2019年6月7日
ジモティにマンション ヴィラ千里浜ガーデンが30万円で出品されていました。
老後に住み予定で購入したけど、2年後に解体するという話が出たので引っ越しして売りに出したという事です。
解体予定は2年後なので2年間は住めるという事ですが、解体反対意見が多く、解体の話は進んでいないということです。
解体になった場合は、解体費用が60万円程かかるそうです。
2DK、8畳1室、6畳2室、キッチン・トイレ付で、駐車場が無料で、共益費・修繕費13400円/月だそうです。
お風呂はなさそうですが300m離れて銭湯があります。
ネットで調べると築1977年7月で13階地下1階建で総戸数164戸になっています。
事務手数料は出品者が負担だそうです。
最初、個人売りで考えていたそうですが、問い合わせが多かったので不動産屋を間に入れることにしたそうです。
仲介手数料は出品者が負担するそうです。30万円だと不動産屋の仲介料は最大30000円。引き受けてもらえるんだろうか?
今年の固定資産税は支払い済みとの事です。
なんかマンションの将来の末路が見えますね。取り壊しは4/5の賛成がないとできないので、反対意見が多いと絶対に実現しません。
場所が良ければ、建替えという選択もあるかもしれないけど、あの場所では大金を負担して建て替えは難しいと思います。
でも築42年で、なんで解体なんでしょうね?
千里浜カントリークラブの一角みたいな場所だけど、今更ゴルフ場の整備は考えにくいし・・・・
2019年6月30日
25万円に値下げしていました。
2022年2月13日
あれから2年たったのに解体されていないし、どうなったのかなあと不思議に思っていたのですが、『週刊SPA!』の記事を見つけました。
石川県・能登のヴィラ千里浜ガーデンの管理組合理事・加藤澄男さん(76歳)はこう憤る。 「日本海からの塩害で建物の傷みが激しいうえに、築44年で耐震基準を満たしておらず、県からは『補強による対処は困難』と診断され、マンションを建設した川田工業から解体するよう助言されました」 「川田工業は全164戸のうち80戸を所有しており、管理組合は協調して解体の準備を進めていたが、突然、同社は80戸を不動産会社のS'PLANNER'S(以降、S社)にわずか1円で売却したのです。そして、S社はほどなくして宅建業を廃業し、大阪市内の男に会社ごとマンションを譲渡していた」
「さらに奇妙なことに、マンションを売った側の川田工業が、1円で買ったS社に『補償金』と称して1億円を支払っていたことがわかったのです。川田工業が住戸を手離せば、1億円超といわれる解体費の応分負担や、管理費の支払いを免れることができるので1円でも売れれば厄介払いができると踏んだのでしょう。S社に支払った1億円は厄介払い料と見ています。 ただ、今もマンションを所有している私たちにとっては、このままでは解体することもできません......。建物の傷みが激しいので、地震でも起きたら周辺は大変なことになりかねず心配です......」
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