地震の影響で、去年大金を支払って工事したばかりの外壁塗装にひびや亀裂が入りました。
当初は業者に頼むつもりだったけど、それほど作業に危険な箇所も無いし、タイルやコンクリートの修復で多少の自信がついたのでDIYでやってみることにしました。
建物自体が古いし、いつまで住むかもわからないので、失敗してもいいやって感じです。
今回のは地震が原因なので、構造クラックというものだそうです。
作業の手順として
汚れをとる(水で洗浄)
乾燥
養生する
ボンドシールプライマー#7N 100g を塗る 購入価格769円
乾燥後8時間の間にシーリング材を塗り込む
今回は変成シリコンシール(MSコーク)333mlニューアンバー色(購入価格846円)を使います。
ヘラで平らになるようならす
7日以内に塗装する 水性スーパーコート(高性能シリコンアクリル樹脂塗料)200cc
ラフィネオレンジ色 購入価格1077円、赤さび色 購入価格1077円
塗装は、ぴったりの色が無かったので2色を混ぜて使う事にしました。
2024年5月18日
地震直後に保険会社とともに確認した時と比べて、亀裂が大きくなっていてびっくりしました。
とりあえず、亀裂が大きい部分だけ先に試してみる事にしました。
亀裂が大きい部位は、地面に近くて塀に隠れて目立たないので、試してみるにはちょうど良いです。
洗浄は、マキタのバッテリーが使えてバケツの水で給水できる高圧洗浄機を使いました。
高圧洗浄機は持っていたのですが、電源と水道設備が無いと使えない高圧洗浄機だと届かない場所が多いので、マキタの充電池が使えてバケツの水で給水できる高圧洗浄機3390円をラクマで楽天のポイントを使って購入したのです。
噴出穴が1個の点になっているノズルと、噴出穴が線になっているノズルの2種類ありました。
マキタのバッテリーは濡れに弱いので、バッテリー部をビニール袋に包んで使いました。
ノズルは噴出穴が線になって広がるのを使いました。
汚れがそれほど酷くないので、あっという間に終わりました。
1時間ほどして乾燥してから、塗装用のマスキングテープを亀裂の箇所近くに貼りました。
ボンドシールプライマー#7Nを塗装用の筆で塗り込みました。
たっぷり塗ったつもりですが、なかなか亀裂の奥のほうまでは流れ込んでいきません。仕方ないです。
2時間ほどして、コーキングガンに変成シリコンシール(MSコーク)ニューアンバー色を装着して、塗り込みました。
濃い茶色のゲルでした。
色はステンカラーのほうが向いていたかもしれません。
ボンドシールプライマー#7Nを塗った部分は、変成シリコンシール(MSコーク)がくっつきやすいです。
変成シリコンシール(MSコーク)は亀裂部分をカバーするためのものなので、ボンドシールプライマー#7Nは亀裂の奥まで入らなくても大丈夫のようです。
変成シリコンシール(MSコーク)を亀裂に沿って出して、ヘラなどで平らにしました。
変成シリコンシール(MSコーク)を塗った後、春・夏季・秋季は1日後、冬季は4日後から、いずれも7日以内を目安として塗装しないといけないようなので、24時間以上たってから塗装する事にしました。
水性スーパーコート(高性能シリコンアクリル樹脂塗料)のラフィネオレンジ色と赤さび色を混ぜて、壁の色に合わせました。
場所によって色が変わらないように、1度にたくさん混合しました。
なんとか、壁の色に近い色ができたので、ハケで塗りました。
塗料が垂れないように刷毛の部分を上側にして塗りました。
垂れても大丈夫なように、段ボールで養生しました。
色の違和感無く塗れました。
角の方で内部のセメント部分が脱落して中空になっている箇所もあったので、
サンホーム「ひび割くぼみ補修材 灰400g KMP71」を埋め込んでから塗装しました。
念のため2度塗りをしました。
2度塗りは1時間以上間隔をあけないといけません。
梯子が必要な高所は、日を改めて作業しようと思います。
