2021年1月27日
競売物件を見ていいたら、津幡町の銀座商店街の物件が売却基準価額92万円の格安で掲載されていました。買受最低価額は736,000円です。
土地151.5㎡、建物が鉄骨3階建てで延べ面積232.56㎡、建蔽率80%容積率300%です。
築年月 1977年12月なので、めちゃくちゃ古いという訳ではありません。
バス停まで徒歩1分でかつては津幡町で最も栄えていた銀座商店街に位置していて、便利な立地です。以前は薬屋さんだったようです。但しシャッター商店街なので商業地としての価値は無いと思われます。
1階がお店と事務所で2階と3階が住居になっていて間取りを見ると住みやすそうな感じです。
トイレは和式との事です
裏側の商店街専用駐車場の1部も敷地になっているので複数の駐車が可能のようです。
空き家になっているので、立ち退きなどのリスクはありません。
路線価35Eなので515万円の土地です。
こんな物件が、どうして格安かと言うと、アスベストが使われているということと、隣地との境界線についての問題がある(建物の基礎が燐家の土地上にあると主張されている)からという事のようです。解体するのは高額になるので安く設定してあるようです。
最終的にいくらで落札されるのか興味深いです。
入札期間2021/02/17 ~ 2021/02/24で開札は2021/03/03です。
金沢地方裁判所本庁令和02年(ケ)第55号
2021年1月29日
現場を見てきました。
燐家との境界塀での問題は、たいした問題では無いようです。
確かに境界塀は建物にほぼくっついていましたが、それだから将来的に大きな支障があると言う訳でもなさそうです。
正面側から見ると建物の傷みは気づきませんでしたが、裏から見ると劣化が見られました。
裏に、外から直接2階の住居部分に行ける鉄製の階段がありますが、劣化が酷くて使えそうも無いようです。
裏の駐車場は、商店街専用駐車場の一番奥に位置していますが、それほど不便ではなさそうです。
ただ、後ろの駐車場に建物が建つと、駐車場へは入れなくなります。
2021年3月3日
入札者8人、落札は個人で2,561,200円でした。
コメントする