相手側がかなりスピードを出していたと考えられること,最終的に,対向車をよけるためといえ,相手側の自動車がこちらの自動車にぶつかっても良いという意志をもってハンドルをきったことを主張しました。
今回のような事故では,こちら側が7から8割の過失になるとの事です。

今乗っている自動車は,自分の自動車の損傷については保障の対象ではない保険になっているのです。つまり自分の自動車の修理費の2,3割しか保障されないのです。
20万キロも乗っているし,家族に貸してから,自宅の駐車場とかでぶつけられて,あちこち凹んでいるので,1つ凹みが増えても痛くも痒くもないので,お金を払ってまで修理する気はなかったのですが,自動車の修理工場で写真を撮ってもらって見積書を作ってもらわないと東京海上日動火災保険から費用を払えないということでした。東京海上日動火災保険から自動車修理工場に電話するということなので,自動車修理工場に手続きだけしてもらうことにしました。

2009年12月08日

今日,自動車会社へ事故車を見せに行ったのですが,定休日でした。
今回の自動車接触事故について東京海上日動火災保険はこちらの過失が7割から8割だと言っていたけど,損保会社って信用できないんですよね。

今度,損保会社との交渉の時に,今回のような事故についての過失割合の参考判例のコピー(白本か青本)をくれるようお願いしようと思います。損保会社が2割から3割だと言う場合は基本が3割だと思います。相手方のスピードやブレーキを踏まずに対向車線に出たことや,ぶつかっても良いと判断しただろうという面を考慮すると,過失4割までは頑張れるのではないかと思います。

今回は両者が同じ損保会社なので,過失がどうであれ,保険会社にしてみれば,負担額は大した差(こちら側の自動車の修理代金のこちら側の過失分の差だけが違ってくる)が無いので,それほど拘らないと思いますけど。

2009年12月09日

今日,東京海上日動火災保険から電話がかかってきて,相手側の自動車にドライブレコーダーが取り付けてあり,そのビデオを相手側が確認した所,家族がウインカーを出して,1回の点滅で車線変更をし始めたというのです。相手側が東京海上日動火災保険に必要であれば見せると言っているというので,東京海上日動火災保険の担当者に確認してもらうように依頼しました。東京海上日動火災保険の担当者が気乗りしないふうで,相手側が怒っているからと言っていましうたが,確認して欲しいと依頼しました。前回の電話の件もあるので相手側の言うことは信用できないです。
ちなみに相手側の修理代金は15万円だそうです。

自動車会社に自動車を持って行きました。東京海上日動火災保険からは何も連絡が入っていないということでした。いいかげんな損保会社です。
一応,凹んだ部分の写真を撮ってもらいました。正式な修理見積は板金の工場でバンパーを外してみないと出来ないけど,バンパーの交換が必要なければ7万円程度だということでした。

2009年12月14日

今日,図書館に行って交通損害賠償算定基準「過失相殺・寄与度編」を借りてきました。
よく見ると今回の事故は基本はこちらの過失は7割のようです。スピードが15kmオーバーだと相手側の過失が10%増えるそうです。

東京海上日動火災保険が言ってた7割から8割というのは,7割で了解させようということで自分の都合の良い過失割合を伝えていたようです。こちら側の担当者は,こちら側に立って交渉するのが当然なのに,そいう意思は最初から全く無いようです。7割から8割と言っておいて7割になれば当事者も納得するであろうという駆け引きだけしか頭に無いような感じです。
こういう事をするから損保会社は信用できないんです。

相手側がスピード出していたから後ろにいた相手側の自動車の後側と当方の前側がぶつかったという事と,相手側が対向車線に出ていて,こちら側にぶつかっても良いという意思の下にハンドルを切ったことについて主張していこうと思います。相手側は衝突時のビデオがあるということなので,そのビデオを元に東京海上日動火災に検証してもらうように要望しようと思います。

