交通事故被害における賠償請求

家族が交通事故の被害や加害の立場になった時に、損保会社と交渉した事を記録しています。

第一生命の学資保険の補償

2006年8月30日

2006年7月28日に家族が自転車に乗っていて交通事故にあったのですが、第一生命の学資保険に加入してたので、必要書類について問いあわせをしておきました。

第一生命の学資保険は保険と積み立てと併用のようなシステムで契約者(母親か父親のどちらかを指定)が死亡した場合や重度の障害を受けた場合と、対象の子供が入院、手術をしたり死亡した場合や重度の障害を受けた場合の保険金の支払い、小学校、中学校、高校、大学進学時に学資金が支払われるというものです。
でも毎年の積立金が高い(1万円)にもかかわらず、最終的に支払われる学資金も、積み立てた金額よりも安く(返戻率は約88%)、入院時の保険金も4日間を越えた入院分しか支払われないし、支払われる保険金も1日3千円と安いので全く割に合わない保険です。
まあ、親が死亡したときには保険料の払込が免除されて、子供への給付金の支給は続くという長所はありますけど。

第一生命に必要な書類を聞いたら、事故証明書の原本と、診断書の原本、それに事故状況報告兼事故証明書が必要ということでした。

第一生命が言うには、診断書について、第一生命と石川県立中央病院が提携してるので病院の受付に申し込んだら、すぐに発行できるということでした。

それで、妻が、家族の学校へ同行するために仕事を休んだついでに石川県立中央病院の受付に第一生命に出すための診断書を申し込みに行きました。

事故証明書については、警察でも発行できると第一生命が言っていたので調書作成のため石川県警東署に行くついでに貰ってくることにしました。

2006年9月1日

昨日、石川県立中央病院の受付で第一生命に出す診断書を申し込んだんですが、別の診断書を渡されたので、再び病院の受付に申し込んだのですが、どんな診断書を出せば良いか判らないと言うのです。

第一生命に確認し、医事課の人に、直接話をしてもらいました。

第一生命がいうには石川県立中央病院がは受付に申し込んだら、すぐに診断書を発行できるということでしたが、実際は、主治医に書いてもらわないといけないということでした。

主治医に診断書を書いてもらうのには3週間以上かかるので、以前第一生命が病院の請求書でも大丈夫だと聞いていたので、請求明細書(レセプト)を発行してくれるように頼んだら、事務所のほうから医事課の人が出てきて、請求明細書を患者に提出することは過去に例がないというのです。

自賠責の本にも、請求明細書を発行してもらうっていう記述があったし、今年から患者の求めがあれば請求明細書を出さなければいけないっていう制度に変わって、開業医の医院でも有料で請求明細書を出しているはずなのにおかしいなと思って、再び第一生命に電話しました。

そしたら入院14日以内の場合は請求書でも良いけど、15日の場合は医師の診断書が必要だというのです。

どちらにせよ、請求明細書では今回の場合は役に立たないということなので、断念して、医事課の人に診断書はやっぱり3週間かかるのですかって聞いたら、場合によっては1ヶ月以上かかると言うのです。

第一生命に診断書は1ヶ月以上かかる可能性もあるので、県民共済へ提出する診断書のコピーではだめですかと相談したら、コピーを送るのはダメだけど、県民共済の診断書に必要事項が記入してあるようなら、県民共済の診断書の原本を第一生命に送って、第一生命の本社で確認のうえコピーして、原本を送り返してくれるということになりました。

免許センターで発行してもらえる事故証明書(600円)も原本を送ってコピーして送り返してもらうことにしました。

ちなみに診断書の発行には3500円かかります。

2006年9月4日

第一生命に提出する書類がそろったので、必要事項を記入して、第一生命に連絡しました。

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2009年3月21日

家族が自転車に乗っていて自動車事故に遭いました。

2009年3月28日

今回の事故の生命保険について調べてみました。

第一生命学資保険
  入院4日間を越えた入院分だけ支給  入院1日に3000円
  事故証明書の原本と、診断書の原本、それに事故状況報告兼事故証明書
  返却は可能
  県民共済の診断書に必要事項が記入してあるようなら、県民共済の診断書の原本を
  第一生命に送って、第一生命の本社で確認のうえコピーして、原本を送り返す事は可能

2009年4月13日

県民共済所定の診断書は、前回は第一生命にも使えた(最初に第一生命に原本を送って、第一生命でコピーしたうえ返却してもう)ので、石川県立中央病院の診断書が来てから、第一生命の手続きをして、その後に県民共済の手続きをするという手順で申請する事にしました。

第一生命は入院の日数だけが給付の対象で、県民共済は入院・通院の両方が対象なので、どちらにせよ第一生命の手続きが先になるのです。

2009年5月11日

学資保険の第一生命にも,事故があったことを連絡しました。手続きは退院してからですが,書類は送るということでした。

2009年5月29日

家族が退院したので第一生命の学資保険の書類を揃えました。新たに診断書とかを入手すると経費がかかるので,第一生命に,代わりになりそうな書類を提出するので,それで対応可能か検討して欲しいと問い合わせして書類を提出しました。

