風呂場の脱衣場の壁紙の端が剥がれてきました。
この壁紙は防水で厚くて、捲れて完全に変形しているので難易度が高そうです。
しかも、高い位置にも剥がれている部位があるので工夫を要します。
とりあえずヨドバシ.comで、建築の友CR-01 [クロスのはがれ補修セット]715円を購入しました。
接着剤30g、ローラー、ハケのセットです。
壁紙が変形しているので、ずっと押し付けていないといけないです。
建築の友CR-01 [クロスのはがれ補修セット]の説明にはセロテープで固定するって記載されていたけど、セロテープくらいではとても固定できそうではありません。
100円ショップで25mm×25mm×450mmの桐の角材を購入しました。
軽くて平らなので使いやすそうです。
高い位置でも平行に均一に押し付けるために、桐の角材を400mmと50mmに切断しました。
ホームセンターで1930mm×45mm×18mmの赤松の板材302円を購入しました。
まず最初に、剥がれた壁紙の裏と下地を綺麗に拭きます。
接着剤がはみ出ても汚れないように、壁紙の周りをマスキングテープで保護します。
壁紙の剥がれた部分の下地に [クロスのはがれ補修セット]の接着剤を多めに注入します。
[クロスのはがれ補修セット]の接着剤は接着力が弱いので、少量は全然ダメです。
ローラーで何度も押し付けます。
接着する部分の壁紙の上に25mm×25mmの角材を押し付けマスキングテープで固定します。
25mm×25mmの角材の上から板をかぶせて圧力をかけたまま4時間程度固定させておきます。
何度か失敗して、接着剤を多めに使って4時間以上押し付け続けないと接着出来ない事がわかりました。
高い位置の壁紙の修復の場合は、実際に押し付ける400mm×25mm×25mmの他に下の方に50mm×25mm×25mmの角材をマスキングテープで固定します。
50mm×25mm×25mmの角材は、壁に対して平行に圧力をかけるためのものです。
2本の25mm×25mmの角材を均等に押し付けるように、1930mm×45mm×18mmの板材を押し付けてマスキングテープで固定します。
1930mm×45mm×18mmの板材の上から家にあった端材を立てかけ、修復の部位が平行に均等に加重されていることを確認して4時間以上待ちます。
1度に400mmしか補修できないので、はかどらないです。
4時間後に接着できたと思っていましたが、その後また捲れてしまう箇所が出てきました。
建築の友CR-01 [クロスのはがれ補修セット]の接着剤はダメです。
30gの接着剤では、すぐに無くなってしまうので、接着剤だけ追加で購入しました。
ホームセンターでアサヒペンのかべ紙用補修のり100g418円を購入しました。
ちなみにヨドバシ.comでは298円(送料無料)、Amazonでは262円(2000円購入で送料無料)なので、やっぱりネットが安いです。
アサヒペンのかべ紙用補修のり100gは、接着が良くて使いやすいです。
ただ、ノズルの先端が太いので接着剤を壁紙の隙間に注入するのが難しいです。
建築の友CR-01 [クロスのはがれ補修セット]のハケを利用して塗りました。
アサヒペンのかべ紙用補修のりは、建築の友CR-01 [クロスのはがれ補修セット]の接着剤よりは接着力が強いですが、4時間では完全には接着しません。
壁紙を接着した部分の黒ずみが気になったので、Temuで購入した4cm幅の3D自己粘着防水巾木壁紙ボーダーウォールステッカー230cm 248円×3個 744円を壁紙の上から貼りました。
通気窓の周りはTemuで購入した1cm幅の壁用の粘着ライナー 3m 449円×2個 898円 を貼りました。
壁紙が縮んだのか、境目の下地が露出して見苦しいので、マスキングテープを貼ってからジョイントコーク・Aでコーキングしました。
壁紙の境目に広範囲で少しだけ捲れてしまっていました。
たくさん捲れてしまっていると接着剤も挿入しやすいのですが、少しだけ剥がれていると隙間も狭く接着剤を入れにくいです。
いろいろ試行錯誤し、それなりに満足できる仕上がりにすることが出来るようになりました。
まず、ローラーで壁紙の反りを少しでも軽減します。
アサヒペンのかべ紙用補修のりを隙間全体に隙間を塞ぐように入れます。
ビニール手袋をしながらアサヒペンのかべ紙用補修のりを指で隙間にねじ込むように押し込みます。
ここでローラーを使うと接着剤がはみ出すぎるので使いません。
隙間からはみ出たのりは、ティッシュで拭き取ります。
隙間以外に漏れたのりを軽く拭き取ります。
養生テープで、捲れてしまった部分全体を固定します。
その上を、100円ショップで購入した板(組み合わせラック用補助パーツ2本組 素材MDF)をあて、あてた板を養生テープで固定して、その上から荷重をかけ、時間をかけて固定します。
MDFは変形しにくく軽いので当て板としては最適です。
4時間だと接着しきれないので10時間ほど固定しておきます。
10時間後にテープや板を全部外して、隙間1mm~2mmの間隔を除いて、マスキングテープを平行に貼り、ジョイントコーク・Aでコーキングします。
これが一番綺麗にできた方法です。
洗面台の窓の周りの壁紙が大きく剥がれ、ボロボロになっていました。
糊付けだけでは綺麗に修復できないので、ナイフで3cm幅の部分に切り目を入れて、壁紙を除去しました。
剥がれにくい部分は、水で濡らしてスクイーパーで剥がしました。
風呂場の脱衣場で使った3D自己粘着防水巾木壁紙ボーダーウォールステッカー230cm 248円(Temuで購入)を貼りました。
壁の内角になっている箇所の壁紙が破れていてシワシワになっている箇所があり、接着剤だけでは修繕できないので、幅1cmずつ(合計2cm)カッターで切れ目を入れ除去しました。
3.8cm幅3.2mのロールテープコーキングストリップ 268円(Temuで購入)を貼りました。
壁紙用接着剤を使い切ったので、コニシ ボンド壁クロス用60gを購入しました。
乾きが速いので接着が早いです。補修には最適のように思います。
最初から、これを使えば良かったです。
ただ、その分、板を上から押さえると板と壁紙がくっついて壁紙が破れるリスクもあります。
コニシ ボンド壁クロス用の場合、上から押さえた板は完全に乾いてくっつく前(1時間程度)に外したほうが良さそうです。
棚が倒れて穴が開いた襖も、壁クロスの接着剤とジョイントコーク・Aで補修しました。
トリムボーダー(壁紙シール)の剥がれも、コニシ ボンド壁クロス用で補修できました。
Temuで購入した5段ハンギングラック 110cm~310cm伸縮調節可(2309円)を使って、組み合わせラック用補助パーツ2本組 素材MDFを固定して接着しました。
とても良い感じでした。
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