最終的に両者が納得しないと示談にならないので,最後まで過失6割を主張したらどうなるか興味があるところです。

2009年12月22日

今日,東京海上日動火災保険から電話がありました。調査会社にドライブレコーダーを確認してもらったところ車線変更時に1回しかウインカーが出てなかったということです。
それで法定では進路変更の前に3秒間ウインカーを出さないといけないということになっていて,今回は2秒しかウインカーを出していないので,この事故の基本的な過失70%に10%加算されて過失80%になるというのです。
以前,東京海上日動火災保険から電話があった時には,過失は70から80%だと言っていましたが,今回は,ちゃんと基本が70%である旨の説明でした。どちらにしても80%で決めたいという意志は一貫しているようです。

ドライブレコーダーの映像で相手方の速度がどれくらいだったか判断できないのかと聞くと画像が不鮮明で,そこまでわからないというのです。いろいろ聞くと,どうもドライブレコーダーの記録がコマ送りでしか残っていないというのです。衝突する前10秒間の1秒毎のコマ送りだと言うのです。
ドライブレコーダーの記録が,コマ送りでしか残っていないという事は,信じがたい事なのですが,もしコマ送りの画像だけしか残っていないとすると,その画像があることで,3秒間以上ウインカーを出していたという可能性は無いのですかと聞くと,ドライブレコーダーが故障してない限り無いと言うのです。
ドライブレコーダーが故障していた場合の事までは考慮する必要は無いけど,ウインカーは点滅なので,ウインカーが点灯していない瞬間が,ドライブレコーダーに写っている画像だった場合はどうなるのでしょうと聞くと,それは判らないということです。結構いいかげんな事を言っている気がします。

相手側が東京海上日動火災保険に質問状を送ってきたそうで,質問の内容が細かく,凄い量の項目が書かれていたそうです。中には事故に全く関係ないことまで書かれていて,損保会社の担当者もあきれていました。
火に油を注ぐような内容なので,別に答える必要は無いですが,一応送らせていただてもよろしいかと聞かれたので,良いですよと答えました。

後から気づいたのですが,進路変更時にウインカーを出していなかったら過失は20%加算されるのですが,ウインカーの時間が法定3秒に対し2秒の場合10%の加算が適用されるかどうかは甚だ疑問です。

帰って,家族に改めて事故のことを聞いたら,ぶつかった地点は,バスを追い越した後ということでした。つまり相手側の自動車は完全に対向車線に出て走行して,当方の自動車を追い越した後に,元の車線に戻ろうとした時の事故だということです。
こういう事例が,車線変更時の一般的な事故と同等な扱いになるのかも確認する必要があるのではと思います。

2009年12月29日

今日,東京海上日動火災保険から電話がありました。

相手側が東京海上日動火災保険出した質問状の件で,相手側から返事はまだかと毎日(休日も含めて)催促の電話があるというのです。

それで,読んでもらえたかと言うので,さっと目は通したけど,詳しくは見てないと答えました。
返答の件は,どうなっていると言うので,詳しくは見てないけど,当方が東京海上日動火災保険に電話した時間とか,事実については,そのまま返答していただければ良いけど,こちらから返事する事は無かったように思いますけどと言うと,それでは質問には答えないということで良いですかと言われたので,詳しくは見てないので,今は返事できないと答えました。

ドライブレコーダーの件で,コマ送りの画像しか残っていないというのは,不可解なので,連続動画が残っていないか,確認して欲しいというと,記録はCD-Rとして入手したけど,見ていないと言うのです。
相手側の速度や加速など事故内容を検証したいので,データを見せて欲しいと言うと,相手側の了解が必要だと言うことでした。相手側の質問状に,自分の不利益なことにデータを使用することは許さないと書いてありましたけど,そういう物は証拠として成り立つのですか?と聞くと,そんな事書いてありましたか?と言うのです。しかも,当方の自動車は,修理会社に見せてくれましたか?という問い合わせまでする始末です。もともと修理会社には東京海上日動火災保険から先に電話を入れるということだったのに,何もしていないようです。
東京海上日動火災保険の担当の人は言葉遣いは丁寧なのですが,なんか頼りなく誠意の無い感じです。