怖いけど、細いヒビなので作業としては簡単です。
2024年5月21日
今日はベランダ周りの外壁の塗装をしました。
よく見ると、思ったより多くの箇所にヒビがありました。
2024年5月24日
2mの脚立を使って、外壁の高い位置のヒビの補修をしました。
脚立の一番上に乗って作業するのは怖いので、窓からロープをたらして、片手でロープを持ちながら作業しました。
ロープは階段の手すりに登山結びしました。
当然ヘルメットもしました。
高所恐怖症なのですが、ロープを持っていると意外に怖くなかったです。
2024年5月25日
脚立を使っても届かない箇所に目立つ亀裂がありました。
その場所は、2階と3階のあいだで、ロープを使えそうもない場所です。
かなり難易度が高いです。
Temuで伸縮式のアングルペイントエクステンダーを購入しました。伸縮性アームと刷毛のホルダーのセットで2131円でした。
最長1mのアームの先に、刷毛やローラーを好みの角度で把持出来ます。
ただ、把持出来る刷毛の把柄の形状と寸法が、かなり限定されます。
伸縮式のアームが軽いので操作性には優れています。
ほとんどの亀裂は、伸縮式のアングルペイントエクステンダーを使えば、ベランダから届きそうな感じです。
それとメルカリでベランダに掛ける事が出来る2階用(3m90cm)の避難用はしごを購入しました。
6390円でクーポン(購入後に最高500ポイントバック)が使えました。実質的に5890円です。
ジモティで、たまたま高所作業用ベルトが出品されたので購入しました。
1000円でした。
避難用はしごの固定金具にロープを繋いで使おうと思います。
梯子と避難用はしごと高所作業用ベルトがあれば安心して作業できそうです。
2024年5月29日
外壁の亀裂やひびは狭いので、小さい刷毛が使いやすいのですが、小さい刷毛はTemuで購入した伸縮式のアングルペイントエクステンダーでは把持出来ないです。
それで、小さい刷毛を把持出来るように改造しました。
100円ショップで購入した板(組み合わせラック用補助パーツ2本組 素材MDF)を使って、把持出来る把柄を作って、小さい刷毛をネジ止めしました。
MDFは細工がしやすくて軽いので便利です。
2024年6月1日
道具が揃ったので、いよいよ最後の箇所の外壁塗装をすることにしました。
伸縮式のアングルペイントエクステンダーで接続する把柄を長めに作る事によって、すべての箇所に届くようになりました。
最初は把柄と刷毛を木ネジで固定してたのですが、いろんな刷毛を接続できるように、把柄と刷毛に2か所ずつ穴をあけボルトとナットで固定する事にしました。
伸縮式のアングルペイントエクステンダーでやっと届く箇所ではコーキングガンを使えないので、変成シリコンシール(MSコーク)を100円ショップで購入したヘラにのせて外壁に塗り込みました。
コーキングガンを使って亀裂部に直接塗り込むより、ヘラにのせて塗り込んだ方が綺麗にコーキングできるような気がします。
なんとか、伸縮式のアングルペイントエクステンダーで残りすべての亀裂のコーキング(変成シリコンシールMSコーク)を完了できました。
避難用梯子と高所作業用ベルトは使わなくてもすみそうです。
建物の関係で、避難用梯子を使えるところが必ずしも作業がしやすい場所ではなかったので良かったです。
2024年6月2日
外壁塗装が完全に終了しました。
自分で絶対にできないと思ってたけど、やってみると、なんとかなるものです。
刷毛は、かなり長めの把柄を作って使いました。
2024年6月8日
ペンキは2回に分けて調合したのですが、2回目に調合したペンキの色が、乾燥してから見ると違和感があったので、再び色を調合して塗り直しました。
外壁塗装の基本は本来は3度塗りのようなので、重ね塗りしたほうが良いのは間違いないです。
違和感が無くなりました。
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