交通事故被害における賠償請求

家族が交通事故の被害や加害の立場になった時に、損保会社と交渉した事を記録しています。

家族が駐車場から自動車に逆突

2022年3月11日

家族が、夜に駐車場からバックで出る時に不注意で赤信号待ちの自動車に逆突事故を起こしました。
損保会社の JA共済に電話したらALSOKが来て、事故の写真を撮って現場を確認していきました。
警察の実況見分もすませました。
当方の100%過失は明らかです。

2022年3月12日

損保会社に賠償金を負担させると等級が下がるので、結果的に損する場合もあるので、賠償金が低い場合は、自分で支払った方が得な場合もあります。
今回は物損事故なので、自分で支払った方がお得な可能性もあるので対応が難しいです。

問題が発生しました。
JA共済は基本的に土日は対応できないのです。それで相手方の代車の手配ができないと言うのです。
JA共済の言い分は、過失割合がはっきりしないので、代車の料金の負担をどちらがどうするかが明確ではなく、代車の手配ができないと言うのです。
JA共済がこういう態度なので、修理を行うディーラーも代車の手配が出来ないと言うのです。
ディーラーとすれば加害者の過失が100%なら代車はレンタカーを使うし、そうでないなら自社の代車を出すという事なんだと思います。
ちなみに被害者の自動車は運転できるけど、ドアの開閉がスムーズでなく、運転時に音もするようです。

JA共済に、こちらが100%過失だと言っているので、被害者の人に迷惑をかけないように最大限の配慮をして欲しいと頼むと、担当者が月曜にならないと出社しないので対応はできないと言うのです。

もし今すぐに被害者に代車を用意する場合には、JA共済では費用を負担できないから、費用は自分で負担してくださいと言うのです。
JA共済に、被害者の人に迷惑をかけるのはおかしいのではないかと指摘すると、JA共済から被害者に電話で説明する事は可能だけど、その事で被害者の人を立腹させる可能性はあるけど、その責任までは負えないと言うのです。
JA共済は被害者に優しい良い損保会社だとは思いますが、土日曜日に対応できないというのは困りものです。

それで被疑者の人に自分で電話して、謝罪したうえで、修理費と代車の費用が10万円程度なら自分で費用を支払うので修理費の見積を頼めないかとお願いしました。
被害者の人も話が分かる人だったので、さっそくディーラーに修理見積をしてもらう事になりました。

2022年3月15日

被害者の自動車が、ディーラーに入庫したそうです。
修理すると20万円以上かかるそうで、それに加えてレンタカー代もかかるそうです。
JA共済は当方の過失100%を認めたそうです。
被害者の自動車は10年乗ったもので、査定が10万円なので、通常は10万円しか賠償しないそうです。
ただ被害者が、どうしても修理して欲しいと主張しているとの事です。
こういう場合は示談にならない可能性もあるようです。
今回、入っていた損害保険が査定以上の額も賠償する特約がついていたので、被害者の希望通りの修理に対応するとの事です。
このあたりはJA共済は被害者に優しいです。
他の民間の損保会社だと、10万円しか賠償しないと突っぱねるのだと思います。
すべての示談交渉をJA共済に任せる旨、伝えました。

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