今回の事故はぶつかった地点は,バスを追い越した後で,相手側の自動車は完全に対向車線に出て走行して,当方の自動車を追い越した後に,元の車線に戻ろうとした時の事故です。
こういう事例が,車線変更時の一般的な事故と同等な扱いになるのか法律に詳しい人に確認してくれるよう依頼しました。

それとバスが停車している場合に,左車線が車線変更する可能性が高いことは,右車線の自動車は認識できると思うけど,そいう要件の扱いについても聞くと,事故原因の要件の1つになるとの事でした。

2010年1月4日

今日,中途半端に時間があいたので,相手側が損保会社に出した質問状に対して返答できる事について記入した書類を郵送しました。

2010年1月5日

今日も,東京海上日動火災保険から電話がありました。
最初に,返答を郵送したと言いましたが,なんの返答ですかと聞かれました。なんとも頼りない担当者です。
今日の用件は,家族の話を聞きたいので,事故調査会社に会って欲しいということでした。日程は,こちらの都合の良い時間に合わせるということでした。

今回の事故はぶつかった地点は,バスを追い越した後で,相手側の自動車は完全に対向車線に出て走行して,当方の自動車を追い越した後に,元の車線に戻ろうとした時の事故です。
こういう事例が,車線変更時の一般的な事故と同等な扱いになるのか法律に詳しい人に確認してくれるよう依頼したことに対しても、事故調査会社から返答があるという事です。

また事故調査会社が面会する時に相手側のドライブレコーダーの画像も見せるということでした。

それと,相手側から,家族の職業とかの問い合わせがあったけど,事故に関係ない事でもあるし,個人情報の事もあるので答える必要は無いけれど,相手側から問い合わせがあったので,一応、当方に伝えておきますということでした。
東京海上日動火災保険には家族の職業とかを教えました。相手側の職業,勤め先,役職を言ってもらえば,相手側に話してもらっても良いと答えました。

2010年1月7日

今日,事故調査会社から電話があって,家族との面会についての打ち合わせがありました。
9日に会うことになりました。時間は1時間程度かかるそうです。

2010年1月9日

今日,事故調査会社の人が時間ぴったしに来ました。事故の状況について,最初から最後まで細部にわたって客観的に事情聴取をしました。
改めて状況を聞くことによって,事故の内容について具体的に把握できました。

内容的には,こちら側の過失が大きいという事を納得させて解決に向わそうという意図を感じさせるものでしたが,担当者が交通事故についての知識が豊富なので随分参考になりました。事故調査会社の人がドライブレコーダーの動画を何回も見たところ,動画は連続的な画像で,ウィンカーを出してから車線を横切るまでの時間は2秒に間違いないとの事でした。
ただ,ドライブレコーダーではスピードや加速・減速の有無については調べることはパソコンの解析をしても不可能ということでした。
ドライブレコーダーの画像を見せるということは相手側の了解を得ないと見せられないということで,東京海上日動火災保険の担当者からもドライブレコーダーの画像を見せるということを何も聞いていないということでした。海上日動火災保険の担当者は本当に,いいかげんで頼りないです。

今回の事故がぶつかったのがバスを追い越した後で,相手側の自動車は完全に対向車線に出て走行して,当方の自動車を追い越した後に,元の車線に戻ろうとした時の事故が車線変更時の一般的な事故と同等な扱いになるのかについて判例を調べることについても東京海上日動火災保険の担当者からも何も聞いていないということでした。海上日動火災保険の担当者は本当に,いいかげんで頼りないです。
事故調査会社の人は,そのような事例については知識は無いので判例を調べてみますということでした。

車線変更時の,ウインカーの時間が過失に関わる割合について,ウインカーを出さない場合は20%の過失増になるけど,法定3秒に対して時間がそれより短い場合の過失増については明文化されたものは無いとの事でした。損保会社の社内規定では10%増にすることが多いけど,0%になることも20%になることあり,判例があって明文化されているものでは無いということでした。