本来必要な書類は,給付金請求書(自分で記入),第一生命所定の治療内容報告書(自分で記入),手術費用領収書の写し(交通事故加害者の保険会社が支払ったので入手不能),手術同意書または手術計画書の写し,第一生命所定の事故状況報告書兼事故証明書(自分で記入),交通事故証明書(原本),総合医療証明書(診断書)です。

給付金請求書,第一生命所定の治療内容報告書,第一生命所定の事故状況報告書兼事故証明書は自分で記入できるので全く問題なかったです。

手術同意書または手術計画書の写しは手術同意書に医師の捺印が無かったので,捺印の無い手術同意書と,手術をした病院に発行してもらった県民共済の診断書(入通院証明書)の原本を提出しました。県民共済の診断書(入通院証明書)の原本は手術費用領収書の写し(交通事故加害者の保険会社が支払ったので入手不能)の替わりという意味合いもあると思います。

自動車安全運転センター発行の交通事故証明書は原本を提出しました。

総合医療証明書(診断書)は2軒目の病院に記入してもらうということでしたが,経費節約のため,手術をして入院した最初の病院の県民共済の診断書(入通院証明書)の原本と,2軒目の病院の退院証明書の原本,入院診療計画書の原本を提出しました。

原本は第一生命本社で確認しコピーして返却してくれるように依頼しました。

必要な情報はこれらの書類ですべて記入されているので,問題ないと思いますがなんとも言えません。

2009年6月11日

第一生命の学資保険の請求書類について,あれだけの書類を提出したのに,転院先の病院の入院診断書を提出するように言われました。
怪我の診断書や入院期間を証明する書類や,手術の内容の書類などを揃えたのに,どうなってるんでしょうね。
診断書1通とるのに5000円程度かかるのに,それは請求側が負担しなくてはいけないってことを,どう考えているのかと思います。入院1日で3000円しか支給されなくて,しかも最初の入院4日間を越えた分だけしか支給されないのに,5000円もする診断書を求めるなんて,ユーザー軽視も甚だしいと思う。
第一生命はもう絶対に利用しないと心に決めました。
だいたい学資保険なのに支払ったお金の全額より,総給付金が安くて,しかも22歳にならないと支給されないなんて,学資保険の意味が全くないです。

2009年6月19日

痛みが後遺症の対象だとは全く考えてなかったので何も調べていなかったのですが,第一生命の学資保険について調べてみました。

第一生命の学資保険は不慮の事故により所定の身体障害状況になったとき,1級(百万円)から6級(十万円)ということです。

2009年7月14日

第一生命から、最初に入院した病院の、給付手続きだけ先に済ませたいということで、了解しました。わずかな金額なので、全部終わってから一緒にと思っていたのですが、どうしてもと言うので。
最初の病院は入院8日で、最初の4日間は給付適応外なので1日3000円で12000円ということでした。
今回の手術は第一生命の給付規定から外れているということで給付されませんでした。

2009年10月1日

今日,第一生命の学資保険の請求手続きをしました。
朝,診断書が出来た旨電話したら,手続きに来てくれました。
診断書は県民共済の所定の形式の診断書なので,確認してコピーしたら返却してくれるよう依頼しました

2009年10月2日

第一生命から診断書が戻ってきたので県民共済の申請書を送りました。

2009年10月5日

第一生命からは入金がありました。
第一生命は入院1日3千円なので結構な額になっていました。
お金は全額,家族に渡しました。
そのかわり,無職とはいえ,もう社会人なので経済的には独立させようという方針です。

2010年12月3日

今回,自賠責で後遺症の認定がされたということで,第一生命の学資保険と県民共済の総合保障2型について,給付対象であるか問い合わせしました。

第一生命は怪我をして180日以内に後遺症認定されないとダメだとか,一生の生活に大きな支障があるかどうかによって決まるので,医師に確認して欲しいと言われました。問い合わせの内容を言うので,メモして医師に聞いて欲しいというのです。その内容が,難しい漢字がいっぱいあって長文なので,メモできないのでFAXか書面で送って欲しいというと,それは出来ないと言うのです。
結局,金沢支店から内容を記入したものを担当者が届けるということでした。
第一生命って,本当に気分悪い保険会社です。

2010年12月6日

今日,第一生命から電話があって,後遺症の給付について,医師に確認が必要な件については,本社カスタマーからコピーを送るので1週間から10日かかるということです。
営業所のほうから,どうせ給付対象で無いとわかっている事について,その事を説明しずらいため,かかわりたくないとでも言われたのではないかなと思います

2010年12月10日

第一生命から後遺症認定についての冊子が送られてきました。3箇所にマーカーがしてあって,その条件に該当するか医師に聞いて欲しいというのです。
その内容はあまりにも壁が高くて聞くだけ無駄と言う感じです。
担当者が,直接連絡するのを嫌がるはずです。

もう一生,第一生命に関する物は利用しません。

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