2019年1月27日
HOME'Sに岸川町の120万円の物件が掲載されていました。今日(2019/01/27)登録になっています。
築46年で画像を見た限り綺麗な建物です。現在居住中なので、建物は極端には傷んでいないと思われます。
角地の土地約100㎡で駐車2台分あって1台分は屋根付きです。
安い物件として定番の、斜面を造成した団地です。
住宅地図で住所を確認したのですが、その住所の住宅が存在してませんでした。
このあたりは地番の付け方が変側的で、番号が飛び飛びなんです。昔からある建物なので住所が存在しないはずは無いので、住所が不正確に掲載されているのかもしれません。
金沢市の路線価の掲載外の地域なので土地の価格も不明です。
市街化調整区域・土砂災害警戒区域(イエローゾーン)(レッドゾーン) ・ 離隔指導の可能性あり ・西側越境あり ということのようです。かなり制約が多いです。
市街化調整区域というのは、住宅を建ててほしくない地域という事なので、将来的に住環境が整備される可能性は低く、再建築不可の可能性もあります。造成団地で市街化調整区域の場合があるって初めて知りました。
画像を見る限り、崖の下でもなくて、崖の上でもないです。道路を挟んだ斜面が下の方が1.5m程度の石垣があって、その上が山を削った跡の断面になっています。この断面が崩れる恐れあるという事なんだと思います。
西側越境は駐車場の壁面だと思いますが、斜面で補強のため、かなり頑丈な壁になっているので簡単に解決する問題ではありません。
普通は、がけ崩れがありそうな場所に住みたくないと思うので、貸家にする場合は、入居者を探すのに苦労しそうで、賃貸料をかなり安くしないといけないと思われます。
道がどれほどの傾斜か現場を見てこようかなと思います。
駐車場の形が特徴的なので、すぐに場所はわかると思います。
2019年1月28日
岸川町の120万円の物件を見てきました。
斜面を造成した団地で、坂はありますが、それほど急勾配ではなく、それなりに広い道路です。
どうしても冬が心配ならば、平地に空き地が多いので平地に駐車場を借りるという選択もあると思います。
ただ、坂の途中に「なだれ注意」や「熊が出没します」の看板がありました。
住所は、住宅地図が正しく、HOME'Sで掲載されていた住所が間違っていました。意図的に違った住所を掲載したんじゃないかと思います。
崖については、道路を隔てていますし、それほど高くなく石垣の上も補強されているので、危険度は大きくないと感じました。
建物は、基礎も含めて、それほど傷んでいないようですが、屋根のひさしの裏の板がかなり傷んでいたので、雨漏りはあるのかもしれません。
賃貸用という意味では、リスクがありますが、賃貸住宅に住んでいる人なら、この物件を購入して、現在支払っている家賃分を貯めといて、将来的に別の地域で戸建てを購入するという選択はありだと思います。
金沢駅から自動車で30分以内で、駐車場が2台分あり、それほど傷んでない戸建てが120万円というのは魅力です。
2019年1月29日
岸川町の120万円の物件がSUUMO、athome、不動産ジャパン、ハートマークサイトにも掲載されていました。
2019年3月9日
岸川町の120万円の物件は売れたようです。
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