今後は,相手側の自動車は完全に対向車線に出て走行して,当方の自動車を追い越した後に,元の車線に戻ろうとした時の事故が車線変更時の一般的な事故と同等な扱いになるのかについての返事を聞いてから,その判例に従おうと思います。
ウインカー2秒の場合の過失10%については確固たる判例を確認できないうちは認めない事にしました。
相手側のスピードや加速についての過失は証拠が無い以上は主張するのはやめました。

2010年1月27日

今日,久しぶりに東京海上日動火災保険から電話がありました。
調査会社から報告があって,だいたいのことが判ったので,車線変更の通常の基本過失割合に対して,向こう側はドライブレコーダーという証拠があるのに対して,こちら側は証拠になるものは持っていないということを懸案し,また向こう側はドライブレコーダーの画像を当方に見せたがらないのは腑に落ちないし,ブレーキを踏んでいなくて対向車線に出た事もあるので,当方の過失7割か8割で話をしたいのですけど,どうですかということでした。
結局,口だけで向こう側の過失を指摘して,実際には過失に対してなんら考慮していないのです。
相手側が対向車線に出た後,戻る時に接触した事故の判例については,どうなっているのですか?と聞くと,まだ見つかっていないと言うのです。
あまりに担当者が頼りないので,子供の使いじゃないんだから,もうちょっと,しっかりしてくれないと困ると伝えました。
こちらは客観的な根拠に基づいた合理的な過失割合について文句言う意志はないので,ちゃんと調べてくれるよう求めました。
相手側が対向車線に出た後,戻る時に接触した事故の判例を基本として過失割合を決める。ウインカーの時間については,証拠のドライブレコーダーを確認させてもらって,もし2秒しかウインカーを出していない事が確認できれば,その時点で,車線変更前ウインカー3秒の法定規則に対して2秒の場合の過失アップについての判例に従い最終的に過失割合を決めるという事でないと受け入れられないと伝えました。

2010年3月21日

2010年1月9日に事故調査会社に問い合わせた事については、結局,何の返事もありませんでした。
事故調査会社の役割というのは事故の当事者の両方に,当事者の過失を認めさせて,当事者により多くの過失を納得させて示談をしやすい方向に持っていくといのが主な役割のようです
事故調査会社との面談にあたっては,事故調査会社は決して中立な第3者ではなくて,損保会社が示談に持っていきやすいように自己の当事者を納得させるのが役割だということを認識しないと,不当に不利な妥協を強いられるので注意が必要です。

2010年4月13日

今日,日中に東京海上日動火災保険から電話がありました。ちょっと電話に出れない時だったので話はしていません。
2ヵ月半も連絡が無かったので放置するつもりなのかと思ってました。

2010年4月16日

今日,東京海上日動火災保険から電話がありました。同一なケースではないけど,判例が3つほど見つかったので送るということでした。追い越しで対向車線に飛び出した判例ですかと聞くと,その判例は1つだけだということなので,その判例だけ送ってくれるように言いました。

その他に,こちら側の自動車の破損について,自動車会社に連絡をとったら,画像がないと言われたので損害を証明するものが無いと言うのです。
事故があったのは12月で,東京海上日動火災保険から,自動車会社に連絡を入れておくので,すぐに自動車会社に行って自動車を見てもらうように言われたので,すぐに自動車会社に行ったら,東京海上日動火災保険から自動車会社に何の連絡も無く,とりあえず写真をとってもらって,東京海上日動火災保険からの連絡を待つということだったのです。その後,東京海上日動火災保険から電話があったときに自動車会社に自動車をもって行って写真もとってもらったと言っておいたのですが,結局そのまま東京海上日動火災保険が放置しておいて,最近になってやっと自動車会社に連絡をとったということのようです。
自動車会社にしてみれば画像を5ヶ月近く保存しておく責任もないし,無くなっても仕方ないというのは当たり前の話です。
東京海上日動火災保険の担当者は画像が残っていないので,実際に自動車会社に自動車を持ち込んだのかも証明されないとも言っていました。
たまたま撮影時にプリントしたものを1枚貰っておいたので何の証拠もないという事態は避けられました。
東京海上日動火災保険からプリントしたものを送って欲しいと言われたのですが,送って無くなったら大変なので取りに来て欲しいと言ったら,それは出来ないというのです。同じ金沢市にいるのに,しかも自分達の怠惰による不手際が原因で起きた事なのに全く無責任な会社です。

