「アパート一棟、買いなさい 石原博光著」を読みました。
買っていけないボロ物件
・軟弱地盤で傾いた建物 水準器での確認は必須
・地下水脈の上や雨の貯まりやすい土地で、湿気が多い
・山や谷の多い土地の擁壁
値段の交渉は、最初は駅から遠いとか日当たりが悪いとか家主の努力ではどうにもできない弱点から指摘し、その後にリフォームの予定額を基に価格交渉
最初の値引き交渉は買付証明書を入れる時。その後はシロアリや金融機関の評価などを基に値引き交渉できる場合もあり。
購入を決意する前にリフォーム業者と下見して値引き交渉の説得材料になる。
賃貸物件には入居者の火災保険の他に、オーナーも住宅総合保険に入っている場合が多い。落雷・風災・雪災・水漏れ・盗難・車の当て逃げ・放火・もらい火などの対策。
管理会社は遠距離は避けた方が無難
大がかりなリフォームは賃料の15か月分が上限
リフォームは途中で見に行く事(差し入れという名目が自然)が重要。工事途中で、業者のいる前での写真撮影も有効。
仲介者による紹介で入居者が決まった場合、広告費名目で家賃1か月分を提供するのは有効(不動産屋に限らず、職人さんや入居者も含めて)。礼金目当ての偽の入居者の紹介を防ぐため、支払は3カ月後に。
不動産担当者に個人的に報奨金を渡すのは効果的(2~3万円程度)。
生活保護者の住居費は5万円が上限。生活保護者でも家賃保証会社への加入が可能な場合がある。
賃貸不動産の支出
固定資産税・都市計画税・不動産屋への仲介手数料や広告費・原状回復を含めた修理費やリフォーム費・大規模修繕費(屋根、外壁、給排水管やガス管、機械類)・給排水設備・電気設備・ガス設備の工事・火災保険料・地震保険料・定期清掃費・住宅用火災警報器・消防設備や消化器の詰め替え・浄化槽のメンテナンス・植栽の剪定費・除草剤の散布費・ゴミステーションのメンテナンス費・防火設備のメンテナンス費・自治会費
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