以前,東京海上日動火災保険の代理店トナミ商事(今回の代理店も同じ)と別の自動車での契約時にとなみ商事が自動車ナンバーを書き違えて契約書を作成して,その後,事故があった時に,契約の自動車ナンバーと違うので,保障できないということで,なんの責任もとらなかったという事もありました。
今度の事故の結論が出たときには損保会社と代理店を変えようと思います。

2010年4月19日

事故後,すぐに自動車会社に行った時に撮って画像をプリントしてもらったものが手元にあったので,自動車会社へ持って行き,改めて見積依頼をしました。

2010年4月20日

今日,東京海上日動火災保険から車線変更時に対向車線に飛び出した後の接触事故についての判例が送られてきました。名古屋地裁の昭和63年3月30日の判決で事件番号昭和61年(ワ)台1247号(本訴)・第1945号(反訴)求償金等請求・損害賠償請求事件というものでした。
内容は両者の言い分が全く正反対で,お互いが相手側の自動車がスピードの出しすぎを主張している内容でした,
判決は,お互いのどちらが無理な運転したのかは判断をしなくて,車線変更した自動車の運転者70%,前方の自動車を避けるために対向車線に飛び出して接触した自動車の運転手が30%の過失責任という判例でした。

事故がおきた時の背景の状況は随分違いますが,対向車線に飛び出して戻る時に接触したという点は同じなので,参考になる判例と言えるかなと思います。

2010年4月22日

自動車会社から見積ができたと連絡があった。早速取りに行ったのですが,意外と安かったです。8万円くらいと言ってたのに6万5千円くらいでした。保険会社がからむと安くしちゃうんですよね。普段どんだけぶったくっているのかと思います。

2010年4月23日

今日,損保会社から電話がありました。
自動車会社と連絡をとったようで,自動車を自動車会社に見せに行ったお礼と,見積書と画像を損保会社に送るための封筒(切手付き)を送りますとの連絡でした。

2010年4月24日

今日,東京海上日動火災保険から見積書と画像を送るための封筒が送られてきました。
でも普通郵便で送って,紛失したらどうするのでしょうか?最近の郵便は安心できないしね。

2010年5月11日

今日,東京海上日動火災保険から電話があって,判例どおりの過失割合で交渉しても良いかという問い合わせでした。

最初,判例を読んだときに理解した内容と,東京海上日動火災保険が言っている内容が違っていたので,電話してきた場所に判例の書類が手元に無かったこともあり返事は保留しておきました。

2010年5月18日

今日,東京海上日動火災保険から電話があって,判例どおりの過失割合で交渉しても良いかという問い合わせでした。
それでよろしいという意志を表明しました。
相手側が納得しなければ出る所に出ると言っても良いかと言われたので,それで良いですと答えました。

2010年6月21日

東京海上日動火災保険から電話がありました。
東京海上日動火災保険の担当者が変わったということで,相手側と交渉に行ったということでした。
相手側は。当方の謝罪を求め,過失に関しては全く無いと主張しているということでした。
担当者から,謝罪に行く気はあるかと聞かれたので,今までの経緯から謝罪に行く気は無い事を伝えました。
過失割合について東京海上日動火災保険に一任してくれるかと聞かれたので,裁判判例の70%より多くの過失割合を認める気は無い事を伝えました。

2010年6月29日

東京海上日動火災保険から電話がありました。

相手側が過失ゼロを譲らなくて,法的な対応もしないということでした。事故の修理費も,とりあえずは自分で払い,そのまま放置しておくと言うのです。
東京海上日動火災保険は,当方が自車の修理費用の30%にあたる費用を請求したいということならば,弁護士特約を使って交渉しますか?というのです。

このまま放置した場合の時効はどれくらいですか?と聞くと3年だということでした。
保険会社が対応する期限は,どれくらいですか?と聞くと,時効を迎える3年まで,責任をもって対応するということでした。損保会社に請求できる時効は2年だと聞いていたので意外でした。
もし時効ギリギリになって相手側が賠償請求をした場合,損保会社は,ちゃんと対応してくれるのかと聞くと,責任をもってちゃんとするということでした。

相手側は何十万円も関わってくるのに対して,当方は2万円程度しか関わってこないので,別に急ぐ必要も無いし,弁護士特約を無駄に使うのも馬鹿馬鹿しいので,損保会社と相談して,向こう側が何か言ってくるまで放置しておくことにしました。

2010年8月17日

家族が自動車接触事故を起こした際に加入していた東京海上日動火災保険の更新が10月になっているのですが,更新の案内が来て,更新料が大幅に値上げしてました。
家族の自動車接触事故は解決のめどがたっていなくて過失割合とか,賠償金を保険から支払うとか何も決まってないのに,等級だけ先に下げられるのが納得できません。

2010年9月9日

東京海上日動火災保険から電話がありました。前回担当者が変わったと聞いていましたが,以前の担当に戻っていました。
今回の事故について,相手側が法的措置はとらないと言っているし,交渉にも応じないので,一応,今回の件に関しては,保険を使わないということで手続きを閉めてもいいですかということでした。

保険を使わないということで手続きを閉めても,相手側がまた何か言い出したら,再開手続きをすれば再び保険会社が対応するということでした。
交渉を継続状態にするのと,一旦閉めた場合と,どういう違いがあるのかと聞くと,特に違いは無いけど当方の意思次第と言うのです。

イマイチ良く判らなかったので,いろいろと聞いてみました。
自動車保険の更新時期が近づいているので,その時の更新料に違いはあるのですかと聞くと,交渉を継続状態にしておくと,その年の事故について,保険を使って賠償金を支払ったとみなして更新にあたってランクが3つ下がり,一旦閉めた場合は,保険で賠償しなかったという扱いでランクが1つ上がると言うのです。
つまり,一旦閉めた場合は,保険料が安くなるということです。交通事故を起こして,損保会社に交渉してもらっても,実際に賠償費用について保険を使わなかった場合には,ランクは下がらないということでした。
それだけでも大きな違いなのに,どうしてちゃんと説明しないのかなあ?

ちなみに交渉を一旦閉めた場合と,交渉を継続状態にした場合で,保険料の差はどれくらいだと聞くと10%くらいの違いだということでした。でも,先日送られてきた更新の契約依頼書を見ると35%も上がってました。本当にいいかげなんことを言うので困ってしまいます。

そのほかに,前回聞いたときは相手側は過失が0%であると主張していたのですが,今回聞くと過失20%までは認めるけど,当方の謝罪を求めているということでした。そういう話は初耳だったのでびっくりしました。つまり向こう側の過失が20%と30%の差が埋まっていなくて交渉が進まないとでした。こういうことは大切なことなのに,どうして報告しないのかなあ?

相手側は,今回の事故に関して,保険会社との手続きを閉めてるのか,継続としているのかと聞くと,費用は自己負担で修理して,今回の事故も継続扱いでランクが3つ下がった状態で保険を更新したということでした。
ということは,今後,なんらかの要求をしてくることは確実です。

時効についても聞いてみたのですが,時効は事故発生から3年で,それは相手側から当方への請求についても,損保会社が対応する場合も時期の差が無く同一だということでした。
とりあえずは,相手側が新たな要求をしてきて,保険会社が時効で対応してもらえないという事態にはならないとの事です。本当かなあ?

まあ保険料は上がらないほうが良いので,交渉を一旦閉めて下さいとお願いしました。

2010年10月14日

自動車損害保険の更新の時期になったので,今回の事故では自動車損害保険を使わなかったという事で等級が1つアップした条件で更新しました。

2012年12月5日

2009年12月5日に起きた家族の自動車接触事故が3年経過したので時効になりました。結果的に損保の階級も下がらなかったし、費用の負担も無かったので良かったです。
自分の自動車の修理代の相手側過失分が入らなかったけど、わずかな金額なので問題ないです。